高妻山 一不動〜弥勒新道 周回

2022年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:58
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,469m
• 下り: 1,465m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:57
• 合計: 8:57

7:59 戸隠キャンプ場バス停
8:03 8:04 戸隠キャンプ場
8:10 8:10 戸隠牧場入口
8:20 8:20 弥勒尾根コース分岐
8:27 8:27 ゲート
9:19 9:19 帯岩
9:25 9:30 一杯清水
9:43 9:48 一不動避難小屋
9:50 9:56 一不動
10:46 10:46 五地蔵山
11:22 11:22 八観音
12:33 13:12 高妻山
14:02 14:02 八観音
14:43 14:43 五地蔵山
15:49 15:49 弥勒尾根1596ｍ点
16:28 16:28 弥勒尾根入口
16:36 16:37 弥勒尾根コース分岐
16:45 16:45 戸隠牧場入口
16:52 16:52 戸隠キャンプ場
16:56 戸隠キャンプ場バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

「日本百名山高妻山登山者用無料駐車場」に駐車。
無料の砂利駐車場で、そこまでに至る道も良好な路面状況。

奥の方にも車で入れますが、一般登山者は不可です。
キャンプ場利用だともう少し奥に行けるみたいですが、仮にそうしたとしても20分程度短縮できる程度なので…きちんと指示通りに停めるのが無難。

コース状況／危険箇所等

■戸隠キャンプ場〜一不動避難小屋
大洞沢沿いに登っていきます。
最初はゆるく、段々斜度が上がっていきます。
かなりの渡渉箇所や、落ちたらヤバい帯岩周辺、ラストの急登に、全体的に足場が湿っていて滑りやすいなど難易度高し。
下りでは使わない方が賢明かも。

■一不動避難小屋〜六弥勒
打って変わって易しいルートです。
緩やかなアップダウン、途中ちょいちょい眺望も開けます。
道も綺麗に刈り払われています。

■六弥勒〜高妻山
結構アップダウンあり、高妻山直下はかなりの急登に鎖場などもあり難易度高めです。
落石しそうなところもあるので、ヘルメットあっても良いかも。
残雪は全く無し。

■六弥勒〜弥勒新道〜戸隠キャンプ場
一不動ルートと違い、岩場はほとんどなし。
ただ、急傾斜はちょいちょいあり、ロープや鎖場も。
とはいえ降りやすく登りやすいルートです。
こだわりがなければ行きも帰りもこちらを推奨。

その他周辺情報

特に無し。

信濃町インターから登山口までは、飲食店やコンビニがかなり少ないです。
事前に要チェックです。

写真

7/24 7:58

前夜は関越道のPAで車中泊。
駐車場に空きがあるか少し不安でしたが大丈夫でした。
数台程度の空きに滑り込みました。

7/24 8:00

登山者用の無料駐車場から奥はこの通り。
ゾーニングがされています。

7/24 8:01

まずはキャンプ場と牧場を通ります。

7/24 8:02

キャンプ場を横目に、舗装道を歩きます。

7/24 8:07

登山者でも使って良さそうな水道が。
帰りに使わせてもらいました。

色々蛇口はあるんですが、キャンパー向けっぽくて使いづらいんですよね。

7/24 8:09

売店、蕎麦屋さん、ソフトクリーム屋さんなどありますが、まだ開いてません。

7/24 8:10

キャンプ場の奥に、戸隠牧場。

7/24 8:13

高妻山へはこの通り、看板案内がきちんとされています。

7/24 8:14

馬とか羊とかを横目に、登っていきます。

7/24 8:17

アキアカネ。
はやくブヨを食べまくってくれよな。

7/24 8:19

五地蔵桜。
樹が大きすぎてフレームアウトしてしまった。

7/24 8:20

この変な形のゲート、どうやら足裏に石灰を塗り付けるための仕掛けのようです。
消毒のためでしょう。

7/24 8:22

舗装道が途切れ、登山開始！
まずは一不動避難小屋を目指します。

7/24 8:26

ここにも石灰ゲートあり。
地面が白くなっています。

7/24 8:29

渡渉箇所に橋あり、しかし崩れています。

7/24 8:29

崩れた橋のちょっと下流を普通にザブザブ進みます。
滑らないように…

7/24 8:31

樹林帯を進みます。
湿度が高くて、暑い…汗がポタポタ落ちる。

7/24 8:39

木の根のミックス道。

7/24 8:39

渡渉を繰り返し、ジグザグに登ります。

7/24 8:48

沢沿いのせいか、虫が多い。ブヨに気を付けないと。

7/24 8:50

しかし渡渉箇所多いな！十数回渡った気がする。

7/24 8:51

「滑滝」の辺りまで来ましたが…これかな？

7/24 8:53

ヤマアジサイです。
不思議な色彩。

7/24 8:54

虫は多いわ、蒸し暑いわ！
腰掛けて休憩するところも無し、中々ハードな登山道だ。

7/24 9:04

ほとんど川の中を進むようなところも。

7/24 9:07

傾斜が急に、そして岩も多く。
滑らないように注意。

7/24 9:09

これが「滑滝」かな。
右の方に鎖があり、中々の難所です。

7/24 9:10

鎖場を登る途中、携帯蚊遣り器を落としてしまいました。
回収不可能…！

7/24 9:17

落とした蚊遣り器の代わりに、何かゴミを拾って帰ろう。

まだまだ登りは続きます。

7/24 9:18

これが「帯岩」。
でっかい一枚岩の斜面だ。

7/24 9:19

この帯岩の上をぐるっと巻くように進みます。
鎖付き。

7/24 9:22

帯岩の上を通過しますが、誤って落ちたらヤバいです。
道も狭いし…

7/24 9:25

そのちょっと上に、「氷清水」。
毎分数リットルくらいの湧出量。
今回、全編通して水場はここだけ。

7/24 9:28

ガレた道を登ります。

7/24 9:36

もう少しで一不動避難小屋！

7/24 9:43

小屋到着！中はこんな感じ。
堅牢ですが隙間多く、虫の侵入は避けられません。
雨風は大丈夫。あと床が結構グラグラしている。

7/24 9:48

小屋左手には携帯トイレ使用ブース。

7/24 9:49

小屋全景。
コンクリ作りのしっかりした、年季の入った感じ。

7/24 9:49

さて進みます。まず一不動（いちふどう）。

7/24 9:50

一不動から九弥勒までは、祠があったり、看板だけだったり。

7/24 9:50

向こうに見えるのは、飯縄山か。
雲に覆われてるけど。

7/24 9:56

樹林帯を歩きます。
アップダウンはそこまできつく無い。

7/24 10:00

二釈迦（にしゃか）。
チェックポイント間はそれぞれ5〜10分程、いい目安です。

7/24 10:02

次は…

7/24 10:08

三文殊（さんもんじゅ）。

7/24 10:09

空は晴れたり曇ったり。
雨が降らなけりゃまぁいいか。

7/24 10:13

曇ると涼しいですが、日が照ると辛い！

7/24 10:19

ちょっとしたロープ場。

7/24 10:25

四普賢（しふげん）

7/24 10:26

ガスガス…

7/24 10:41

五地蔵（ごじぞう）。
この直ぐ側に五地蔵山があります。

7/24 10:43

五地蔵山…ガスガス。

7/24 10:44

南東に天望が開けるはずですが、ガスで何も見えず。
飯縄山とか黒姫山が見えるはずなんですけど。

7/24 10:46

六弥勒（ろくみろく）。
ここが登山道の分岐点。

7/24 10:48

この先に、高妻山が見えるはずだ…が！
こんな感じです。

7/24 10:53

七薬師（しちやくし）。

7/24 11:06

少し晴れてきた？
緩やかなアップダウンが続きます。

7/24 11:10

ちょっと急なところも。
帰りの登り返しが嫌だな〜

7/24 11:20

八観音（はちかんのん）。

7/24 11:23

ガスが吹き流されて、高妻山が姿を見せました。
実際のピークは奥に隠れてて、ちょっと見えません。

7/24 11:28

道は乾いてきて歩きやすい。
一不動の上りに比べると天国です。

7/24 11:31

九勢至（きゅうせいし）。
ここで終わりです。

7/24 11:48

ここからはひたすら登りです、標高差約300m！

7/24 11:56

山頂は晴れるかな。

7/24 12:04

山頂直下、ここまでで一番の登り。
クライムアップ。

7/24 12:07

長いロープ場。
ロープがあって、助かるね。

7/24 12:23

急登を越えると山頂エリア…

7/24 12:28

これは…まだ山頂ではない、もう少し奥。

7/24 12:29

岩の上を飛び飛びに進みます。

7/24 12:34

山頂到着！丁度居合わせた方に撮っていただきました。
真っ白けだ。

7/24 12:45

しばし、山頂で休憩。
黒姫山ベストショット。

7/24 13:11

山頂からちょっと離れたところにあるこの岩の上。
非常に寝心地がよく、ウトウトしてしまいました。

7/24 13:16

さて帰ります。
雲は厚いけど、雨は大丈夫そう。

7/24 13:48

五地蔵山〜一不動〜戸隠山方面。
すごいギザギザしているな。

7/24 14:43

六弥勒まで戻ってきました、ここからは弥勒新道を下ります。
道の笹はきちんと刈り払われています。

7/24 14:44

ただ、かなり土に湿り気が…
滑らないように注意。

7/24 14:47

展望は良好、戸隠牧場がよく見えます。
その奥には飯縄山。

7/24 14:57

と思えばかなりの足場が悪いところも。
鎖もあったり。

7/24 15:04

また鎖。
とはいえ一不動ルートのような危険箇所はありません。

7/24 15:09

しかし何だかしんどいな、足元はズルズル滑るしなかなか高度が下がらない。

7/24 15:38

3月に撤退したときのポイント。
冬と夏では全く見た目が違うな。

7/24 15:43

泥濘がひどい。

7/24 15:45

牧場まであと60分！

7/24 15:49

長い樹林帯。一不動ルートほどではないが、やっぱり虫が多い。

7/24 15:53

道の変化があまり無い、ちょっと退屈な道かもしれない。

7/24 15:55

またロープ場。
急な所は、このようにしっかり補助があります。

7/24 16:11

ブナ仙人。
異形です。

7/24 16:19

樹林帯の奥が明るくなってきた！
あと少し。

7/24 16:24

ザーザーという水音がします。
川が近い。

7/24 16:27

登山道終了！長かった〜…！

7/24 16:28

ここからは牧場の道を歩きます。

7/24 16:28

渡渉箇所。最後にミスらないよう、集中！

7/24 16:29

牧場に出ました。
電気柵には注意。

7/24 16:31

五地蔵山方面。
曇っててなんにも見えません。

7/24 16:33

渡渉箇所…では無く、ただ水が漏れてる感じ。

7/24 16:42

牧場に戻ってきました。
馬が何やら集まって、尻尾をブンブン振っています。

7/24 16:42

キャンプ場は大分まばらになっていました。
週末ももう終わり。

7/24 16:55

駐車場まで戻ってきました。
バスを待っている人の姿も。

7/24 16:55

意外と残っている車、まだ登山中なのかな？
お疲れさまでした〜！

撮影機器：

Google Pixel 5 SIMフリー Google

感想

ny1983

■日本百名山70座目
今回はスケジュールの都合上、比較的日帰りでも登りやすい高妻山をチョイス。
とはいえ、流石北信。登山口に至るまでが埼玉からだと遠いです！
珍しく、帰りは関越道の渋滞に合わずに済みましたが。

■2022/3/21のリベンジ
今年の残雪期、弥勒新道の登りルートでチャレンジし敗退しました。
その時は急登でメンタルがやられての撤退判断でしたが…
夏道だとさらにその急登が凶悪な気がしました。
積雪期と夏季で、こうも違うものなんだなぁ。

■マンネリ？
最近、日本百名山に登るための登山になっている気がします。
登山を楽しむ為の登山でないような…
百名山を回り始めた頃の、あの新鮮な気持ちに戻りたい！

コメント

24c

ny1983さん、高妻山リベンジ成功！おめでとうございます。
マンネリを感じるのは体力的に余裕だからでは・・・。羨ましくもあります。

ny1983

24cさん、ありがとうございます。
残念ながらシラネアオイのシーズンはのがしてしまいましたが、リベンジできてよかったです！

実は、今回の山行はお昼ごはんを買い忘れ、行動食のみでの山行でした。
その辺りがメンタル的、あるいは栄養的に足枷になったのかも…と。

忘れ物をするのも、マンネリの悪影響でしょうか。
来週あたりはちょっと休もうかなと思います。