鹿柵を直しました＠三伏峠

2022年09月14日(水) 〜 2022年09月15日(木)

• GPS: 11:51
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,132m
• 下り: 1,164m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:35
• 休憩: 0:22
• 合計: 9:57

6:58 スタート地点
7:35 7:38 豊口山のコル
8:30 8:32 ほとけの清水
8:57 9:03 塩川・鳥倉ルート合流点
9:33 9:33 三伏峠小屋
11:03 11:03 三伏山
14:18 14:18 三伏山
16:12 16:23 烏帽子岳
16:55 三伏峠小屋

2日目

• 山行: 1:51
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:56

10:20 三伏峠小屋
10:33 10:35 塩川・鳥倉ルート合流点
10:57 10:57 ほとけの清水
11:38 11:41 豊口山のコル
12:16 ゴール地点

レコは途切れ途切れになっちゃってます。。。

天候

晴れ（初日、夕立あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥倉林道駐車場（駐車場ゲートから登山口まで徒歩40分弱。）
平日にも関わらず満車に近い状態でした。

コース状況／危険箇所等

雨降りや霧で濡れている場合、下山時は丸太で組んだ階段がとっても滑るので注意。

写真

9/14 6:44

登山口。基本的に集団で行動しました。

9/14 7:08

お馴染みのカラマツ林

9/14 8:37

遠くに甲斐駒ケ岳？が見えるとか。ボケてますけど。

9/14 8:39

ヒメコヌカグサ？なのかどうなのかよくわからない。

9/14 8:48

こういうとこ歩くの楽しいけど濡れてると超滑る。

9/14 9:12

本谷山。このアングルで見るとデカイ。

9/14 9:28

三伏峠小屋

9/14 13:35

本谷山付近で植物群落の話とロープワーク演習。

9/14 16:12

自由時間があったので烏帽子岳まで散歩しました。

9/14 16:16

小河内と避難小屋。晴れてない景色もアリ。

9/14 16:26

ライチョウ発見ならず。うーん、ちゃっちゃと支度して小河内まで頑張るべきでした。

9/15 6:42

2日目。

9/15 6:55

本日は鹿柵メンテ。まずは資材の確認中。

9/15 7:32

手分けして運びます！

時間にして5分くらいでしたが、案外疲れます・・・。

9/15 9:23

作業中は植生を傷つけないよう、全員足袋に履き替えてます。

9/15 9:28

お花畑から見える三伏山、間ノ岳、塩見岳。

9/15 7:11

同じく小河内岳、荒川、赤石、聖方面。

雪圧で折れてしまった支柱の手前に、新たな支柱を打込み中。

9/15 8:12

昨日教わった巻結びに挑戦！

9/15 8:23

紐が足りないときはフィッシャーマンズノット！

9/15 9:04

補強完了。支柱を増設し、水糸でぐるりと囲みました。

9/15 9:28

鹿に飛び込みたいと思わせないことが大事みたいです。

9/15 9:09

植生が順調に回復している奥側と、コロナ中に侵入されてしまった手前側。これで何とか回復して欲しい。

9/15 12:17

登山口にてアサギマダラ。

9/15 12:21

無数に乱舞してました。ボケボケです(〜_〜；)

9/15 12:43

駐車場は平日と思えない混雑ぶりです。

9/15 13:05

鳥倉林道にて。タワーヤーダ！初めて見ました！かっこいい！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

ウィンドブレーカー 防寒着 雨具 地下足袋 足袋長靴 帽子 ネックウォーマー 手袋 ストック ザック（36L） 食事（行動食+非常食） 水分（飲料720ml） コンパス 高度計 ヘッドランプ（予備電池含む） LED太陽光ランタン 保険証 携帯（GPSアプリ+予備バッテリー含む） 寝袋 ココヘリタグ 双眼鏡

感想

paku_

4年ぶりに、南アルプス植生復元活動に参加してきました。

このイベントは、静岡県自然保護課と南アルプス高山植物保護ボランティアネットワークが毎年主催してます。自分はリピーターなのでメールで連絡きましたけど、初めての方はボランティアネットワークのFacebookとかから申し込めます。
内容は、南アルプス（静岡県域）の数ヶ所に分散設置されている鹿柵のメンテナンスで、今回の三伏峠は、雪で折れてしまった鋼柵の補強作業でした。

植生と鹿の話を聴いたり、ゆったりした時間の中で作業したり、色々な方と話したりでき、普段とはまた一味違った時間を過ごせました。

コメント

snowheaven1

防鹿ネットの設置、ありがとうございました！！
１６日に烏帽子岳までピストンした者です。
ネットはしっかりしてるように見えるのに、どうして花が全部食べられているんだろう、どこから入ったのかな、と思いながら通りましたが、前日に直してくださったんですね。
それにしても、茎が全くなくて、地上すれすれに花が咲いてるタカネマツムシソウがあって、花を咲かせて子孫を残そうという花の意地に感心しました。食べられても花が咲かせる個体はいいですけど、多くは根しか残らないですよね。
私も、ネットワーク、探してみます。

paku_

コメントありがとうございます😊
烏帽子ピストンとは、体力がおありですね。朝の小河内岳もステキなので是非次回は行かれてみてください！

鹿柵は、片方だけでも無事で良かったです。
もう片方は、コロナで丸２年ボランティア募集ができない間に、残念ながら突破されてしまったようです。今回も限られた人数でやれる範囲の修繕はしましたが、どうなんでしょう。上手く来年につながると良いのですけど。。。

自分たちもあのタカネマツムシソウは色々考えさせられました。
あの群落は20年以上、鹿の採食圧に晒されてるんだと思いますが、それでもああして耐え忍ぶ姿を見ると、彼らの力強さというか、対策さえできれば群落復活の芽はあるのかなと期待してしまいます。
ただ、鹿側の好き嫌い(嗜好性)や植物種ごとの復活スピードの差、花を咲かせる最低の地上高さ、多年生・一年生の違いなどのため、鹿柵で囲っても、“元通りに戻る”のではないそうです。

今年度もまだ活動は残っているそうです。
今からの申込みができるのかわかりませんが、ご興味あれば問い合わせてみてはいかがでしょう。