【長崎市内坂路散策】鍋冠山〜稲佐山〜権現岩〜長崎県護国神社〜平和祈念公園・浦上天主堂【己23.1】

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 19.5km
• 登り: 702m
• 下り: 693m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:37

8:05 長崎新地中華街
8:10 8:10 唐人屋敷跡
8:42 8:47 鍋冠山
9:01 9:01 大浦天主堂
9:34 9:34 長崎県庁
10:23 10:23 中腹
10:33 10:50 稲佐山
11:01 11:02 中腹
11:24 11:38 権現岩
11:51 11:52 ドンク岩
12:15 12:21 長崎県護国神社
12:35 12:38 平和祈念象
12:47 12:54 浦上天主堂
13:05 13:08 原爆落下中心地
13:42 長崎駅

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

坂はほぼほぼ階段。権現岩は一転して市街の裏山とは言えない程ハード。

写真

10/24 8:05

長崎新地中華街を出発。

10/24 8:10

唐人屋敷通り

10/24 8:14

本格的な坂道巡りに入る。

10/24 8:17

海星学園。キリスト教系の学校が多いのも土地柄か。

10/24 8:19

坂の街に密集して軒を連ねる家々。

10/24 8:23

石橋駅

10/24 8:25

相生地獄坂。白く塗ってあるのは、暗い時でも段差がわかるようにという配慮だろう。

10/24 8:32

グラバー園

10/24 8:39

鍋冠山の柱状節理

10/24 8:45

鍋冠山公園展望台から軍艦島（端島）

10/24 8:45

三菱重工業長崎造船所

10/24 8:46

港を取り巻く長崎市街

10/24 8:47

長崎市街山側

10/24 8:57

祈念坂

10/24 9:00

大浦天主堂

10/24 9:09

これに乗れば軍艦島周遊ができる。

10/24 9:09

長崎の市電

10/24 9:13

長崎水辺の森公園に入る。

10/24 9:13

女神大橋を望む。

10/24 9:34

長崎県庁

10/24 9:43

対岸に渡って、今度は稲佐山へ。

10/24 9:53

一応スロープがあるが、二輪車で暮らすのもかなり大変だと思う。

10/24 9:59

坂の街には猫が多い。皆、野良だろうか。

10/24 10:07

稲佐山登山道路

10/24 10:08

道路のカーブの辺りが展望抜群。

10/24 10:23

中腹に到達。ここには無料の大駐車場がある。山頂最寄りの駐車場は有料。

10/24 10:28

稲佐山スロープカーの軌道の下を詰めていく。

10/24 10:33

稲佐山三角点

10/24 10:34

山頂にある展望台

10/24 10:36

展望台から市街北側。大村湾まで見える。

10/24 10:37

真ん中ちょい左が琴ノ尾岳、遠方に多良岳、真ん中ちょい右が帆場岳（三つ山）、その手前が金比羅山

10/24 10:39

長崎駅の向こう、烽火山と英彦山の間に雲仙

10/24 10:41

長崎港を取り巻く密集市街地

10/24 10:43

長崎湾口、軍艦島

10/24 10:47

展望台屋内も回廊を巡りながら展望を楽しめる。風が強く、寒い時はこっちだな。

10/24 11:02

中腹まで戻って、今度は北側へ。

10/24 11:06

10/24 11:08

こちらは山道になった。

10/24 11:21

稲佐山と同様、舗装路か、せいぜい遊歩道レベルの道だと思っていたのが一転、市街地に囲まれている低い裏山とは思えないほど道が険しくなる。

10/24 11:24

権現岩の辺りに到達。

10/24 11:26

下は断崖絶壁である。ザイルを使って岩登りしている人が一名いるのみ。

10/24 11:29

城山台はまだ新しい街区のようだ。

10/24 11:29

浦上と金比羅山。スマホのカメラだと端が歪むなあ。

10/24 11:37

これから向かう、護国神社、平和祈念公園の辺り。

10/24 11:38

慎重に下山ポイントを探して岩を下り始める。

10/24 11:39

下ってきたところ。画像ほど急ではない。

10/24 11:50

岩の手前からそうだったが、もう完全な山道。気を引き締めて慎重に下る。

10/24 11:51

ドンク岩。ドンクというとパン屋しか思い浮かばないのだが、これはロバのことか。

10/24 11:53

北側は終始要注意区間。

10/24 11:55

権現岩までにすれ違った人が何人かいたが、北側から登ってきたのではなく、中腹からのピストンだったのだと、登山口に幾重にも連なる蜘蛛の巣を見て悟る。

10/24 12:13

歩いているうちにだんだんと晴れてきた。

10/24 12:15

長崎県護国神社に参拝。福岡・佐賀・長崎県人から構成された第56師団と言えば、拉孟・騰越など、雲南・北ビルマの戦いで有名だ。尊崇の念を禁じ得ない。

10/24 12:38

平和祈念像。その前でどこかの小学校が「平和学習」を行っていた。

10/24 12:48

浦上天主堂

10/24 12:49

原爆で破壊された聖像

10/24 13:05

爆心地

10/24 13:22

町のど真ん中に観覧車が。みらい長崎ココウォークだ。

10/24 13:33

下から見上げる坂の街

10/24 13:43

長崎駅到着。

撮影機器：

FUJIFILM XQ2 富士フイルム

感想

narodniki

長崎の皆さん、こんにちは。初めまして。
この度、初めて長崎を歩きますnarodnikiと申します。
雲仙に魅せられて翌日も長崎を歩きたいと思い、長崎市内に宿泊。
烽火山など市街東側の山々周回にも惹かれましたが、やはり、初めての長崎は、平和祈念公園を訪れたいと、それが礼儀というものだろうと思い、長崎名物の坂道を登ったり下ったりして巡り回ることとしました。
いつまで「長崎＝原爆」というイメージ持っとんねんという向きもあろうかと思いますが、戦後長崎の原点は尊重したく、山と海の織り成す美を誇る長崎の地の平安と、そこに住む皆々様方の弥栄を衷心よりお祈り申し上げております。

というわけで、福岡で宿泊するという選択肢もあったが、せっかくなので長崎に泊まる。長崎駅から宿泊所までは距離があったが、おかげで街灯の稲佐山夜景ポスターを目にする。さすがに、その夜さっそく稲佐山に行こうとまでは思わなかったが、翌日は長崎市街に加えて稲佐山まで歩くことを決定。工程の詳細を詰めながら夜を過ごす。
坂の多い街には住もうとまでは思わないが、歩くのはとても楽しい。高低差によって空間というものを奥深くまで感じられるからだろうか。
街中を歩いていると、いろんな所に寄り道したくなる。道中、予定外に立ち寄ったところもいくつか。
海沿いに山沿いに気軽な街歩きの延長といったぬるい気持ちでいたのだが、最後の稲佐山裏手で本格的な山行になるとは全く思っていなかった。
最後に、いかなる低山、街の裏山と言えども甘く見てはいけないという校訓を再認識して初の長崎訪問を終える。