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Yamareco

記録ID: 6638296
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士樹海と大室山

2024年04月10日(水) [日帰り]
 - 拍手
TsukubaTad その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:47
距離
9.0km
登り
439m
下り
423m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
0:15
合計
3:47
11:24
11:30
69
12:39
12:42
58
13:40
13:40
33
14:13
14:15
2
14:17
14:19
12
14:31
14:32
3
14:35
14:35
18
14:53
14:54
7
15:02
ゴール地点
天候 快晴、風は少し冷たかった。
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス 富士山駅から139号線を通って「道の駅なるさわ」を通過してしばらく行くと左折して71号線(2車線の立派な道路)に入る。しばらくすると路上の左側に車が4,5台駐車できるスペースがあり、ここが登山口である。
7時30分新宿発の「富士回遊3号河口湖行き」を待つ。1号車から3号車までが河口湖行きで4号車以降は「あずさ3号松本行き」の連結列車で大月駅で切り離すとの事。指定席は満席で買えず立つのを承知で購入。今日の同行者は私と同世代の70歳台の日本人とハンガリーの青年。
2024年04月10日 07:22撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 7:22
7時30分新宿発の「富士回遊3号河口湖行き」を待つ。1号車から3号車までが河口湖行きで4号車以降は「あずさ3号松本行き」の連結列車で大月駅で切り離すとの事。指定席は満席で買えず立つのを承知で購入。今日の同行者は私と同世代の70歳台の日本人とハンガリーの青年。
八王子まで座れたがそこから乗客が若干増え、立たねばならなかった。下吉田駅で大勢の外国人が下りた。後日グーグルで調べるとこの駅から新倉山浅間公園へのハイキング道があった。この公園からはカレンダーでおなじみの富士山・五重塔・桜の3点セットの撮影スポットがあった。9:25頃列車は少し遅れて富士山駅に到着。下りる客は少なかった。
2024年04月10日 10:19撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 10:19
八王子まで座れたがそこから乗客が若干増え、立たねばならなかった。下吉田駅で大勢の外国人が下りた。後日グーグルで調べるとこの駅から新倉山浅間公園へのハイキング道があった。この公園からはカレンダーでおなじみの富士山・五重塔・桜の3点セットの撮影スポットがあった。9:25頃列車は少し遅れて富士山駅に到着。下りる客は少なかった。
当初ハンガリーの青年がうまく列車に乗れるか心配していたら、日本人の友人の方が「あずさ」という列車名に惑わされて別列車と思い込み乗り遅れたとの事。1時間遅れの次の列車を待つ間に近くのレンタカー屋で軽自動車を借りる。全てをカバーする保険まで入れて7,000円弱。ここから登山口まで往復タクシーに乗るより半額以下の料金である。
2024年04月10日 10:19撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 10:19
当初ハンガリーの青年がうまく列車に乗れるか心配していたら、日本人の友人の方が「あずさ」という列車名に惑わされて別列車と思い込み乗り遅れたとの事。1時間遅れの次の列車を待つ間に近くのレンタカー屋で軽自動車を借りる。全てをカバーする保険まで入れて7,000円弱。ここから登山口まで往復タクシーに乗るより半額以下の料金である。
10時半頃富士山駅をレンタカーで出発し、少し迷いながら(11:11)ようやく71号線の登山口に着いた。ここは4,5台が駐車できるスペースがあった。我々の他1台の駐車車両があった。
2024年04月10日 11:11撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:11
10時半頃富士山駅をレンタカーで出発し、少し迷いながら(11:11)ようやく71号線の登山口に着いた。ここは4,5台が駐車できるスペースがあった。我々の他1台の駐車車両があった。
(11:12)(標高1,101m) 3人で登山開始。この登山口からは右手の本栖風穴方面に行く道と左手の富士風穴に行く道があるが、我々は後者の道を行く。
2024年04月10日 11:12撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:12
(11:12)(標高1,101m) 3人で登山開始。この登山口からは右手の本栖風穴方面に行く道と左手の富士風穴に行く道があるが、我々は後者の道を行く。
若い時から富士樹海は自殺の名所だと聞いており、どんなにオドロオドロしい所か一度は行ってみたいと思っていたが、なるほど古い苔むした木が一杯ある。
2024年04月10日 11:19撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:19
若い時から富士樹海は自殺の名所だと聞いており、どんなにオドロオドロしい所か一度は行ってみたいと思っていたが、なるほど古い苔むした木が一杯ある。
森の中の広い道を歩く。この辺りは明るくて、とても神秘的な森の雰囲気は無い。
2024年04月10日 11:19撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:19
森の中の広い道を歩く。この辺りは明るくて、とても神秘的な森の雰囲気は無い。
「天然記念物 富士風穴」の碑があった。平安時代の貞観6年(864)に富士山の北西麓で噴火し、大量の溶岩流によって作られたとの事。
2024年04月10日 11:24撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:24
「天然記念物 富士風穴」の碑があった。平安時代の貞観6年(864)に富士山の北西麓で噴火し、大量の溶岩流によって作られたとの事。
青木ヶ原樹海の地表面から約8mの深さに洞穴の上面が陥没したテラス状の平坦地がある。
2024年04月10日 11:26撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:26
青木ヶ原樹海の地表面から約8mの深さに洞穴の上面が陥没したテラス状の平坦地がある。
更に10m下りた地点に洞穴の底面があり、2009年に実施した調査では計測できた範囲で約200mの長さとの事である。
2024年04月10日 11:27撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:27
更に10m下りた地点に洞穴の底面があり、2009年に実施した調査では計測できた範囲で約200mの長さとの事である。
(11:37)(標高1,120m) ここまでは緩い傾斜の明瞭な広い道である。ここからその道と分かれ右方に頂上を目指して登る。下草が生えていないのでどこでも自由に登れる。
2024年04月10日 11:37撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:37
(11:37)(標高1,120m) ここまでは緩い傾斜の明瞭な広い道である。ここからその道と分かれ右方に頂上を目指して登る。下草が生えていないのでどこでも自由に登れる。
時々道らしきものが出て、木の枝に赤テープの目印もある。
2024年04月10日 11:42撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:42
時々道らしきものが出て、木の枝に赤テープの目印もある。
右手にあった沢が次第に近づいて来た。
2024年04月10日 11:59撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 11:59
右手にあった沢が次第に近づいて来た。
沢が殆ど無くなって来たところで沢を渡り、南南東方向から南西方向に方向を変え、大室山を目指す。
2024年04月10日 12:00撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 12:00
沢が殆ど無くなって来たところで沢を渡り、南南東方向から南西方向に方向を変え、大室山を目指す。
まっすぐ直登していたら上部に丁度ほど良い勾配で作られたジグザグ道があった。
2024年04月10日 12:17撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 12:17
まっすぐ直登していたら上部に丁度ほど良い勾配で作られたジグザグ道があった。
(12:38)(標高1,468m) 大室山頂上である。残念ながら見晴らしが効かない。
2024年04月10日 12:38撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 12:38
(12:38)(標高1,468m) 大室山頂上である。残念ながら見晴らしが効かない。
富士山がよく見える場所を求めて1447.3mピーク方向に移動する。この辺りからトゲのある木が生えている。この木の名前を調べたが分からなかった。厚手の手袋をつけてかき分けながら進む。
2024年04月10日 12:48撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 12:48
富士山がよく見える場所を求めて1447.3mピーク方向に移動する。この辺りからトゲのある木が生えている。この木の名前を調べたが分からなかった。厚手の手袋をつけてかき分けながら進む。
(12:50) トゲのある木の地帯を20m程進んだ所でちょっと開けた所があったのでここで休み、食事を摂る事にした。生憎富士山には少し雲がかかっている。
2024年04月10日 12:55撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 12:55
(12:50) トゲのある木の地帯を20m程進んだ所でちょっと開けた所があったのでここで休み、食事を摂る事にした。生憎富士山には少し雲がかかっている。
お湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーで食事。
2024年04月10日 13:24撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 13:24
お湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーで食事。
(13:32) 食事を終え下山開始。当初は本栖風穴の方向に下山する予定であったが、予定より1時間以上遅れているし、茨の中のヤブコギに時間がかかりそうなので登りと同じコースを引き返すことにした。
2024年04月10日 13:46撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 13:46
(13:32) 食事を終え下山開始。当初は本栖風穴の方向に下山する予定であったが、予定より1時間以上遅れているし、茨の中のヤブコギに時間がかかりそうなので登りと同じコースを引き返すことにした。
(13:57)(標高1,312m) 登って来た道から右方に明瞭な道が分かれていたので神座風穴に行く道と判断し、その道を辿る。
2024年04月10日 14:06撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 14:06
(13:57)(標高1,312m) 登って来た道から右方に明瞭な道が分かれていたので神座風穴に行く道と判断し、その道を辿る。
(14:14)(標高1,271m) 神座風穴に着いた。中を覗き込むとあまり深そうな穴ではないようだ。
2024年04月10日 14:14撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 14:14
(14:14)(標高1,271m) 神座風穴に着いた。中を覗き込むとあまり深そうな穴ではないようだ。
緩い下り勾配の道を黙々と下る。
2024年04月10日 14:27撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 14:27
緩い下り勾配の道を黙々と下る。
大きな苞葉が散り敷いている気持ちの良い道であった。
2024年04月10日 14:44撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 14:44
大きな苞葉が散り敷いている気持ちの良い道であった。
(15:01) 登山口に戻って来た。列車にはあんなに外国人がいたのに未だこの場所は彼らの中では有名になっていないらしく、登山中に会ったのは日本人と外国人混成の1パーティーのみ。駐車車両は1台増えていた。
2024年04月10日 15:01撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 15:01
(15:01) 登山口に戻って来た。列車にはあんなに外国人がいたのに未だこの場所は彼らの中では有名になっていないらしく、登山中に会ったのは日本人と外国人混成の1パーティーのみ。駐車車両は1台増えていた。
(5:54) 富士山駅の近くにある「リゾートイン芙蓉」に付属している「富士山溶岩の湯 泉水」の温泉に入る(800円)。数種の泉質の湯壺があり、ゆったりと入る事が出来た。
2024年04月10日 15:54撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 15:54
(5:54) 富士山駅の近くにある「リゾートイン芙蓉」に付属している「富士山溶岩の湯 泉水」の温泉に入る(800円)。数種の泉質の湯壺があり、ゆったりと入る事が出来た。
今日の行動中で一番感動した富士山の姿は温泉に行く為国道137号線を南西に運転していた時に正面に見えた姿であった。残念ながら車を停めて写真を撮る事も出来ず、駅から見た眺めで我慢する。
2024年04月10日 17:40撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 17:40
今日の行動中で一番感動した富士山の姿は温泉に行く為国道137号線を南西に運転していた時に正面に見えた姿であった。残念ながら車を停めて写真を撮る事も出来ず、駅から見た眺めで我慢する。
富士山駅を17:41に発車する3両編成の特急「富士回遊48号」はものすごい数の外国人が乗っていて、我々は何とか乗り込む事が出来たがトイレまで人が溢れるほどの超満員であった。日本人は我々以外にいたのかな?
富士山駅を17:41に発車する3両編成の特急「富士回遊48号」はものすごい数の外国人が乗っていて、我々は何とか乗り込む事が出来たがトイレまで人が溢れるほどの超満員であった。日本人は我々以外にいたのかな?
大月駅で甲府から来る「かいじ48号」と連結したので、もしかしたらそちらの車両が空いているかも知れぬと移動すると、同じような考えをした外国人が大勢乗車を待っていた。
2024年04月10日 18:30撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 18:30
大月駅で甲府から来る「かいじ48号」と連結したので、もしかしたらそちらの車両が空いているかも知れぬと移動すると、同じような考えをした外国人が大勢乗車を待っていた。
乗り込んだ車両は今までと比べると将に天国であった。我々3人中2人が座る事が出来、この車両で立っている人はたった2人であった。ここから快適に新宿に向かった。
2024年04月10日 19:04撮影 by  SC-53C, samsung
4/10 19:04
乗り込んだ車両は今までと比べると将に天国であった。我々3人中2人が座る事が出来、この車両で立っている人はたった2人であった。ここから快適に新宿に向かった。

感想

「青木ヶ原樹海」という神秘的な響きの場所に昔から来てみたかった。それが80歳になって初めて実現できた。確かに樹海の中は苔むした古い木々が鬱蒼と茂り昼なお暗い感じがしたが、その中に作られている広い道は明るかった。
 大室山に登る勾配のキツくなった斜面に入ると下草の無い明るい林状になり、どこでも自由に歩けた。頂上までは気持ちよく歩けたが頂上から南方の尾根筋では茨のある樹が一面に生えていて見晴らしの良い場所を探すのに少し苦労した。
 実はこのハイキングは1週間前の4/3に行く予定であったが、雨の予報であったのでこの日に延期したおかげで快晴で気持ちの良いハイキングが楽しめた。しかし、外国人の観光客がこれほどまでに多いとは全くの想定外であった。日本の観光業のためには喜ぶ事であろうが。

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利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
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