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記録ID: 468763
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沢登り
丹沢

丹沢の沢をつなぐ「金山谷〜神ノ川乗越〜ユーシン沢〜檜洞〜金山谷乗越〜源三尾根」

2014年06月25日(水) 〜 2014年06月26日(木)
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mizuki その他3人

コースタイム

【6月25日】
神ノ川ゲート8:53→9:41金山谷入渓地点・広河原→(金山谷遡行:F1・10:23〜仏谷出合10:23〜シンギノ沢出合12:00)→13:10神ノ川乗越→(ユーシン沢下降)→14:00頃:雨が降って来たので1100m位の地点で幕営
【6月26日】
ユーシン沢:幕営地点6:15→7:55檜洞(沢)との出合い→(檜洞遡行:ゲタ小屋沢出合10:20〜経角沢出合12:40)→11:30金山谷乗越→(源三尾根下降)→12:40金山谷入渓地点→13:30神ノ川ゲート
天候 6月25日:曇り後雨
6月26日:曇り、時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車:神ノ川ヒュッテ付近
コース状況/
危険箇所等
○丹沢の桧洞丸と蛭ケ岳の懐深く入っていく沢ルート。出来れば、「先達はあらまほしきものなり」・・・、経験者の同行が望ましい。

◆入渓地点
 ・写真参照。藪がひどい。いばらが混じるので長袖が無難。
◆金山谷遡行
 ・今回の3本の沢の中では、落差のある滝の数が、一番多かった。F1:魚留の滝が核心。この滝だけ、ロープ確保。後の滝は、フリーで越えられた。
◆ユーシン沢下降
 ・全体的に穏やか。中盤に出てくる落差の大きな滝のみ、右岸の立木に支点をとり、懸垂下降した。
◆檜洞(沢)遡行
 ・中程の落差の大きな滝は、左岸のへつりから高巻いた。枝沢が多く、分岐ごとに確認が必要。上部では、ゲタ小屋沢や経角沢などの大きな沢が入り込み、そちらにひきこまれそうになる。
◆源三尾根下降
 山の地図では破線登山道。踏み跡が不明瞭な所もある。また、下部で幾つかの尾根に分かれていくので注意が必要。彦右エ門沢の丸太を積み上げた堰堤の前に下り立つ。対岸のトレースをたどると、間もなく舗装された林道に出る。
【6月25日】
神ノ川林道のゲートから出発です。7月に開催されるトレランの為に仮設電話の工事をしていました。
2014年06月25日 09:04撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 9:04
【6月25日】
神ノ川林道のゲートから出発です。7月に開催されるトレランの為に仮設電話の工事をしていました。
檜皮橋を渡り、、、
2014年06月25日 09:49撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 9:49
檜皮橋を渡り、、、
林道を歩くこと約40分。この標識の所から藪をかき分けて河原に降り立ちます。
林道を歩くこと約40分。この標識の所から藪をかき分けて河原に降り立ちます。
広河原です。上流に向かって右側が彦右エ門沢。
2014年06月25日 10:03撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:03
広河原です。上流に向かって右側が彦右エ門沢。
左側が金山谷。私達は、金山谷に入ります。
2014年06月25日 10:05撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:05
左側が金山谷。私達は、金山谷に入ります。
沢装備を整えます。沢中1泊なので、荷が重い!
2014年06月26日 18:16撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/26 18:16
沢装備を整えます。沢中1泊なので、荷が重い!
蛭ケ岳〜姫次の稜線上の地蔵平へ登り上げる地蔵尾根の取り付きです。山の地図には、上級者向きと記載されています。
2014年06月25日 10:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:31
蛭ケ岳〜姫次の稜線上の地蔵平へ登り上げる地蔵尾根の取り付きです。山の地図には、上級者向きと記載されています。
30分ほどで、F1:魚留の滝。ルートは、左側の細い流れの所。ここは、リーダーに確保してもらって登りました。
2014年06月25日 10:39撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:39
30分ほどで、F1:魚留の滝。ルートは、左側の細い流れの所。ここは、リーダーに確保してもらって登りました。
ゴルジュの中を流れる斜瀑。この先も次々と現れる小滝を越えていきます。この後、カメラ故障。
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ゴルジュの中を流れる斜瀑。この先も次々と現れる小滝を越えていきます。この後、カメラ故障。
ここからは、同行者の撮影写真。
水が高いところにある樋状の溝を流れ落ちています。
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ここからは、同行者の撮影写真。
水が高いところにある樋状の溝を流れ落ちています。
フリーで超えます。高度感たっぷり!
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フリーで超えます。高度感たっぷり!
金山谷を稜線まで詰めると・・・、
金山谷を稜線まで詰めると・・・、
神ノ川乗越(1260m)です。檜洞丸と蛭ケ岳を結ぶ縦走路を横切って反対側のユーシン沢へ下ります。午後から雨なので1100m位の台地で幕営。
神ノ川乗越(1260m)です。檜洞丸と蛭ケ岳を結ぶ縦走路を横切って反対側のユーシン沢へ下ります。午後から雨なので1100m位の台地で幕営。
【6月26日】
テントを畳んで、更にユーシン沢を下降。
860mで、檜洞(沢)との出合着。
こちらはユーシン沢。
【6月26日】
テントを畳んで、更にユーシン沢を下降。
860mで、檜洞(沢)との出合着。
こちらはユーシン沢。
こちらが、檜洞(沢)。さあ、ここを遡上します。3本目の沢です。
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こちらが、檜洞(沢)。さあ、ここを遡上します。3本目の沢です。
こんな深い所もありました。
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こんな深い所もありました。
でも、その後に別天地、「昼寝岩」。昼寝はしていられないけれど、やっぱり、ゴロンとなってそらを見上げたい!
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でも、その後に別天地、「昼寝岩」。昼寝はしていられないけれど、やっぱり、ゴロンとなってそらを見上げたい!
水が空中に放水されているような滝を一つ高巻きましたが、その他は、流れに沿って登ります。
水が空中に放水されているような滝を一つ高巻きましたが、その他は、流れに沿って登ります。
多段の滝です。美しくてしばし見とれてしまいました。
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多段の滝です。美しくてしばし見とれてしまいました。
再び、蛭ヶ岳〜檜洞丸を結ぶ縦走路です。一番低い所が、今回の沢のフィナーレ、金山乗越です。
再び、蛭ヶ岳〜檜洞丸を結ぶ縦走路です。一番低い所が、今回の沢のフィナーレ、金山乗越です。
縦走路を3分ほど檜洞方面へ歩くと、これから下降する源三尾根が見えました。
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縦走路を3分ほど檜洞方面へ歩くと、これから下降する源三尾根が見えました。
ここが、その下降地点です。結構、急でした。
ここが、その下降地点です。結構、急でした。
撮影機器:

感想

・さて、今回は私にとっては大冒険!
・丹沢のプロフェッショナル:S氏に案内して頂く、丹沢の沢:第4弾は、なんと、檜洞丸と蛭ケ岳を結ぶ縦走路の南北に展開する3本の沢をつないで、源三尾根を下るというプランだ。
・沢初心者の私には、到底、思いつかないルート取り。
・25000分の1の地形図を印刷し、それぞれの沢に流れ込む枝沢とその出合の標高を記入していきながら渓相を想像するのは、ワクワクする程、楽しい。

・しかし、累積標高差は約2000m。しかも、沢中1泊の重装備を背負っての山行は、初体験だ。
・両膝に故障を抱えているので、一抹の不安を抱きながら入渓したが、面白さが勝った。
・それにしても、両山ともに、なんと美しい沢をその懐に抱いていることか・・・、帰路の車中から振り返った山々が、これまでとは異なって見えた。

・素晴らしいルート取りと、豊かな経験、慎重なデータ分析で、安全に長丁場を導いて下さったS氏に深謝。

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コメント

mizukiさん お早うございます!
mizukiさんが大冒険とは、ビックリです!

Sさんは相当なプロフェッショナルなんですねぇ

丹沢は沢屋にとって聖地でしょうから、これからの季節は最高ですね!

それにしても東北いらしたかと思ったら、丹沢ですか〜

アクティブです
2014/6/28 9:15
Re: mizukiさん お早うございます!
niiniさん、こんにちは。

先達がいるから、私のような沢初心者でも、安心・安全に楽しめています。
変幻自在に姿を変えて流れる水は、いくら見ていても飽きません。のめり込みそうです。

山は逃げないけれど、私のような年になると、年々、体力が抜けていきます。
体の動く内に、登りたい山を登っておこうと思ってますが、結構、疲れるんですよ
 家人に言わせると、アクティブでは無くて、クレイジーだそうです。そのまま、受け入れています          
                              mizuki
2014/6/28 17:06
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