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Yamareco

記録ID: 472231
全員に公開
ハイキング
甲信越

浅草岳 六十里越からピストン

2014年06月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:08
距離
15.3km
登り
1,576m
下り
1,568m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:02浅草岳登山口-6:48マイクロ中継局-7:27南岳-7:55鬼ガ面山-8:50ムジナ沢カッチ-9:39浅草岳10:13-11:00ムジナ沢カッチ-11:47鬼ガ面山-12:10南岳-12:37マイクロ中継局-13:06浅草岳登山口
北岳への寄り道・花撮影・知人との立ち話等含みます。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小出ICまたは堀之内ICより国道252号を走り、福島県境のトンネル入口前の駐車場へ。
少し戻った向かいに浅草岳登山口。
コース状況/
危険箇所等
マイクロ中継局までは作業道への分岐が多々ありますが、登山道の道標だけに従ってください。
南岳から先の稜線は東面が切れ落ちた断崖沿いの道。一見危険に感じませんが、所によっては慎重な足運びが必要な個所もあります。
ムジナ沢方面との分岐から先、雪渓の登りがあります。この日はステップができておりアイゼンは使いませんでした。
福島県へ抜けるトンネル手前(新潟側)の駐車場
早朝からすでに賑わっていました
晴れていますが強めの風が吹いています
2014年07月01日 00:12撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:12
福島県へ抜けるトンネル手前(新潟側)の駐車場
早朝からすでに賑わっていました
晴れていますが強めの風が吹いています
少し戻って登山口
2014年07月01日 00:12撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:12
少し戻って登山口
最初の急登をこなすとしばらくは水平道
2014年07月01日 00:14撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:14
最初の急登をこなすとしばらくは水平道
水平道を離れ、鉄塔切り開きを抜けてブナ林の登りに
2014年07月01日 00:14撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:14
水平道を離れ、鉄塔切り開きを抜けてブナ林の登りに
マイクロ中継局
このころはまだ青空だった…
2014年07月01日 00:15撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:15
マイクロ中継局
このころはまだ青空だった…
マイクロ中継局から鬼ガ面山方面?
2014年07月01日 00:15撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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マイクロ中継局から鬼ガ面山方面?
またまた長い水平道
目立った花はなく、コケイランが一株あったくらい
2014年07月01日 00:15撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:15
またまた長い水平道
目立った花はなく、コケイランが一株あったくらい
登りにかかるとツバメオモトなど初夏の花
2014年07月01日 00:16撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:16
登りにかかるとツバメオモトなど初夏の花
灌木帯を抜けると展望の尾根歩きの始まり
浅草岳が姿を見せます
2014年07月01日 00:17撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:17
灌木帯を抜けると展望の尾根歩きの始まり
浅草岳が姿を見せます
が、ふり返ると雲が…あっという間に空を支配していきます
2014年07月01日 00:17撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:17
が、ふり返ると雲が…あっという間に空を支配していきます
南岳に到着
2014年07月01日 00:18撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南岳に到着
越後三山方面かな?
すっかり青空がなくなりました
2014年07月01日 00:19撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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越後三山方面かな?
すっかり青空がなくなりました
ここから先がお待ちかねのヒメサユリ街道です
最初の一株と浅草岳
2014年07月01日 00:21撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここから先がお待ちかねのヒメサユリ街道です
最初の一株と浅草岳
ここからは絶え間なく続きます
2014年07月01日 00:21撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここからは絶え間なく続きます
残念なのは風が強い!
姫がフレームから逃げていく〜
2014年07月01日 00:22撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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残念なのは風が強い!
姫がフレームから逃げていく〜
花撮影に夢中の先行パーティーを追い越すとき、知人の顔を確認しますがここは先を急ぎます
2014年07月01日 00:22撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:22
花撮影に夢中の先行パーティーを追い越すとき、知人の顔を確認しますがここは先を急ぎます
素敵な花ですねー
遠征する価値は十分ありです
2014年07月01日 00:23撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:23
素敵な花ですねー
遠征する価値は十分ありです
すっかりガスに包まれてしまいました
天気の崩れが早いのが気がかり
2014年07月01日 00:23撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すっかりガスに包まれてしまいました
天気の崩れが早いのが気がかり
鬼ガ面山はそのままスルー
2014年07月01日 00:24撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:24
鬼ガ面山はそのままスルー
ゴゼンタチバナもワンサカ咲いていました
2014年07月01日 00:24撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゴゼンタチバナもワンサカ咲いていました
まだまだ続きますよ
2014年07月01日 00:25撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まだまだ続きますよ
なんとも言えない良い色です
2014年07月01日 00:25撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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なんとも言えない良い色です
三輪咲き
2014年07月01日 00:26撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:26
三輪咲き
四輪咲き
最高で六輪咲きもありました
2014年07月01日 00:26撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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四輪咲き
最高で六輪咲きもありました
こんな感じでお花に気を取られているうちに…
2014年07月01日 00:27撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:27
こんな感じでお花に気を取られているうちに…
ガスのため浅草岳方向が見えず、北岳へと尾根を進んでしまいました(^^ゞ
北岳分岐は大下りの道を行くのが正解です
2014年07月01日 00:27撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:27
ガスのため浅草岳方向が見えず、北岳へと尾根を進んでしまいました(^^ゞ
北岳分岐は大下りの道を行くのが正解です
北岳から先、オノエランもアチコチ咲いていました
2014年07月01日 00:28撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:28
北岳から先、オノエランもアチコチ咲いていました
迷い込んだ北岳でお会いした東京からの男性と一緒に貉(ムジナ)沢カッチに到着
アップダウンにお疲れの男性と別れ、先へ進みます
2014年07月01日 00:29撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:29
迷い込んだ北岳でお会いした東京からの男性と一緒に貉(ムジナ)沢カッチに到着
アップダウンにお疲れの男性と別れ、先へ進みます
ニッコウキスゲとヒメサユリ混生
2014年07月01日 00:29撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:29
ニッコウキスゲとヒメサユリ混生
途切れたかと思うとまた登場
何度も足止めされてしまいます
2014年07月01日 00:30撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:30
途切れたかと思うとまた登場
何度も足止めされてしまいます
どっさり!
2014年07月01日 00:30撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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どっさり!
前岳を巻くようにしてムジナ沢方面からの道と合流
2014年07月01日 00:31撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:31
前岳を巻くようにしてムジナ沢方面からの道と合流
そこにはシラネアオイがひっそりと咲いていました
2014年07月01日 00:32撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:32
そこにはシラネアオイがひっそりと咲いていました
前岳の雪渓
斜度はあるものの、ステップがあり慎重にクリア
2014年07月01日 00:32撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:32
前岳の雪渓
斜度はあるものの、ステップがあり慎重にクリア
山頂直下はワタスゲ揺れる小湿原
2014年07月01日 00:33撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:33
山頂直下はワタスゲ揺れる小湿原
他コースからのハイカーも多く賑わう浅草岳山頂に到着
ここにもヒメサユリが咲いていました
2014年07月01日 00:33撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:33
他コースからのハイカーも多く賑わう浅草岳山頂に到着
ここにもヒメサユリが咲いていました
ドンドン賑わってきて、単独ハイカーでは肩身が狭く?ランチが済んだら早めの下山開始です
2014年07月01日 00:34撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:34
ドンドン賑わってきて、単独ハイカーでは肩身が狭く?ランチが済んだら早めの下山開始です
途中、登ってきたパーティの知人にご挨拶
お見送りして下っていくと、あれれガスが晴れてきた
2014年07月01日 00:34撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:34
途中、登ってきたパーティの知人にご挨拶
お見送りして下っていくと、あれれガスが晴れてきた
守門はよく晴れていたのかも?
2014年07月01日 00:35撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/1 0:35
守門はよく晴れていたのかも?
雨の心配もなくなり、たっぷりとヒメサユリを鑑賞しながら下山しました
2014年07月01日 00:35撮影 by  E-PL3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/1 0:35
雨の心配もなくなり、たっぷりとヒメサユリを鑑賞しながら下山しました

感想

 高速道路料金の休日50%引きもラストとなった週末、遥か越後の国へお気に入りのヒメサユリに会いに出かけました。多治見から登山口まで6時間半のドライブでした。
 朝6時の浅草岳登山口の駐車場はすでに結構な入り。ヒメサユリ人気がうかがえます。負けてはいられないと急いで準備をします。天気予報は午後から曇りで夕方前から雨。午前中が勝負か。

【浅草岳登山口〜マイクロ中継局】
 いまのところよく晴れてはいるんですが風が強い。なんとか持ちこたえてくれと祈りつつ6時過ぎ、駐車場向かいの登山口から入山します。初めは急登で面くらいますが、すぐに水平道となり新潟・福島県境へ向かいます。
 途中に送電線巡視路?の切り開きが分岐しますが、登山道には必ず道標があるのでそれだけに従って進みます。県境からは登りらしい道となり、鉄塔切り開きを抜けてブナ林の登りになります。ひと登りで向かい合った一組の反射板の立つ大きな切り開きに出ました。登山ガイドにマイクロ中継局と記されたところです。

【マイクロ中継局〜南岳】 
 ここからしばらくはダラダラの水平道となり、呼吸を整えるのによい感じでした。そしてようやく傾斜が出てきて登り始めるとツバメオモト・タケシマラン・マイズルソウなど初夏の花達が目を楽しませてくれます。
 木々が灌木に替わり、展望が開けてきました。しかし、朝はすっきりと見えていた越後三山などの山々にガス・雲が迫ってきています。南岳に到着するとすっかりガスに包まれてしまいました。

 【南岳〜鬼ガ面山】
 今日は展望よりもヒメサユリが目的なので展望のない南岳をさっさと後にし、まずは鬼ガ面山を目指します。するといきなりたくさんのヒメサユリが登場です。しかもまさに見頃。
 ただ道は断崖沿いで、よそ見をしてうっかり足を引っ掛けようものなら大事故にもなりかねません。崩落気味の箇所も度々あり、気をひきしめていかなければ。
 ヒメサユリ街道をドンドン進むと先行のパーティーに追いつきます。その中に昨年2度もお会いした方の顏を確認。しかし一行はお花撮影に夢中の様子、ご挨拶はまたのちほどでと先を急ぎます。
 たっぷりとヒメサユリを堪能して鬼ガ面山に到着。ここも速やかにスルー。

【鬼ガ面山〜貉沢カッチ】 
 その先もまだまだヒメサユリ祭りが続いており、完全に目線は下ばかりに向けられていました。そして気を付けないといけないポイントだと認識していたはずの北岳の分岐を間違って尾根通しに直進。道が突然なくなってここが北岳だと気づきました。
 同じく間違って北岳にいた東京からの男性と一緒に登山道に復帰し、オノエランなど楽しみながら貉(ムジナ)沢カッチへ。かなり厳しいアップダウンにお疲れ気味の男性と別れ先へと急ぎます。

【貉沢カッチ〜浅草岳】
 ヒメサユリに加えてニッコウキスゲやニガナ?などの花達の混生となってきて華やかさが増します。しかし山肌の様相も険しさを増しガスと相まって凄みが出てきました。このコース、かなりのヤセ尾根といえます。
 そして前岳を巻くようにしてムジナ沢からのコースと合流。一株のシラネアオイが咲いていました。付近はまだ残雪が豊富で、浅草岳へは大きな雪渓を登らなければいけません。幸いステップがしっかりできていたのでこの日はアイゼンを使わずクリアできました。ハイカーの少ない平日だとアイゼン持参が無難かも。
 やがて道は木道になり、ワタスゲ揺れる小湿原の中へ。そこをしばらくで浅草岳に到着しました。

【下山】
 賑やかで狭い山頂は単独ハイカーには肩身が狭く?ランチを済ませてさっさと撤収です。下山を始めるとなんだか明るくなってきました。そして登りで確認したパーティーとすれ違い。ここでご挨拶させていただきました。一行は長野・関東方面のHP管理人&ブロガーの方々でオフ会ハイクだということでした。山頂を目指す一行を見送り下っていくと、ガスがドンドン晴れてきて展望もそこそこ楽しむことができました。雨の心配もなくなり、のんびりとヒメサユリを鑑賞しながら来た道を戻りました。

 

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