鳥海山
- GPS
- 12:35
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 12:30
天候 | 曇、霧、時々雨、 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<秡川コース(登り)> ・前日に雨が降ったので岩場はかなり濡れていた。岩場の下も泥濘あり。 ・雪渓多い、雪渓歩きのためのベンガラなし、ロープなし、棒なし。霧のため、雪渓と登山道との接点を見つけるためのルーファイ必須。 ・雪渓と登山道とのアクセスポイントが難しく、しばしば岩場を登る。 ・渡渉多し、ただしせいぜいくるぶし程度なので防水の登山靴であれば問題ないと思う。 ・へつったところもあり、滑落すると危ない場所あり。掴む場所、足を置く場所はある。 <山頂へ向かう道> ・七高山から山頂や御浜小屋に向かうには急坂を降りる必要あり。予定時間が過ぎていたので新山登頂はしませんでした。次回鉾立から登ることがあれば行ってみたいかな。 <鉾立コース(下山)> ・距離が長いがこちらは秡川に比べれば斜度も緩やか、整備されており、雪渓も印あり ・しかし登りで消耗して疲労していたので長い距離の下山は大変でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
エマージェンシーシート
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感想
山が大きくて深く花いっぱいの鳥海山なのに、写真がとても少ないのは山行の難度が高かったことを表しています。今回、ツアー参加者9名、登山ガイド1名、添乗員1名の11名の山行でしたが、終了後に参加者が異口同音で唱えていたのは、「凄かった」「こんなにしんどいと思わなかった」「ガイドさん凄い!」でした。正直、歩行距離と標高差と等高線だけを見て、ここまで大変なコースだとは思っていませんでしたが、それは他の参加者も同様だったようです。
なんと言っても、この日は雨と霧に包まれていました。雪渓に目印はなく、霧に巻かれて登山道(夏道)との接点が見えません。ガイドさんはGPSを参考に登山道との接点を探しながら行くのですが、雪渓の中に入るとどこが目標かは全く見えず、前に進んでも必ずしも夏道とうまく接合している訳ではなく、雪渓の切れ端が渡りやすいところは崖状態のところから登山道に繋がっていたりとか、色々でした。それでも一度も戻ることなく、上手に夏道に繋げて行ったガイドさんは本当に凄い。素人目には雪渓がどこで終わるのか、どこから繋がるのか分からず、霧の雪渓歩きは本当に難しいと思いました。
夏の雪渓歩きで踏み抜きの下の水の流れをかわすにはどこを歩くべきかなど教えていただきました。今回、軽アイゼン6本爪を持ってくることが参加条件でしたが、雪渓の厚みが5cm以上ならチェーンスパイクより軽アイゼンの方が良いそうです。もちろん雪慣れている人ならツボで歩けるのでしょう。今後、自分は安全策で雪渓歩きなら6本爪を持参すると思います。
このコースは秡川コースで登り、鳥海山山頂を越えた鉾立コースは距離は長いのですが、こうした難しさはなかったように思います。でも下山も距離が長くてこちらをピストンするのも忍耐が必要そうです。
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