お坊山
鈍太郎
体力度について
- GPS
- 02:19
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 862m
- 下り
- 848m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ルート的には、笹子雁ヶ腹摺山経由のコースや、滝子山登山口の方から登るコースが恐らくメジャーで道もしっかりしているんだと思いますが、距離もそこそこ長くなるし、アップダウンもそれ相応に多くなります。去年の春の林道開放直後の第1弾として笹子雁ヶ腹摺山行きましたが、その頃は山梨百名山制覇しか頭に無く、甲斐百山のことまで考えていなかったので、ついでにお坊山までなんて考えもしなかったし、そもそもお坊山の存在すら知りませんでした。今になって思えば、ついでに登っておくのが一番リーズナブルだったと、後悔しても始まりませんので、諦めてもう1回同じ笹子雁ヶ腹摺山経由を当初は考えていました。このコースでお坊山まで往復すると、距離は10�卍�度で、登山口と山頂の高低差自体はそれほど大したこと無いのですが、途中でアップダウンを繰り返すので、結局累積標高では1000mを超えるそこそこ大変なコースだったんですよね。かと言って滝子山方面からだと距離も大差無く、その上ズドーンと登るコースですので、こちらから登ろうという気にもなかなかなれず、どうしたもんかと地図を眺めていたところで今回のコースを見つけました。まともな道じゃ無さそうなルートで中々の高低差を登って行くのでそれなりの覚悟が必要なのは分かっていましたが、何よりも距離が半分程度で済む点に、最短コースハンターの血が踊りました。 一度どこかの山の帰りに登山口の下見に寄った時には正直、「え？！これどっから登ればいいの？？」と思ったものですが、それからこの日まで、数々のそういうところから登り始める山を経験してきましたので、楽勝♪とは言いませんが、かなり免疫はついた状態で向き合うことができました。 登り始めから尾根の稜線に取り付くまでは、いつもの壁に近い急斜面を張り付きしがみつきで登って行きます。途中に岩だらけの険しいところがありますので、そこは迂回した方が無難だと思います。ちなみに自分は下りではその岩だらけのところを何とか下りてきました。 しばらく登って行くと、植樹した苗を保護するネットが並んでいるのが見えてきます。その辺りまで来ると尾根の先端のようで傾斜が緩んできます。この辺りからピンクリボンと、他にも番号を振った小さな水色のテープが細かい間隔で道案内してくれます。 小さなピークを2つ越えた先から本格的に登りが始まりますが、そこの登り返しの最初にそこそこの岩壁が待ち受けています。左の方にう回路はあるのですが、何故か先人たちの足跡もそちらの方にはついておらず、直進したものばかりでしたので、当然自分も直進あるのみ。実際に行ってみた印象としては、例えて言うなら鶏冠山の第1？第2？岩峰(簡単な方)ぐらいの難易度に感じました。岩がギザギザしているので引っかかりや掴むところは多いです。ただし、崩れやすい岩質ですので、掴むところ、足を置くところには十分にご注意ください。 ここを越えれば、この先ここまでの難易度のところはありませんが、とは言えかなりきつい傾斜を登って行くところなんかもまだまだあります。 それと、これは主に下山時の注意点なのですが、このルートは、単純な1本の尾根をたどるという訳では無く、途中で尾根が分かれるところが2か所あります。特に下の方の分岐では、正しいルートが左に分かれる形になりますので、うっかりしていると間違って直進してしまうことになりますので、ポイントの目印や、アプリで現在地を確認して見落とさないようにしてください。 ちなみに水色の番号付きテープは、この下の分岐の所で終わっているようです。 そんなこんなで苦しい登りに耐えること1時間強で、笹子雁ヶ腹摺山からの稜線にぶつかります。地図ではこの地点一応ピークとして「トクモリ」という名前が付けられていますね。ここから右へ一旦下りてすぐにまた登り返します。少しだけこのきつい登り返しを頑張れば、お坊山山頂です。 山頂では、南アルプス方面のみ眺望が開けていますが、後は木に覆われています。でもそこからほんの少しだけ登って来た方に戻った位置に立つと、富士山方向が開けて見えます。 ちなみに道案内のピンクリボンですが、尾根の先端の植樹地帯から、右の方に道っぽい感じになっていてそっちに続いていたのですが、そっちへ下ると20号から入った道のかなり奥の方に下りることになりそうでしたので、自分はそちらへは行かずに登りと同じく最短コースで真っ直ぐに急斜面を下りました。登りの際に回避した岩の多い地帯を下ったのですが、かなり急ですし滑ったり落石起きたりとかなり大変です。ルート選択は慎重に。 |
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車停めた目の前辺りはご覧のような急斜面。ちょっと厳しそうなのでもう少し国道方面へ戻ってみます。でも実は、下りはこの辺から下りてきました。
感想
前々から早く片付けたいと思っていたお坊山にようやく登ることができました。
とは言え色々な要因があって、大満足とは行きませんでした・・・
要因�‖里�疲れてた：前にもどこかの記録に書きましたが、今年は富士登山競走に初出場するため、最近は週3程度仕事後の夜に家の近くでロード走トレーニングもやっています。前日夜も10�劼曚描�ったのですが、アップダウン少な目でペースも5:30/km程度なので全然大したことはないのですが、近年のベスト体重からまだ10�勸幣綮廚ず�の体では、この程度の走りでも翌日に疲れが残っており、なのでこの日もベストパフォーマンスで登れたという感じではありませんでしたね。
要因�◆Д好拭璽隼�間が遅め：JKの娘がIH県大会に行くので、朝駅まで送らされました。駅に6:00ちょっと過ぎに着いて娘を降ろしてそれから笹子まで、もうこの時間だと甲府辺りなんかは結構交通量も多く、結局ついて準備してスタートできたのがほぼ8:00。天気も良く、昼間の気温は真夏並みにまで上がった日でしたので、もうこの時間からそこそこ暑く、それも多少はパフォーマンスに影響したと都合のいい解釈。
要因��：覚悟の上の難コース：分かってはいましたが、ペースも中々上がりませんし、当然疲れます。山頂ではいつものルーティンこなしましたが、正直食欲ほとんど無くて、義務感だけでやった感じです。
そんな感じでしたので、下山した時にはそれなりに疲れてました。元々はこの後セットで考えてた大沢山にハシゴで向かう予定でしたが、そんな気力も湧いてこないほどにもうおなかいっぱい状態でした。まぁ大沢山はこれも道無き道駆使して最短コースを狙う設計してますので、順調なら大した時間かからないと思いますので、他の山と組み合わせるか、もしくは冬でも登れそうな山なので、直近は暑い内でないと登れない山を優先しようかと思います。
まぁ今週はひと山だけで終わりとなりましたが、とは言えこのお坊山、73座目制覇となった甲斐百山の他にも、4つのシリーズに選定されている隠れた名峰とも言える山でしたのでそれに満足して、「今日はこの辺にしといたらぁ」状態です。
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