(鎌倉宮前駐車場)源氏山〜大平山〜鎌倉天園〜天台山〜衣張山
- GPS
- 05:48
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 499m
- 下り
- 489m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 5:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
15台ある時間貸しの手前のバス用駐車場4区画の内1区画が予約専用 ※通常料金(8-19時 60分 330円、19-8時 60分 110円) ※駐車後24時間最大料金1000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
足跡で削られた岩や濡れて滑りやすいところもあるが慎重に歩けば危険な箇所は無い。ハイキングコースへの登り口は四方の地域からあるので道標をよく見て進む。道標の無い分岐(特に送電線鉄塔に向かう分岐)に迷い込む恐れはあるので注意が必要。なんか違うなと思ったら分岐に戻って確認するのが良い。 |
その他周辺情報 | ・建長寺は正面から入っても山腹の半増坊から入っても拝観料500円を収める。 ・切通(化粧坂、亀ヶ谷坂)をコースに組み入れたが、現存している様子を見てどう感じるかは個人の感覚による。 |
写真
装備
個人装備 |
L1〜L3(ファイントラック)
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ(予備)
防寒着
耳当付帽子
ネックゲータ
靴
ザック
行動食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ココヘリ
レジャーシート
ファーストエイドキット
ツェルト
|
感想
鎌倉アルプス辺りの山々をハイキングしてみたいと温めていましたが、年末年始の人出の前の静けさを期待して鎌倉にアクセスしました。鶴岡八幡宮や小町通りなどから少し離れた鎌倉宮前に(まさかの)駐車場混雑するといけないのでタイムズのB駐車場を見つけ予約してベースとしました。鎌倉宮の入り口脇に手入れの行き届いたトイレもありますのでベースとして最適でした。
まずは、鎌倉宮で楽しいハイキングを祈願し、鳥居を抜けて「お宮通り」を進んで交差点「岐れ路」から鶴岡八幡宮に向かいます。東鳥居から八幡宮に入り、舞殿の脇を抜け、本宮(上宮)で再び参拝。三の鳥居に向かわずに、西鳥居から出て小町通りをかすって、寿福寺方向に向かって、源氏山公園へ。山頂部を経由して頼朝像を眺めて、化粧坂切通へ、落ち葉や湧水?で滑りやすいところに注意して抜け、亀ヶ谷切通へ、こちらは、何台ものバイクとすれ違う生活道路となっていますが、ちょっと視線を上げると壁がせり出し切通であることが良く分かります。
建長寺を抜けて「天園ハイキングコース」(ツレは「ありがたい」天国ハイキングコースだと思っていました)に向かいますが、建長寺に入るには一人500円の拝観料(※1)を収め、パンフレットとチケットを受け取ります。まずは、「仏殿」でお参り、続いて「法堂」にも入りましたが、目の前の「釈迦苦行像」は断食修行中の姿と言うことで痩せこけた形相にはインパクトがありました。更に奥に進むと立派な「唐門」。ここから左に曲がり、突き当りを右に道なりに登っていきます。狛犬とその先の紅葉?が色鮮やかな景色を作り、階段の途中には奉納金額の彫られた石塔(※2)が数多く建っています。半増坊は天狗の姿をしているということで参道脇に大小12体の天狗像があり、一際大きな2体は口が「あうん」の形になっていました。
半増坊からは「富士見台」「相模湾見晴台」から景色も堪能できます。
半増坊を後にして石段で山を登って行くと勝上献展望台から富士山、相模湾、建長寺も一望できます。
ハイキングコースに入ると山道感が出てきます。途中、今泉台6丁目からの合流など標識があるところもありますが、ちょっと上がって形式の良い場所や送電線鉄塔へ向かうなどの標識の無い分岐も多くあり、注意して進みます(間違って入り込んだら戻ります)。
大平山の山頂は突然現れます。直ぐ下(脇?)には鎌倉カントリークラブのクラブハウスがあり、登山感が損なわれますが、クラブハウスと同じ高さの広場からは景色を楽しむことが出来ます。
天台山では三角点を狙っていますが、ハイキングコースから少し離れているという事前情報があり、右側のピークへの入り口を探ります。地図上の三角点位置を少し行き過ぎたかと思う位の場所に登り口があり、イバラと急な段差に苦労させられましたが、その先は明瞭な踏み跡があり、入り口を見つけてくれたツレの期待に応えるためにも100歩程度は奥に入ると突き当りに石の祠と三角点がありました。
天園を過ぎて瑞泉寺を目指して下って行きますが、本日のコースは400m手前で瑞泉寺とは逆方向の赤石橋へと向かいます。踏み跡はしっかりしていますが、標識が無いルートなので、やや藪漕ぎ感を感じながら進み、赤石橋からは暫く市街地。この辺りは「ハイランド」と言うらしいが、1軒として同じデザインが無い高級住宅街でした。信号「東泉水」を右に更に登っていき、「かまくら幼稚園」の先の突き当りから目の前は遮るものの無い絶景。「関東の富士見百景(鎌倉市からの富士)」と書かれた看板もありました。半増坊などからも立派な富士山を見ることが出来ましたが、山頂の雲も取れて「今日一の富士山」を見ることが出来ました。
衣張山(南峰)で、本日2つ目の三角点を簡単に視認出来る筈が、ヤマレコ地図上では「浅間山」として表示された場所で20分程休憩したにもかかわらず、まだ先だと思い込んで、三角点を探すこと無く先に進んでしまいました(残念)。
鎌倉宮前の駐車場に戻ってから鳥居前の蕎麦屋などで昼食をと予定していましたが、浅間山の休憩で甘いお菓子を食べ過ぎてその気が起きず、帰路につきました。
※1 建長寺は天園ハイキングコースから降りてきた時にも半増坊大権現にて拝観料を収めます。ちなみに、今泉台4丁目から天園ハイキングコースに入ると建長寺を通りません。
※2 明治時代の1円は物価比較で約3800円、給与比較で2万円ということですから、当時の500円は現在の190万円〜1千万円になります。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する