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Yamareco

記録ID: 4651479
全員に公開
沢登り
奥秩父

結構埋まってて驚き!入川本流〜大荒川谷

2022年07月11日(月) 〜 2022年07月12日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.1km
登り
1,892m
下り
1,549m

コースタイム

1日目
山行
4:44
休憩
0:38
合計
5:22
11:10
11:23
45
12:08
12:13
44
中小屋沢
12:57
13:17
118
金山沢出合
15:15
小荒川谷出合
2日目
山行
8:03
休憩
1:05
合計
9:08
6:07
208
宿泊地
9:35
9:50
83
三俣
11:13
11:13
32
稜線
11:45
12:15
30
12:45
12:45
60
雁坂小屋
13:45
14:05
70
直下水晶谷
15:15
出合の丘P
天候 7/11 晴れのち曇り
/12 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
出合の丘に車をデポ、入川キャンプ場トイレまで自転車
コース状況/
危険箇所等
・入川森林軌道に崖崩れがありましたが、沢屋ならまるで影響なし。大雨時はわかりませんが…
・入川本流〜大荒川谷出合
 数年前の大雨の影響でしょう。かなり埋まりました。泳いだところなし。両岸に砂礫の堆積が多くみられ、ここまで水位が上がったんだと思うと恐ろしい限りです。
・大荒川谷出合〜小荒川谷出合
 入渓後から土砂の堆積がものすごい。そして魚影もかなり少ない。以前、結構釣れたと思うんだけどなぁ。小荒川谷出合はものすごいガレガレ、たどる沢は一部伏流していたのにびっくり。
・小荒川谷出合〜稜線
 渓相が残っており遡行図通り。水切れから長かったなぁ
その他周辺情報 白龍閣 500円 隔日で風呂が女性・男性入れ替わるシステム
今回は小さい方だった。
軌道敷土砂崩れ地点
こんな感じでした。
2022年07月11日 10:44撮影 by  iPhone 12, Apple
7/11 10:44
軌道敷土砂崩れ地点
こんな感じでした。
入川入渓!
2022年07月11日 11:39撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/11 11:39
入川入渓!
金山沢出合
画面中央から右側の堆積にびっくり。
2022年07月11日 12:10撮影 by  iPhone 12, Apple
7/11 12:10
金山沢出合
画面中央から右側の堆積にびっくり。
水線突破で進みます。
2022年07月11日 12:16撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/11 12:16
水線突破で進みます。
かなり埋まった
結局、大高巻きなし。そして魚も走らず…
2022年07月11日 12:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/11 12:18
かなり埋まった
結局、大高巻きなし。そして魚も走らず…
こんなナメが残ってくれただけでも良かった。
2022年07月11日 12:34撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/11 12:34
こんなナメが残ってくれただけでも良かった。
左:大荒川谷出合
右:入川本流
右岸の堆積すごい。
2022年07月11日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
7/11 13:15
左:大荒川谷出合
右:入川本流
右岸の堆積すごい。
大荒川谷に入ってすぐの堆積
この高さまで水が上がったとは…上流が心配
2022年07月11日 13:18撮影 by  iPhone 12, Apple
7/11 13:18
大荒川谷に入ってすぐの堆積
この高さまで水が上がったとは…上流が心配
少し大きめの滝は残ってます。
2022年07月11日 13:52撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/11 13:52
少し大きめの滝は残ってます。
滝つぼ埋まり気味
ゴンザの滝だっけ?
2022年07月11日 14:34撮影 by  iPhone 12, Apple
7/11 14:34
滝つぼ埋まり気味
ゴンザの滝だっけ?
いやーこれは参った
2022年07月11日 14:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/11 14:51
いやーこれは参った
小荒川谷出合
なんじゃこりゃ⁇それはそうなるわけだ。
右が大荒川谷、すぐに右岸天場あり
2022年07月11日 15:09撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/11 15:09
小荒川谷出合
なんじゃこりゃ⁇それはそうなるわけだ。
右が大荒川谷、すぐに右岸天場あり
ここからは残っていてくれました。
2022年07月12日 07:28撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/12 7:28
ここからは残っていてくれました。
やっぱり美渓ですね。
2022年07月12日 07:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/12 7:50
やっぱり美渓ですね。
右から巻いたかな
2022年07月12日 08:02撮影 by  iPhone 12, Apple
7/12 8:02
右から巻いたかな
2022年07月12日 08:27撮影 by  iPhone 12, Apple
7/12 8:27
癒しの渓相です。
2022年07月12日 08:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/12 8:27
癒しの渓相です。
2022年07月12日 08:46撮影 by  iPhone 12, Apple
7/12 8:46
水量少な目
2022年07月12日 09:11撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/12 9:11
水量少な目
これが三俣だったかな?
2022年07月12日 09:31撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/12 9:31
これが三俣だったかな?
あとは見るところもなく稜線に
ガスガスでいつもの黒岩尾根へ
2022年07月12日 12:34撮影 by  iPhone 12, Apple
7/12 12:34
あとは見るところもなく稜線に
ガスガスでいつもの黒岩尾根へ

感想

 今年は例年よりも多くの沢に登ろうと思い、5月下旬から取り組んできたのだけれど、結果、記録的に早い梅雨明けにまるで対応できず、いつも通りな感じでこの時期で2本目。何やってんだろ?最近、入川流域に行ってなかったので、久々に入川本流から大荒川谷を狙った。
7/11 早朝に自宅を出て、道の駅みとみでいつものように眠くなった。軽く寝た後、出合の丘に9時ころ到着、さっそく自転車の前輪をはめて、川又バス停まで軽快ダウンヒルで入川林道に向かった。キャンプ場近くに自転車を置かせてもらい(ここまで20分くらい)、いつもの森林軌道跡を歩き始める。なんかきれいになっている感じしたけど、こんなんだったっけ?途中『落石通行止め』と書いて規制された箇所は、上部からの崩壊だけれど沢屋なら許容範囲。赤沢谷出合で装備を着装して本流に入る。と空に梅雨明けしたものの、戻り梅雨的になっていたので水が多いのか少ないのかもわからない。
 本流は渡渉はあるものの膝上という感じ。数年前の洪水でかなり埋まってしまったのだろうか?平凡な河原を進む。地形図上の2本の枝沢が入るコーナーの滝はとてもきれい。そこから直線的に数分で中小屋沢出合。ここにきて驚いたのは左岸砂礫堆積の高さだ。あそこまで水が上がったなんて考えづらい高さだ。
 その先から本流がめちゃめちゃ埋まっているのを確認した。巻くところもほとんどなく水流通しで通過できる。金山沢出合手前のゴルジュは、水線通しで出口の二条滝までたどり着け左岸から通過できた。途中の倒木も荷を先に上げてから、倒木を抱えて登る。金山沢出合はさらにすごい土砂の堆積だった。
 金山沢に入っても両岸のガレ堆積はすごく、始めのゴルジュも巻かずに通過できる。一か所右岸にトラロープがあり、それを利用して一段目の滝を交わして連瀑帯に入る。途中出てくる壁のようなツルツル滝を巻いて通過、結構立派だったのでゴンザかと思っていたら違っていたみたいだ。これを越えたところで驚きの光景…ガレガレの一本川になっていた。ガイドブックには左岸からの沢は出ていないが、この沢は大ガレで合わさっている。
 その先も水線通しで突破してゆき、沢が蛇行し始めるとゴルジュの奥にひときわ高い滝、これがゴンザの滝だ。下からは2段しか見えない。右から高巻き、踏み跡を下ってゆくとラストがちょっと悪く、木の根にお助けを掛け、5mのごぼうで河原に降り立つ。そこから30分くらいでものすごいガレ沢に出くわす。これが小荒川谷出合、大荒川谷出合は伏流してしまっていた。その出合すぐのところにBPがあり、本日はここで終了とした。目的側はあまり荒れていないようでも、ここまでほとんど魚を見ていない。釣りに行くが坊主、焚火のみのさびしい夜となった。

/12 前日の釣りがあまりに悔しく、30分で終わって登る予定が1h30minもかけてしまう。結果、一匹…魚がいただけよかった。大荒川谷は埋まっておらず、ナメ滝は健在だった。20m2段は右から、12m2条は左の流れから、15mは右壁を登る。沢の本領発揮だ。さらに上流で出てくる20m2段の上流側は和やかムードに変化、しばらくで三俣。三俣はタイム短縮から左を選択、藪ではないが水切れからが長め。登山道に出てからもそのまま歩き続け、雁坂嶺で装備替えした。
 あとは昨秋歩いた稜線を雁坂峠に向かい、小屋も通過。水場は小屋前にひかれていたがチップ制になっていた。なかなか標高が落ちない黒岩尾根では、直下水晶谷の道標で一度休憩し、その後風呂に入りたい一心で歩き続け、ヘロヘロになって豆焼橋に到着した。出合の丘への登りがきついんだよなぁ…
 車で自転車を回収し、いつもの白龍閣へ向かった。3人組の爺さんが露天からなかなか出てこず、ずっと会話している状態だったので露天は諦めた。残念。
 夏の赤石沢に向けた準備山行はこれで終了、自然現象の想像もつかないようなポテンシャルに驚かされた山行だった。結果、8月の天候不良のため赤石沢はまた次回になっちゃったなぁ。

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