ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 409724
全員に公開
雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

【トレースなし、体力なし、時間なし…で敗退】 日本三百名山の山伏(岳)

2014年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:21
距離
10.3km
登り
1,336m
下り
1,333m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

駐車スペース5:25〜11:29敗退(標高1,900mあたり)11:41〜13:47駐車スペース

※上りでは、数箇所のルートファインディングで2時間以上費やすヘッポコぶりで、CT3時間半のところ、6時間掛かっても登頂できず…
天候 曇時々乾雪 無風
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新東名自動車道 新静岡ICから約36km、大谷崩分岐の駐車スペース

※県道29号線に積雪はなく、駐車スペースまでも除雪されている
 (積雪・凍結のため、赤水からは入れず、新田から入る)
※駐車スペースから一番近いトイレは、PA「黄金の里」だろう(ペーパーあり)
※山伏登山口近くの駐車場までは積雪&倒木のため行けないが、途中まで入っている車有り
コース状況/
危険箇所等
≪山伏登山口〜大岩≫
○トレースや目印があり、特に危険箇所は見当たらなかったが、倒木が道を塞いでいる箇所が数箇所あり
(復路時には伐採されていた(感謝!))

≪大岩〜蓬峠≫
○傾斜の強い斜面をトラバースするロープ場がある
○3箇所(だったと思う)ある水場はチョロチョロ出ている

≪蓬峠〜敗退地点≫
○吹き溜まりが多いため、ルートを見極める必要があると感じる
大谷崩分岐点の駐車スペースから元気に出発っ!

しばらくの間、林道歩きでウォーミングアップ!
2014年02月23日 05:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
2/23 5:33
大谷崩分岐点の駐車スペースから元気に出発っ!

しばらくの間、林道歩きでウォーミングアップ!
程なくして山伏登山口近くの駐車場を通過〜

が、この先で道を塞ぐように倒木があって人為的?に見えたため、この先は通行禁止と思い、辺りをウロウロして登山道を探す(汗)
結局そのまま林道を進めば良いことが分かるも結構体力・気力を奪われる(泣)
2014年02月23日 05:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 5:58
程なくして山伏登山口近くの駐車場を通過〜

が、この先で道を塞ぐように倒木があって人為的?に見えたため、この先は通行禁止と思い、辺りをウロウロして登山道を探す(汗)
結局そのまま林道を進めば良いことが分かるも結構体力・気力を奪われる(泣)
やっと登山口に到着っ!

この先の登山道にも倒木が目立つ
(往路時には伐採されていた)
2014年02月23日 06:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 6:04
やっと登山口に到着っ!

この先の登山道にも倒木が目立つ
(往路時には伐採されていた)
こんな木橋を3回渡る
2014年02月23日 06:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 6:18
こんな木橋を3回渡る
大岩を通過〜

それにしても本当に”大岩”で全体を映しきれない
2014年02月23日 06:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 6:50
大岩を通過〜

それにしても本当に”大岩”で全体を映しきれない
少し離れて見てみる

本当に大きな”大岩”だっ!
2014年02月23日 12:57撮影 by  DMC-GM1, Panasonic
2/23 12:57
少し離れて見てみる

本当に大きな”大岩”だっ!
やっとモルゲンロートが♪
2014年02月23日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
4
2/23 6:54
やっとモルゲンロートが♪
登山道の脇にはデブリが(汗)
2014年02月23日 07:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 7:12
登山道の脇にはデブリが(汗)
結構な斜面をトラバースするロープ場がある
2014年02月23日 07:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
2/23 7:15
結構な斜面をトラバースするロープ場がある
青空と霧氷が最高なんだが写真がいまいち(泣)
2014年02月23日 07:51撮影 by  DMC-GM1, Panasonic
1
2/23 7:51
青空と霧氷が最高なんだが写真がいまいち(泣)
急登を過ぎると蓬峠〜
2014年02月23日 07:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2
2/23 7:52
急登を過ぎると蓬峠〜
ササは霧氷でトゲトゲしい
2014年02月23日 07:56撮影 by  DMC-GM1, Panasonic
1
2/23 7:56
ササは霧氷でトゲトゲしい
分かりづらいが、赤テープの先は直進ではなくて、右に折れて上っていくルートになっている

まっ、自分は直進したけどね(汗)
2014年02月23日 08:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 8:20
分かりづらいが、赤テープの先は直進ではなくて、右に折れて上っていくルートになっている

まっ、自分は直進したけどね(汗)
今まで明確なトレースがあったのに、この急登に辿り着いたとたんになくなる(汗)

また間違えたのかと思い、一旦戻ったり、どっぷり踏み抜きながら辺りを探すも見つからず、1時間もウロウロする(泣)

奥に赤テープがあるので、ルートは合っていると判断し、直登してみることにする
2014年02月23日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
2/23 8:51
今まで明確なトレースがあったのに、この急登に辿り着いたとたんになくなる(汗)

また間違えたのかと思い、一旦戻ったり、どっぷり踏み抜きながら辺りを探すも見つからず、1時間もウロウロする(泣)

奥に赤テープがあるので、ルートは合っていると判断し、直登してみることにする
尾根上の赤テープ発見っ!
地図も尾根に出る感じだったのでまずは良しとしよう…

トレースもなく、次の赤テープが見当たらないので、取り敢えず尾根を外さずに上っていくかっ!

てか、急登&膝上ラッセルはきついぞ(泣)
2014年02月23日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 9:13
尾根上の赤テープ発見っ!
地図も尾根に出る感じだったのでまずは良しとしよう…

トレースもなく、次の赤テープが見当たらないので、取り敢えず尾根を外さずに上っていくかっ!

てか、急登&膝上ラッセルはきついぞ(泣)
うーん、今まであった青空はどこへやら…
2014年02月23日 10:36撮影 by  DMC-GM1, Panasonic
1
2/23 10:36
うーん、今まであった青空はどこへやら…
今回の一番の難所(危険箇所という訳ではない)

近くに赤テープはないため、なんとなく道なりにトラバースすることを選択し、
2014年02月23日 12:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 12:07
今回の一番の難所(危険箇所という訳ではない)

近くに赤テープはないため、なんとなく道なりにトラバースすることを選択し、
少し進んでみたものの、
2014年02月23日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2/23 10:40
少し進んでみたものの、
どうみてもこの先に進むことはできそうにない(泣)

違うルートを探すも周りは木々に覆われて上れる感じではなく、またもや1時間もウロウロする(汗)

正直ここで諦めようかと思ったが、踏み抜きとササ藪漕ぎをしながら少し上ってみると、奥のほうに赤テープを見つけ俄然やる気がみなぎる
2014年02月23日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2
2/23 10:37
どうみてもこの先に進むことはできそうにない(泣)

違うルートを探すも周りは木々に覆われて上れる感じではなく、またもや1時間もウロウロする(汗)

正直ここで諦めようかと思ったが、踏み抜きとササ藪漕ぎをしながら少し上ってみると、奥のほうに赤テープを見つけ俄然やる気がみなぎる
その後も一進一退を繰り返しながら、ルートを見極め上っていく

赤テープを見つけると結構嬉しい♪

でも踏み抜きが激しいな…
2014年02月23日 10:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2
2/23 10:51
その後も一進一退を繰り返しながら、ルートを見極め上っていく

赤テープを見つけると結構嬉しい♪

でも踏み抜きが激しいな…
動物の足跡があり、忠実に登山道を歩いている(驚)

この後もちゃっかり動物の足跡についていく(照)
2014年02月23日 10:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2
2/23 10:52
動物の足跡があり、忠実に登山道を歩いている(驚)

この後もちゃっかり動物の足跡についていく(照)
おっ、標高1,800mの看板が!

てか、まだ標高1,800mかぁ(泣)
2014年02月23日 11:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2
2/23 11:07
おっ、標高1,800mの看板が!

てか、まだ標高1,800mかぁ(泣)
どうにか今まで頑張ってきたが、この先の急登&積雪量、そして体力の限界、タイムオーバーとなり、ここで敗退を決定する(泣)

CT3時間30分のところ、結局6時間掛けても山頂に辿り着けず(大泣)

はぁ、情けなやぁ…
2014年02月23日 11:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
5
2/23 11:38
どうにか今まで頑張ってきたが、この先の急登&積雪量、そして体力の限界、タイムオーバーとなり、ここで敗退を決定する(泣)

CT3時間30分のところ、結局6時間掛けても山頂に辿り着けず(大泣)

はぁ、情けなやぁ…
ここが敗退現場!

2014年02月23日 11:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
2/23 11:47
ここが敗退現場!

ふと上に目をやるともっさもさの霧氷がっ!
2014年02月23日 11:40撮影 by  DMC-GM1, Panasonic
4
2/23 11:40
ふと上に目をやるともっさもさの霧氷がっ!
下山はあっという間だなぁ…
2014年02月23日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
2/23 13:29
下山はあっという間だなぁ…
西日影沢から山伏方面を見る
2014年02月23日 13:29撮影 by  DMC-GM1, Panasonic
2
2/23 13:29
西日影沢から山伏方面を見る
無事に駐車スペースに到着っ!

大した写真もなく、お粗末サマでした(汗)
2014年02月23日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
2/23 13:53
無事に駐車スペースに到着っ!

大した写真もなく、お粗末サマでした(汗)

感想

今週は、高速道路の中で一番まともそうな東名自動車道に焦点を当て行けそうな山を探してみると、日本三百名山の一つの山伏(やんぶし)が見つかる。
予習してみると、先日の大雪からの山行記録はないものの、CT3時間30分程度で良い感じなので決定っ!
前夜に出発し、パーキング「黄金の里」で車中泊する。
当日、4時に起床し、準備後に駐車スペースに向かう。

5時半頃に駐車スペースから元気に出発し、しばし林道を歩いていくと山伏の駐車場を通過するが、その先に人為的に置かれているような倒木2本が道を塞いでいて先に進むか躊躇する。

この先は進入禁止? それとも車の進入禁止? いやいや雪の重みで自然に倒れただけ? …

色々な思いを巡らせながら、辺りをウロウロし登山道を探すも見つからない(汗)
まぁ、倒木を越えて林道を進んでみるかと思い先に進んでみるとトレースがあり安堵する。
あの倒木は雪の重みで自然に倒れただけだったか…

それからすこーし歩くと登山口に到着っ!
さーて、気合いを入れて山歩きすっかー!!
登山道は倒木が多く、登山道が塞がれている…なにかの暗示か…

最初のうちは緩やかに上っていくが、大岩を過ぎた辺りから急坂に変わっていく(汗)
しかもトレースが曖昧な箇所があり、ウロウロする。てか、赤テープあるのに…
蓬峠に着いた時にはもうゼーゼー、ハァハァ状態。た、体力が…
ちょい休憩して、冷静になって、出発っ!
その後もトレースを外してしまったり、踏み抜いたりしながら上っていくと、突然トレースがなくなる(汗)

あれ? あれれ?? あれれれれ???

こ、こんな時こそ冷静にと思い、辺りを見渡したり、少し戻ったりしてトレースを探すも見つからない(泣)
ただ唯一の救いは、すんげー急登の先に赤テープが見えたこと。
でも、こんなところ上っていかないよなーと思い、何度も同じ行動を繰り返してトレースを探すも見つからず落胆する…
そんなこんなで1時間が過ぎ、とうとう一つの結論に達する。

そ、それは、、、トレースはここまでだ!と(アホか!)

ということで、ここからはノートレース。
ノートレースは雪山初心者の自分には厳しいな(泣)
ま、まぁこれも経験だー!と思い、行ける所まで行ってみる決意をする。
どうにかすんげー急登を上り切り尾根に出るが、ここから全く目印が見当たらない。
色々と角度を変えながら目印を探すも、これまた見当たらない。
地図を見ると、まぁ尾根を外さなければ大丈夫そうだったので、歩ける場所を選びながら上っていく。
それにしてもルーファイしながら、ズボズボ踏み抜きながら、そして雪まみれのササ藪を漕いだりしながら上っていくって体力的にも精神的にもきっついなー(泣)

ただ嬉しいこともある。
それは、地図を見ながらルーファイし、これまで見つからなかった目印が発見できること。
また、たまに動物の足跡があり、これが見事にルートを示していることもあり参考にさせて頂く。

そんなこんなで上っていくと、本日の難所にぶち当たる。
夏道らしきルートはあるが、雪深くてどうしても先に進めなくなる(泣)
そもそも夏道ではないのか? 別ルートはあるのか? ここで敗退か? などと考え、探し、辺りをウロウロして先に進もうとするが、どうしても先に進めない(泣)
ここでも1時間が過ぎ、結論が出なかったので、敗退が濃厚になってきたが、まだ時間はあるので頑張ってみようと自らを鼓舞する↑↑↑
どうにかササ藪を漕ぎ、吹き溜まりを進んでいくと、どうにか次の赤テープを発見できる。

ニンマリ♪(←ささやかな幸せに浸っているおバカ者)

どうにか標高1,800mを超え、山頂まで行けそうと思った矢先に、見るからに吹き溜まりが続く急登が見てとれ、時間も計画していた11:00をとうに越えていたため、そこで敗退を決意する(泣)

ハァ…

この後少し休憩して下山を開始する。
下山途中で、ソロの方と2人組パーティの方々とすれ違い、少しお話しする。
皆さんが山頂まで行けていればいいなぁ…
ヘッポコ先発隊でごめんちゃい(泣)


今回の山歩きは、トレースがなく、目印も発見できない場合の上り方が少し分かった気がして、敗退しながらもとても勉強になったものとなったとさ。
めでたし、めでたし…



でも、くやしー!!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1329人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら