トムラウシ山(天人峡〜化雲岳)
- GPS
- 11:44
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 2,296m
- 下り
- 2,301m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ、のち小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 駐車場の横の方にあるホテルに行ったら受付に人がいなくて、呼んでみたけど誰も来ない。それで、そのまま美瑛の普通の銭湯に入ってから富良野経由で帰った。 |
写真
装備
備考 | たまたま天気が良かったので何とかなったけど、もう少し暖かそうな上着を持っていけば良かったかも。 |
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感想
山の先輩がトムラウシに新得町から登って大変な思いをしたと聞いていたので、私はあえてコースの長い天人峡温泉ルートにしてみた。実際は札幌から一番近いということでこのコースにしたのだが。
当日朝に寝坊をしてしまい出発時間が遅れ、天人峡温泉に着いたのは朝の6時。本来は日の出とともにスタートするはずだったが、大幅な予定変更のために少しペースを上げようと思い望んだ。
スタートからの登りは思った以上に険しい。温泉に来た観光客が「ちょっと滝を観にそこまで」なんて言ってられる登りではない。かなり危険かも。
その後の登山道はなかなか歩きやすいが、第一公園に入ると最初は木道があるのでいい感じで進む。しかし本来は湿地帯なので木道が無くなると泥沼や水溜りが多く、途中からはシューズが完全に浸水する。しかも、登山道を覆うように笹薮や松の木が胸や方の高さまでせり出しているので、足元が見えないし何度も転びそうになった。
どこが第二公園か分らないままドロドロで目の前に見える小化雲岳に向かい、左回りで化雲岳を目指すと綺麗な庭園風景で涼しい風に当たる。
化雲岳までもう少しというところでポールの先端ゴムが取れてしまった。5分ほど探したが見付るわけがないのでそのまま化雲岳に到着。そこからトムラウシを見てもまだまだありそうだったので先を急ぐ。
ヒサゴ沼に向かう道には長そうな木道があったが、トムラウシ直行ルートにはあまりないのでとにかく所々の岩場を楽しみながら登山道を進むと左に綺麗なヒサゴ沼が見えた。なんて美しい沼だろう。
と言いつつ時間もないので先を急ぐが、この辺から徐々にトムラウシの岩場攻撃にあう。最初は楽しい感じでヒョイヒョイ飛び跳ねるように進むが、さすがに長いし広いので岩場が苦手な人は厳しいかもしれない。
やっとトムラウシが近くに見えるようになると、目の前には北沼が現れる。まるでトムラウシに登る前に水でも浴びたら?見たいな感じのやさしい沼だ。しかし、その先の激坂には岩しかない。ロッククライミングかよ!と突っ込みたくなるような岩だらけのラストスパートでは北沼や青い池を眺めながら見えない頂上を目指す。
そして、ついにトムラウシの山頂に辿り着くがこんな時間には誰もいない。みんな南沼かヒサゴ沼に泊まって朝一で来るのだろう。天気は良かったが、旭岳も十勝岳もガスってて何も見えない。寂しく自撮りしてそそくさと下りに入る。
化雲岳に戻る途中に少しパラパラと雨が落ちてきたが、5分後には突然パッと晴れてくる。山の天気は気まぐれだ。さっき落としたポールの先を探してみたがやはり見当たらないので、化雲岳も寂しく通過するがその後の庭園は何度見ても綺麗だ。
更に下ると登りではあまり気づかなかった紅葉が眼前に広がりこの時期に来て良かったと思った。やはり下りでも笹薮や松ノ木は厄介で、足元も水溜りや泥沼が時々現れる。これさえなきゃ全てが楽しいのに…でもこれが山の全てなのか。と思い先を急ぐ。
第一公園の木道辺りから薄暗さを感じてきたので走れるところは走った。その後の下りで雨が降ってきたがちょうど林の中なのでほとんど雨に当たらずいい感じで走れたので、かなりトレランの練習にもなった。ラストの激坂だけは慎重になったが、何とか足元が見えるうちに下山できました。
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