シキシャナイ
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 598m
- 下り
- 602m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台地までの地図読みは高レベル 雪はパウダーだがシール効かず 山頂下50mはツボでドハマリ。時間かかる。 |
写真
装備
個人装備 |
スコップ 1
ノコ 1
スキーストックシール 1
その他冬山個人装備
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共同装備 |
ツエルト 1
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感想
8日、山岳部90年記念誌編纂の相談で山岳館でボレロさんと打ち合わせのあと、北14条で地質学教室の先生の退官記念コンパへ。深成岩の研究をテーマに30年間の門下生が日本中から集まった。懐かしい人がたくさん。雪の札幌で、この季節に道を歩いて3月の匂いを嗅げば、学生の時の記憶が湧き出てくる。人も同じだ。時間が経っても世代が下っても、同じ匂いがする。酔っぱらってつるに靴を忘れる。
9日。
自動車道路が延びて、昔に比べると日高は札幌から近くなった。沙流川まで高速道路で行ってしまった。沙流川をどんどん登る。紫雲古津(しうんこつ)あたりから馬のたくさんいる牧場を通り過ぎ、雪雲のかすれた空に日高西部地域の、昔は名前を気にもしなかった1000米ピークがたくさんある。敷舎内(しきしゃない)あたりから見る鋭峰はまるで戸蔦別。周囲に雪の少ないのが気になるが、林道は終点の採石場まで除雪されていた。
スキーはいて斜面に入れば、雪は思ったよりある。1039北西の・910台地に向けて、尾根とも沢ともつかない小地形をいくつかまたぎながら、下りのスキーが登り返しの無いよう上がって行く。途中緑色岩の高さ20mほどの露頭あり。
910台地からシキシャナイが見えた。山頂直下はきわめて急だけど、薮があるからなんとかなりそう。
コルに突き上げる深い谷を迂回して取り付く。シールが効かない急斜面をずり落ちながらジグザグで登る。凄く時間がかかる。サイトーは意地で山頂までシールで上がった。ぼくは直下50mでシーデポ。スノシュー付けてみたが、慣れないので全然駄目で無い方がマシ、それもデポ。首まで潜るズボズボラッセル、ブッシュに足を引っかけてかろうじて山頂まで這い上がる。
山頂は狭く細く良い場所だった。雪稜が盛り上がり、展望が良かった。日高西域マイナー山群のシューター山、ハッタオマナイ山、シドニー山、ウンチキナイ山、ヌカピラ山、オパケシウシペ山など、ヘンな山がいっぱい。この3人はほとんど踏んじゃっているらしい。地質屋だしな。大物ではポロシリ、トッタベツ、夕張岳も見えた。
下りは快適スキー。立ち木の感覚が1〜2mなのですり抜け技術があれば楽しいパウダー斜面だ。あっという間に採石場まで滑降。
帰りはニブタニを抜けてピラトリの平取温泉に寄る。飾らない公民館風温泉で、待合室に何故か肉屋のショウケースがあって地場和牛の魅力を大いに発信している。風呂メシセット券1200圓。ニコニコ笑顔のすてきなアイヌ系のお姉さんにお勧めを効いたら「それならズバリ、ビフテキ丼です!」ときたので、それお願い。
こんなおいしいビフテキ、何年も食べていないよ!というほどの味だった。
小ぎれいじゃない、飾らない温泉施設のくつろぎ感がだたよう。一日ゴロゴロしていたい温泉。ロビーには老婆がたくさん腰をかけている。
1時間で千歳空港。19時の便は雪で離陸が遅れて羽田に遅く着いたので、甲府行きバスに数秒差で置いて行かれる。新宿まで京急や山手線で出てラーメン食べて、国鉄の最終便で帰る。自宅は午前1時近くになった。
コメント
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お疲れ様でした。信玄桃おいしかったです。
記録にうれしそうな直滑写真、追加しておきました。
自分では撮れないでしょう。
それと、ルートをちょっと変更。
つる靴は回収しておきます。それでは。
楽しそうに滑っていますね!生涯で一番のスキー写真かも。
拍手、入れておきました。
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