ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 436476
全員に公開
雪山ハイキング
栗駒・早池峰

鬼首リゾートパーク-鍋倉山-大柴山-花渕山-旧鳴子スキー場

2014年04月29日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
14.1km
登り
1,148m
下り
1,338m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:20鬼首リゾートパーク(スキー場)-11:40鍋倉山-11:55展望台12:15-12:30大柴山-13:40花渕山13:50-14:55旧鳴子スキー場入口-15:30鳴子駅前
天候 くもり(時々晴れ)
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
大崎市営バス(鳴子温泉駅発8:25発(休日時刻表))にて鬼首リゾートパークへ移動
料金500円(平日、土曜日は7:18発(詳細は大崎市鳴子総合支所に確認))
コース状況/
危険箇所等
鬼首スキー場の上部はまだかなり雪がある、鍋倉山山頂から花渕山への稜線は快適な雪面あるきだが、時に夏道。雪庇崩壊場所に注意。旧鳴子スキー場は雪が消えれば、藪だらけになるはず。夏道(これも怪しいが)を外すと大変なことに。「鳴子の壁」下の登山道は、難易度がかなり高い。
早稲田湯。鳴子湯めぐり駐車場(無料)から鳴子温泉駅に向かう途中に。
早稲田湯。鳴子湯めぐり駐車場(無料)から鳴子温泉駅に向かう途中に。
鳴子温泉駅到着。花渕山の頂上にはガス。
鳴子温泉駅到着。花渕山の頂上にはガス。
大崎市営バス。この日は乗客が私一人だけ。たまには満員になることもあるとのこと。しばし運転手さんと世間話。子供のころは、上野々スキー場のシーズン券を買ってスキーをしていたとのこと。地震の話、湖畔公園に向かう橋の下に熊が出た話、某県の人々がタラの芽を根こそぎ取って行く話など、ゆっくり吹上キャンプ場まで回ったのに、あっと言う間に着いた。
1
大崎市営バス。この日は乗客が私一人だけ。たまには満員になることもあるとのこと。しばし運転手さんと世間話。子供のころは、上野々スキー場のシーズン券を買ってスキーをしていたとのこと。地震の話、湖畔公園に向かう橋の下に熊が出た話、某県の人々がタラの芽を根こそぎ取って行く話など、ゆっくり吹上キャンプ場まで回ったのに、あっと言う間に着いた。
麓のゲレンデは雪は無い
麓のゲレンデは雪は無い
禿岳も頂上は雲の上。そのうち、すっきり無くなるはず。。
禿岳も頂上は雲の上。そのうち、すっきり無くなるはず。。
少し登って振り返る
少し登って振り返る
標高500mを超えると、グズグズの雪に。ゲレンデの傾斜は段々きつくなり、簡易アイゼンの効きも悪い。先日の定義林道ショートカットで紛失し、一昨日新調した手袋を置き忘れ、標高約100m戻ったおまけも。
標高500mを超えると、グズグズの雪に。ゲレンデの傾斜は段々きつくなり、簡易アイゼンの効きも悪い。先日の定義林道ショートカットで紛失し、一昨日新調した手袋を置き忘れ、標高約100m戻ったおまけも。
これは何?トリカブト-ではないよね
2
これは何?トリカブト-ではないよね
しばらくゲレンデを登ったが、体力持たずに作業道へエスケープ
しばらくゲレンデを登ったが、体力持たずに作業道へエスケープ
落としたやつ(彼女?)、大丈夫だったかな
1
落としたやつ(彼女?)、大丈夫だったかな
ゴジラ見っけ (^_^)/
4
ゴジラ見っけ (^_^)/
今日一番の写真です。禿岳の頭はまだガスの中。麓には、市営牧場。(昨年、大規模な除染をした。今年は放牧を再開できればいいのだが)
7
今日一番の写真です。禿岳の頭はまだガスの中。麓には、市営牧場。(昨年、大規模な除染をした。今年は放牧を再開できればいいのだが)
急登のあとの一休み場。レストハウスは使用していないみたい
急登のあとの一休み場。レストハウスは使用していないみたい
レストハウスを通り過ぎでふり返る。その後、作業道は雪に埋もれて判明できず、急斜面ゲレンデを登る。
レストハウスを通り過ぎでふり返る。その後、作業道は雪に埋もれて判明できず、急斜面ゲレンデを登る。
このリフト降り場もしばらく使っていないみたい。
このリフト降り場もしばらく使っていないみたい。
やっとのことで鍋倉山山頂。ゲレンデ登りはもうこりごり
2
やっとのことで鍋倉山山頂。ゲレンデ登りはもうこりごり
っと、そう、ここはテレキャビンの終点でもある。3世代で雪遊び(の中、そそくさと通り過ぎる。。 (^^;)
っと、そう、ここはテレキャビンの終点でもある。3世代で雪遊び(の中、そそくさと通り過ぎる。。 (^^;)
気持ちのいい林の中、大柴山に向う
気持ちのいい林の中、大柴山に向う
東屋がゆがんでる
東屋がゆがんでる
ムムっ、爪のある足跡。これは?
アイゼンを付けたトレースでした。
3
ムムっ、爪のある足跡。これは?
アイゼンを付けたトレースでした。
展望台。まだなんとかたっている。階段で休憩した
展望台。まだなんとかたっている。階段で休憩した
大柴山へ(大きな雪庇がぐずぐずに)
大柴山へ(大きな雪庇がぐずぐずに)
雪庇を振り返る
たまに夏道も
荒尾湖が見えてきた。後ろには荒雄岳
1
荒尾湖が見えてきた。後ろには荒雄岳
稜線を抜けて行く
稜線を抜けて行く
そらも青空に
花渕山への稜線
花渕山も船をさかさまにした形?
1
花渕山も船をさかさまにした形?
ここにも怪しい雪庇
ここにも怪しい雪庇
いざ、花渕山へ
結構な登りでした。
結構な登りでした。
標高はあるが、たまの夏道ではカタクリの花が満開のところも
2
標高はあるが、たまの夏道ではカタクリの花が満開のところも
今度こそ、超危ない雪庇が。右側の藪を抜けて夏道に撤退
2
今度こそ、超危ない雪庇が。右側の藪を抜けて夏道に撤退
今日は、お二人に会いました。いずれもピストンで、旧鳴子スキー場に向かう方はいないようでした
今日は、お二人に会いました。いずれもピストンで、旧鳴子スキー場に向かう方はいないようでした
花渕山頂上はまだかなりの積雪
1
花渕山頂上はまだかなりの積雪
雪さえあれば、元の旧鳴子スキー場の姿。ゲレンデの下りは最高。いざゆかん
2
雪さえあれば、元の旧鳴子スキー場の姿。ゲレンデの下りは最高。いざゆかん
とは言っても、雪質が、、ね。。
2
とは言っても、雪質が、、ね。。
振り返る。トレースが滑っているようで、なんだかなー
1
振り返る。トレースが滑っているようで、なんだかなー
あれれ、雪が無くなっていく。尾根の先に展望レストハウス?
あれれ、雪が無くなっていく。尾根の先に展望レストハウス?
これらもただ朽ちて行く運命でしょうか。
これらもただ朽ちて行く運命でしょうか。
コイン式望遠鏡はどこを見る。
コイン式望遠鏡はどこを見る。
その後は、まずこんな感じ。滑るので厄介
その後は、まずこんな感じ。滑るので厄介
よって、左の林に逃亡
よって、左の林に逃亡
結構な藪に遮られつつ、夏道(のような感じのもの)を発見
結構な藪に遮られつつ、夏道(のような感じのもの)を発見
しかし、時々このような状態に
しかし、時々このような状態に
夏道が林に入ると、やや快適に
夏道が林に入ると、やや快適に
「横倉の壁」ならぬ「鳴子の壁」。
「名にしおう鳴子の壁。いやがうえにもチャレンジをくすぐる最大斜度38°」と書いてある。昨秋は見逃した。「チャレンジをくすぐる」は「チャレンジ心をくすぐる」だろうね。これからの難儀を想像させる看板
「横倉の壁」ならぬ「鳴子の壁」。
「名にしおう鳴子の壁。いやがうえにもチャレンジをくすぐる最大斜度38°」と書いてある。昨秋は見逃した。「チャレンジをくすぐる」は「チャレンジ心をくすぐる」だろうね。これからの難儀を想像させる看板
この後は、絶句的下降に。夏道は何となくわかるが、とても道とは言えない。
この後は、絶句的下降に。夏道は何となくわかるが、とても道とは言えない。
夏道を見失い、崖を下っていると。。これは何の花?
6
夏道を見失い、崖を下っていると。。これは何の花?
やっと安心できるところまで下ってくると。春が待っていた。
2
やっと安心できるところまで下ってくると。春が待っていた。
降りてきたゲレンデ?を振り返る。
降りてきたゲレンデ?を振り返る。
こけし館への道沿いには、桜並木。ここからアスファルト上を2.6km
2
こけし館への道沿いには、桜並木。ここからアスファルト上を2.6km
カタクリと菊咲イチゲの共演
カタクリと菊咲イチゲの共演
こけし館のさくらは満開だった
こけし館のさくらは満開だった
秋とは全く違う鳴子峡
秋とは全く違う鳴子峡
蛇足:もみぢ食堂−やきとり、めん類
蛇足:もみぢ食堂−やきとり、めん類
鳴子温泉駅に戻ってきた
1
鳴子温泉駅に戻ってきた
蛇足2:駐車場に向かう道沿いに(こういうのまだあるんだ(唖))
蛇足2:駐車場に向かう道沿いに(こういうのまだあるんだ(唖))
駐車場は結構な車。ここには足湯も(足湯はいたるところに。手湯も。。)
駐車場は結構な車。ここには足湯も(足湯はいたるところに。手湯も。。)

感想

 昨年秋に、今日とほぼ同じルートを辿った。その際は、鬼首スキー場の東側ゲレンデを直登し、地図で確認した登山道があるべき場所で途方にくれた。三方を藪林に囲まれ、身動きができない。小一時間かけて強烈な藪漕ぎをし、やっとのことで作業道まで登った。旧鳴子スキー場での下山道も獣道のような印象があった。
 そのトラウマがあるので、今日は遠回りだがまず鬼首スキー場の西側ゲレンデを登ることにした。しかし、登るにつれ、ゲレンデの傾斜はきつくなり、グズグズの雪に簡易アイゼンは役立たず、しょうがなく作業道に逃げ込んだ。その作業道も上部では雪によって、斜面との区別がつかず、少し厳しい登りとなった。
 鍋倉山頂上からは、多少のアップダウンのある快適な稜線歩きを楽しんだ。しかし、旧鳴子スキー場の下りは、やはり一筋縄ではいかなかった。雪が消えたゲレンデは、上部は倒れたススキで滑りまくり、降りるにつれて幼松が混じった濃い藪になって妨害する。登山道を見つけてもかなり荒れていて、最後の林の中の急降下では、2回ほど見失った。
 今日は見通しはあまり良くなく、遠くの山なみは見えなかったが、朝に高所にかかっていた雲も晴れて、穏やかなまずまずの天気になった。気温は多少低い感じだったが、雪は緩み、デブリが見える箇所もあり、大きな雪庇の上下はここしばらくは少し気を付ける必要がありそうだ。
 大柴山と花渕山の間で2人の方にお会いした。旧鳴子スキー場側は誰も登ら(下ら)なかったようだ。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2822人

コメント

お疲れ様でした。
初めまして。
実は同じ時間帯に禿岳に登っていました。
花立峠に入る車道はまだ通行止めでゲート前に車を停めて峠まで歩いていきました。
午後になってくるほど晴天ですっきりと稜線が見えましたね。
残雪と雪庇で手こずりましたか…
こちらも同じく雪庇にアタックしたものの6合目で敗退することにして下山しました。かなりスリリングでしたが
花立峠から大柴山方面の尾根道が良く見えていてこちらにもいつか再訪したいです。
No.8はエンゴサク、No.50はシラネアオイです。(もう咲いているんだ〜
2014/4/30 0:08
Re: お疲れ様でした。
meikenさん。こんにちは。コメント有難うございます。
禿岳挑戦してたんですね。
スキー場から、また鍋倉山あたりからの禿岳はカッコ良すぎです。
が、この時期の禿岳は、私には難易度が高すぎのようで、諦めていました。
この日は、最初、花立峠からの縦走を計画していたのですが、距離が長くなるのでこれもあきらめて、ゲレンデを登ったのですが、やっぱりそっちからの方が楽しめたかもしれません。
途中からの下山は残念でしたが、レコ楽しみにしていますね。
花の名前、有難うございました。
植物についてもう少し勉強していくともっと楽しめるのにといつも思うのですが。。
今回は、四足動物にはあえませんでしたが、ゴジラには。。(^^;
2014/4/30 8:43
縦走お疲れ様でした。
 多分、時間的にも展望台から大柴山の間で、ご挨拶したと思います。
スキー場の下から縦走するとは思っていませんでした。
自分はテレキャビンを使いましたが結構な標高差があったと思います。
20枚目の写真の足跡は多分自分の足跡だと思います。エバニューの10本歯アイゼンです。危うく片方をなくすところでした・・・
2014/4/30 22:05
Re: 縦走お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
最初は花立峠からと思っていました。そうすれば、meikenさんのレコにある雪壁が見られたのですが、つい、ふらふらゲレンデに行ってしまいました(笑)。
前爪のあるトレースは冷静かつ合理的で、ほとんどそのまま歩かせて頂きました。
アイゼン落ちていたら、走って届けに行ってたと思います(追いつけないか。。 )。
では、またどこかで、
2014/5/1 9:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら