鳳凰三山 行きドンドコ沢コース〜帰り燕頭山コース
- GPS
- 33:38
- 距離
- 55.1km
- 登り
- 6,431m
- 下り
- 6,423m
コースタイム
8:00 御座石温泉駐車場 - 8:55 青木鉱泉
9:00 青木鉱泉 - 12:15 鳳凰の滝案内板 - 13:45 白糸滝 - 14:30 五色滝 - 15:30 鳳凰小屋
2日目
6:45 鳳凰小屋 - 8:00 地蔵岳 - 赤抜沢ノ頭(休憩30分)- 10:20 観音岳 - 10:45 薬師岳 - 11:30 観音岳(休憩)- 12:00 近道分岐 - 12:40 鳳凰小屋
12:40-13:40 テント撤収
13:40 鳳凰小屋 - 15:10 燕頭山 - 15:40 旭岳 - 16:40 西ノ平 - 17:20 御座石温泉
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの道は、途切れ途切れに舗装されてない箇所がありボコボコ。 駐車場にトイレあります。 御座石温泉のお宿で登山者名簿に記入します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*御座石温泉〜青木鉱泉 温泉建物の脇を流れる川を渡り、赤白の棒があるところが登山道入り口。 舗装道路は工事車両用で登山者は立ち入り禁止。 本当にたまにある古びた赤リボンと踏み跡を頼りに進むことになるが、かなり不明瞭。 *ドンドコ沢コース 片側は急な斜面の細い登山道を歩くことが多い。また、両手を使ってよじ登るような岩の箇所も結構ある。 *燕頭山コース 危険個所は特になし。 |
写真
感想
欲張って往復違うルートを歩きたいと考え、行きはドンドコ沢、帰りは燕頭山コースを行くことにしました。車なので同じところに戻って来なくてはならず、御座石温泉と青木鉱泉を結ぶ破線は、他の方のブログでもかなり分かりにくい様子でしたが行くことを決意。実際に歩いてみると、本当に不明瞭だし暗いし、サルにも遭遇するし、二度と行くまい人にもすすめまいと思う道でした。
それでも何とかコースタイム通りに無事に青木鉱泉に到着。いよいよここからが本当のスタート。
ドンドコ沢コースは、川の流れの音を聞きながら歩く気持ちのよいコースかと思いますが、テン泊装備を背負って歩くことにまだ慣れていない私には「バランスを崩して転んだらどこまでも落ちそう…」と思う片側急斜面の細い登山道や、両手を使わないと登れない岩場がよく出てくるこのコースは少し怖かったです。
夜は寒くて寒くて寝られませんでした。朝の温度計が6度だったので、夜はもっと寒かったと思います。
テン場の皆さんも「寒くて寝られなかった」と話している声が聞こえてくるのですが、皆さんは夜明けと共にどんどん出発してしまい・・・、前々夜もろくに寝ていない私はシュラフの中でぐずぐずしてからの一番最後の出発でした。
しかし前日とは違って、この日はすぐに賽の河原、オベリスク、甲斐駒ケ岳、北岳、八ヶ岳、北アルプス、富士山と、最高の景色がすぐに目の前に現れてきて、文句なしに気分も最高!!
実は月曜日も休みな私は、もう1泊同じテン場に泊まってゆっくり山を満喫し、3日目に下山しようと思ってきていたので、ここまでは超のんびりペースで過ごしていました。
しかし、皆さんの様子をうかがっているとみんな1泊で下山するし、夜は極寒だったし、私も家が恋しくなってきてしまい、ここでやっぱり下山したい気持ちになって突然急ぎだすことにっ。コースタイムの通りに歩けば5時半には駐車場に行けそうだったので、あと1日分のたっぷりの食料を背負って下山ルートへ向かうことにしました。
燕頭山コースは、ドンドコ沢コースと違って片側急斜面のところがそんなにないので、気持ち的には安心してくだることができました。この時期はイワカガミが満開で、あちらこちらでピンク色に咲き誇っていて癒されます。長い下りで膝はだいぶガクガクでしたが無事に駐車場まで歩けました。
寝不足に弱いとはいえ、もっと早く行動しなければいけないのは反省。
でも最高の景色に恵まれ、山で出会った方達もみんな笑顔。今回もとてもいい山行でした。
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