前白根山(湯元温泉から往復;奥白根山を目指すも途中2477mで撤退)
- GPS
- 11:12
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,412m
コースタイム
天候 | 天気は晴れのち曇り、避難小屋から奥白根間は時々降雪。 風はおおむね強し、特に前白根山頂はずっと強風。 駐車場からしばらく-7度前後。 外山周辺-3度前後。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯元北駐車場(無料;30台前後?駐車可、周辺にも何カ所か同規模の無料駐車場有り) |
コース状況/ 危険箇所等 |
避難小屋から奥白根は、樹林帯を越えると滑落"警報"状態ですので、ピッケル、前爪アイゼンは絶対、というか湯元温泉ルートはずっと急登なので必携です。 前白根山頂は強風注意。 登山ポストはスキー場入口に有り。 |
写真
感想
強風の金曜日をかわして、土曜日に奥白根日帰り登山に出動。
2時半に出発、湯元に5時前に到着。
朝食と準備をして、5時半に出発。
装備は厚手ウール上下、R1、αSV上下とネックウォーマー。前白根でバラクラバ装着。グローブはハードシェル。
スキー場に入り、パトロール室近くの登山届けポストに届けを提出しコース脇を上がる。
圧雪車が整地する脇を黙々と上がる。
リフト上まで来たときに、間違えて沢沿いに上がってしまう。
沢の左側がルートだったのに沢を上がっていたので、ルートが違うなとは感じていたが進んでしまう。
上がると積んでしまいそうな感じだったので、下を見ると他の登山者がやはり左に進んでいる。
ようやく認識して強引にルートに戻る。
踏み抜きや斜度に手間取り、結局ここで30分以上をロス。
体力もだいぶ使う。これが後々に影響することとなるとは。
もう急登なのでアイゼン装着、ピッケルで上げって行く。
登山者もそこそこいて、トレースもばっちり。
ガシガシ上がっていくと、外山近辺に到着。
ここでは2張りテント泊の方々がいらっしゃいました。確かに良い場所かも。
視界も開けて進む方面もなだらかになり、天気も良く、心地よい歩き。
樹木もなくなってくると、いよいよ前白根へ向けて歩くも、風が強くなってくるため、バラクラバ装着。
前白根山頂到着はどうやら一番。
山頂から見る奥白根は、目に見える強風と雪の合間に見える荒々しい山肌が迫力ある。
風も強いので、すぐに避難小屋に向けて歩き出す。
同じタイミングで山頂に着いた方は、折り返し下山するとのこと。
ほぼ降りなのですが、ここからはトレースがないので、膝上までの深さをスノーシューに切り替えて進む。
しっかりとルート上にマークがあり、それに従って足跡をつけていく。避難小屋到着。
疲労度が見られ、食事をとり休憩。
そこで、追いついた五色沼に抜けていく方と別れ、奥白根へ進む。
暫く進んで、標識から急登スタート。
最初は樹林帯を進んでいくが、樹林帯を抜けると景色も広がる。
斜度が上がり、高度も上がっていくと、滑落の危険性も増していく。
ジグザグに進むも、西寄りは最近の積雪が固まっていなく休み場もないので、東寄りに進む。
しかし、草と岩でピッケル、アイゼンも刺さりづらく、一歩一歩がしんどくなってくる。
後から来た方に先に行ってもらい、しばらく進んだが、腕と足の状況を考えると帰路にこの斜度の下山と前白根を超えるのはきついなと思い、撤退を決意し下山。
スキーを担いだ方が身軽にひょいひょいと登ってくる。
下山は西よりにとると、下に誰もいなかったのでけっこう楽に降りられました。
避難小屋で一安心してのどが渇いたため、無事の撤退に乾杯。その間吹雪いてくる。
急いで整えて、前白根経由で戻ることとする。
前白根山頂近辺は強風だったが、少し越えると風も弱まり、そこでも一休憩。だいぶ疲れています。
スキー場への急降下も、こんなに急登だったかなと思うくらい長かったですが、ようやくスキー場上部へ。
登山口はリフトから上がってすぐ左でしたね。
スキーヤーの邪魔にならないように端を歩きながら無事帰還。
駐車場はもう-3度で寒い。
汗流しは湯元の温泉で暖まりたかったが、スキー場が終わった時間の関係か、回った施設の駐車場に空きがなく、きりが無いのでそのままやしおの湯(500円)へ。
帰りは宇都宮によって、夢餃子の満腹セット(950円)で、餃子15枚+ぎっしり詰め込まれたご飯で本当に満腹。
帰路の高速は渋滞も軽く、23時前に帰着。
今回は登頂出来ずいろいろと反省点があり、この経験を次回に生かせればと思います。
奥白根の急斜面でお会いした者です。記録アップされていたんですね。スキー場から外山鞍部の取っ付きへ向かう迷い跡はmfaysalさんだったのですか。初めてだった私は何気なくmfaysalさんの足跡をたどって沢のほうへ。もう一人、先に歩いている人はかなり沢の上部のほうまで歩いておられましたが、尾根道を登るはずと思いGPSをチェック。ここでルートを外れていることに気が付き、mfaysalさんの跡をたどり強引に本来のルートに軌道修正しました。これもしんどかったです。
避難小屋からの戻りでやっと尾根に出たころには、mfaysalさんは前白根の頂上にたどり着くところでした。でも記録を見ると私のほうが早くスキー場についたようです。登りの尾根道ではなく、強引に白根沢をまっすぐ下ったので、いつの間にか先に進んでいたみたいです。奥白根の登りは本当にきつかったですね。来シーズンに足腰を鍛えて再チャレンジするつもりです。
湯元の温泉ですが、奥日光高原ホテルなどは結構遅くまでやっています。車はビジターセンター前の駐車場にとめておけば無料ですし、ホテルまで歩いて数分です。私は朝6時半ごろ到着した際に、この駐車場に車をとめました。お風呂は特に風情があるわけではないですが、まずまずでしたよ。
4月19日にはなぜかまた湯元にいくことになりました。同期入社の山仲間が還暦を機に一足先に3月末で退職したので、卒業祝いの山行を企画しました。ご老体に負担がかからないよう、光徳温泉から切込湖・刈込湖を回って湯元へ行き、温泉宿で一泊して酒盛りです。
私は山を本格的に再開したばかりですが、またお会いできるといいですね。
あの日の一番目のトレースを間違った方に付けてしまい申し訳ありませんでした。
沢では、戻ろうか、もうすこしいこうかと迷ったり、地図見ながら休んだり、だいぶ時間と体力を使ってしまいました。
強引に戻るところも、結構な踏み抜きと斜度のトラバース?で、しんどかったです。
奥白根の急斜面での撤退は残念でした。
前白根からずっとトレース無く、雪がそこそこ深いのが続いて体力が削られ、帰りも考えてあそこでギブアップでした。
ここしばらく日帰り山行が続いているので、体力が落ちているのでしょう。
縦走を増やして体力を付けて、また雪の奥白根湯元ルートをチャレンジします。
湯元の温泉ですが、無料駐車場に車を置いて温泉に行こうかと考えましたが、
既に車の気温計が-3℃を表示していて身体も冷えていて、
しかもサンダルしか持参していなかったため道中の足下も考え、
あきらめて、駐車場を併設する日帰り温泉に向かいました。
湯元で山行後に宿一泊はいいですね。
温泉、地場モノと一杯で楽しんでください。
また山でお目にかかるといいですね。
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