甲斐駒ヶ岳、良い山でした~
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,444m
- 下り
- 2,448m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎コースは良く整備されていました。 ◎竹宇駒ヶ岳神社の吊り橋を渡って、すぐの所に立木が横になっています。「頭上注意」の表示がありますが、朝暗いうちだと気が付かないかも知れませんので、要注意です。 ◎八合目を過ぎると鎖と岩場になりますが、頭上に岩が突き出している個所がありますので要注意です。 ◎初めてで暗いうちに出発する場合、竹宇駒ヶ岳神社の付近で進む方向が分かりづらいです。神社の左を進むと吊り橋に出ます。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
当初計画では白峰三山(2日行程)、余力があったら+αで甲斐駒ヶ岳(日帰り)の予定でした。
途中で気が変わり、日帰りがキツそうではありますが、8月に登山口の下見をしている甲斐駒ヶ岳を先に登ることにしました。
4時前の暗い中を尾白川渓谷駐車場を出発しました。最初の竹宇駒ヶ岳神社あたりで少し迷いましたが(神社の左側を歩くと吊り橋があります)、刃渡りまでは登山道なども整備されており問題なくなく歩けました。
刃渡りも鎖が設置されていましたが、イメージと違って困難なく通過できました。
登山道は黒戸山を巻くことになりますが、平らな部分もありのんびりと歩くことができました。
5合目を過ぎて屏風岩から七丈小屋までは梯子の設置個所が多く、少し膝にきました。
七丈小屋の先の八合目御来迎場を過ぎると、鎖の設置個所が出てきます。
困難な個所はありませんが頭上の岩に頭をぶつけたりしますので、よく確認することが必要です。
この日は岩も乾いていましたので問題ありませんでしたが、濡れていてると少し厄介だと思います。
山頂に近づくと白い花崗岩が良く目立ちます。この岩は崩れやすく、ザレている個所があるので滑らないように注意したいものです。
山頂からは北岳や間ノ岳が時折顔を見せ、南アルプスの雄大さを感じました。この日は富士山が雲に隠れていました。晴れていれば北岳の左に見えて、富士山・北岳・間ノ岳(奥穂高岳と同列の三位)の日本の標高1〜3位が並んで見えるようです。この日は残念でした。
下りの鎖場で降りるのを躊躇している女性がいました。鎖をつかんでいるのですが、下が見えずで足を下ろす位置が分からないようでした。僭越でしたが私が先に降りて、足を置く位置等をアドバイスさせていただき感謝されました。
後で少し話をする機会があり、この方はカナダに在住で明後日カナダへ戻るとのことでした。帰国する時は日本の山歩きを楽しんでいると話していました。実はこの方、相当なスピードで歩く方なんです。私よりだいぶ先に降りたのですが、七丈小屋から五合目までの途中から再び登ってこられました。聞くと「七丈小屋にストックを忘れました。取りに戻らなくてもいいかなとも考えたのですが、穂高にも行ったストックで思い出があるので戻ります」とのことでした。この方、刃渡りで私に追いつきました。
私も普通に歩いていたのですが、恐ろしいほどのスピードでした。刃渡りで少しお話しをさせていただきました。カナダでは熊もいるのであまり山歩きはしていないとか...いろいろな話も聞かせていただきました。
山での「一期一会」、思い出になります。この女性、走るように降りていきました。
甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根コースは日本三大急登と呼ばれるそうですが、急登という感じはあまりしませんでした。一つのピークを往復するのには距離が少し長いようなので、日帰りの場合は少し体力が必要かなと感じました。笹平からの下りが長く感じました。
この日に芦安の駐車場まで移動しました。タクシー乗り場のある駐車場は数台しか空がありませんでしたが、何とか滑りこみました。
翌日に北岳を日帰り往復、場合によっては小屋泊まりを考えていました。2時頃にはタクシー乗り場にザックなどが置かれて、場所取りが始まっていました。そのまま寝て4時過ぎになって起きてみたらビックリ、なんとタクシー乗り場から駐車場を0.7周するぐらいの行列になっていました。バスの発車時刻近くに来た方が多かったようです。
何時にタクシーに乗って広河原に着けるか見当もつかず、山小屋泊まりも超混雑が予想され、体力にも少し不安があったので北岳行きはあっさり中止に相成りました。
この後10時に駐車場を後にしたのですが、この時点でここの乗り場に30人近くと下の学校の方にもタクシー待ちの人がいました。
タクシーの係員の方が「こんなに人が多いのは、史上最高だ~」と話していました。
南アルプスの人気、恐るべしでした。
白峰三山、今度は平日に来ま~す。
甲斐駒、黒戸尾根の日帰りお疲れ様でした。
流石です。
早月に続いて、日本三大急登を完登ですね。
自分もいつかは、行くぞと思っています。
でも、西黒は????三大に入れるのが、短すぎて???です。
さて、トレランのメッカと言われる黒戸尾根ですが、
その方々はあまりいなかったようですね。
噂では、あきれるほど多いと聞いていましたので...
ここは西黒尾根に比べて距離が長い分、時間がかかりますね。
傾斜のきつい屏風岩などは梯子がかかって、あまり急登という感じではありませんでした。早月尾根の方が急登という感じはしました。
西黒尾根の上部岩稜部分が2倍であったら、これは急登といえるのではないでしょうか。
この日は登山者が少なかったのですが、2人のトレランの方がいました。
二人とも30台半ばぐらいの感じで、さっさっと登って行きました。
山頂手前で抜かれた方は私より3時間後に出発されたようなので、4時間ぐらいで登ったということです。
健脚のredsさんなら、8時間で往復できるのではないでしょうか。
北岳方面へは高速なしでも4時間程度で行けるので、また出かけようと思っています
健脚ですね〜
(私は下山で膝が痛くなりました )
次の日に北岳ってのも凄いです
いやいや3連休に北南中央アルプスに行くもんじゃありませんひょ
去年の上高地出れない事件を思いだしました
黒戸尾根は思ったより?ですよね 平坦な道も多かったですしねー
そうそう写真のキノコはハナイグチです
食べれますよ〜
確かに黒戸尾根は思ったより?でした。
8合目ぐらいまで登らないと良い展望で無いのもちょっとでしたが、山は風格があると感じました。
芦安駐車場には12日の20時頃に着いたのですが、第二駐車場はすでにかなりの混雑でした。2時頃にはタクシーの場所取りが始まっていましたが、そのまま寝て4時頃には騒がしいので起きました。私の車の前はかなりの行列(駐車場の2/3ぐらい)でビックリ 、10時過ぎまで車の前の行列が解消されませんでした。
土日もあまり行かないのに、三連休は行くものではないと自戒しました
白峰三山、そのうちに出かけます。三大急登のブナ立尾根から烏帽子岳も近いうちにと...考えていま~す
団体の山歩きは楽しめましたか~
下山での膝痛、続くようなら整形で診てもらったらどうでしょうか。
私も同じコースを9月14日に登ってきました。
朝5時に駐車場を出発、昼12時山頂に到着、夕5時に駐車場着
山頂はそれなりに広いのですが北沢峠から登ってきた人が多く混雑していました。
山頂に着いた時は一時的にガスが切れましたが周りの眺望はいまひとつでした。
ozesaiさん 翌日北岳を目指すとは驚きです。
途中すれ違った人は九州から来たといっていましたびっくりです。
以前青木鉱泉から鳳凰三山を登った時も札幌や大阪ナンバーの車が青木鉱泉の駐車場にあったことを思い出しました。日本アルプスがまじかのあるというのは幸せなことと思います。
甲斐駒、黒戸尾根はトレランが多いとの噂でしたが確かに5人ほど抜いていきました
うしろから迫られるとスピードからして道を譲らざる得ないのですがなんだかなーです。
doubleiiku さん、こんばんわ
甲斐駒ヶ岳はなかなか良い山でした。
12日はあまり入山者が見られず、静かな山歩きができました。
三連休は混雑むしたのではないでしょうか。
全国から訪れるというのも、100名山を目指す方が多いのではないでしょうか。
尾瀬などは群馬県内の方よりも、他県の方が圧倒的に多いと思います。
県外の方に多勢来ていただくと、嬉しいですよね~
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