丹沢・大山

2014年02月23日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.4km
• 登り: 1,017m
• 下り: 935m

コースタイム

8:35鳥居前‐10:10蓑毛越の上‐12:05大山12:55‐14:55蓑毛

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

鳥居の奥に目指す大山が見える

中腹は雪べったり

地面が出ているところも

塔の岳、丹沢山方面

頂上は大賑わい

感想

miyamako

トレーニングを主たる目的とした山行だが、先週来の風邪が抜け切れていないため大人しいコースを選んだ。
バスの終点より少し前の鳥居前で下車。道の真ん中に立つ鳥居をくぐってスタートする。標高差1000mを確保するための無理無理なのだが、頂上の阿夫利神社参詣の手順としては真っ当なのかもしれない。車道を蓑毛まで歩き、山道に入るとすぐ雪だ。トレースはしっかり付き、ザクザクの雪質で快適に歩ける。林道を横切りつつ、単調な杉植林の斜面を上がっていく。蓑毛越の上で尾根に出てしばらくゆるやかな道が続いた後は急登になる。雪はべったり付いているが、凍結はしていないのでアイゼンなしで登れる。雪面の白をバックに、真っすぐ伸びた杉木立がモダンアートのようだ、疲れが出て距離感覚もおかしくなり、もう頂上かと思う頃にやっと16丁目の標識が現れがっかりする。陽射しが出てきて暖かくなり、もう間近に見える頂上に向かい重い足を引きずる。それでも青空のもと雪の上を歩いて行くのは気持ちが良い。イタツミ尾根からの道と合流してからは、行き交う人たちとのすれ違いが大変だ。ようやく着いた頂上は大賑わいだ。空は霞んで富士山は見えないが、海岸線はきれいに見下ろせる。雪の上でお湯を沸かしカップ麺の昼食。丹沢での珍しい経験を楽しむ。
　下りは往路を戻る。16丁目を過ぎれば静かな山が戻る。持病の膝痛が出てちょっと辛かったが、シャーベットになった雪の感触を味わいながら下る。頂上の神社にお参りするのを忘れたことに気付いたが、仕方ない。蓑毛のバス停に着くと、落ち着くひまもなくバスが来て、なんだか慌ただしく山行を終了した。ほぼ全コースが杉植林で単調だが、雪のおかげで楽しいハイキングができた。

標高　鳥居前バス停　250m弱
　　　大山　　　　1252m
標高差　　　　　　1002m