九州最高峰の源流と温泉をめぐる旅(11/109・筑後川水系くじゅう17サミッツ)
- GPS
- 13:21
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,530m
- 下り
- 2,527m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:03
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:08
天候 | 4月30日 霧 後 快晴 夕方以降 曇 5月1日 曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
一級水系源流完全制覇の旅第10夜。11水系目となる今回は山行としては初めての九州へ上陸、「筑紫次郎」とも呼ばれる筑後川水系を下流から源流へたどりつつ、源流域に連なる九州最高峰のくじゅう連山と秘湯・法華院温泉を楽しむ山旅へと出かけてきました。
筑後川は、その源を熊本県阿蘇郡瀬の本高原に発し、高峻な山岳地帯を流下して、日田市において、くじゅう連山から流れ下る玖珠川を合わせ典型的な山間盆地を流下し、その後、再び峡谷を過ぎ、佐田川、小石原川、巨瀬川、宝満川等多くの支川を合わせ、肥沃な筑紫平野を貫流し、さらに、早津江川を分派して、有明海に注ぐ、幹川流路延長143km、流域面積2,860km2の九州最大の一級河川です。
そしてくじゅう連山は「九州の屋根」とも呼ばれ、最高峰中岳(1,791m)や主峰久住山(1,787m)を中心に1,700m級の山々が東西約15kmにわたって広がっており、1,700m級の10峰は「くじゅう17サミッツ」と呼ばれています。またこれらの山々は火山活動で生まれたもので、星生山の北東に位置する硫黄山からは今も噴煙が上がり活動が続いています。
今回はかないませんでしたが、季節を合わせれば、大船山のミヤマキリシマや東千里ヶ浜のコケモモなど花も美しく、三俣山は紅葉も楽しめるとのこと。いずれ花見や紅葉狩りのために再訪したいところです。
登山道は人気山域だけあって主要ルートはかなり整っていますが、マイナーピークとなると藪漕ぎや滑りやすい黒土の急坂のアップダウンを歩くことになります。低木の藪の他にも苔むしたゴーロもあり、奥秩父や北八ヶ岳を思わせる雰囲気も楽しめてくじゅう連山が好きになりました。
さらに九州最高峰の出湯、法華院温泉山荘にも宿泊。坊ガツル湿原やその向こうに大船山と平治岳を望む山荘で、温泉をゆったりと堪能できました。今回の旅では、登山前日にも長者原温泉、下山後にも日田の琴ひら温泉と筑後川水系の温泉を存分に楽しむ行程となりました。
今回のblogは下界の旅もセットで順に紹介していきます。山行だけをご覧になりたい方は【4/9】からご覧ください。
https://ameblo.jp/pyonms/entry-12740084499.html
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