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記録ID: 499302
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

[北アルプス]餓鬼岳 白沢登山口日帰りピストン

2014年08月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:59
距離
15.9km
登り
2,118m
下り
2,108m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:03
休憩
0:52
合計
9:55
5:05
98
6:43
6:45
99
8:24
8:30
127
10:37
10:37
4
10:41
10:44
13
10:57
10:59
3
11:02
11:40
56
12:36
12:36
81
13:57
13:58
60
14:58
14:58
2
15:00
ゴール地点
0500駐車場
0505登山口
0515白沢登山口
0550紅葉ノ滝
0615魚止ノ滝
0645最終水場
0820大凪山山頂
0950百曲り
1040餓鬼岳小屋
1050餓鬼岳山頂1105
1115餓鬼岳小屋1145
1205百曲り
1245大凪山山頂
1345最終水場1355
1410魚止ノ滝
1427紅葉ノ滝
1452白沢登山口
1458登山口
1500駐車場

CT
登り:5時間25分 途中休憩25分
下り:3時間05分 途中休憩10分
天候 曇り〜雨〜曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国営アルプスあづみの公園を目指していくと、途中から林道となり、登山口につく。
道が細くなるところに、餓鬼岳登山口の標識あり。
駐車スペースは登山口手前100mほどのところにあり、十分に停められる。
簡易トイレもあり。
コース状況/
危険箇所等
●駐車場
登山口手前にあり。
駐車スペースは十分

●トイレ
登山口に簡易トイレあり
餓鬼岳小屋にもトイレあり

●水場
最終水場までに6か所

[登山口〜最終水場]
登山口から白沢登山口の10分程度は、作業道歩き。
その後、入山以降、沢沿いをすすむ。
渡渉点に、梯子があったり、高巻いたり、木橋で遡上したりと、変化に富んだ道を進む。
整備も行き届いていて、スリップなど、基本的な事を踏まえていれば、迷うことはない。

[最終水場〜大凪山]
これでもか、と言う急登を進む。
最初、樹林帯を登ると、ガレ場の谷に出て、ほぼ直登。
再び、尾根に乗ると、笹道に入り、登りきると大凪山山頂。
地形図とは異なるところに山頂標識があった。

[大凪山〜餓鬼岳小屋]
大凪山まで来ると、しばらくは稜線歩き。適度なアップダウンを繰り返す。
泥濘個所が多い。
百曲りからは、再び急登が待ち構えている。
大凪山までの急登よりはゆるい感じだが、バテるところではある。
ハイマツ帯に出ると、左に転舵し、ほどなく餓鬼岳小屋が見えてくる。

[餓鬼岳小屋〜餓鬼岳山頂]
あと一登り、5分程で、山頂に着く。
その道程は燕岳を思わせる。
登山口手前の駐車スペース。
10台ほど停められるが、この日は私の車一台だけ。
北アにしては、劇的に空いている。
登山口手前の駐車スペース。
10台ほど停められるが、この日は私の車一台だけ。
北アにしては、劇的に空いている。
簡易トイレが置かれているところにも、数台の駐車スペースがある。
その先の、ベンチは、おそらくタクシー待ち用。
簡易トイレが置かれているところにも、数台の駐車スペースがある。
その先の、ベンチは、おそらくタクシー待ち用。
ここからスタート。
標識の後方に光っているのは、登山届入れポスト(上)と登山届投函用ポスト(下)
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ここからスタート。
標識の後方に光っているのは、登山届入れポスト(上)と登山届投函用ポスト(下)
10分程は、植林された林道を進む。
10分程は、植林された林道を進む。
白沢登山口の標識。
ここから本格的に入山となる。
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白沢登山口の標識。
ここから本格的に入山となる。
最初は、沢に向かって下る。
最初は、沢に向かって下る。
最初の渡渉点(?)
最初の渡渉点(?)
のっけから木橋登場!ワクワク
1
のっけから木橋登場!ワクワク
造りはしっかりしているので、スリップと、踏み外し注意。
1
造りはしっかりしているので、スリップと、踏み外し注意。
沢の流れが、とても綺麗でした。
1
沢の流れが、とても綺麗でした。
比較的、簡単なところでも、木梯子がサポート。
比較的、簡単なところでも、木梯子がサポート。
手前に、ケルン、奥に橋が見える。
手前に、ケルン、奥に橋が見える。
何とも言えない。ワクワク街道。
立てつけもしっかりしていて、不安なく通過できた。
1
何とも言えない。ワクワク街道。
立てつけもしっかりしていて、不安なく通過できた。
まだ新しい木梯子。
北アらしい。
まだ新しい木梯子。
北アらしい。
ここにも。
以下、数々の梯子場の連続
ここにも。
以下、数々の梯子場の連続
紅葉ノ滝の手前に、注意書き。
紅葉ノ滝の手前に、注意書き。
沢筋を、木橋を頼りに遡行してゆく。
沢筋を、木橋を頼りに遡行してゆく。
右側は、落下ポイント
1
右側は、落下ポイント
紅葉ノ滝。
秋にはさぞ綺麗な光景が拝める。と容易に想像できる場所だった。
紅葉ノ滝。
秋にはさぞ綺麗な光景が拝める。と容易に想像できる場所だった。
ちょっと分かり辛いが、滝が見える。
ちょっと分かり辛いが、滝が見える。
枝沢の渡渉箇所。
橋はかかってないが、容易に通過できる。
枝沢の渡渉箇所。
橋はかかってないが、容易に通過できる。
奥に、木橋がある。
奥に、木橋がある。
魚止ノ滝
結構な落差
1
魚止ノ滝
結構な落差
五か所目の水場
結構、際どい沢登り個所もある。
結構、際どい沢登り個所もある。
谷にでると、お花畑。
ただし、ガレ場をほぼ直登
2
谷にでると、お花畑。
ただし、ガレ場をほぼ直登
大凪山山頂。
ここで引き返しても、十分達成感を味わえる。
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大凪山山頂。
ここで引き返しても、十分達成感を味わえる。
百曲り
あと一時間の急登
百曲り
あと一時間の急登
山頂着!
雨は上がっていたが、ガスで展望が利かず。
5
山頂着!
雨は上がっていたが、ガスで展望が利かず。
Mt-channelというネット放送をしている方に山頂で遭遇!
4
Mt-channelというネット放送をしている方に山頂で遭遇!
相棒も、登頂成功!
4
相棒も、登頂成功!
一瞬、剣ズリが見えた。
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一瞬、剣ズリが見えた。
三角点にタッチ!
1
三角点にタッチ!
静かな燕岳という趣であった。
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静かな燕岳という趣であった。
中央に、相棒の白い足がみえる。
危うく残置するところだった。
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中央に、相棒の白い足がみえる。
危うく残置するところだった。
無事下山
里から見上げる餓鬼。
存在感大!
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里から見上げる餓鬼。
存在感大!

感想

餓鬼岳というインパクトのある名前で記憶にあったが、あまり話題にも出ない山、と言っても、北アルプス、二百名山!
人気の北アルプスの中でも、これほど静かで、かつ変化に富んだ登山道を楽しめる山はほかにはないと思います。
ただし、道のりは長く険しいです。
登山口〜大凪山までと、大凪山〜餓鬼岳山頂までの、ハードな里山山行2回分と思っていただけると、その大変さが理解できると思います。
登山道は、しっかり整備されつつ、自然の地形をうまく利用していたりして本当に楽しめました。
特に沢の遡行個所は、楽しめます。反面、道迷い遭難したときには、いかに沢を下るのが危険かどうかも思い知らされました。
入山前に、山の天気予報をチェックし、一日天気は崩れないと踏んでいたんですが、大凪山を過ぎて、雨が降り出し、降り方次第では、沢の増水が心配で、撤退しなければ、と考えましたが、それほどの降り方でなく、餓鬼岳小屋に着くころには、止んでいました。しかし、なかなかガスが切れてくれず、遠望できず残念。
山頂は、ほぼ貸切状態で、燕岳見たいな感じで、とてもきれいでした。
下山時、餓鬼岳小屋で、少し休ませてもらい、この日山頂であったトレランさん2名としばし歓談。下山の途につきました。

とてもハードな山行でしたが、北アルプスで静かに山登りを楽しみたければ、持って来いのルートだと思いました。
できれば、餓鬼岳小屋で一泊してゆっくり楽しみたい山だと思いました。

今回行き会ったのは、餓鬼岳小屋で登りで追いつかれたトレランさん2名と、下山時、最終水場手前で、すれ違った、学生風の3人パーティーだけでした。

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