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Yamareco

記録ID: 471289
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬 ワタスゲの白い絨毯 (鳩待峠〜アヤメ平〜彈四郎小屋テント泊〜尾瀬ヶ原〜鳩待峠)

2014年06月28日(土) 〜 2014年06月29日(日)
 - 拍手
YAMA555 tonbou その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
24:41
距離
27.5km
登り
627m
下り
636m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:01
休憩
0:50
合計
6:51
9:25
60
10:28
10:29
32
11:01
11:01
22
11:23
11:24
21
11:45
11:53
7
12:00
12:00
4
12:14
12:37
4
12:41
12:41
74
13:55
13:56
52
14:48
14:48
8
14:56
14:58
4
15:02
15:13
11
15:24
15:24
9
15:32
15:32
5
15:37
15:37
5
15:42
15:43
6
15:49
15:49
3
15:52
15:52
14
16:06
16:06
16
16:22
2日目
山行
17:22
休憩
0:17
合計
17:39
16:26
876
7:01
7:01
34
宿泊地
7:35
7:36
24
7:59
8:00
5
8:05
8:05
13
8:18
8:18
8
8:26
8:26
23
8:49
8:49
4
8:53
9:10
55
10:05
10:05
0
10:05
ゴール地点
1日目:6時間50分(休憩・テント設営時間含む)
9:23鳩待峠9:30〜10:35横田代〜11:20中原山〜11:30アヤメ平11:50〜12:10富士見小屋12:35〜14:45彈四郎小屋(テント設営)15:20〜15:40東電小屋〜15:50ヨッピ橋〜16:20彈四郎小屋
2日目:3時間(休憩含む)
彈四郎小屋7:00〜8:15牛首〜8:50山ノ鼻9:10〜10:00鳩待峠

マップはEtrex20のGPSトラックデータです。
天候 1日目(曇り 時々 雨)
2日目(基本曇りも雨・日差しありとめまぐるしい山の天気)
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
地元から関越道の沼田ICで下りて下道。
途中の椎坂峠がトンネル開通によりアクセスが若干楽になりました。冬はスキー行くときこの峠が結構怖かったですが心配なし。
戸倉の駐車場(1日1,000円)から鳩待峠まではバス(930円)
コース状況/
危険箇所等
●鳩待峠〜アヤメ平
樹林帯の中を1時間弱歩きます。登山道は比較的緩やかでしっかりしています。普通は山の鼻方面に歩く方が多いので、アヤメ平経由で帰り尾瀬ヶ原はなかなかよいと思います。
横田代・アヤメ平と湿原がきれいです。今はワタスゲ・イワカガミ・ヒメシャクナゲがたくさん咲いていました。
アヤメがないのになんでアヤメ平って言うのかなと思っていましたが、キンコウカの葉をアヤメと見間違えて呼ばれるようになったようです。(説明板がありました)
富士見峠から彈四郎小屋までは樹林帯歩きです。尾瀬らしくない登山道ですが、まーまー緩やかな登山道でしょう。

◎彈四郎小屋
テント場結構広いです。清潔なトイレがあり、水も豊富で十分満足できる場所でした。
生ビール700円。小屋泊まりの人は風呂も入れます。

●尾瀬ヶ原
竜宮より先は山の鼻までトイレがないし、木道のため身を隠す場所もありません。気をつけましょう。平坦な木道歩きで、距離は長いですが体力的な負担は少ないと思います。日本百名山の至仏山とヒウチ岳に囲まれて、行きも帰りも振り返りながら歩きたくなる素晴らしい湿原帯です。
ワタスゲ、レンゲツツジがただいま見ごろ。カキツバタ、コバイケイソウ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲなども咲いていました。

●温泉
戸倉第一駐車場の橋を渡ってすぐにある尾瀬ぶらり館の温泉で汗を流しました。500円也。
洗い場4つ、浴槽は小さめ(露天あり)とこじんまりしています。最盛期だととても入れないでしょう。鍵つきロッカー、シャンプー、ボディーシャンプー、ドライヤーあります。
戸倉の第一駐車場に駐車。
戸倉の第一駐車場に駐車。
鳩待峠に到着。6月末まで至仏の登山道は通行止め。写真は山の鼻への登山口。
鳩待峠に到着。6月末まで至仏の登山道は通行止め。写真は山の鼻への登山口。
自販機が尾瀬仕様でした。
自販機が尾瀬仕様でした。
鳩待峠の小屋の裏のほうにアヤメ平への登山口はあります。
鳩待峠の小屋の裏のほうにアヤメ平への登山口はあります。
緑の登山道をゆるりと登ります。
緑の登山道をゆるりと登ります。
ミツバオウレン。湿原に到着するまでにちらほら。
ミツバオウレン。湿原に到着するまでにちらほら。
水芭蕉。もう終わっていると思いましたが少し残ってました。
1
水芭蕉。もう終わっていると思いましたが少し残ってました。
鳩待峠から1時間チョイ歩くと湿原帯の横田代に到着。
鳩待峠から1時間チョイ歩くと湿原帯の横田代に到着。
標高1860mの山の稜線ですよ。凄いですねー。
標高1860mの山の稜線ですよ。凄いですねー。
ガスの中ですが、湿原は幻想的。
ちらほらワタスゲが見えてきました。
ガスの中ですが、湿原は幻想的。
ちらほらワタスゲが見えてきました。
本当に小さな姫石楠花。
横田代からの湿原帯にたくさん咲いてます。
2
本当に小さな姫石楠花。
横田代からの湿原帯にたくさん咲いてます。
ワタスゲが群落になってきた。
ワタスゲが群落になってきた。
白の絨毯です。
チングルマかな?も咲いています。
チングルマかな?も咲いています。
姫石楠花。
ワタスゲ。
尾瀬ヶ原にはそれほど咲いていませんでしたが、横田代からアヤメ平はイワカガミも群生しています。
尾瀬ヶ原にはそれほど咲いていませんでしたが、横田代からアヤメ平はイワカガミも群生しています。
つつじも咲いていました。
つつじも咲いていました。
中原山道標。展望なし。
中原山道標。展望なし。
ワタスゲとイワカガミで白とピンクにそまります。
ワタスゲとイワカガミで白とピンクにそまります。
ワタスゲ咲く登山道。
1
ワタスゲ咲く登山道。
幻想的な湿原。
アヤメ平の池塘。
アヤメ平の池塘。
アヤメ平に到着。花満開です。
アヤメ平に到着。花満開です。
富士見峠に向かい中。右は展望が良いので天気がよければ武尊など見えるでしょう。
富士見峠に向かい中。右は展望が良いので天気がよければ武尊など見えるでしょう。
富士見小屋。ちょっと休憩。お茶出してくれました。ありがたやー。
富士見小屋。ちょっと休憩。お茶出してくれました。ありがたやー。
富士見小屋。
下りは尾瀬らしくない雰囲気です。
下りは尾瀬らしくない雰囲気です。
スミレ。
昼場に到着。奥のヒウチ岳はガスで見えず。
昼場に到着。奥のヒウチ岳はガスで見えず。
沢を渡ります。きれいな沢です。
沢を渡ります。きれいな沢です。
本日テン場の彈四郎小屋。メンバーのうち2人は小屋泊です。
本日テン場の彈四郎小屋。メンバーのうち2人は小屋泊です。
小屋前はレンゲツツジが見事でした。
小屋前はレンゲツツジが見事でした。
これぞ尾瀬ヶ原。
時間があるので東電小屋方面をグルッと周回します。
これぞ尾瀬ヶ原。
時間があるので東電小屋方面をグルッと周回します。
尾瀬ヶ原もワタスゲ見事でした。
尾瀬ヶ原もワタスゲ見事でした。
ミツガシワ
ハクサンチドリ
コバイケイソウ
東電小屋。結構静かな雰囲気です。
東電小屋。結構静かな雰囲気です。
木道がず〜と続きます。
木道がず〜と続きます。
コバイケイソウとカキツバタ
コバイケイソウとカキツバタ
景鶴山が顔を出してくれました。
景鶴山が顔を出してくれました。
ヨッピ橋。
ヨッピ橋から左へ曲がり小屋に戻ります。
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ヨッピ橋から左へ曲がり小屋に戻ります。
竜宮にて早咲きのニッコウキスゲを発見。
7月中旬以降の黄色い絨毯も楽しみです。
2
竜宮にて早咲きのニッコウキスゲを発見。
7月中旬以降の黄色い絨毯も楽しみです。
彈四郎小屋のテン場。きれいなトイレが近くにあり便利です。
彈四郎小屋のテン場。きれいなトイレが近くにあり便利です。
早朝。4:30頃まで大雨でしたが、6:00頃に急激に天気が回復。至仏山が見えました。
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早朝。4:30頃まで大雨でしたが、6:00頃に急激に天気が回復。至仏山が見えました。
至仏山とレンゲツツジ。
3
至仏山とレンゲツツジ。
小屋とヒウチ岳。
2
小屋とヒウチ岳。
至仏山。
出発時には再びガスの中でしたが、竜宮過ぎた付近でヒウチが顔を出します。
出発時には再びガスの中でしたが、竜宮過ぎた付近でヒウチが顔を出します。
透明度の高い川。魚がくっきり見えます。
透明度の高い川。魚がくっきり見えます。
ワタスゲ群生。
池にはヒツジグサ。
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池にはヒツジグサ。
タテヤマリンドウもたくさん咲いてます。
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タテヤマリンドウもたくさん咲いてます。
至仏山は残念ながらガスの中。
至仏山は残念ながらガスの中。
カキツバタ。紫が映えますね。
カキツバタ。紫が映えますね。
ワタスゲの白い絨毯。
ワタスゲの白い絨毯。
急にドシャ降り。
急にドシャ降り。
水芭蕉残り。
降ったり止んだりしながら山の鼻へ。
降ったり止んだりしながら山の鼻へ。
ボッカさんが次々に荷を運んでいました。お疲れ様です。これで100キロくらいでしょうか?脱帽です。
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ボッカさんが次々に荷を運んでいました。お疲れ様です。これで100キロくらいでしょうか?脱帽です。
鳩待峠までは樹林帯を歩きます。
鳩待峠までは樹林帯を歩きます。
鳩待峠に到着。
花豆ソフトいただきました。
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花豆ソフトいただきました。
戸倉にある「かもしか村」にてもりそば大盛り970円也。
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戸倉にある「かもしか村」にてもりそば大盛り970円也。

感想

ワタスゲを見に久しぶりに尾瀬を歩こうと計画。6月末まで至仏山は登山禁止なので、今まで歩いたことのないアヤメ平を経由して弥四郎小屋にてテント泊、帰りはゆっくり尾瀬ヶ原を歩くお手軽ハイキングに行ってきました。

鳩待峠から登ること1時間弱で湿原帯に到着。あいにくガスの中ではあったがお目当てのワタスゲが咲き誇った景色に出会えた。嬉しい誤算は、イワカガミ・ヒメシャクナゲも満開だったこと。おかげで白い絨毯がところどころピンクにも染まっていてそれは見事。アヤメ平では標高1800m台で池塘があり不思議な場所だ。天気がよければ至仏にヒウチが展望できる雲上の楽園ということだが、次回訪れる時の楽しみに取っておこう。

その後も天気は何とかもってテン場に到着。レンゲツツジが出迎えてくれた。テント設営後、時間があったので一人で尾瀬ヶ原を散策。東電小屋の方面は人も少なく十分に花を満喫できた。東電小屋近辺は結構コバイケイソウやカキツバタが咲いていた。テン場に戻ったら、一部メンバーが小屋泊まりだったため5時30分まで室内で宴会。窓からは尾瀬ヶ原が正面にある絶好のロケーション。その後テン場に戻りすき焼きを肴に8時くらいまで飲んで、ぐっすりと就寝。
翌朝は激しい雨に見舞われこれはずぶぬれ覚悟かと思いきや、6時頃一転して回復。急いで尾瀬ヶ原に行くと至仏もヒウチもバッチリと見えた。

帰りは尾瀬ヶ原を歩く。山の鼻までは2時間程度だが、その間にめまぐるしい天気の入れ替わり。尾瀬ヶ原はワタスゲとレンゲツツジが咲き誇り、ところどころにカキツバタやタテヤマリンドウなどが群生していて、飽きない木道歩きができた。やっぱり尾瀬は素晴らしいところだ。ワタスゲの白い絨毯は一見の価値あり。

ニッコウキスゲのつぼみもたくさんあったので、夏は黄色い絨毯でしょう。今年は同じルートで夏、尾瀬に足を運ぶのもありかなと思ってます。

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