【トレースなし、体力なし、時間なし…で敗退】 日本三百名山の山伏(岳)
- GPS
- 08:21
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
※上りでは、数箇所のルートファインディングで2時間以上費やすヘッポコぶりで、CT3時間半のところ、6時間掛かっても登頂できず…
天候 | 曇時々乾雪 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※県道29号線に積雪はなく、駐車スペースまでも除雪されている (積雪・凍結のため、赤水からは入れず、新田から入る) ※駐車スペースから一番近いトイレは、PA「黄金の里」だろう(ペーパーあり) ※山伏登山口近くの駐車場までは積雪&倒木のため行けないが、途中まで入っている車有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪山伏登山口〜大岩≫ ○トレースや目印があり、特に危険箇所は見当たらなかったが、倒木が道を塞いでいる箇所が数箇所あり (復路時には伐採されていた(感謝!)) ≪大岩〜蓬峠≫ ○傾斜の強い斜面をトラバースするロープ場がある ○3箇所(だったと思う)ある水場はチョロチョロ出ている ≪蓬峠〜敗退地点≫ ○吹き溜まりが多いため、ルートを見極める必要があると感じる |
写真
感想
今週は、高速道路の中で一番まともそうな東名自動車道に焦点を当て行けそうな山を探してみると、日本三百名山の一つの山伏(やんぶし)が見つかる。
予習してみると、先日の大雪からの山行記録はないものの、CT3時間30分程度で良い感じなので決定っ!
前夜に出発し、パーキング「黄金の里」で車中泊する。
当日、4時に起床し、準備後に駐車スペースに向かう。
5時半頃に駐車スペースから元気に出発し、しばし林道を歩いていくと山伏の駐車場を通過するが、その先に人為的に置かれているような倒木2本が道を塞いでいて先に進むか躊躇する。
この先は進入禁止? それとも車の進入禁止? いやいや雪の重みで自然に倒れただけ? …
色々な思いを巡らせながら、辺りをウロウロし登山道を探すも見つからない(汗)
まぁ、倒木を越えて林道を進んでみるかと思い先に進んでみるとトレースがあり安堵する。
あの倒木は雪の重みで自然に倒れただけだったか…
それからすこーし歩くと登山口に到着っ!
さーて、気合いを入れて山歩きすっかー!!
登山道は倒木が多く、登山道が塞がれている…なにかの暗示か…
最初のうちは緩やかに上っていくが、大岩を過ぎた辺りから急坂に変わっていく(汗)
しかもトレースが曖昧な箇所があり、ウロウロする。てか、赤テープあるのに…
蓬峠に着いた時にはもうゼーゼー、ハァハァ状態。た、体力が…
ちょい休憩して、冷静になって、出発っ!
その後もトレースを外してしまったり、踏み抜いたりしながら上っていくと、突然トレースがなくなる(汗)
あれ? あれれ?? あれれれれ???
こ、こんな時こそ冷静にと思い、辺りを見渡したり、少し戻ったりしてトレースを探すも見つからない(泣)
ただ唯一の救いは、すんげー急登の先に赤テープが見えたこと。
でも、こんなところ上っていかないよなーと思い、何度も同じ行動を繰り返してトレースを探すも見つからず落胆する…
そんなこんなで1時間が過ぎ、とうとう一つの結論に達する。
そ、それは、、、トレースはここまでだ!と(アホか!)
ということで、ここからはノートレース。
ノートレースは雪山初心者の自分には厳しいな(泣)
ま、まぁこれも経験だー!と思い、行ける所まで行ってみる決意をする。
どうにかすんげー急登を上り切り尾根に出るが、ここから全く目印が見当たらない。
色々と角度を変えながら目印を探すも、これまた見当たらない。
地図を見ると、まぁ尾根を外さなければ大丈夫そうだったので、歩ける場所を選びながら上っていく。
それにしてもルーファイしながら、ズボズボ踏み抜きながら、そして雪まみれのササ藪を漕いだりしながら上っていくって体力的にも精神的にもきっついなー(泣)
ただ嬉しいこともある。
それは、地図を見ながらルーファイし、これまで見つからなかった目印が発見できること。
また、たまに動物の足跡があり、これが見事にルートを示していることもあり参考にさせて頂く。
そんなこんなで上っていくと、本日の難所にぶち当たる。
夏道らしきルートはあるが、雪深くてどうしても先に進めなくなる(泣)
そもそも夏道ではないのか? 別ルートはあるのか? ここで敗退か? などと考え、探し、辺りをウロウロして先に進もうとするが、どうしても先に進めない(泣)
ここでも1時間が過ぎ、結論が出なかったので、敗退が濃厚になってきたが、まだ時間はあるので頑張ってみようと自らを鼓舞する↑↑↑
どうにかササ藪を漕ぎ、吹き溜まりを進んでいくと、どうにか次の赤テープを発見できる。
ニンマリ♪(←ささやかな幸せに浸っているおバカ者)
どうにか標高1,800mを超え、山頂まで行けそうと思った矢先に、見るからに吹き溜まりが続く急登が見てとれ、時間も計画していた11:00をとうに越えていたため、そこで敗退を決意する(泣)
ハァ…
この後少し休憩して下山を開始する。
下山途中で、ソロの方と2人組パーティの方々とすれ違い、少しお話しする。
皆さんが山頂まで行けていればいいなぁ…
ヘッポコ先発隊でごめんちゃい(泣)
今回の山歩きは、トレースがなく、目印も発見できない場合の上り方が少し分かった気がして、敗退しながらもとても勉強になったものとなったとさ。
めでたし、めでたし…
でも、くやしー!!
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