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Yamareco

記録ID: 489648
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ

ヨーロッパ遠征2:ブライトホルン4164m登頂(+前日ヘルンリ稜偵察)

2014年07月13日(日) 〜 2014年07月15日(火)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:29
距離
6.0km
登り
374m
下り
372m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:56
休憩
1:34
合計
5:30
距離 6.0km 登り 343m 下り 355m
3:00
136
スタート地点
5:16
6:50
100
8:30
ゴール地点
(※ヘルンリ陵偵察のログは省略しました。)
天候 7月13日(日)晴れ時々曇り
7月14日(月)晴れ
7月15日(火)ピーカン
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)

7月10日:出国〜シャモニー
7月11日〜13日:シャモニー(モンブラン登山)
*************この記録の日程*************
7月13日(日) シャモニー=マルティニー=フィスプ=ツェルマット(泊)
7月14日(月) ツェルマット=シュワルツゼー〜ヘルンリ陵偵察〜シュワルツゼー(泊)
7月15日(火) シュワルツゼー=クラインマッターホルン〜ブライトホルン4164m登頂〜クラインマッターホルン=シュワルツゼー(泊)
***************************************
7月16日(水)ヘルンリ陵偵察2回目
17日〜22日:グリンデルワルト(メンヒ登山・ユングフラウ登山)
22日〜25日:サースフェー(アラリンホルン登山)
25日〜29日:ツェルマット(マッターホルン登山)
29日〜30日:チューリッヒ
31日:帰国
コース状況/
危険箇所等
シュワルツゼーからヘルンリヒュッテまでは一般道につき整備されたハイキング道であるために全く問題ありません。
ただし、7月14日の段かいではヘルンリ小屋付近では一部雪が残っていました。

ブライトホルンは雪山をひたすら登る感じです。一般登山でも天気さえよければ問題は少ないです。
クレバスの危険はほとんどありません。雪崩も同様に危険は少ないと思われます。
ただし、下山のロープウェイは16時(季節によって異なる)と早いので要注意です。乗り遅れると悲惨な状況となる可能性が高いです。
その他周辺情報 ヘルンリ陵の海抜2900メートル付近には「ベースキャンプ」と呼ばれている宿泊施設があります。これはヘルンリヒュッテが工事中で使えないための措置です。
24時間歩行訓練のあと、シャモニーのホテルで1時間だけ爆睡してから電車でツェルマットに向かう。途中、マルティニーの駅で「スイス・ハーフフェアカード」のバリデートをしました。
2014年07月13日 21:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/13 21:39
24時間歩行訓練のあと、シャモニーのホテルで1時間だけ爆睡してから電車でツェルマットに向かう。途中、マルティニーの駅で「スイス・ハーフフェアカード」のバリデートをしました。
乗り換え駅がある列車では寝過ごしを心配して寝られませんでしたが、フィスプからツェルマットまでは熟睡できると思っていたのですが、日本人ご夫婦との話が弾んで眠ることができませんでいた。頭がボーーーーっとしっぱなしだった。
2014年07月13日 22:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/13 22:26
乗り換え駅がある列車では寝過ごしを心配して寝られませんでしたが、フィスプからツェルマットまでは熟睡できると思っていたのですが、日本人ご夫婦との話が弾んで眠ることができませんでいた。頭がボーーーーっとしっぱなしだった。
5年前の冬には敷居が高くて泊まれなかったホテルバンホフ。その前にも数回来ましたが玄関先までがやっとでした。今回は予約を入れておきました。
2014年07月14日 01:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
7/14 1:23
5年前の冬には敷居が高くて泊まれなかったホテルバンホフ。その前にも数回来ましたが玄関先までがやっとでした。今回は予約を入れておきました。
バンホフの屋根裏部屋の個人スペース。これで45スイスフランは高い(と思います)。
2014年07月14日 01:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/14 1:38
バンホフの屋根裏部屋の個人スペース。これで45スイスフランは高い(と思います)。
バンホフの玄関先に咲いていたエーデルワイス。園芸種と思われます。
2014年07月14日 01:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 1:45
バンホフの玄関先に咲いていたエーデルワイス。園芸種と思われます。
バンホフは女ご主人のパウラさんの時代でアルピニストたちの宿は終わってしまったのだろうか?
2014年07月14日 01:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 1:46
バンホフは女ご主人のパウラさんの時代でアルピニストたちの宿は終わってしまったのだろうか?
ツェルマットのアルパインセンター。ここで山の情報や天気予報が得られます。
2014年07月14日 17:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 17:21
ツェルマットのアルパインセンター。ここで山の情報や天気予報が得られます。
ツェルマットからシュワルツゼーに登る。ザックには1リットルのペットボトル6本を入れていました。
2014年07月14日 17:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 17:52
ツェルマットからシュワルツゼーに登る。ザックには1リットルのペットボトル6本を入れていました。
今回の遠征でのメインのホテル、ホテル・シュワルツゼーは、シュワルツゼーのロープウェイを降りたところにあります。35年前の冬にも来たことがありますが、このホテルがあったかどうか記憶にありません。
2014年07月14日 18:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 18:12
今回の遠征でのメインのホテル、ホテル・シュワルツゼーは、シュワルツゼーのロープウェイを降りたところにあります。35年前の冬にも来たことがありますが、このホテルがあったかどうか記憶にありません。
あこがれのドミトリーの2段ベッド。しかし、同室は私だけだった。
2014年07月14日 18:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 18:31
あこがれのドミトリーの2段ベッド。しかし、同室は私だけだった。
この日は日本人の客が多かったです。
2014年07月14日 19:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 19:46
この日は日本人の客が多かったです。
偵察のためにヘルンリ陵に向かう。マッターホルンは雲の中。
2014年07月14日 19:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 19:59
偵察のためにヘルンリ陵に向かう。マッターホルンは雲の中。
羊の牧草地に生えていたお花たち。
2014年07月14日 19:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 19:59
羊の牧草地に生えていたお花たち。
シュワルツゼーの池。何回か魚が跳ねたようなのを見たのでたぶん魚がいると思われます。
2014年07月14日 20:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 20:00
シュワルツゼーの池。何回か魚が跳ねたようなのを見たのでたぶん魚がいると思われます。
羊たちの沈黙(うそ)。
2014年07月14日 20:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 20:25
羊たちの沈黙(うそ)。
カタカナで見事に「メエー」と鳴く。
2014年07月14日 20:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 20:26
カタカナで見事に「メエー」と鳴く。
これは全く分からない花。葉っぱはベンケイソウに似ているような?
2014年07月14日 20:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/14 20:56
これは全く分からない花。葉っぱはベンケイソウに似ているような?
ヘルンリ陵。雲に隠れているマッターホルンの手前のピークのような上に工事中のヘルンリヒュッテが見える。
2014年07月14日 20:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 20:58
ヘルンリ陵。雲に隠れているマッターホルンの手前のピークのような上に工事中のヘルンリヒュッテが見える。
標高2900(オフィシャルのページには2800)メートルにある「ベースキャンプ」。
2014年07月14日 21:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 21:06
標高2900(オフィシャルのページには2800)メートルにある「ベースキャンプ」。
日本語の表現として「おかえり」は変…ま、どうでもいいですが…。
2014年07月14日 21:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 21:06
日本語の表現として「おかえり」は変…ま、どうでもいいですが…。
全部で50人が宿泊できるそうです。
2014年07月14日 21:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 21:28
全部で50人が宿泊できるそうです。
マッターホルン北壁が見え出した。東壁はもうもうとした雲が湧いている。
2014年07月14日 21:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 21:31
マッターホルン北壁が見え出した。東壁はもうもうとした雲が湧いている。
チングルマのようなチョウノスケソウのような?近縁種として日本の高山植物の何に一番ちかいのだろうか?
2014年07月14日 22:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 22:57
チングルマのようなチョウノスケソウのような?近縁種として日本の高山植物の何に一番ちかいのだろうか?
やっとの思いで工事中のヘルンリヒュッテまで来た。
2014年07月14日 23:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 23:01
やっとの思いで工事中のヘルンリヒュッテまで来た。
来年の夏にオープンの予定とのこと。
2014年07月14日 23:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 23:04
来年の夏にオープンの予定とのこと。
マッターホルンに登るための取り付き。実際にはあんまり難しくはありません。
2014年07月14日 23:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 23:10
マッターホルンに登るための取り付き。実際にはあんまり難しくはありません。
誰かのデポ。きょう誰かが登っているとは思えないが…。
2014年07月14日 23:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 23:12
誰かのデポ。きょう誰かが登っているとは思えないが…。
雪が多い。
2014年07月14日 23:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 23:13
雪が多い。
取り付きは難しそうに見えるけれど太いロープが備え付けられているので、ここだけに限れば、登るのも降りるのも簡単です。
2014年07月14日 23:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/14 23:13
取り付きは難しそうに見えるけれど太いロープが備え付けられているので、ここだけに限れば、登るのも降りるのも簡単です。
だんだん姿を現してきたマッターホルン。
2014年07月15日 00:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 0:38
だんだん姿を現してきたマッターホルン。
あたりの山々も美しい。中央はブライトホルン4164m。
2014年07月15日 00:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 0:55
あたりの山々も美しい。中央はブライトホルン4164m。
雲がまるで生き物のようにマッターホルンでうねっていました。
2014年07月15日 01:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 1:12
雲がまるで生き物のようにマッターホルンでうねっていました。
「ベースキャンプ」はあんまり人気がない感じ。
2014年07月15日 01:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 1:46
「ベースキャンプ」はあんまり人気がない感じ。
あこがれだった2段ベッドは意外と快適だった。
2014年07月15日 01:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 1:52
あこがれだった2段ベッドは意外と快適だった。
夜、マッターホルンが完全な姿を現してくれた。星空の中で女神のように美しかった。これは日の出前の早朝の写真。
2014年07月15日 12:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 12:33
夜、マッターホルンが完全な姿を現してくれた。星空の中で女神のように美しかった。これは日の出前の早朝の写真。
朝、太陽を受けて。
2014年07月15日 13:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 13:19
朝、太陽を受けて。
ブライトホルン4164mにも朝陽が当たる。
2014年07月15日 13:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 13:19
ブライトホルン4164mにも朝陽が当たる。
シュワルツゼーからロープウェイで上る。この区間の料金はボッタクリ価格。
2014年07月15日 16:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 16:12
シュワルツゼーからロープウェイで上る。この区間の料金はボッタクリ価格。
マッターホルンが少し形を変えた。
2014年07月15日 16:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 16:18
マッターホルンが少し形を変えた。
ロープェイの中間駅。
2014年07月15日 16:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 16:30
ロープェイの中間駅。
ブライトホルンはツェルマット側からだとカッコイイ!
2014年07月15日 16:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 16:50
ブライトホルンはツェルマット側からだとカッコイイ!
マッターホルンがかなり形を変えた。
この写真で分かるようにマッターホルンには雪が多いとみてアタックを延期したのであります。
2014年07月15日 16:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 16:55
マッターホルンがかなり形を変えた。
この写真で分かるようにマッターホルンには雪が多いとみてアタックを延期したのであります。
イタリア側の山々。
2014年07月15日 16:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/15 16:55
イタリア側の山々。
ブライトホルンは最も気楽な4000メートル峰。可愛いお姉さんもお年寄りも登っています。ガイド付きは半分くらい。
2014年07月15日 16:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 16:55
ブライトホルンは最も気楽な4000メートル峰。可愛いお姉さんもお年寄りも登っています。ガイド付きは半分くらい。
紫外線防止だよ(^.^)
2014年07月15日 17:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 17:17
紫外線防止だよ(^.^)
この写真は拡大できますのでルートを研究できます。
2014年07月15日 17:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 17:31
この写真は拡大できますのでルートを研究できます。
おりゃーー!
2014年07月15日 17:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 17:33
おりゃーー!
ツェルマットからのマッターホルンとはだいぶ違います。
2014年07月15日 19:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:01
ツェルマットからのマッターホルンとはだいぶ違います。
ブライトホルン4,164 m山頂。
2014年07月15日 19:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:12
ブライトホルン4,164 m山頂。
モンテローザまで続く4000メートルの縦走路。
2014年07月15日 19:14撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/15 19:14
モンテローザまで続く4000メートルの縦走路。
イタリア側。モンブランがどっかに?
2014年07月15日 19:14撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/15 19:14
イタリア側。モンブランがどっかに?
イタリア側。モンブランがどっかに?
2014年07月15日 19:14撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/15 19:14
イタリア側。モンブランがどっかに?
ピーカン!
2014年07月15日 19:14撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:14
ピーカン!
山頂は長いので混雑していてもあんまり問題はありません。
2014年07月15日 19:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:22
山頂は長いので混雑していてもあんまり問題はありません。
雲が出て来た。
2014年07月15日 19:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:23
雲が出て来た。
ツェルマットの谷。
2014年07月15日 19:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:25
ツェルマットの谷。
慎重な行動のイタリアチーム。好感度大だった。イタリア側に下るのだそうだ。
2014年07月15日 19:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/15 19:27
慎重な行動のイタリアチーム。好感度大だった。イタリア側に下るのだそうだ。
私。
2014年07月15日 19:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 19:31
私。
モンブラン?
2014年07月15日 19:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/15 19:35
モンブラン?
マッターホルンにも雲が。
2014年07月15日 20:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 20:17
マッターホルンにも雲が。
言っちゃ悪いがド素人お年寄りたちです。滑落しても道連れ以外に意味はないアンザイレンと思います。
2014年07月15日 20:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/15 20:17
言っちゃ悪いがド素人お年寄りたちです。滑落しても道連れ以外に意味はないアンザイレンと思います。
ちょっと絵になります。
2014年07月15日 20:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
7/15 20:29
ちょっと絵になります。
ブライトホルン山頂。ここから一気にシリセードで下山。
2014年07月15日 20:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/15 20:30
ブライトホルン山頂。ここから一気にシリセードで下山。
積乱雲が来る前に4分で山頂からシリセードで滑ってきた。
2014年07月15日 22:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 22:00
積乱雲が来る前に4分で山頂からシリセードで滑ってきた。
ブライトホルンを振り返る。
2014年07月15日 22:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/15 22:03
ブライトホルンを振り返る。
ツェルマット側からのブライトホルン。登るのは簡単だけれども下から見る分にはとてもカッコイイお得な4000メートル峰です。
2014年07月15日 23:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 23:07
ツェルマット側からのブライトホルン。登るのは簡単だけれども下から見る分にはとてもカッコイイお得な4000メートル峰です。
クライネマッターホルン(ロープウェイの駅のこと)。
2014年07月15日 23:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/15 23:08
クライネマッターホルン(ロープウェイの駅のこと)。
マッターホルンに雲が湧いて取れない。
2014年07月15日 23:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 23:16
マッターホルンに雲が湧いて取れない。
シュワルツゼーに帰って来た。
2014年07月15日 23:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/15 23:33
シュワルツゼーに帰って来た。
ホテルシュワルツゼーはきょうも元気がいい。
2014年07月15日 23:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/15 23:33
ホテルシュワルツゼーはきょうも元気がいい。
天気のいい日にはライブをやっています。
2014年07月15日 23:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/15 23:36
天気のいい日にはライブをやっています。
ホテルのサラダ。
2014年07月16日 02:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/16 2:09
ホテルのサラダ。
ホテルのラザニア。私は得意ではないのだ!
2014年07月16日 02:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/16 2:26
ホテルのラザニア。私は得意ではないのだ!
ヘルンリヒュッテから煙。
2014年07月16日 02:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/16 2:59
ヘルンリヒュッテから煙。
もしかして火事?(大丈夫だったようです)
2014年07月16日 03:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/16 3:01
もしかして火事?(大丈夫だったようです)
撮影機器:

装備

個人装備

感想

7月13日。
24時間のモンブラン登山下山のあと、シャモニーのホテルでは1時間しか眠っていないので、シャモニーから電車を乗り継ぐ場合は「眠らないように」が私のキャッチフレーズでした。いったん眠ってしまえば終点まで眠りっぱなしになる恐れがあったからです。

フランスとスイスとの国境で電車を乗り換え、マルティニーという駅でも乗り換えてそこで「スイス・ハーフフェアカード」をバリデートしました。これは切符に日付を入れるものです。正式に日付が入っていないと半額カードとしては使えません。この日から一ヶ月が有効期限です。

私は正直にシャモニーから来たのでその料金も払おうとしましたが、駅員は「その必要はない」と言ってマルティニーからツェルマットまでの切符で計算してくれました。

マルティニーからスピェーツで乗り換えフィスプで乗り換えました。フィスプからツェルマットへは山岳鉄道です。終点がツェルマットなので安心して電車の中で眠られると思っていたら、偶然日本人ご夫婦と話が弾んで最後まで眠られませんでした。それを恨んでいる訳ではなく楽しかったですが、超眠かったのは確かでした。

電車が屋根付きのホームに滑り込みツェルマット到着。ちょい久しぶり(5年ぶり?)のツェルマットはいつものツェルマットでした。マッターホルンは雲の中でした。

すぐにホテルバンホフに向かいました。向かうといっても駅前ですので直ぐなのですが、昔、女主人のパウラさんにお世話になったこともあり敷居が高くて近寄りがたかったのですが、やっと泊まることができます。35年ぶりです。その意味で感慨深かったです。当時の思い出が次々によみがえってきました。

私がチェックインのときにフロントの男性に、「35年ぶりです」と言ったら、「すごい昔ですね」と言われただけで、パソコンの画面を見続けていてこっちも向いてくれなかったので、「ああ、バンホフもこれまでか」と思ったのでした。ただ、チェックインでお金を払ったらチェックアウトもしなくてもいいのは楽ちんなシステムだとは思いました。早出しようがどうしようがフリーでいい訳ですから。

私が予約しておいたのは屋根裏部屋でした。不思議なことに屋根裏部屋が45フランで普通のドミトリーが40フランでした。屋根裏部屋に上がるとき最後は梯子のような階段だったので「私は山登りするけれど、この階段は怖い」と言ったらドイツから来ていた同室の女性に笑われました。とても狭い穴ぐらのようなベッドでしたが、寝転んでみると不思議に落ち着きました。私が求めていた「バックパックを背負って安宿に泊まる」というイメージと少し合致していて嬉しかったです。

ベッドで横になっていると目が閉じ閉じだったので我慢して昔からあるコープに買い出しに行きました。明日泊まるシュワルツゼーでは水1リットルが千円もするというので、まずはエビアン6リットルをカートに入れました。あとは行動食ですが、ポテチやソーセージやチーズを買い込みました。あとで気付きましたが、6フラン(700円ぐらい)で買ったチーズの美味いこと美味いこと。日本だと3,000円ぐらいのチーズですね。

この日はシャワーも浴びずに爆睡しました。超睡眠不足だったお陰でこの段階で時差ボケが完全解消できたように思います。

7月14日。晴れ。
ツェルマットのアルパインセンターでマッターホルンの状況を確認すると、雪が多くこのまま天気が続いても最低1週間の晴天がなければ登山は無理だと言う情報を得ました。

この日の天気はまあまあでしたが、マッターホルンは雲の中で見えませんでした。
ホテルを出てタクシーでロープウェーの駅に行きました。タクシーは12フランでした。これは後日も利用しましたが定額のようです。

背中には110リットルのザック。あと30リットルのアタックザック2つ。ぜんぶ一緒に担ぐと確かにあごが出そうに重いですがスーツケースではないので非常に気分がいいと思いました。これぞバックパックの旅です。

シュワルツゼーホテルに着くと、ターニャさんがすぐに元気よく出迎えてくれて、はちゃめちゃ元気な気分になりました。彼女と旦那さんはまさに元気玉です。受付をすませると、「きょうは、部屋はあなた一人だけです。ぐっすり眠られます。ぐーぐーぐー(ジェスチャーつき)。夜は日本人の団体が夕食がいっしょなので色々とお話ができますよ」と言われました。

この日は何はともあれヘルンリヒュッテまで偵察をしました。
ヘルンリヒュッテは今年は工事中のためマッターホルン登山のためはこの小屋が全く使えません。それは最初から分かっていることなので仕方ありませんが、そのために私はこのシュワルツゼーホテルを選択した訳です。

小屋までは普通の登山道でした。最初のあたりは羊の牧草地になっていて高山植物のお花もたくさん咲いていました。小屋に行くまでのあいだ、雪は途中所々と小屋付近にはたくさんありました。

小屋の少し上に持ってきたエビアン1リットルを岩陰にデポしておきました。そしたら、突然、雲が消えマッターホルン北壁が姿を現しました。東壁はもうもうと雲が湧いて流れていました。それはまるで巨大な神様のような何かわからない巨大な生命のようなものを感じました。

夜は、確かに日本人14人のグループと一緒の夕食でした。さすがに団体になると元気な声が出るのはともかく、あとで聞くと凄い人たちだということが分かりました。しかしながら、この時点ではごく普通のご年配がたのグループだという以外は何も私は知りませんでした。

7月15日。快晴。
夜中に目が覚めてマッターホルンを見ると完全なマッターホルンが星空の中に見事にそびえていました。2009年の冬に来たときには姿を見ることができなかったので完全な姿をツェルマット側から見たのは25年ぶりです。(違う側からは6年前に見たことがあります。) 夜中でしたが、その姿はあまりにも美しくて女神を見るように見とれてしまいました。

シュワルツゼーホテルのドミトリールームは思いがけず非常に快適で、滞在は私1人だけでしたのでこのホテルを選択したのは大正解でした。

この日、再びヘルンリ稜を偵察しようと思いましたが、雪が多く無駄なことをするよりも4,000メートル峰では最も簡単なブライトホルンを登ってきました。
山頂からはモンブランを始めヨーロッパ中の山が見えるぐらい素晴らしい天気でした。

ブライトホルンはド素人の人も含め世界各国から非常に多くの人が登っていました。
私は高度順応のために山頂で長く滞在しておりましたが、誰もやっていませんでしたが山頂からは尻セードには最適の斜度。登り1時間のルートを4分で下ることができました。とてもさっぱりした気分になりました。

マッターホルンはブライトホルンから見ると形がかなり違います。あの見事な美しいマッターホルンが、ブライトホルンからみると「とんがった山」という感じの印象に変わってしまいます。

ブライトホルンへに登る途中ときどきマッターホルンの雪の変化を見ておりましたが、やっぱり雪は多く、朝と夕方でも変化はなく、それを見て、この段階で直近にマッターホルンをアタックするのは諦めました。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-488188.html
↑ヨーロッパ遠征1:モンブラン4808m登頂+夜間下山訓練(24時間歩行)

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-490787.html
↑ヨーロッパ遠征3:マッターホルン・ヘルンリ陵偵察

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