剱岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 1,785m
天候 | 曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
カニのヨコバイは緊張します |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
一日目はときどき強い雨がザーッときてカッパを離せなかったけど日が暮れてからは満天の星空に大感激
。
二日目は4時半に暗闇を出発。30分ほどで一服剱の上に立つと辺りはかなり明るくなってきた。少し下ったあとガレ場と鎖場をいくつか越えて前剱を目指す。途中で若い4人組みに先にいってもらうのだが、この子たちの歩き方がまったくなっていない。ルートをしっかり確認せず瓦礫を蹴落としながら登っていく。おもわず「そんな登り方をしてはダメ!落石を起こすぞ!」と注意した。「すいません」と答えてはいたがその後の登り方も余り変わらなかった
前剱からさらに緊張感を高めながら小さなピークを一歩一歩確実に進むと1時間弱でカニのタテバイにとりつく。これは登りなのでまったく問題なく一度も鎖を触ることなくよじ登った。
7時10分に剱岳頂上に到着。
30分ほど360度の大パノラマを満喫し下山、すぐカニのヨコバイにさしかかる。鎖をもって慎重に進む妻に「写真撮るからちょっと止まって」というと「何言ってんのよ」と怒ってる
すぐ自分がヨコバイにとりかかって納得。かなりの高度感があり緊張する上にはじめの一歩の置き場がない。ほんの数秒迷っていると後に続く人が目に入りモタモタするわけにはいかないと鎖を両手でしっかり握ってすべるように飛び降りた
ヨコバイのあとも要所要所で緊張を強いられるので決してあわてずスピードも上げずゆっくり下り、登りよりさらに時間をかけて10時半に剣山荘に戻る。
一時間半ゆっくり休憩した後、小屋の人に挨拶して室堂をめざす。
剱御前小屋から雷鳥平への下りで緊張の糸が切れたのか足がもつれて転倒
急坂だったので左足の弁慶の泣き所など数箇所を強打。数秒間うずくまって動けなかった。
室堂からはバスとケーブルカーを乗り継いで立山駅に。
上市のやすらぎの湯が定休日だったので近くの旅館が銭湯を兼ねている「湯神子温泉」に立ち寄ると駐車場から夕陽に赤く燃える剱岳が遠望できた。今朝あそこに立ったんだなと思うとなんだかとても感動した。
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