阿弥陀岳 北稜

2021年12月18日(土) 〜 2021年12月19日(日)

• GPS: 12:05
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,293m
• 下り: 754m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:26
• 休憩: 4:09
• 合計: 12:35

6:02 やまのこ村
6:08 6:09 赤岳山荘
6:14 6:14 美濃戸
7:07 7:07 堰堤広場
8:21 10:08 赤岳鉱泉
10:36 10:37 中山尾根展望台
10:38 10:39 中山乗越
10:46 11:57 行者小屋
12:07 12:10 阿弥陀岳分岐
13:32 13:43 阿弥陀岳北稜
15:56 16:34 阿弥陀岳
16:56 16:56 中岳のコル
17:12 17:14 中岳のコル登山道水場
17:42 17:43 阿弥陀岳分岐
17:56 18:09 行者小屋
18:18 18:18 中山乗越
18:37 赤岳鉱泉

午後に天気が安定するとの予報だったため、日没覚悟で午後の登攀としました。
下山は中岳沢を採りましたが、雪崩の危険を考えると、やや好ましくない選択でした。

天候

高曇り、終日西風強い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

12/18 6:15

朝6時、真っ暗の美濃戸山荘。
北沢に向けて出発。長い1日の始まり。

12/18 7:09

堰堤広場、朝7時。黙々と歩きます。

12/18 8:23

2時間程度で赤岳鉱泉に到着。アイスキャンデーは半分くらい。

12/18 10:07

午前中は悪天が予想されるため、午後からの阿弥陀登攀とし、先にテントを張ります。

12/18 10:46

行者小屋到着、10時45分頃。
昨日までのドカ雪で行者小屋も埋もれています。小屋裏で既にラッセル。

12/18 11:16

阿弥陀岳、ジャンクションピークに向かって出発。

12/18 12:11

いきなりラッセル。

12/18 12:23

北稜の樹林帯をひたすらラッセルで進みます。

12/18 13:04

行者小屋出発から2時間、だいぶ高度が上がって、ようやく視界が開けてきました。雲は凄い速さで流れています。

12/18 13:05

まだまだラッセル。

12/18 13:32

北稜のジャンクションピーク。
この手前で後続の3人組パーティが追い付いてきて、ラッセルを代ってもらいました。ここまでで疲労困憊。

12/18 13:39

これから登る北稜の岩稜（写真上部中央やや右）が見えてきました。

12/18 13:50

稜線を忠実に辿って行きます。
3人組パーティさんのラッセルは力強く、どんどん進みます。

12/18 13:52

赤岳の雄姿！

12/18 14:27

行者小屋出発から4時間余り、やぁーーーっと取付点に到着。
あまりのラッセル三昧に、これがゴールかと錯覚しますが、なんとここからがスタート。

12/18 14:53

山想会最弱男の決意のリード！

12/18 15:16

取付点目印のペツルのボルト。

12/18 15:27

1P目、苦しいラッセルの跡が見えます。

12/18 15:29

1P目終了点。

12/18 15:40

12/18 15:40

最弱男の決意のリード、2P目！
と大げさに書いていますが、実際は大したクライミングではないです。

12/18 15:45

手足のホールドはたくさんあります。

12/18 16:05

右のボルトは埋もれていたものを偶然に掘り出しました。

12/18 16:07

立ち木を掘り出して、プロテクションをとります。

12/18 16:18

2P目はロープ一杯まで出して、雪上に支点を構築。
これでクライミングは終了、これからこの雪稜を頂上まで詰めます。

12/18 16:30

夕暮れ迫る頂上の風景。強風でした。

12/18 16:30

最弱男、感無量。
ですが、ゆっくりもしてられず、頂上滞在は3分ほど。

12/18 16:41

下山も微妙。もしかしたら登るよりも難しい。

12/18 16:41

これを下る！

12/18 16:59

ルートは中岳沢を取ります。

12/18 17:42

17：30、下山。すっかり日没。

12/18 18:36

赤岳鉱泉到着は18：30。この後はテントでお休み。
長くて充実の1日でした。

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

感想

roymoyotto

年末の冬合宿に備えたトレーニングで、阿弥陀岳北稜にチャレンジ。
長い長いラッセルのあとで、ご褒美のような登攀2P、最高に楽しかったです。
山想会最弱の私ですが、リーダーの温かいご支援のもと、リードでがんヴぁりました。
長いアプローチ、辛いラッセル、なんだかんだの岩登り、微妙な下山、とまさにアルパインクライミングの全てが凝縮された、充実の1日！
共に登った仲間に限りない感謝です。次もまたご一緒に！！