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雁坂峠(かりさかとうげ)

最終更新:半袖大将
基本情報
標高 2082m
場所 北緯35度53分34秒, 東経138度47分23秒
カシミール3D
奥秩父縦走路と秩父往還 (埼玉県熊谷市と山梨県甲府市を結ぶ。日本の道100選) の交わる所が雁坂峠。標高2,082m。北アルプスの針ノ木峠、南アルプスの三伏峠とともに、日本三大峠の一つ。山梨県側の斜面は広々とした草原で、展望が開けている。また峠からは富士山・北岳・間ノ岳の日本の標高ベスト3が眺められる。
 以前は峠の山梨側の斜面がヤナギラン、ギボウシ、キオン、ソバナ、シモツケソウ、クルマユリなどなどのお花畑であった。近年は鹿の害や笹が増えたため、それらを見ることができなくなった。峠から埼玉側に10分下ると雁坂小屋がある。
展望ポイント

山の解説 - [出典:Wikipedia]

雁坂峠(かりさかとうげ)は、埼玉県秩父市と山梨県山梨市の境にある峠。標高2,082m(実標高は2,070m(後述))。奥秩父の山域の主脈の一つであり針ノ木峠、三伏峠と並び、「日本三大峠」に数えられる。
かつての、武蔵国の秩父盆地と甲斐国を結ぶ峠。「かりさかみち」とも呼称された。現在では、国道140号がほぼ真下を雁坂トンネルで通過する。1998年4月にこのトンネルが開通するまで、この峠を自動車では通行することは出来ず「開かずの国道」と言われ、峠を越えるハイキングコースが国道140号に指定されていた。「秩父往還」という呼び方のほか、埼玉県側は「彩甲斐街道」、山梨県側は「雁坂みち」とも呼ぶ。彩甲斐街道を少し北上したところに栃本関所跡があり、山梨側にトンネルを出たところすぐに、西沢渓谷がある。
峠の頂上には笹薮の草原が大きく広がり、南側に広い展望が開けている。日本三大峠(飛騨山脈越えの針ノ木峠2,541m、赤石山脈越えの三伏峠2,580m、奥秩父主脈越えの雁坂峠)のひとつ。武田信玄の軍事用路「甲斐九筋」の一つ。『日本書紀景行記』に「日本武尊が通った」と記載されている。
多くの地図やガイドブックには標高2,082mと記されているが、これは参謀本部陸地測量部(現国土地理院)が作成した地形図を反映したものである。ただし、1973年の測量以降の地図からは雁坂峠の標高表記が消えており、1970年代に公式には行われなくなっていたとする指摘もある。一方で2013年に埼玉県の秩父環境管理事務所によって付け替えられた道標では雁坂峠の標高は2,070mとなっている。これは1959年の伊勢湾台風による被害で峠道が現在の低い位置に付け替えられたことを反映したことによるものである。

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