記録ID: 421473
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積雪期ピークハント/縦走
白山
【三百名山】帰雲山(かえりくもやま)〜猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)
2014年03月24日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:12
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
5:58 駐車地点 - 7:57-8:04 宮谷林道 - 9:46-54 スノーシュー装着 - 10:08 電波塔 - 10:36-11:03 帰雲山 - 12:29-40 猿ヶ馬場山 - 13:27-42 帰雲山 - 13:54 電波塔 - 14:52-15:06 宮谷林道 - 15:45 水場 - 16:05 駐車地点
Total 10:07 休憩 1:45 歩行 8:22(登り5:26、下り2:56) 撮影 101枚
Total 10:07 休憩 1:45 歩行 8:22(登り5:26、下り2:56) 撮影 101枚
天候 | 快晴無風 最低気温 -3.8℃ 最高気温 14.9℃ 積雪 44cm(白川の公式記録) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日、野伏ヶ岳で、猿ヶ馬場山の情報を入手。ネットでは、4月からGWの情報が多いが、地元では、結構登られている山なので、今の時期なら、入っている人はいるはずとのことだった。三連休の後なので、踏み跡はあるはずで、それなりに冷え込むと予想して、行ってみることに。 深夜早朝着の場合、白川郷に24hのコンビニはないので、注意が必要。ひるがの高原SAにあるサークルKで、翌日の食糧を買い込んで、道の駅白川郷で車中泊した。 まず、駐車地点はトップシークレット(笑)出発時の気温は、-2℃。まあ、それなりとは思ったが、林道に入ると、すぐに残雪で踏み抜く。本当にこんなので、登れるのか?と不安になる。標高差が結構あるので、いくらライトニングアッセントでも、登りで使うと、筋力がまいってしまうと考えた。 幸い、スノーシューの踏み跡があったので、ツボで登れたが、宮谷林道まで、2時間かかったのには参った。ネットの記録では、ここで、左に宮谷林道を巻くことが多いが、そちらに巻きが付いていない。残雪が多くて、トラバースが危険なのだろう。結局、ここの直登が、本日一番の難所であった(笑) 宮谷林道から、90分ほどで、踏み抜きがひどくなり、ライトニングアッセントを装着。ここからは、なだらかなので、スノーシューの得意とするところ。電波塔の辺りは、展望も良くなり、なだらかな尾根歩きは快適そのもの。最後の急登を登ると、帰雲山の山頂へ。ここで、問題が発生。なんと、スノーシューの跡は、ここで終っている。まあ、ここまでの状況を考えると、普通はここで下山は仕方ないと思う。この先、スキーの跡はあるが、ちょっと気力を失くして、ここで終りにしようと思って、猿ヶ馬場場山を望みながら、昼食を摂る。 昼食を食べてから、ふと思い直してみると、山頂まで約2km。この勾配であれば、2時間はかからないはず。全行程を考えても、登りが6hだとしても、スノーシューなら、約半分の時間で下山できると判断した。 そうと決まれば、不要な荷物を置いて、猿ヶ馬場山に向かう。この日は、結構気温が上がったが、スキーの跡を追って、快適に歩けた。トラバースが多いのが難ではあるが、やはり楽である。トラバースであれば、幅の狭いライトニングアッセント女性用が有利だろう。 そもそも、踏み抜きがなければ、ワカンの方がさらに有利だ。だが、状況が見えないので、ライトニングアッセントは履くしかなかった。もう少し、登山者が入って、しっかり踏んでくれれば、ワカンでも十分だろう。 何と言っても、晴れて誰もいない雪山は、素晴らしい味わいだ。GWの記録など見ると、雪がきたなくて、観賞に堪えない。あまり寒くもないこの時期にこれだけの景色と雰囲気が楽しめるのは、素晴らしい。 そして、待望の山頂へ。山頂からは、北アルプスが一望できる。御嶽山、乗鞍岳、剱も見えた。軽く景色を楽しむと、急いで、帰雲山へ戻る。 下りは、やはり快適だ。急斜面も、まっすぐ突っ込んで行ける。だが、電波塔の先の急斜面で、状況が変わる。緩みすぎて、ずれてしまう。踏み跡がところどころ、グサグサになっている。朝の踏み跡が明瞭だったことを考えると、この日はかなり気温が上がったことになる。 斜度は急だが、本来ならスノーシューでまっすぐ突っ込めるところ。これを踏み跡を辿って、歩いていたのではスノーシューとしては面白くないし、遅い。こうなると、ヒールの効くワカンの方が有利だろうか?などと、考えながら、なんとか16時に下山できて良かった。 それにしても、行動時間10hは、かかりすぎだ。雪が多すぎる、気温が高すぎる、踏み跡が少ないなど、いろいろ要素が考えられるが、少なくとも、行動時間が計算できない人が入るべき山ではないと思う。 |
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コメント
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折角岐阜まで行ったのだからもったいないですよね。
それにしてもスノーシューを2台も持って履き分けるとは・・・
私はそもそも持ってません
雪山は、遭難の確率が高いので、やらないつもりでしたが、スノーシューのバフバフ感が気持ちいいので、はまりました
でも、山スキーは別物ですね。ゲレンデスキーは好きですが、山スキーは絶対やらないことにしています。雪崩に巻き込まれるのは、いやなので
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