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Yamareco

記録ID: 488188
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ

ヨーロッパ遠征1:モンブラン4808m登頂+夜間下山訓練(24時間歩行)

2014年07月10日(木) 〜 2014年07月13日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
31:44
距離
20.8km
登り
3,108m
下り
3,785m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:18
休憩
0:04
合計
8:22
2:19
217
スタート地点
10:41
宿泊地
2日目
山行
17:53
休憩
0:23
合計
18:16
22:42
172
宿泊地
2:21
2:21
153
4:54
5:07
191
8:32
8:32
159
16:58
宿泊地
3日目
山行
5:03
休憩
0:00
合計
5:03
17:02
215
宿泊地
22:04
22:04
1
22:05
ゴール地点
天候 7月11日:曇り時々晴れ
7月12日:晴れ時々曇りのち雨
7月13日:雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
*************この記録の日程*************
7月10日(木曜日):中部国際空港(セントレア)10:30=14:40ヘルシンキ空港16:10=18:10ジュネーブ空港
ジュネーブ18:30=シャモニー20:00(泊)
7月11日(金曜日):ホテル・アルピナ07:00=レズーシュLes Houches=ベルヴェーBellevue08:50=ニーデーグルNid d'Aigle
ニーデーグル09:30~テートルース小屋12:50〜クーロワール〜グーテ小屋17:00
7月12日(土曜日)グーテ小屋05:00〜ヴァロ小屋〜モンブラン山頂12:00〜グーテ小屋17:00(泊)
グーテ小屋18:00〜ニーデーグル〜ベルヴェー13日05:00=レズーシュ13日08:00=ホテル13日09:00(仮眠)
***************************************
13日〜17日:ツェルマット(ブライトホルン登山)
17日〜22日:グリンデルワルト(メンヒ登山・ユングフラウ登山)
22日〜25日:サースフェー(アラリンホルン登山)
25日〜29日:ツェルマット(マッターホルン登山)
29日〜30日:チューリッヒ
31日:帰国
コース状況/
危険箇所等
今年は雪が多いためテートルース小屋上のクーロワールは雪で埋まっていました。
雪稜自体の難易度はそれほど高いものではありませんが、ガスや悪天の場合はホワイトアウトとなるために危険を伴います。
雪崩の危険はクーロワールが最も危険な場所で、クーロワール以外の場所としてテートルース小屋あたりも注意が必要です。それ以外は大きな心配は必要ないと思われます。
クレバスについては写真で見られるようにコルのあたりにありました。
その他周辺情報 http://www.chamonix.com/welcome,0,en.html
↑シャモニー総合サイト(URLが貼りつかないのでコピペでお願いします!)
http://refugedugouter.ffcam.fr/GB_resapublic.html
↑グーテ小屋予約
http://refugeteterousse.ffcam.fr/reservation.html?_lang=GB&_setlang=1
↑テートルース小屋予約
http://www.chamonix.com/weather,11,en.html
↑シャモニー及びモンブラン天気(URLが貼りつかないのでコピペでお願いします!)
http://www.mountain-forecast.com/peaks/Mont-Blanc/forecasts/4807
↑モンブラン山頂天気
遠征ザック含む3つのザックで中部国際空港を7月10日に出発。ちなみに我が家から中部空港のチェックインカウンターまで車で約1時間です。
2014年07月10日 07:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7
7/10 7:15
遠征ザック含む3つのザックで中部国際空港を7月10日に出発。ちなみに我が家から中部空港のチェックインカウンターまで車で約1時間です。
今回はマイルの消費のためですが贅沢にも往復フィンエア(フィンランド航空)のC。
2014年07月10日 11:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/10 11:59
今回はマイルの消費のためですが贅沢にも往復フィンエア(フィンランド航空)のC。
久しぶりのヨーロッパ行きはさすがに心が躍った。
2014年07月10日 12:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/10 12:24
久しぶりのヨーロッパ行きはさすがに心が躍った。
食事は可もなく不可もなし。オードブル類とグラスはデザートワイン。
2014年07月10日 12:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/10 12:58
食事は可もなく不可もなし。オードブル類とグラスはデザートワイン。
ヘルシンキにて非シェンゲンエリアからシェンゲンエリアに入るためにパスポートコントロールを受ける。なぜか私の前の前の日本人のお兄さんには厳しかったです。
2014年07月10日 20:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/10 20:25
ヘルシンキにて非シェンゲンエリアからシェンゲンエリアに入るためにパスポートコントロールを受ける。なぜか私の前の前の日本人のお兄さんには厳しかったです。
ジュネーブへ向かう飛行機はちっぽけでした。
2014年07月10日 21:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/10 21:59
ジュネーブへ向かう飛行機はちっぽけでした。
ジュネーブからその日のうちにシャモニーに入るためにマウンテンドロップスという乗り合いバンの会社を利用しました。
ホテルの前ではクライミングのワールドカップが開催されていました。
2014年07月11日 03:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 3:28
ジュネーブからその日のうちにシャモニーに入るためにマウンテンドロップスという乗り合いバンの会社を利用しました。
ホテルの前ではクライミングのワールドカップが開催されていました。
残念ながら競技の様子は見ることが出来ませんでした。
2014年07月11日 03:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 3:29
残念ながら競技の様子は見ることが出来ませんでした。
写真はマクドナルド前にあるフランス山岳会のシャモニー事務所です。
夜になっていたので入会は出来ませんでしたが入会するとフランス国内の山小屋の料金が半額になるという情報がありました。写真が必要なようです。
2014年07月11日 03:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 3:32
写真はマクドナルド前にあるフランス山岳会のシャモニー事務所です。
夜になっていたので入会は出来ませんでしたが入会するとフランス国内の山小屋の料金が半額になるという情報がありました。写真が必要なようです。
翌日の早朝のホテル前のバス停にて。
ホテルアルピナは5,6年前にも利用しましたが、オススメなホテルではないしにろ位置的に便利なことは便利だと思います。
2014年07月11日 13:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 13:49
翌日の早朝のホテル前のバス停にて。
ホテルアルピナは5,6年前にも利用しましたが、オススメなホテルではないしにろ位置的に便利なことは便利だと思います。
シャモニーのホテルに滞在するとカルト・ドットcarte d’hôteというカードをもらえてバスがタダになります。
1番のバスでロープウェイ乗り場のレズーシュLes Houchesに向かう。
2014年07月11日 14:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 14:06
シャモニーのホテルに滞在するとカルト・ドットcarte d’hôteというカードをもらえてバスがタダになります。
1番のバスでロープウェイ乗り場のレズーシュLes Houchesに向かう。
レズーシュLes Houchesから古いロープウェイ(こちらではケーブルカーという英語表現)でベルヴェーBellevueに向かう。
2014年07月11日 14:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 14:38
レズーシュLes Houchesから古いロープウェイ(こちらではケーブルカーという英語表現)でベルヴェーBellevueに向かう。
ロープウェイが高度を上げると雲海に変わった。
2014年07月11日 14:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/11 14:50
ロープウェイが高度を上げると雲海に変わった。
登山電車トラム(Tramway du Mont Blanc=TMB)の駅。前を行く彼女はその駅職員。とても性格がよい女性でした。
2014年07月11日 14:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 14:53
登山電車トラム(Tramway du Mont Blanc=TMB)の駅。前を行く彼女はその駅職員。とても性格がよい女性でした。
駅の周りには高山植物が咲き乱れていました。
2014年07月11日 14:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 14:53
駅の周りには高山植物が咲き乱れていました。
モンブランが雲間から姿を現し出しました。
2014年07月11日 15:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 15:07
モンブランが雲間から姿を現し出しました。
登山電車の内部。
2014年07月11日 16:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 16:06
登山電車の内部。
登山電車TMBの最終駅ニー・デーグルNid d'Aigleにて。
2014年07月11日 16:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 16:21
登山電車TMBの最終駅ニー・デーグルNid d'Aigleにて。
駅を振り返る。
2014年07月11日 16:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 16:35
駅を振り返る。
駅から雪が現れる。
帰路、このあたりは雨の深夜の壮絶なルートファインディングとなりました。
2014年07月11日 17:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 17:05
駅から雪が現れる。
帰路、このあたりは雨の深夜の壮絶なルートファインディングとなりました。
今年は雪が多く、ほぼ日本の冬山といった感じです。
2014年07月11日 18:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 18:01
今年は雪が多く、ほぼ日本の冬山といった感じです。
このあたりはワイヤーがあるし問題はありませんでした。
2014年07月11日 18:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 18:43
このあたりはワイヤーがあるし問題はありませんでした。
途中のテートルース小屋。
2014年07月11日 19:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 19:50
途中のテートルース小屋。
いよいよ恐怖のクーロワールです。
2014年07月11日 20:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 20:24
いよいよ恐怖のクーロワールです。
こういうビレイはダメ・OKという表示。
2014年07月11日 20:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 20:29
こういうビレイはダメ・OKという表示。
クーロワールを先行するパーティ。
2014年07月11日 20:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 20:32
クーロワールを先行するパーティ。
私が渡ろうとしたら上から黒い物が・・・。
ビビッて引き返したのですが、落ちてきたのは上で誰かが落としたグローブでした。
2014年07月11日 20:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 20:45
私が渡ろうとしたら上から黒い物が・・・。
ビビッて引き返したのですが、落ちてきたのは上で誰かが落としたグローブでした。
クーロワールを無事に渡って、これからが少し嫌らしい部分です。
2014年07月11日 20:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 20:45
クーロワールを無事に渡って、これからが少し嫌らしい部分です。
晴れてきましたので紫外線対策のための完全武装です。
2014年07月11日 21:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 21:04
晴れてきましたので紫外線対策のための完全武装です。
後ろはドイツのパーティだったと思います。
2014年07月11日 21:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 21:07
後ろはドイツのパーティだったと思います。
雪煙が舞い上がっていました。
2014年07月11日 21:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 21:39
雪煙が舞い上がっていました。
3800メートルにある新グーテ小屋が見えてきました。
2014年07月11日 21:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 21:41
3800メートルにある新グーテ小屋が見えてきました。
見にくいですが真っ直ぐ上は旧グーテ小屋です。
2014年07月11日 21:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 21:47
見にくいですが真っ直ぐ上は旧グーテ小屋です。
氷河のクレバスが強力です。
2014年07月11日 22:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 22:34
氷河のクレバスが強力です。
DIYGPS。
2014年07月11日 23:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:10
DIYGPS。
このあたりのワイヤーはほとんど雪の下でした。
2014年07月11日 23:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:16
このあたりのワイヤーはほとんど雪の下でした。
テンションが上がります。
2014年07月11日 23:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:25
テンションが上がります。
振り返って見て。
2014年07月11日 23:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:25
振り返って見て。
旧グーテ小屋までもう少し。
2014年07月11日 23:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:31
旧グーテ小屋までもう少し。
富士山より高く登りました。
2014年07月11日 23:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:48
富士山より高く登りました。
やっとの思いで旧グーテ小屋に到着。
2014年07月11日 23:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/11 23:56
やっとの思いで旧グーテ小屋に到着。
天気もまずます。
2014年07月12日 00:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 0:02
天気もまずます。
やっとのことで新グーテ小屋に到着しました。
2014年07月12日 00:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 0:09
やっとのことで新グーテ小屋に到着しました。
装備類は玄関にぶら下げておきます。
2014年07月12日 00:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 0:28
装備類は玄関にぶら下げておきます。
靴は靴箱に入れておきます。
2014年07月12日 00:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 0:45
靴は靴箱に入れておきます。
トイレの様子。
2014年07月12日 00:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 0:48
トイレの様子。
ベッドの様子です。
2014年07月12日 00:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 0:49
ベッドの様子です。
夜、月が出ていました。
2014年07月12日 11:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:04
夜、月が出ていました。
朝食のココア。
2014年07月12日 11:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:10
朝食のココア。
アイゼンを装着していざ出陣!!
2014年07月12日 11:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 11:26
アイゼンを装着していざ出陣!!
夜明け前。
2014年07月12日 12:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:03
夜明け前。
なんと、よしゃあいいのに私が一番になっていました。
2014年07月12日 12:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:40
なんと、よしゃあいいのに私が一番になっていました。
ミディの針峰群あたりから夜が明けました。
2014年07月12日 12:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 12:49
ミディの針峰群あたりから夜が明けました。
朝陽に照らされる雪稜。
軽いラッセルがきつくなってきた。
2014年07月12日 13:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
12
7/12 13:00
朝陽に照らされる雪稜。
軽いラッセルがきつくなってきた。
シャモニー針峰群。
2014年07月12日 13:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 13:05
シャモニー針峰群。
バテだしたので後にしてもらった。
2014年07月12日 14:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/12 14:09
バテだしたので後にしてもらった。
ヒドンクレバスが無い訳ではなかった。
2014年07月12日 14:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 14:10
ヒドンクレバスが無い訳ではなかった。
クレバスが口を開けていた。
帰りにこのクレバスが良い道標となった。
2014年07月12日 14:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 14:10
クレバスが口を開けていた。
帰りにこのクレバスが良い道標となった。
モンブラン山頂。まだまだだ。
2014年07月12日 14:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 14:41
モンブラン山頂。まだまだだ。
さすがにフランス到着後だし高度順応もしていないので息が上がりっぱなしだった。
2014年07月12日 14:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 14:59
さすがにフランス到着後だし高度順応もしていないので息が上がりっぱなしだった。
避難小屋が見えてきた。
2014年07月12日 15:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 15:38
避難小屋が見えてきた。
このあたりが一番つらかった。
2014年07月12日 15:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 15:38
このあたりが一番つらかった。
避難小屋。
2014年07月12日 15:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 15:42
避難小屋。
ガイド付きのポーランド人。
2014年07月12日 15:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5
7/12 15:43
ガイド付きのポーランド人。
情けないが一番ドベになってしまった。
2014年07月12日 15:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/12 15:44
情けないが一番ドベになってしまった。
先行している先頭はもうあんな所に。
2014年07月12日 15:47撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/12 15:47
先行している先頭はもうあんな所に。
エギューディミディが足下になった。
2014年07月12日 15:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
7/12 15:49
エギューディミディが足下になった。
ヨーロッパ中はこの雲の下だから何処も天気が悪い。
2014年07月12日 15:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/12 15:52
ヨーロッパ中はこの雲の下だから何処も天気が悪い。
先行している登山者たち。
2014年07月12日 16:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/12 16:01
先行している登山者たち。
ガイド付きポーランド人と抜きつ抜かれつ。
2014年07月12日 16:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5
7/12 16:01
ガイド付きポーランド人と抜きつ抜かれつ。
天気がいいので気持ちは高まるが息が苦しい。
2014年07月12日 16:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/12 16:01
天気がいいので気持ちは高まるが息が苦しい。
頂上はまだまだ。
2014年07月12日 16:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 16:32
頂上はまだまだ。
後ろを振り返る。
2014年07月12日 16:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 16:49
後ろを振り返る。
さすがに凄い景色。
2014年07月12日 16:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 16:50
さすがに凄い景色。
ガンバガンバ!!
2014年07月12日 17:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 17:13
ガンバガンバ!!
2014年07月12日 17:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 17:18
雪は多い。
2014年07月12日 17:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 17:24
雪は多い。
この日にミディに上がっていた人はモンブランが見えた人と見えなかった人がいたようです。
2014年07月12日 17:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 17:27
この日にミディに上がっていた人はモンブランが見えた人と見えなかった人がいたようです。
最後の雪稜。
2014年07月12日 18:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 18:27
最後の雪稜。
もう少し。
2014年07月12日 18:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 18:46
もう少し。
あそこが山頂。
3分前に天気が崩れ出す。
2014年07月12日 18:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/12 18:59
あそこが山頂。
3分前に天気が崩れ出す。
モンブラン山頂は雲の中。
2014年07月12日 19:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 19:07
モンブラン山頂は雲の中。
モンブラン山頂!!
2014年07月12日 19:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 19:08
モンブラン山頂!!
コングラチュレーション!
2014年07月12日 19:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 19:08
コングラチュレーション!
私のザック。
2014年07月12日 19:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
4
7/12 19:09
私のザック。
あるガイド:「Storm is coming. Don't stay longer.(嵐がくる。長く居ない方がいい)」
私:「I know.(分かっている)」
2014年07月12日 19:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 19:10
あるガイド:「Storm is coming. Don't stay longer.(嵐がくる。長く居ない方がいい)」
私:「I know.(分かっている)」
そくさくと山頂をあとにする。
2014年07月12日 19:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 19:10
そくさくと山頂をあとにする。
その後ホワイトアウトで悲惨な下山でした。
避難小屋あたりから天気が回復。
2014年07月12日 22:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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7/12 22:15
その後ホワイトアウトで悲惨な下山でした。
避難小屋あたりから天気が回復。
ヨーロッパアルプスは天気がいいのと悪いのでは天と地。
天気がいいのがこれほど嬉しいと思ったことはないかも知れません。
2014年07月12日 22:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
5
7/12 22:58
ヨーロッパアルプスは天気がいいのと悪いのでは天と地。
天気がいいのがこれほど嬉しいと思ったことはないかも知れません。
やっとのことでグーテ小屋に到着。
その後、18時に小屋を出発で夜間下山訓練を決行。
しかしながら、ニーデーグル駅付近のルートファインディングに苦労して朝5時出発から24時間歩行という過酷な訓練になってしまったのであります。
2014年07月13日 00:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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やっとのことでグーテ小屋に到着。
その後、18時に小屋を出発で夜間下山訓練を決行。
しかしながら、ニーデーグル駅付近のルートファインディングに苦労して朝5時出発から24時間歩行という過酷な訓練になってしまったのであります。

感想

7月10日。雨のち曇り。
中部国際空港からフィンエアでヘルシンキ経由でジュネーブ入り。そのままマウンテンドロップスという会社の乗り合いバンでシャモニー入り。
シャモニーではクライミングのワールドカップが開かれていました。日本からジュネーブまでの間、フィンランド上空以外はシベリアもヨーロッパのどこもここも隙間なく全部同じ高さに雲がありました。地球にはすごい水分があると思いました。

7月11日。曇り時々晴れ。
モンブランに登頂するためにホテルから朝食も食べずにチェックアウト。
ホテル前にバス停があるので朝いちばんの7時のバスでレズーシュまで。
レズーシュから朝一のロープウェーと登山電車を乗り継いでニーデーグルまで。

登りだしてすぐに雪が現れアイゼンを装着。落石事故が多い恐怖のクーロワールは雪に埋まっていましたが、私が通過するときに上から黒い物が落ちてきたので見極めて寸前でかわそうか迷いましたが安全な場所にすぐに引き返しました。そしたら落ちてきたのはなんと上で誰かが落とした黒いグローブでした。グーテ小屋の手前はワイヤーもいちぶ雪に埋まっていましたので難易度的には4月に登った西穂高ぐらいな感じでした。

グーテ小屋はびっくりするほど快適な小屋でした。登山者はイギリス人やドイツ人や東欧の人(ルーマニア、スロバキアなど)が多かったです。トイレも快適ですが洗面の水は出ませんでした。

食事は、大皿の料理を皆で分け合うというものでした。水は2リットル5ユーロ(約750円)でした。

7月10日。晴れのち雪のち雨。
朝食が2時だと喜んで寝ていたら起こされて4時だと告げられました。朝食を食べ5時に出発した時は私が先頭でした。足首程度のラッセルでしたので大した事はないと思いましたがこれが大失敗の原因でした。

時差ボケと高度順応をしていないこともありましたが途中でバテてしまいました。天気は雲の上のために下のシャモニーの街にいる人には信じられないような晴れでした。
この日は20人ぐらいの登山者でしたが、結局恥ずかしながら私が最後に登頂しました。
登頂3分前に雲行きが悪くなり、登頂すぐに下山開始したものの、その後ほぼホワイトアウト。トレースが見にくくGPSがなければアウトな状態でした。

かなり下山に苦労しましたが、グーテ小屋に近づいた頃から天気が回復。小屋に泊まろうとも思いましたが訓練のため夜間下山を決断。小屋の人に訓練をする旨を伝え何事があってもいいように水と行動食を買いました。ポテチやチョコレートだけでしたが40ユーロ(6000円ぐらい)もして顔が引きつり笑いになりました。

小屋にいたフランス山岳会の一人のおじさんとサッカーのワールドカップの話をしていたのですが、彼は、「シャモニーまで最低でも6時間はかかるな」と言いましたが、私は「もっとかかると予想している」と答えました。私がホテルに電話を入れたかったのでそのフランス山岳会の人に「携帯はどこでつながるのか?」と聞いたら、「どこもつながらない。ニーデーグルの駅でも電波が届かない」という答えが返ってきたので少しガッカリしました。

このモンブラン山行で仲良くなったスロバキア人の一人が、「私たちはテートルース小屋の所にテントを張っている。余裕があるので泊まればいい。遠慮することはない」と言ってくれましたが、丁重に断わらせてもらいました。彼はこのヨーロッパ遠征で5本の指に入る良い人間でした。

18時に小屋を出発。
登ってきたときとは違ってワイヤーがかなり出ていたのでワイヤーに捕まりながらの下山はすばやくできました。それでもスロバキアグループの上級の人たちの下山スピードは素晴らしいものがありました。ピッケルも使わずにストックだけで雪の斜面をスタスタと降りていくのを見て力の差を感じました。

恐怖のクーロワールにきた時、さすがにクーロワールを渡るときは雪崩の心配があったので状況を見極めるために少し待機していたら、後から例の良いスロバキアの男たちが来て「ロープで確保してあげるから」と言ってくれましたが、時間がかかると思ってこれまた丁寧に断らせてもらいました。

私がクーロワールを素早く渡ると、逆に彼らが雪崩に巻きこまれるのを心配して彼らの行動を見ておりましたが、問題なさそうなので手を振って別れました。彼の名前は聞くことはありませんでしたが、小屋にいる時からいい男だと思っていた通り、最後までいい男でした。

テートルース小屋を少し下った場所が小ピークになっていたので試しにドコモの携帯を開いてみたら電波がつながったのでホテルに「どんなに朝になっても行くからレイトチェックインを受け付けてくれ」とお願いしておきました。そしたら、「私たちは24時間チェックインです」という答えだったので、「分かっている。そのために私はあなたのホテルを選んだ」とお世辞を言ってから電話を切りました。ホテルはアルピナですが、5,6年前にも一週間ほど滞在したことがありますが、色々な面でオススメじゃないにしても、場所や24時間という点などがあるために選んでしまう面があるホテルです。

下りだす時は天気は最初は曇りだったもののテートルース小屋あたりから雨時々曇りといった感じでした。

雪があるときはトレースをたどれば良いのですが雪が消えるあたりの最後のルートあたりから非常に難しいルートファインィングになり膨大な時間を浪費しました。昼間なら全く問題ないでしょうかヘッドランプをつけた状態では厳しい状態でした。

ルート的には雪崩の心配はありませんでしたが周りの谷でときどき大きな音で雪崩が発生していました。

GPSを見ながら足跡を探しますが見つからなかったり、見つかってもすぐに消えてしまって時間ばかり浪費しました。

やっとの思いで登山電車の駅に着いたときにはヘロヘロバテバテでした。雨に濡れ、こういう時に疲労凍死が起こるんだろうと思いました。でも、食料を食べ水を飲んでいると体から湯気が出てきます。その湯気を見ているとまだまだ自分にはエネルギーがあるのを感じました。ちなみに、この登山電車の駅ニーデーグルでもドコモの電波は通じました。グーテ小屋にいたフランス山岳会の人の言うことはあてにならないと思いました。

電車のトンネルの中でビバークしようと思いましたがホテルの風呂に入りたい思いが強く登山電車の道を歩いて、ロープウェイの上の駅に着いたのは朝の5時でした。
この時点で24時間の行動時間でした。心身ボロボロになりました。

ロープウェイが動き出すのを待ちホテルに着いたのは朝の9時。
「この時間でもチェックインするつもりですか?」とホテルのフロントが冷やかしたので、「レイトチェックアウトしてください」と午後2時までチェックアウトを伸ばしてもらい念願の風呂に入ってから爆睡。ただ、そのまま寝たままの状態になるのを心配して1時間したら起きてしまいました。その後、電車でスイスのツェルマットに入りました。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-489648.html
↑ヨーロッパ遠征2:ブライトホルン4164m登頂(+前日ヘルンリ稜偵察)

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