丹沢大山/日向薬師より
- GPS
- 04:52
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,200m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
関東ふれあいの道の登山口は日向ふれあい学習センターの手前、左側(昭文社山と高原地図ではセンターの先になっている)。標高700m付近の地蔵像までジグザグの急登、その先の見晴台前後は文字通り見晴らしの良い尾根で、標高900m付近から再び階段の混じる急登となる。 よく整備された道だが、雪解けの泥道に悩まされた。杖は必携。注意喚起がないのか、ケーブル利用の観光客も数多く登ってきて往生していた。 所用で急いだため見晴台からの下りは半ば駆け足のタイム。登山口のすぐ下に“日帰り温泉”をうたう「クアハウス山小屋」があったが、またの機会にした。 |
写真
感想
【独り言】
土曜が晴れ、日曜曇りの天気予報。土曜は送別会翌日であり、今週も山はムリかと思ったのが、その土曜になると日曜が晴れのち曇りの予報に。夜に急遽思いついて行き先を決めた。県知事選投票で出発がやや遅くなること、お袋の見舞いに寄られることから、行き先は又も大山とした。
7時過ぎにリュックを背負って知事選投票を済まし、電車を乗り継いで小田急の伊勢原駅北口へ。タッチの差でバスを一本逃し、日向薬師バス停到着は10時を過ぎていた。トレイルランの人の背中を見送りつつ、自分も登山口へ急ぐ。桃の花?咲く浄発願寺の三重塔を過ぎると、石雲寺付近では五分咲の桜に出会った。今年は記録的に開花が早いと言われたが、寒の戻りでまだあまり咲いていない。ここの桜は種類でも違うのだろうか?
勾配を増した杉木立の中を行くと、日向ふれあい学習センターらしい建物が丘の上に見えた。山と高原地図では、その先に関東ふれあいの道の入り口があるはずだが、手前の沢のほとりに標柱が立っている。居合わせたハイカーに聴いて確認し、地図の間違いという理解で先に進んだ。間もなく道は沢を渡り、ジグザグの急坂を経てセンター裏の林道に出た。
林道を渡り、さらに勾配を増したつづら折れを登る。このところ季節外れの寒の戻りで、きょうも予想最高気温は11〜12度であり、寒さに備えて着込んできたが、既に車道歩きの半ばで半袖防寒着とレインコートを脱ぎ、いつものシャツ一枚で歩いている。
標高750m付近で地蔵が見え、尾根にたどり着いた。鹿よけネット越しに左に相模湾の絶景が広がり、間もなく伐採地から下社のケーブル駅と山頂がいっぺんに見渡せた。さらにひと登りで二重滝分岐点にある休憩所。親父から早めに見舞いに来てほしい旨の連絡が入り、昼食のハイカーたちを横目に先を急ぐ。
標高900m付近から道は再び傾斜を増し、階段が目立ちだす。やがて道がぬかるみ始めた。電車からちらりと見えた丹沢山方面は白い雪が目立っており、こちらも霜というより残雪が解けた水のようだ。そんな悪い足場を中高年の団体登山客と、軽装の若者グループや親子連れが降りてくる。ジーンズの裾や運動靴は既にどろどろになっていた。1200m付近ではついに周囲に残雪が現れ、唐沢峠方面の分岐に到着。ますます増えるケーブル利用らしい観光客とすれ違いながら、薄日さす山頂についた。二列縦隊で点呼を取る老人登山グループの出発を見送り、45分の昼食休憩を取った。
帰りは表参道を下る。午後になっても、付近の木陰にわずか残る圧雪路を通って登ってくる観光客〜にわか登山者が絶えない。結構若いカップルや家族連れも多いが、気の毒に足元がドロドロという人も目立つ。地図も持たず、状況も分からず登り始めた人も多いようだ。名札をつけた普段着の若い女性中心の大グループとすれ違い、聴いてみると企業の新入社員研修の一環とのことだった。何の会社かは聞きそびれた。
ゴツゴツした石の連続する表参道は思ったほどペースが延びず、下社に着いたのは午後2時。ケーブルを使うか迷ったが初志貫徹で行くことにきめ、二重滝へと向かう。思ったよりささやかな滝を見て見晴台から朝のルートに合流し、以後はどんどんペースを上げた。地蔵の前で山慣れた風情の3人組を抜くと、「お、特急だねえ、特急」という声援?を受けた。急なジグザグは半ば走り下り、登山口からバス停へと急ぐ。結局、下社からのモデルタイム1時間55分のところを1時間強で歩き通した。あすはかなりの筋肉痛を覚悟する必要がありそうだ。
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