富士山と歩く秋の鬼ヶ岳・王岳（いやしの里から周回）

2022年11月03日(木) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,117m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:44

7:10 いやしの里バス停
7:24 7:25 東入川砂防堤公園
7:29 7:29 東入川砂防堤
8:59 9:07 雪頭ヶ岳
9:13 9:24 鬼ヶ岳
10:15 10:16 鍵掛峠
10:33 10:35 鍵掛
11:05 11:06 吉沢山
11:26 11:44 王岳
12:23 12:23 王岳登山口
12:54 いやしの里登山者用駐車場

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西湖いやしの里登山者用駐車場を利用
（トイレはありますが、いやしの里の営業時間のみ利用できるようです）

コース状況／危険箇所等

全体的によく踏まれた登山道で道迷いの心配はありません。
雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳は基本的に岩峰で、急登の岩場やザレた坂があり、ロープ場や梯子があります。岩場のスタンスは豊富にありますので特に難しい所はありません。ザレた急坂は下りでは滑り易いので十分注意が必要です。
鍵掛峠を過ぎると鬼ヶ岳ルートに比べ急こう配の坂道は減り、岩場の登攀も少なくなります。一部、岩場のトラバースがロープ場となっていますが慎重に歩けば問題ありません。

写真

11/3 7:08

広〜い、いやしの里登山者用駐車場を出発

11/3 7:11

いやしの里案内板の後ろにトイレがありますが閉まっています

11/3 7:14

案内板前を直進し、突き当りを左折すれば登山口に着きます

11/3 7:23

登山口から東入川沿いの道を進み、堰堤を回り込んで堰堤広場へ

11/3 7:25

広場奥から東入川を渡って山に入ります

11/3 7:30

涸れ沢で踏み跡は消えますが、前方を確認すると

11/3 7:31

大きな矢印と道標が見えます

11/3 7:49

杉林の中を登っていくと

11/3 8:04

道はいつしかカラマツ林に変わり

11/3 8:21

ブナの原生林を抜けると

11/3 8:34

急登が待っています

11/3 8:35

急登の上からは待望の富士山

11/3 8:41

その先、大岩を回り込むと最初のロープ場

11/3 8:53

勾配が緩むと展望がひらけ

11/3 8:53

正面にきれいな富士山

11/3 8:54

右には毛無山。後ろには南アルプス南部の山々

11/3 8:55

左には河口湖町。その奥には山中湖も見えます

11/3 8:59

ロープ場を少し上がれば

11/3 9:02

雪頭ヶ岳山頂です

11/3 9:02

西側にはこれから歩く王岳への稜線。その奥に南アルプスの山々が連なります

11/3 9:05

足元には歩き始めた「いやしの里」。右上には丸い頭の毛無山と本栖湖

11/3 9:10

一旦コルに下り、梯子を登ると

11/3 9:11

正面に鬼ヶ岳。山頂やや右に小さな鬼の角が見ます

11/3 9:14

鬼ヶ岳山頂到着

11/3 9:14

鬼の角と富士山

11/3 9:17

王岳の奥に見えているのは聖岳・赤石岳・悪沢岳

11/3 9:16

鍵掛峠の向こうには農鳥岳・間ノ岳・北岳・鳳凰三山・甲斐駒がくっきり

11/3 9:19

北方向、八ヶ岳の右には金峰山など奥秩父の山々

11/3 9:19

南アルプスと八ヶ岳の間に雪を冠った北アルプスも見えます

11/3 9:20

それでは王岳に向かいましょう

11/3 9:32

本栖湖を正面に見ながらどんどん下ります

11/3 9:43

正面の大きな岩は左から巻きます

11/3 9:44

少しザレたロープ場を下り

11/3 9:47

その先の稜線に這い上がります

11/3 10:00

幾つかのロープ場を越え、展望の良い岩の上に

11/3 10:01

ここからもきれいな富士山

11/3 10:01

岩を左手前からロープで下り

11/3 10:05

岩を登ってその先の稜線へ

11/3 10:15

その先のロープ場を下ると根場からの登山道と合流

11/3 10:16

すぐ先が鍵掛峠です

11/3 10:19

鴬宿への下山ポイント。朽ちかけた道標がピンテの下に

11/3 10:23

鍵掛への登り。見た目ほどきつくありません

11/3 10:33

すぐに緩やかな丸尾根となり鍵掛に到着

11/3 10:33

小さな山名標が付けられています

11/3 10:36

左端に見えるのが王岳。まだありますね

11/3 10:51

稜線の先、王岳が近くなりました。その先には毛無山

11/3 10:56

この岩も富士山のビューポイント

11/3 10:56

切れ落ちているので足元に注意して

11/3 11:02

この辺り、紅葉も少し残っています

11/3 11:11

王岳手前の小さな岩峰

11/3 11:12

左からロープを伝い岩壁をトラバース

11/3 11:15

岩場を登り返して、急登を登り

11/3 11:23

肩から笹の道を辿れば

11/3 11:24

王岳に到着

11/3 11:27

山頂には二等三角点と題目塔があります

11/3 11:40

そして甲府名山の山頂碑も

11/3 11:41

山頂を西に向かうとすぐに根場浜への分岐点

11/3 11:44

左折して笹の茂る道を根場浜に下ります

11/3 11:53

行く手に枯れ枝が詰まれ、左の木には根場への道標。直進NGです

11/3 12:01

高度を下げていくときれいな紅葉が見られます

11/3 12:15

黄金色に包まれた尾根を下り

11/3 12:19

堰堤横を抜けて

11/3 12:24

広い林道に出ました

11/3 12:30

下って行くと堰堤下にもきれいな紅葉

11/3 12:50

杉林の中を抜けるとススキの向こうに富士山

11/3 12:52

間もなく、いやしの里の駐車場に着きました

11/3 13:12

帰り道、西湖湖畔の紅葉越しの富士山

11/3 13:31

河口湖の紅葉も見ごろを迎えています

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

私の「富士山の見える山」リストも王岳でコンプリート。
河口湖畔の紅葉を待ち、冠雪したての富士山に逢うべく、空気の乾燥した晴天の日を待って、この日、王岳に向かった。
私の目論見通り、出発地に向かう車窓には湖畔を彩る美しい紅葉。そして紅葉の向こうには美しい富士山。
山を登り始めると、この時期らしくない暖かさに汗ばむほど。ガスが上がってきて富士山が見えるなくなるのでは・・と心配しつつ歩いたが、雪頭ヶ岳手前から素晴らしい富士山。麓は紅葉が見ごろだが、稜線では落葉が進み見通しが良くなり、私の心配をよそに王岳まで左手には絶えず美しい富士山を見ることができた。
コースも岩場あり、明るい尾根あり、変化に富み、各ピークからの素晴らしい展望と相まって、秋を感じるとても楽しい山行となった。