仙丈ヶ岳〜銀嶺に招かれて

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月04日(日)

コースタイム

5/3
8：40歌宿ー10：20大平山荘ー10：40北沢峠11：35−
11：45長衛小屋ー12：35仙水小屋ー13：10仙水峠13：35−
14：00仙水小屋ー14：35長衛小屋ー14：50北沢峠
　北沢峠ー仙水峠　往路　1時間35分　復路　1時間15分
5/4
5：30北沢峠ー5：55一合目ー6：20二合目ー7：00四合目ー
7：15やせ尾根ー7：25大滝ノ頭（五合目）−8：00六合目ー
8：40小仙丈ヶ岳ー9：12八合目ー10：05仙丈ヶ岳山頂10：20−
11：05小仙丈ヶ岳11：55−13：30北沢峠14：00−
15：30歌宿
　北沢峠ー仙丈ヶ岳　往路　4時間35分　　復路　2時間20分
　（ゆっくりペース）

天候

両日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

この時期、途中の歌宿までバス、その先北沢峠まで2時間弱の林道歩きになる。
7時過ぎに仙流荘に到着。駐車場はほぼ満車。
2本目の8：05のバスに乗車。
20名ほどが待っていたが、全員が1台のバスに乗車できた。

写真

5/6 10:03

歌宿
鋸岳が迫る

5/6 10:03

林道をしばらく
進むと
甲斐駒ケ岳が

5/3 9:17

丹渓新道と
交差する

5/3 9:52

彼方に
仙丈が

5/3 10:07

5/6 10:04

大平山荘

5/6 10:04

ようやく
北沢峠へ

5/6 10:04

北沢峠こもれび山荘
（旧長衛荘）

5/6 10:04

仙水峠への分岐

5/6 10:04

長衛小屋前の
テントサイト

5/6 10:04

長衛小屋

5/3 11:46

でかい蕗の薹

5/3 11:57

谷沿いの雪道を
辿る

5/3 12:16

5/3 12:23

ロープがあるが
見たほど
危険ではない

5/3 12:29

5/3 12:32

谷から急登すると
仙水小屋へ
太陽光パネルがある

5/3 12:45

ガレ場を左に見て
進む

5/3 13:07

5/3 13:12

仙水峠

5/3 13:15

峠からは
甲斐駒ケ岳の
摩利支天が
視界を塞ぐ

5/3 13:29

遭難碑

5/3 13:33

風をよけ
くつろぐ

5/3 14:00

仙水小屋の
反射光湯沸器

5/6 10:05

巨大なドロノキ

5/6 10:05

仙丈ヶ岳を目指して

一合目

5/4 6:19

二合目

5/6 9:53

北岳が
輝いている

5/6 9:53

かなりの急坂が
続く

5/4 7:02

四合目

5/6 9:53

急なやせ尾根
両側とも切れ落ち
緊張する

5/4 7:25

大滝ノ頭
（五合目）

5/4 7:38

甲斐駒

5/6 9:45

北岳

5/6 9:54

鳳凰三山

5/4 7:44

前日登った
仙水峠が

5/4 7:59

樹林帯を抜け
白銀の世界へ

5/4 8:00

六合目

5/4 8:02

5/4 8:20

富士も大きく見える

5/4 8:23

小仙丈の手前

5/4 8:28

かなりの急斜面

5/4 8:33

乗鞍、御岳
中央アルプス
遠望

5/4 8:33

北アルプス〜御岳

5/4 8:40

小仙丈ヶ岳
山頂

5/4 8:40

目指す
仙丈ヶ岳が
行く手に
伸びやかな尾根と
カールが美しい

5/4 8:40

北岳、間ノ岳・・・

5/6 10:06

北岳の左に
富士

5/6 9:55

まだら毛の
雷鳥

5/5 10:10

5/4 9:12

八合目

5/4 9:27

馬ノ背ヒュッテ
が小さく見える

5/6 9:48

雪稜を辿る

5/6 9:55

5/4 9:36

5/4 9:59

山頂は間近

5/4 10:06

大仙丈ヶ岳

5/4 10:07

仙丈ヶ岳山頂
3032.6m

5/4 10:07

言うことなし！

5/4 10:08

小仙丈に戻り
ゆっくり
絶景を味わう

5/4 11:21

5/4 11:22

5/4 12:48

樹間より
北岳に別れを
告げて

5/4 15:27

歌宿に
無事帰還

撮影機器：

FinePix JX280 富士フイルム

感想

kikousi

久々の泊まりでの山行は南アルプス仙丈ヶ岳に決定
少しハードかも知れないが残雪の高山に立ち、絶景を拝したかった

2時間ほどの林道歩きがきついのは分かっていたが
そのおかげで登山者もさほど多くはなく
駐車場、バスも混雑は少なく、小屋も快適であった

昼頃北沢峠に着いたので初日は仙水峠までとした
谷沿いの道は特に危険な個所もなく
峠に出ると、摩利支天が天を突かんばかりに屹立していた

翌日は、いきなり急な樹林帯から始まった
雪は硬く、しばらくしてアイゼンを装着した
2年前のGW、爺ヶ岳〜鹿島槍では踏み抜きで苦労したが
今回は帰路もほとんど雪はしまっていた

いったん道は穏やかになるが、やがて急登が続くようになった
やせた急峻な尾根をのりこえ、さらにしばらく喘ぐと
森林限界の上に出、いっきに展望が開けた

快晴の空に、日本の屋根を形成する高く白い峰々が
次から次と展開していく
山登りの醍醐味はこれに尽きる

転げ落ちそうな雪の急斜面をよじ登ると小仙丈ヶ岳に着く
さらに眺望が広がり、銀嶺の天上漫歩を堪能する

空に突き出たリッジも、しっかりトレースされており
バランスを保って進めば危なくはなかった

にぎわう山頂はすぐに辞し、直下の鞍部でしばし休息
小仙丈まで戻り、ランチをとりながら
再度絶景をゆっくりと味わった

美しいカールに囲まれた仙丈ヶ岳は
ゆったりとした白いベールをまとった
気品ある高峰であった