富士山 (御殿場口:往路コース終点鳥居まで4hr35min)
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,414m
- 下り
- 2,396m
コースタイム
5:05御殿場口出発 → 7:00旧五合目廃屋 → 8:00七合目日の出館
→ 8:10砂走館 → 8:40赤岩八合館 → 9:40 御殿場口ルート終点 → 暫く休憩
→ 10:15 旧測候所(剣ヶ峰)→ 10:45吉田口/須走口終点
→ 11:00お鉢めぐり完了(休憩) → 11:24御殿場口下山開始 → 11:48砂走館
→ 12:10宝永山 → 13:10御殿場口帰着(大砂走り経由)
天候 | ガス(霧雨)-快晴-ガス(宝永山から上は晴れ、宝永山下ではガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース危険箇所は特になし。 富士山については、危険箇所というよりも、風、大量のガス、低温、高度 順化状況等の要因が危険情報というべきだろうか。今回、風は頂上では少ない ほう、ガスは宝永山より上はなし、温度は頂上で摂氏10度は下回っていたものの、 雨天でなかった為、特に大きな問題はなかった。 個人的には、砂走館以降、高度の影響で猛烈な眠気に襲われたが、頂上での お鉢めぐりで、眠気は消えた。頭は多少ボーっとすることはあった。 (もちろん、下山にあわせて高度の影響はなくなった) 御殿場口は比較的人が少ないとは言え、今は登山ハイシーズン。 お互いコースの譲り合いは必要(御殿場口ルートとは言え、富士宮口からの 登山者が下山ルートに利用する事も踏まえる必要がある)。 さすがに頂上は多くの登山客で賑わっていたが、高度障害にかかっているのか、 横になっている登山客を多く目にした。日帰りで富士山に登るケースでは、 どうしてもこれは避けられない問題だと思う。 宝永山を下回る標高では概ねガス(霧)状態である為、水濡れやルート間違い に要注意。宝永山についてもう1点。大砂走りの上部は比較的ゴツゴツした岩 が埋まっている為、スピードを出しすぎないほうが良い。うっかり誤って岩に足 をかけて、足をひねる可能性あり。大砂走りで走る場合は、宝永山以下の高さで のびのび砂走りされる事を奨めます。 これから富士登山を検討されている方に: 明日(8/2)御殿場口では富士登山駅伝が予定されている為、その辺を踏まえる 必要があると思います。また、天気にも注意。 (本日、サポートにまわる自衛隊隊員を随所で目撃しました) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
過去に御殿場口ルート始点から終点までを往復し6時間55分という
コースタイムだった事がある。今回は往路に限って言えば、それを
上回る可能性があったタイムだった。たが、同行者があることもあり、
その後は時間をかけてゆっくり歩いた。お鉢めぐり(頂上一周)もやった。
結果、時間にこだわることなく、楽しく歩けた。
(唯一の問題は、登りに関していえば、自分より同行者が強かった。
残念かな、往路の最後はこちらが喰らいつく形でリードしてもらった)
この時期の富士山は初めてだったが、下界の天気がよければもっと多くの
登山者で賑わっていたのではないかと思う。
(正直、上部でここまで天気に恵まれるとは思っていなかった)
富士山はアクセスが良い為多くの登山者で賑わう。毎回いろんな人たち
がいるもんだなぁと思いついつい見入ってしまう。中には、新宿から
普段着・肩掛けかばん・運動靴のままバスに乗り込みそのまま頂上に来た
ような格好の若者もいた。
この高所でここまで都会チックな一面も、ある意味で富士山の不思議な特色の
ひとつだと思う。
もうひとつ。
今回のびっくりは、富士山で水場を発見したこと。測候所の下部にあった。
ルートを外れる為、目に付かないが、おそらくこれは測候所の職員が当時
残していったものではないかと思う。しくみはいたって簡単で、雪解け
水流の下流に火山岩でこしだされた水をパイプで流しだしているもの。
とても冷たくおいしかった。小屋で数百円支払って買う水よりもズバリ
富士山という感じがして良かった。
今回、試験的に下半身は圧迫スパッツを着て頂上を目指しました。
疲れは出たものの、十分効果あり。お勧め。
宝永山より高い場所では快晴だった為、下山するのが心惜しかったです。
P.S.地図によっては赤岩八合館から終点の鳥居までコースタイム表記が
あいまいなものがある様に感じます。その地図では見方によれば
赤岩八合館から終点鳥居までが50分と記載されていると取ることもできる。
(実際は長田尾根記念碑から終点鳥居までを50分と表記しているつもり
なのだと思いますが)
富士山は全国津々浦々から皆が登りに来る山。自分もそうですが、
最後にヘタるケースが多いので、その分も多少余裕時間として地図上
のコースタイムに踏まえてもよいのではないかと思います。
高度順化は個人差で大きく異なるため、机上での登山計画時には、
皆さんくれぐれも注意ください。
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