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Yamareco

記録ID: 4621668
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

大穴だけども外れだった@富士大室山

2022年08月26日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:45
距離
7.9km
登り
430m
下り
412m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:44
休憩
0:57
合計
4:41
8:34
8:41
20
9:01
9:22
12
9:34
9:35
27
10:02
10:05
60
11:05
11:22
13
11:35
11:36
14
11:50
11:55
44
12:39
12:40
26
13:07
ゴール地点
各風穴・洞穴で撮影のために留まっています。
昼食は大室山山頂で取りました。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
軽水林道入口付近の駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
 富士風穴・大室洞穴ともに本線から少し外れたところにあるので、ミスコースには要注意。特に大室洞穴への道は、側道からさらに枝分かれする上、何も表記がないので混乱しやすいです。
 神座山を巻くコースの先に神座風穴附蒲鉾穴・眼鏡穴がありますが、そこに至る道も分岐が多い上に不明瞭地点がありますから、GPSでに位置確認は必須です。
 大室山への登山ルートはみんなの足跡を見ると入口が結構バラバラですが、なるべく踏み跡らしきものをたどるようにすれば軽いつづら折れになっていて登りやすいでしょう。問題は山頂からほぼ平らに続く三角地点のある南のピークからの下りで、踏み跡がはっきりしているのは南に直下降する方に進むもので、すぐに踏み跡は分からなくなります。その手前にわずかに右に進む分かれ道があり、そちらが火口方面へ進む踏み跡になります。火口へ下れる鞍部から反対側に下ると本栖風穴方面になりますが、こちらは一層踏み跡が曖昧というか、事実上なしの区間で、適当に歩きやすそうなふかふかな斜面を下るしかありません。方向的に右側に向かいトラバースしつつ下る感じですが、これもまたGPSでの位置確認をちょくちょくする必要があります。下の歩道まで下れば問題はありません。
8時過ぎに到着して25分頃に出発します。
2022年08月26日 08:23撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
8/26 8:23
8時過ぎに到着して25分頃に出発します。
県道富士宮鳴沢線と精進口登山道の交差する地点が入口になります。
2022年08月26日 08:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:24
県道富士宮鳴沢線と精進口登山道の交差する地点が入口になります。
精進口登山道の林道ゲートの先を進みます。
2022年08月26日 08:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:25
精進口登山道の林道ゲートの先を進みます。
いかにも青木ヶ原と言った風情の森林地帯です。
2022年08月26日 08:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
8/26 8:27
いかにも青木ヶ原と言った風情の森林地帯です。
ちょっとすると富士風穴が現れます。
2022年08月26日 08:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
8/26 8:30
ちょっとすると富士風穴が現れます。
10mくらいの深さで、面積が10x20mほどの窪みがあり、ちょっと下ってみると、すぐに気温が地上よりも10℃以上下がっていました。
2022年08月26日 08:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:32
10mくらいの深さで、面積が10x20mほどの窪みがあり、ちょっと下ってみると、すぐに気温が地上よりも10℃以上下がっていました。
横の壁には確かにどこかとつながったかのような穴が空いていました。
2022年08月26日 08:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:34
横の壁には確かにどこかとつながったかのような穴が空いていました。
先に進むと精進口登山道と別れて右側の道を進みます。
2022年08月26日 08:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:43
先に進むと精進口登山道と別れて右側の道を進みます。
登山道らしくなってきました。
2022年08月26日 08:47撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:47
登山道らしくなってきました。
名前は付いていませんが、こんな穴が道端にありました。
2022年08月26日 08:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:54
名前は付いていませんが、こんな穴が道端にありました。
道が不明瞭になりますので、GPSは必須ですね。
2022年08月26日 08:56撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:56
道が不明瞭になりますので、GPSは必須ですね。
ここも分かりづらいです。道ははっきりと右に登るようになっていますが、まだ登りません。
2022年08月26日 08:57撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:57
ここも分かりづらいです。道ははっきりと右に登るようになっていますが、まだ登りません。
大室洞穴の案内票があります。
2022年08月26日 08:58撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 8:58
大室洞穴の案内票があります。
踏み跡通りに進みますと…。
2022年08月26日 09:02撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:02
踏み跡通りに進みますと…。
どうも洞穴の方にはいかないで元の道に戻るルートに進んでいたようで、一旦戻ってから分岐を見定めて、藪みたいになった左側を進みます。
2022年08月26日 09:06撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:06
どうも洞穴の方にはいかないで元の道に戻るルートに進んでいたようで、一旦戻ってから分岐を見定めて、藪みたいになった左側を進みます。
立派な石柱が立っています。
2022年08月26日 09:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:07
立派な石柱が立っています。
ありました。でも、木々が邪魔してすっきりとは見えません。近付いて見ると規模は富士風穴ほどではなかったです。
2022年08月26日 09:18撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:18
ありました。でも、木々が邪魔してすっきりとは見えません。近付いて見ると規模は富士風穴ほどではなかったです。
少し右側の淵に降りてみましたが、富士風穴のようにひんやりとはしませんね。
2022年08月26日 09:10撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:10
少し右側の淵に降りてみましたが、富士風穴のようにひんやりとはしませんね。
一旦分岐まで戻って次の風穴を目指します。
2022年08月26日 09:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:22
一旦分岐まで戻って次の風穴を目指します。
この分岐は右側に。
2022年08月26日 09:26撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:26
この分岐は右側に。
ここは右では大室山に登るような感じで、まだ外周を廻るのが正解なので、「左側に進みます。
2022年08月26日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:28
ここは右では大室山に登るような感じで、まだ外周を廻るのが正解なので、「左側に進みます。
精進口登山道方面に進む分岐が現れますが、ここは右に。一応メガネ穴方面の矢印があります。
2022年08月26日 09:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:32
精進口登山道方面に進む分岐が現れますが、ここは右に。一応メガネ穴方面の矢印があります。
こんな穴もありますが、名前はないようです。
2022年08月26日 09:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:40
こんな穴もありますが、名前はないようです。
精進口登山道方面に進む分岐が現れますが、ここは右に。と言うよりも道っぽく見えないです。
2022年08月26日 09:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:42
精進口登山道方面に進む分岐が現れますが、ここは右に。と言うよりも道っぽく見えないです。
P1280に登る道が右に現れますが、ここは巻き道に。
2022年08月26日 09:45撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:45
P1280に登る道が右に現れますが、ここは巻き道に。
神座風穴附蒲鉾穴方面の案内板がありますが、ここまでの分岐には何もなかったので、手ぶらでは本当に道に迷いますね。
2022年08月26日 09:52撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:52
神座風穴附蒲鉾穴方面の案内板がありますが、ここまでの分岐には何もなかったので、手ぶらでは本当に道に迷いますね。
こちらにも立派な石柱が立っていました。
2022年08月26日 10:01撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:01
こちらにも立派な石柱が立っていました。
これが眼鏡穴なのでしょうか?
2022年08月26日 09:56撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 9:56
これが眼鏡穴なのでしょうか?
こちらが蒲鉾穴? 何だかはっきり分からないですし、規模はかなり小さかったです。
2022年08月26日 10:02撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:02
こちらが蒲鉾穴? 何だかはっきり分からないですし、規模はかなり小さかったです。
赤リボンのある分岐を左に戻ります。
2022年08月26日 10:05撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:05
赤リボンのある分岐を左に戻ります。
このマーキングを右に進んで登りになります。
2022年08月26日 10:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:08
このマーキングを右に進んで登りになります。
少し進んでから一番勾配の緩くなった斜面を右折して山頂を目指します。
2022年08月26日 10:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:15
少し進んでから一番勾配の緩くなった斜面を右折して山頂を目指します。
いつの間にか両サイドは霧に包まれてきました。
2022年08月26日 10:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:27
いつの間にか両サイドは霧に包まれてきました。
折れた枝の先には小指の第二間接くらいの大きさのかわいいコクワガタが勇ましそうに止まっていました(笑。
2022年08月26日 10:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
8/26 10:44
折れた枝の先には小指の第二間接くらいの大きさのかわいいコクワガタが勇ましそうに止まっていました(笑。
登山道は今一歩はっきりしませんが、よく見ると軽いつづら折れの登りになっていて、上に近付くほどこうして踏み跡がはっきりしてきます。
2022年08月26日 10:45撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 10:45
登山道は今一歩はっきりしませんが、よく見ると軽いつづら折れの登りになっていて、上に近付くほどこうして踏み跡がはっきりしてきます。
大室山山頂に到着。今回持って行ったフィルムカメラは前回と同じペンタックスLXで、レンズも28mm・50mmと2xテレコンバーターでした。
2022年08月26日 10:47撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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8/26 10:47
大室山山頂に到着。今回持って行ったフィルムカメラは前回と同じペンタックスLXで、レンズも28mm・50mmと2xテレコンバーターでした。
大室山山頂は富士山のすぐ北にある絶好の位置にありますが、木々に覆われていて展望は利きません。やはりそのために人気がないのか、誰ともすれ違いませんでした。
2022年08月26日 10:48撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
8/26 10:48
大室山山頂は富士山のすぐ北にある絶好の位置にありますが、木々に覆われていて展望は利きません。やはりそのために人気がないのか、誰ともすれ違いませんでした。
まだ11時ちょっとですが、ここで昼食タイム。今回はまいばすけっとで買ったぶっかけたぬきそば。でも、レジで箸を袋に入れてくれなかったことに山頂で気付き、近くにある枯茎を折って煮沸消毒して箸の代わりにして食べました。
2022年08月26日 11:02撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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8/26 11:02
まだ11時ちょっとですが、ここで昼食タイム。今回はまいばすけっとで買ったぶっかけたぬきそば。でも、レジで箸を袋に入れてくれなかったことに山頂で気付き、近くにある枯茎を折って煮沸消毒して箸の代わりにして食べました。
山頂は細長くつながっていて、南側のピークから北に向かって下ります。左に折れると南に下るルートになるので、ここは右に。
2022年08月26日 11:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:30
山頂は細長くつながっていて、南側のピークから北に向かって下ります。左に折れると南に下るルートになるので、ここは右に。
しかし、踏み跡通りに進むと見晴らしの良い灌木帯に出ましたが、ガスっていて何も見えず。晴れていたら方向的に富士山が見えたかもしれません。その先から下りになりますが、確認したところそこも南に下ってしまうようで、踏み跡もとても薄いものでした。
2022年08月26日 11:35撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:35
しかし、踏み跡通りに進むと見晴らしの良い灌木帯に出ましたが、ガスっていて何も見えず。晴れていたら方向的に富士山が見えたかもしれません。その先から下りになりますが、確認したところそこも南に下ってしまうようで、踏み跡もとても薄いものでした。
一旦戻って確認すると、右に分かれる踏み跡がありましたので、
そちらに進みます。
2022年08月26日 11:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:37
一旦戻って確認すると、右に分かれる踏み跡がありましたので、
そちらに進みます。
草で覆われていますが道はあります。
2022年08月26日 11:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:37
草で覆われていますが道はあります。
右にかすかな踏み跡がありますが、鞍部の方に下ります。
2022年08月26日 11:38撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:38
右にかすかな踏み跡がありますが、鞍部の方に下ります。
一番低くなったところから右に下って火口に向かいます。踏み跡はほとんどないので、適当に。
2022年08月26日 11:44撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:44
一番低くなったところから右に下って火口に向かいます。踏み跡はほとんどないので、適当に。
火口は平坦になっていて穏やかな草地でした。
2022年08月26日 11:46撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:46
火口は平坦になっていて穏やかな草地でした。
こうしてノイバラなども咲いていました。
2022年08月26日 11:46撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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8/26 11:46
こうしてノイバラなども咲いていました。
こんな雰囲気です。
2022年08月26日 11:47撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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8/26 11:47
こんな雰囲気です。
火口から鞍部に戻ります。
2022年08月26日 11:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 11:51
火口から鞍部に戻ります。
今度は反対側の斜面を下りますが、真横ではなくて右側をトラバースするように斜めに下って行く感じです。
2022年08月26日 12:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:00
今度は反対側の斜面を下りますが、真横ではなくて右側をトラバースするように斜めに下って行く感じです。
踏み跡はありませんが、時折このような獣道のような筋があります。
2022年08月26日 12:01撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:01
踏み跡はありませんが、時折このような獣道のような筋があります。
倒木に阻まれますが方向的にはこれを越える形になります。
2022年08月26日 12:05撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:05
倒木に阻まれますが方向的にはこれを越える形になります。
マーキングのあるところに出ましたが、踏み跡なのかどうか分からないような雰囲気です。
2022年08月26日 12:23撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:23
マーキングのあるところに出ましたが、踏み跡なのかどうか分からないような雰囲気です。
下まで降りると道らしくなったところに出ます。
2022年08月26日 12:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:29
下まで降りると道らしくなったところに出ます。
この分岐は左に。右の道は富士風穴の先の精進口登山道分岐の先の辺りに出てしまいます。
2022年08月26日 12:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:30
この分岐は左に。右の道は富士風穴の先の精進口登山道分岐の先の辺りに出てしまいます。
すぐに本栖風穴の石柱が立ったところに出ます。
2022年08月26日 12:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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8/26 12:37
すぐに本栖風穴の石柱が立ったところに出ます。
ここはロープが張り巡らされていて、下に降りられないようになっていました。結構穴は深い感じで、今回見た穴では富士風穴と並んで迫力がありました。と言うよりも富士風穴と本栖風穴だけでいいかな(笑。
2022年08月26日 12:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
8/26 12:34
ここはロープが張り巡らされていて、下に降りられないようになっていました。結構穴は深い感じで、今回見た穴では富士風穴と並んで迫力がありました。と言うよりも富士風穴と本栖風穴だけでいいかな(笑。
本栖風穴を後にして帰路に。最初の分岐は右に。
2022年08月26日 12:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:40
本栖風穴を後にして帰路に。最初の分岐は右に。
少し歩いて林道みたいになったところでも右に。
2022年08月26日 12:56撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:56
少し歩いて林道みたいになったところでも右に。
ここはもう登りませんから左に。
2022年08月26日 12:59撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 12:59
ここはもう登りませんから左に。
長らく歩くと林道ゲートに出ます。
2022年08月26日 13:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 13:00
長らく歩くと林道ゲートに出ます。
そのまま朝歩いたところに合流して駐車場に戻ります。
2022年08月26日 13:04撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
8/26 13:04
そのまま朝歩いたところに合流して駐車場に戻ります。
到着は午後1時過ぎ。軽めの山歩きでしたが、単純な登山ではなくて、周辺の風穴・洞穴を巡るのを主目的にしていたので、それなりに楽しめました。ただし、肝腎の大室山は、山頂からの景色がダメダメで、ちょっと期待外れでしたけどね(^∇^)b
2022年08月26日 13:05撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
8/26 13:05
到着は午後1時過ぎ。軽めの山歩きでしたが、単純な登山ではなくて、周辺の風穴・洞穴を巡るのを主目的にしていたので、それなりに楽しめました。ただし、肝腎の大室山は、山頂からの景色がダメダメで、ちょっと期待外れでしたけどね(^∇^)b
撮影機器:

感想

 前回に続き、富士方面に行ってきました。今回のピークは鳴沢村の「大室山」で、丹沢の大室山はホームグラウンドみたいな山ですが、富士の大室山は初めて登ります。この周辺には風穴・洞窟の宝庫で、大室山周辺だけで4つの名前のついたものがありましたので、これを見学しながら巡りつつ、大室山自体も火口があって、そちらに下って穴見学ツアーとしてみました。
 5時半に家を出て県道から軽水林道に分かれるところにある駐車スペースには8時20分頃に到着。早速登山を開始して林道を進み、精進口登山道に分かれてそちらを進んでしばらくすると、まず富士風穴があります。ここはそれまでの気温が22℃と充分涼しかったのですが、穴に下ろうとしたら1mも下らないうちに急に温度が一桁になる感じで「さぶっ!」となりました。
 先で精進口登山道と別れて大室山の付け根を廻る登山道になりますが、そこからしばらく進んでちょっと脇に逸れる道に入ると大室洞穴が現れます。上から見ると木々がごちゃごちゃしていて見づらいですが、脇から中段まで下りますと横に穴が確かにありました。風穴ではないのでどこかとつながってはいないのか、気温は下がりませんでした。
 その先にも「記念物重要資料94」という札が掛けられた穴や、名無しの穴が見られました。さらに神座山を巻く道を進むと神座風穴附蒲鉾穴と眼鏡穴がありますが、眼鏡穴がどれなのかは良く分かりませんでした。
 そこから大室山に登るのですが、高低差はもう200mちょっとですので、そんなに苦しくはないものの、踏み跡が結構適当で、なるべく踏み跡に忠実にとは思いましたが、幅広斜面は皆さん適当に歩くのでしょうね。山頂には結構早く着きましたが、見晴はダメダメでしたので、すぐにシートを敷いて昼食にしました。前日にまいばすでぶっかけそばを買っておいたので、それを食べようとしたら、箸を付けてくれなくて、ガーンとなりました。でも、近くには笹の枯茎がたくさん立っているので、適当なものを折って煮沸消毒をして土などの汚れを落として箸の代わりにして食べました(笑。
 山頂は南側にもピークがあって、そちらに三角点があるはずなんですが、草が茂ってどこにあるか分かりませんでした。こちらには見晴らしポイントがあったものの、この時は真っ白。踏み跡の通りに進むとすぐに道が消え、GPSを確認するとどうも南に真っ直ぐ下る道のようです。ちょっと戻って確認すると、草で曖昧になった分岐があって、そのうち踏み跡がはっきりしてきました。そのまま下ると暗部みたいになったところに出ますが、その右側は大室山の噴火口で、そちらには30mほどの高低差で下れます。火口は草で覆われていて、画像では丸く見えませんが、上から見ると確かに丸い穴になっていました。ここを往復して、淵に登り返してからいよいよ下山ですが、ヤマレコのみんなの足跡を見ると、こちら側はバラバラ。皆さん完全に適当に下っていますが、実際踏み跡は皆無になります。幅広の斜面を下降地点の本栖風穴方面に向かって右にトラバースするようにして斜めに下りますが、とにかく踏み跡などないためにふかふかな土の斜面を適当に下るしかないです。
 下に着くと登山道があってすぐに本栖風穴に至ります。ここは最初の富士風穴と並んで面白かったですが、危険なためかロープが張ってあって下に下ることはできませんでした。上から穴だけ撮っておきましたが、結構大きくて深かったです。
 そこからは林道みたいになった平らな区間をしばらく歩けば、朝出発した地点に出られます。午後1時には登山終了でしたが、いつもの登山とは趣が違う洞穴ツアーもまた面白いものですね。ただし、大室山自体はほとんど見るものがない外れの山でしたね。伊豆の大室山もありますが、同じ大室山なら丹沢の大室山の圧勝ですね(^∇^)b

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コメント

大室山は 頂上より踏み跡が有り富士山 方向に移動すると 富士山の眺望が凄いですよ 私の大好きな山です
2022/10/24 13:37
houmanzanさん、コメントありがとうございます。
この日はガスって真っ白で何も見えませんでした。
また今度晴れた日にでかけてみます!
2022/10/24 16:07
プロフィール画像
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風穴巡り
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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