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Yamareco

記録ID: 510402
全員に公開
ハイキング
東北

久し振りに蕃山

2014年09月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
11.7km
登り
621m
下り
616m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:14
休憩
1:21
合計
6:35
9:20
9:30
15
55番鉄塔
9:45
10:03
37
10:40
10:50
20
大梅寺分岐
11:10
11:10
40
広瀬病院前
11:50
12:00
57
馬越石トンネル
12:57
13:19
60
14:19
14:20
0
14:20
14:30
41
蕃山展望台
15:11
15:11
4
15:15
15:15
1
15:16
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道48号沿い愛子生協手前の蕃山展望台登山口梅木駐車スペース
空き地にメガ(?)ソーラーの設置工事をしていて、業者の車が数台停まっているが、まだ空きあり




コース状況/
危険箇所等
メインコースは問題無し
但し、栗生西コースは登山口近くの沢に架かっていた橋が無くなっていたので、当面、通行は難しい
三井石油GS脇から登山口に入る
2014年09月15日 08:55撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 8:55
三井石油GS脇から登山口に入る
入ってすぐ左に西舘跡(正宗の娘いろは姫の別荘跡)あり
2014年09月15日 08:56撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 8:56
入ってすぐ左に西舘跡(正宗の娘いろは姫の別荘跡)あり
栗生西コース方向の橋が無くなっている!
当面、このコースの通行は難しいが、電波塔への作業道でもあるので、早晩、復旧されるだろう
今回は左折して、栗生中コースへ
2014年09月15日 08:58撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 8:58
栗生西コース方向の橋が無くなっている!
当面、このコースの通行は難しいが、電波塔への作業道でもあるので、早晩、復旧されるだろう
今回は左折して、栗生中コースへ
少し進むと、先ほどの西舘跡の裏手にあたる祠があり、その向かい側に
2014年09月15日 09:00撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:00
少し進むと、先ほどの西舘跡の裏手にあたる祠があり、その向かい側に
中コースの登り口がある
(この先にもう一方の登り口もあり)
2014年09月15日 09:00撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:00
中コースの登り口がある
(この先にもう一方の登り口もあり)
尾根に向かって一気に登る
2014年09月15日 09:05撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:05
尾根に向かって一気に登る
いくつかの小ピークと
2014年09月15日 09:12撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:12
いくつかの小ピークと
コルが続き、アップダウンが楽しい尾根道だ
2014年09月15日 09:23撮影 by  X20, FUJIFILM
3
9/15 9:23
コルが続き、アップダウンが楽しい尾根道だ
何かの花盛り?かと思ったら
2014年09月15日 09:24撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:24
何かの花盛り?かと思ったら
ガマズミの実!
2014年09月15日 09:26撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:26
ガマズミの実!
東コースから派生した道が右から合流
2014年09月15日 09:27撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:27
東コースから派生した道が右から合流
55番電力鉄塔に到着
西から北側が開けていて、眺望良し
2014年09月15日 09:28撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:28
55番電力鉄塔に到着
西から北側が開けていて、眺望良し
ハギの近縁のような…なんだろう?
2014年09月15日 09:29撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:29
ハギの近縁のような…なんだろう?
思いがけず花園状態
2014年09月15日 09:29撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:29
思いがけず花園状態
2014年09月15日 09:30撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:30
こいつぁシラヤマギク
2014年09月15日 09:32撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 9:32
こいつぁシラヤマギク
ナラ枯れもあるが、忍び寄る秋の気配
2014年09月15日 09:34撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:34
ナラ枯れもあるが、忍び寄る秋の気配
泉・北泉・長倉尾根から後白髭山への魅惑のスカイライン
2014年09月15日 09:35撮影 by  X20, FUJIFILM
3
9/15 9:35
泉・北泉・長倉尾根から後白髭山への魅惑のスカイライン
ガマズミも艶やか
2014年09月15日 09:37撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 9:37
ガマズミも艶やか
写真タイムを切り上げて、後半の尾根道へ
2014年09月15日 09:42撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:42
写真タイムを切り上げて、後半の尾根道へ
積雪期には大助かりだったラストでのトラロープ
2014年09月15日 09:49撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 9:49
積雪期には大助かりだったラストでのトラロープ
縦走メインコースへ合流すると、じきに蕃山開山堂
2014年09月15日 09:51撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:51
縦走メインコースへ合流すると、じきに蕃山開山堂
失礼して扉を開けさせて頂いて、雲居禅師にご無沙汰のお詫び
2014年09月15日 09:56撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 9:56
失礼して扉を開けさせて頂いて、雲居禅師にご無沙汰のお詫び
開山堂はいつもどおり閑か
2014年09月15日 09:58撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:58
開山堂はいつもどおり閑か
オーシャンビュー左
2014年09月15日 09:59撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 9:59
オーシャンビュー左
オーシャンビュー中
2014年09月15日 10:00撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 10:00
オーシャンビュー中
オーシャンビュー右
2014年09月15日 10:00撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 10:00
オーシャンビュー右
太白山とオーシャンビュー
2014年09月15日 10:12撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 10:12
太白山とオーシャンビュー
後ろから失礼
2014年09月15日 10:17撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 10:17
後ろから失礼
西花苑登山口コース
2014年09月15日 10:18撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 10:18
西花苑登山口コース
台座の石の下がえぐれていても無念無想
2014年09月15日 10:22撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 10:22
台座の石の下がえぐれていても無念無想
コース随一の岩場道
2014年09月15日 10:26撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 10:26
コース随一の岩場道
…だが、迂回ルートが踏まれて、次第にハッキリしてきた
2014年09月15日 10:28撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 10:28
…だが、迂回ルートが踏まれて、次第にハッキリしてきた
稜線を気持ちよく下る
2014年09月15日 10:31撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 10:31
稜線を気持ちよく下る
この方は、ニックネーム(仮首?)のほうが、次第にしっくりくるようになって…
2014年09月15日 10:32撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 10:32
この方は、ニックネーム(仮首?)のほうが、次第にしっくりくるようになって…
こちらはイケメンの素顔
2014年09月15日 10:43撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 10:43
こちらはイケメンの素顔
ダースベイダー的な?
2014年09月15日 10:51撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 10:51
ダースベイダー的な?
ここを下れば、大梅寺だが、今日はお寺には寄らず、少し手前の踏み跡を右へ
蕃山系の一番東側の支尾根を北上ではなく南下(失礼)
2014年09月15日 10:52撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 10:52
ここを下れば、大梅寺だが、今日はお寺には寄らず、少し手前の踏み跡を右へ
蕃山系の一番東側の支尾根を北上ではなく南下(失礼)
ところどころ、けっこうハッキリした道もあり、
2014年09月15日 11:04撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 11:04
ところどころ、けっこうハッキリした道もあり、
オブジェ風のキノコ
2014年09月15日 11:04撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:04
オブジェ風のキノコ
こんな祠もあり、ワンカップが供えられた形跡から、拝礼する人もあるのだろうか
2014年09月15日 11:06撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:06
こんな祠もあり、ワンカップが供えられた形跡から、拝礼する人もあるのだろうか
尾根の末端近くでは次第に藪が濃くなり、踏み跡も幽かになるが、ザザッと下ると、県道をはさんで広瀬病院の向かい側の民家の裏に出る
2014年09月15日 11:18撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:18
尾根の末端近くでは次第に藪が濃くなり、踏み跡も幽かになるが、ザザッと下ると、県道をはさんで広瀬病院の向かい側の民家の裏に出る
綱木西の登り口へのアプローチ
今回はパス
2014年09月15日 11:38撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:38
綱木西の登り口へのアプローチ
今回はパス
盲導犬協会の訓練施設
この脇を入ったところから松倉林道があり、開山堂直下コース登山口へ続く
ここもパス
2014年09月15日 11:46撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:46
盲導犬協会の訓練施設
この脇を入ったところから松倉林道があり、開山堂直下コース登山口へ続く
ここもパス
この農道の先が、皆伐現場の出口になっていて、無人の現場事務所風が残っている
その脇を入ると、立石山神神社へ通じる古径があるが
ここもパス
2014年09月15日 11:48撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:48
この農道の先が、皆伐現場の出口になっていて、無人の現場事務所風が残っている
その脇を入ると、立石山神神社へ通じる古径があるが
ここもパス
馬越石トンネルの手前まで、県道(仙台・村田線)沿いを歩く
2014年09月15日 11:54撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 11:54
馬越石トンネルの手前まで、県道(仙台・村田線)沿いを歩く
馬越石トンネル上部に上る取り付き部は、通った人も少ないようで、夏草に覆われていた
2014年09月15日 11:54撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 11:54
馬越石トンネル上部に上る取り付き部は、通った人も少ないようで、夏草に覆われていた
攀じ登ると、トンネル方向に向かう小さな尾根道に出る
2014年09月15日 11:57撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 11:57
攀じ登ると、トンネル方向に向かう小さな尾根道に出る
トンネルの向こう側からの道を合流してトンネルの上部へ
2014年09月15日 12:01撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 12:01
トンネルの向こう側からの道を合流してトンネルの上部へ
相変わらず、県道の交通量は多い
2014年09月15日 12:04撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 12:04
相変わらず、県道の交通量は多い
オブジェ・キノコ-2
2014年09月15日 12:17撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 12:17
オブジェ・キノコ-2
4つの小ピークのアップダウンを経て、立石山神神社へ
麓の立石地区でも、数日前にクマ目撃情報あり
2014年09月15日 12:32撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 12:32
4つの小ピークのアップダウンを経て、立石山神神社へ
麓の立石地区でも、数日前にクマ目撃情報あり
この古径が前述の道で、他方は立石地区へ下っている
2014年09月15日 12:33撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 12:33
この古径が前述の道で、他方は立石地区へ下っている
夏の名残りの結実はじめ
2014年09月15日 12:41撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 12:41
夏の名残りの結実はじめ
定番の太白山ビューポイント
2014年09月15日 12:43撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 12:43
定番の太白山ビューポイント
キノコ
2014年09月15日 12:45撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 12:45
キノコ
キノコとにかく多い!
2014年09月15日 12:55撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 12:55
キノコとにかく多い!
旨そうに見えるが…
2014年09月15日 12:56撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 12:56
旨そうに見えるが…
梨野地区から登ってくるコースが合流
2014年09月15日 12:56撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 12:56
梨野地区から登ってくるコースが合流
蔵王の山々は残念↓
大倉山から大沢山へのシルエットのみ
2014年09月15日 13:01撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:01
蔵王の山々は残念↓
大倉山から大沢山へのシルエットのみ
萱ヶ崎山山頂の50番鉄塔に到着
先客と話し込んで、山頂写真は撮り損ねた
2014年09月15日 13:01撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:01
萱ヶ崎山山頂の50番鉄塔に到着
先客と話し込んで、山頂写真は撮り損ねた
百年森に向かう手前で、右側の藪を分け、皆伐地を見に寄る
2014年09月15日 13:34撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:34
百年森に向かう手前で、右側の藪を分け、皆伐地を見に寄る
放ったらかしのブル道
2014年09月15日 13:35撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:35
放ったらかしのブル道
無残
2014年09月15日 13:38撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:38
無残
雨で表土が流れ
2014年09月15日 13:43撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:43
雨で表土が流れ
再生の兆し見当たらず
2014年09月15日 13:47撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 13:47
再生の兆し見当たらず
51,52番鉄塔を取り巻いて、直下に迫る裸地
2014年09月15日 13:52撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 13:52
51,52番鉄塔を取り巻いて、直下に迫る裸地
こんなところに、ギボウシが健気にも…
2014年09月15日 13:54撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 13:54
こんなところに、ギボウシが健気にも…
、と見ると、皆伐を逃れた巨木が根元の表土を失い倒れた結果、根土に付いていたギボウシが新らたな垂直を求めて花をつけていた
2014年09月15日 13:55撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 13:55
、と見ると、皆伐を逃れた巨木が根元の表土を失い倒れた結果、根土に付いていたギボウシが新らたな垂直を求めて花をつけていた
残されている森に戻り、53番鉄塔方向へ
2014年09月15日 14:12撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:12
残されている森に戻り、53番鉄塔方向へ
キノコの親子風
2014年09月15日 14:14撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 14:14
キノコの親子風
53番鉄塔で、メインの縦走コースへ合流
2014年09月15日 14:18撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:18
53番鉄塔で、メインの縦走コースへ合流
西風蕃山
2014年09月15日 14:26撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:26
西風蕃山
新しい電波塔
2014年09月15日 14:27撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:27
新しい電波塔
工事に伴い、その前面の林も伐採されたが、こちらは少なくとも新しい苗木が植林されている
2014年09月15日 14:28撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:28
工事に伴い、その前面の林も伐採されたが、こちらは少なくとも新しい苗木が植林されている
泉・北泉から長倉尾根
2014年09月15日 14:33撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:33
泉・北泉から長倉尾根
後白髭山へと続くスカイライン
2014年09月15日 14:34撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:34
後白髭山へと続くスカイライン
蕃山展望台も周囲の藪が伸びて見晴らしが悪くなっているが…
2014年09月15日 14:34撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 14:34
蕃山展望台も周囲の藪が伸びて見晴らしが悪くなっているが…
仙台市街からオーシャンビュー
ちょっと傾いてしまった
2014年09月15日 14:36撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 14:36
仙台市街からオーシャンビュー
ちょっと傾いてしまった
もう一度、泉ヶ岳と北泉
2014年09月15日 14:37撮影 by  X20, FUJIFILM
1
9/15 14:37
もう一度、泉ヶ岳と北泉
右は展望台コース
今日は左の山岸コースへ
2014年09月15日 14:53撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 14:53
右は展望台コース
今日は左の山岸コースへ
ロープに縋って、沢筋へ一気降りするコースもあるが、今日は尾根を末端まで歩く
2014年09月15日 15:03撮影 by  X20, FUJIFILM
9/15 15:03
ロープに縋って、沢筋へ一気降りするコースもあるが、今日は尾根を末端まで歩く
カブトムシの森に出る
2014年09月15日 15:13撮影 by  X20, FUJIFILM
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9/15 15:13
カブトムシの森に出る
…で、ビオトープ・ホタルの里の駐車スペースへ無事下山
2014年09月15日 15:16撮影 by  X20, FUJIFILM
2
9/15 15:16
…で、ビオトープ・ホタルの里の駐車スペースへ無事下山

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

この夏は、自身の体調不良に加えて、親戚の不幸などもあり、「こんな時に蕃山の痛々しい傷跡を眺めるのも、なんだかなぁ…」と云うわけで、泉ヶ岳方面に転じてみた。
…で、北泉界わいの魅力にスッポリはまってしまっていた。
ところが、これが失敗続きで、「何の祟りか…」などと泣きを入れる情けない体たらく。
そんな中、デラックマさんから励ましのエール(ご忠告であろうが、都合よく解釈)を頂戴して、目が覚める思いで、「そうだ、蕃山行こう!」と思い決めた。
久々に夏の終わりの蕃山を歩き、開山堂に鎮座おわす雲居禅師にご無沙汰のお詫びを言上、と張り切って出発。
国道48号線愛子生協の向かい側より少し手前の梅木駐車スペースに行くと、近くの空き地にメガ(?)ソーラーを設置するらしく、工事業者の車が数台停まっていたが、まだ空きは十分あるので、ここに駐車。

48号沿いを少し仙台方向へ歩くと、三井石油のGSがあり、この脇の坂を上がったところが登山口。
坂を上がった左側には西舘跡(政宗公の娘・いろは姫の別荘跡)への入り口があるが、何も無いので通過すると、すぐに栗生東・中・西コースの分岐点。
当初、西コース途中から分かれて中コースに合流する比較的マイナーなコースを歩こうと考えていたが、西コースに向かう橋が無くなっている!
流失したか、架け替えで撤去されたか不明だが、沢に降りて渡るのも面倒なので、中コースに変更。
(当分の間、ここを通る西コース方面は通行が難しくなると思えるが、西コースは上の電波塔用の作業道路とも重なっているので、早晩、復旧されるものと期待する。)
中コースはここを左折し、少し歩くと、左側に先ほどの西舘跡の裏手にあたる祠があり、その向かい側に登山口がある。
草つきの斜面のすぐ上から踏み跡が続いているので、これを登る。
ここをもう少し先まで歩くと、尾根の末端を巻く形でもう一方の登り口があり、この方がわかり易いかもしれない。
中コースは小さなピークとコルがいくつか連続して楽しめる尾根コースだ。
しばらく登ると、電力の55番鉄塔に到着する。
ここは西側・北側に遮るものが無く、眺望がきいて、愛子・栗生の町並みの遥か向こうに、泉ヶ岳・北泉から長倉尾根・後白髭山へと続く魅惑のスカイラインが望める。
ここから、尾根の後半の登りで、最後にややきつめを登ると、大梅寺からの縦走のメインコースに合流し、ほどなく蕃山開山堂へ到着する。
開山堂の鎧扉を細く開けさせて頂き、雲居禅師像を礼拝して、ご無沙汰のお赦しを願って、ミッションー1を終える。

大梅寺を目指して、メインコースを歩く間、すれ違ったのは3人だけ。
祝日なのに…女性一人、男性二人、いずれも自分と同年代か上の敬老世代の如し。
大梅寺のロープ階段を見下ろして、戻り、手前の枝道へ分岐。
蕃山系の一番東端の支尾根を歩く。
ここを歩く人はまれなようで、踏み跡はところどころ草陰に消えている。
終端近くでは、濃くなった藪を駆け下ると、民家の裏に出る。
県道を挟んだ向かい側には広瀬病院が見える。
県道沿いを少し歩いて、綱木東地区の山畑の裏から、藪漕ぎで尾根に出ようと目論んだが、そこで作業中の農家の奥さんに「クマが出たばかりだから、裏山に入るのはやめて欲しい」と言われ、ミッションー2はあえなく断念。
県道を歩いていくと、綱木西地区からの登り口や盲導犬訓練センター脇から入る松倉林道からの登山口からもラブコールが聞こえる(感じがする)が、今回はいずれもパス。
その先にある、問題の皆伐作業の出口へ通じる農道と、そこから立石山神神社に抜ける古径もパスして、馬越石トンネル上を経由して萱ヶ崎山に向かう。
道中、ずっとキノコ、キノコ、キノコだらけだった。
食用・毒を問わず、まったく知識がないので、ただ美的観点だけの興味だが、今年は(?)キノコの当たり年?

萱ヶ崎山の山頂で、先客があり。
このご仁、開山堂から大梅寺に向かう途中で、自分とすれ違ったと仰る。
別々の半周後に再会と奇縁を話すうち、自然破壊から団地高齢化まで、思わぬ話の発展で、握り飯をほおばりつつ聞き役にまわった昼食だった。
食後、同道して更に話が展開しそうな按配の中、皆伐地を見に行くと別れ、藪を横切って皆伐地へ降りた。
皆伐地は、見事なほど変わりなく荒れたままだった。
役所が示した見解の、新たな植樹の欠けらも見られず、縦横に走るブル道だけが、山砂運び出しいつでもOKと草も生えずにスタンバイ状態。
運良く伐採を逃れた巨木も、裸地のため、次第に足元の土が流され、ついには風倒木状だ。
暗澹たる気分のミッションー3遂行。

意気消沈して、残った森へ向かうと、先ほどのご仁に、みたび目の遭遇。
今度は、友人らしき人と二人連れだったので、簡単な挨拶だけでお別れ。
しばらく、百年森から続く残された森の中を53番鉄塔まで歩き、メインコースに出て、西風蕃山へ。
新しい電波塔の南面も、工事のため裸地化しているが、こちらには少なくとも新しい苗木が植樹されて、回復の手立てが講じられている。
蕃山展望台は藪が伸びて、眺望はイマイチになっていたが、憧れのスカイラインをいまいちど眺めて、山岸コースで下山。

久し振りに蕃山周辺を歩いて、アウェーから自分の巣穴に戻った気持ちが強く、つれづれ草ならぬだらだら草になってしまい失礼いたしました。


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コメント

流石、アヤ蕃さん
重厚なレポートですね。体調はすっかり回復のご様子で何よりです。
私も蕃山ご無沙汰なのでそろそろと考えていましたが、先のアヤシさんのスプリングバレーからを試みようと昨日出かけました。
コース入口を見つけるのに手間取りましたが、なんとか泉ヶ岳まで出ることができました。(今日のレコにスプリングバレー南コースと北コースを周回されたsenior1935さんのレコを見たのですが、ブナ樹林帯でお会いした方ではないかとコメントを載せました)そのうちウロウロしていればayashiさまにもお会いできるかもしれませんね
2014/9/16 17:17
恐縮です
さっそくのコメント、ありがとうございました。
文々さんのような、スキッとした文章が理想なのですが、なかなか書けなくて、お恥ずかしい限りです。
ソウルはそれなりに持ち合わせているつもりでも、なにしろ文才が…
自分も先日の山行で、すれ違ったかも知れない方にコメントを差し上げましたら、ひと間違いで、もう一人の別なお方のようで、どうも粗忽なことでした。
どこかの山で、お目にかかれれば、素敵ですね♪
2014/9/16 19:19
有難うございます
久々のアヤバン、文文さんもご指摘の通り、他の追随を許さない異次元の密度ですね。東端の尾根については存在すら知りませんでした。

それにしても、雲居禅師を拝む裏ワザまで体得しているとは! ホームグラウンドは良いものですね。国破れて山河ありの精神で、いずれは蕃山が人間の邪心に打ち克つことを信じて、見守っていきたいと思います。
2014/9/16 23:38
デラックマ様
こちらこそ、本当に有り難うございました。
サジェッション頂いたおかげさまで、ホームフィールドの心地良さと、置かれている厳しい現実を再認識することができました。
愚かな思惑が与えた傷跡を、超然と受けとめている蕃山の佇まいの力強さ愛おしさ!!!
ただ見守って、蟷螂の斧にも及ばない声をあげ続ける他ありませんが、せっかく頂いた愛蕃に恥じぬよう、通い続けよう♪と心決めした次第です。
今後ともヨロシク!願います。
2014/9/17 9:11
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