浜益岳 ski or hike ?
- GPS
- 07:35
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
天候 | 薄曇りだが日差しは強かった。浜益岳山頂はまだ風が冷たい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高300mあたりまでクルマでポロトコタン線を上がれた。クルマを置き、林道の残雪を伝うが、かなり熊笹が繁茂して、スキーでは登り辛いところあり。 |
その他周辺情報 | 国道231号線留萌方向に岩尾温泉。札幌方向国道451号左折すると浜益温泉。浜益のセコマは深夜、早朝の営業はしていない。 |
写真
感想
ゴールデンウィーク初日。浜益岳へのアプローチの通過点となる、浜益御殿に続くポロトコタン林道もかなり雪解けが進んで、上までクルマで行ける(楽できる)。と読み、早起きして向かうとC350あたりまでクルマで上がれた。3月中旬だと林道は雪でほとんど海から上がる様な感じだったので登り高低差300mは稼げた。
先々週の雄冬山はシートラ、ツボ足だった。スキーとシールで上るより疲労した感じがしたし、スキーアイゼンでは登りづらい樹林帯の急登があったため止むをえなかった。今回は残雪が途切れなくなってからはシールのまま浜益御殿山頂まで一気にスキーで上ったが、スキーの方が幾分楽な感じがした。
スキー無し軽装の方がスタスタ上っていくのを見ると、重装備でひーこらしてる自分がアホらしく感じる。しかし、下りの滑走は楽しみたい。この気持ちは下りで晴らす・・・。
などと、考えながら登っていると浜益御殿山頂。時計は9時過ぎ。ここから浜益岳山頂を踏むには、登り返しありで300mの高低差を往復6km歩かなければならないが、滑走できる距離も長い。天候も良く、体力的にも行けそうだ。水分補給して、シールを外し先行する3名の方向へ滑走開始する。
稜線を鞍部まで滑走し、また苦行タイムの始まり。先行する山スキーヤーはダケカンバの低木林を上っていく。少し気持ちが萎えるが行くしかない。
苦戦しながら、ダケカンバ林を抜けると三角垂の群別岳が見えてくる。増毛山地の表番長が暑寒別岳なら、裏番長は群別岳だと思っている。暑寒別岳の様に夏山ルートはなく、雪のある時期しか登るのは難しい。しかも、危険が伴うから初級者は近づけない。
平坦で広い稜線でスキーからアイゼンに換装しながらそんな事を考えていると、続々とハイクの登山者が上がって行く。自分も早く山頂を踏もう。
浜益岳最後の稜線は行程で最も急登。またに膝上まで踏み込みした足跡もあった。ツボでも上りやすくはない。息が上がるので休み休み上る。そして山頂へ。
山頂には一眼デジカメで、山の写真を撮っている方がいた。聞くと山の写真を撮るのが好きなのだそうだ。スマホで撮りますか?とありがたいお言葉。当然お願いして、撮って頂いた。
山頂から眺める増毛山地の風景は格別。眺めていると、えっ!?パウダー用のファットスキーで山頂まで上がってきた女性が。あの急登を?凄い。自分にはとてもできない。
山頂で会った方と山の話をしながら、スキーをデポした場所まで下りお別れする。スキーへの換装がおわれば、浜益御殿へ続く鞍部までは滑走を楽しませてもらう。上りのダケカンバ低木林を東側から巻くと、かなり滑走しやすかった。あっという間に鞍部まで降りた。ここからが最後の上り。シャリバテ気味だが浜益御殿山頂を目指す。
浜益御殿。コンビニおにぎりをサーモボトルの番茶で胃に流し込む。卵焼きも食べる。力がみなぎれば、登山地点まで締めの滑走。下山は2回目ということもあり、滑走を中断してのGPS確認の回数は減ったが、方向がズレていた。やはり感覚で樹木帯を下るのは危険だ。
C350あたりで雪が無くなる。スキーを外し、担いでポクポクと林道を下る。上った時より停めてあるクルマの数が増えている。残雪あるのによく上がってきたなと下っていくと、何か様子がおかしい。
あ!GPS確認。下りの林道分岐を間違え600m以上も下ってしまっている。愕然となるが、もう遭難の心配は無いので、とりあえずヤマレコは登山終了にして、下山通知。
下山地点へ辿り着くまで、自位置の確認を疎かにしてはいけない・・・。
滑走動画↓
https://twitter.com/gickphoto/status/1520416967890706432?s=21&t=mnhY8Bu8J2U8KHKAtqukfQ
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する