津軽半島 大倉岳〜袴腰岳〜赤倉岳 スキー縦走

2023年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 24.0km
• 登り: 1,211m
• 下り: 1,183m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:17
• 休憩: 0:24
• 合計: 9:41

7:39 スタート地点
9:04 9:04 赤倉岳登山口
9:16 9:17 大倉岳登山口
10:20 10:23 阿弥陀川・後潟方面分岐
10:36 10:36 大倉岳避難小屋
10:45 10:46 大倉岳分岐
10:59 11:03 大倉岳
11:06 11:06 大倉岳分岐
11:34 11:36 袴腰岳方面分岐
13:11 13:23 袴腰岳
14:47 14:47 袴腰岳方面分岐
15:08 15:09 赤倉岳
15:43 15:43 赤倉岳登山道分岐
16:06 16:06 赤倉岳登山口
17:20 ゴール地点

天候

予報通りの好天　午前中はやや風が強かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・大倉岳・赤倉岳間から袴腰岳までかつて伸びていたと思われる夏道はほぼ廃道です。
・もちろんこの時期に登山口まで除雪されておらず。新幹線高架過ぎて少しの地点から歩くことになります。（この時期に登る人はほぼいないと思いますが）

写真

3/11 7:58

雪が残る林道を歩きます

3/11 8:08

雪が途切れている　土の上をそっと歩きました

3/11 8:42

阿弥陀川　靴のままでは渡れない

3/11 8:44

右に迂回すると良さそうなポイントが

3/11 8:45

1mほどか　中洲へジャンプして渡ろう

3/11 8:48

中州にまずスキーを投げ無事着地

3/11 8:52

左下の木の上を通り無事渡り終え、ウィペットを突き刺し体を持ち上げた　えらい疲れた　

3/11 9:03

1時間半近く林道を歩き、ようやく赤倉岳登山口へ

3/11 9:13

さらに10分で大倉岳登山口

3/11 9:37

地形図にはない川があり、渡る場所を探すため上流部へ　雪の繫がる所を渡り急な尾根を登る

3/11 9:45

夏道尾根に合流　ここまでもえらく疲れた

3/11 10:03

1週前？　スノーシューの跡

3/11 10:23

小屋の手前の急登

3/11 10:31

中には入らず

3/11 10:33

歩きやすい道

3/11 10:39

前大倉着 大倉岳が見えてきた

3/11 10:39

青森湾と八甲田　霞んでよく見えない

3/11 10:52

越えてきた前大倉岳

3/11 10:56

大倉岳頂上　今日の無事を祈ります

3/11 10:57

赤倉岳

3/11 10:57

越えてきた前大倉岳

3/11 10:58

袴腰岳（左端）とご対面　この稜線のどれかをたどる　あそこまで行けるだろうか？

3/11 10:58

ズーム　かなり遠く見える

3/11 11:07

大倉岳頂上からシールつけたままで滑ってきた　向こうに赤倉

3/11 11:11

トレースはまだありました

3/11 11:35

袴腰岳への分岐あたり　いよいよ未整備ルートに入ります（樹間の向こうに袴腰岳が）

3/11 11:47

小さなピークが見えるが、ブナ林で先が見通せない

3/11 11:51

500mピークが見える

3/11 11:55

左の狭い尾根を通過し右上に直角近く曲がるはず…

3/11 12:01

500nピークから　近くなってきたがまだまだ

3/11 12:02

ズーム

3/11 12:13

502mピークから　足下が危ないので迂回

3/11 12:32

529ピーク右斜面から　まだ小ピークを越す必要がある

3/11 12:58

いよいよ近くなってきたぞ！

3/11 13:03

右斜面は雪崩れた跡だったんだ…

3/11 13:03

デブリ

3/11 13:04

さあ最後だ！

3/11 13:07

左：赤倉岳　右：大倉岳　自分のトレースも

3/11 13:14

着いた〜っ！　袴腰岳頂上

3/11 13:14

三角点

3/11 13:14

どの尾根をたどってきたのか　正直ワカリマセン！

3/11 13:14

弘前市、岩木山方向

3/11 13:15

西方　岩木川三角州と十三湖

3/11 13:15

南西　岩木川

3/11 13:16

岩木山方向だが見えない

3/11 13:16

津軽半島・北海道方向

3/11 13:17

くたびれた〜

3/11 13:18

右：大倉　左：赤倉

3/11 13:22

右は赤倉　左は袴腰岳登山路の548m鍋倉山だろう

3/11 13:22

短いけど独り占めのオープンバーン

3/11 13:24

左は登り、右は下りのトレース　気持ちいいね！

3/11 13:35

しばらくはルートファインディングは不要　自分のトレースをたどればOK

3/11 14:04

510ピークから502ピーク　左が雪崩れている

3/11 14:05

502ピーク手前　行きも帰りも右側を迂回しました

3/11 14:11

赤倉が近づいてきた

3/11 14:13

500nピークをめざす　袴腰岳と分岐の中間あたりです

3/11 14:26

小ピークがたくさんあって、何を撮ったのか忘れました　テヘッ！

3/11 14:34

分岐までまだ登りがある

3/11 14:39

行きの滑走跡を登っていく

3/11 14:47

赤テープ　分岐に戻った！　

3/11 14:55

赤倉への登り　右は雪庇切れ落ち、左は灌木ブッシュ　これもつらいなぁ

3/11 14:57

夏道が出ていた　スキーを担いで歩きます

3/11 15:04

赤倉岳山頂　あとは下りだけだ

3/11 15:04

大倉岳と前大倉

3/11 15:04

袴腰岳　ここを進み、戻ってきた

3/11 15:04

今日最後の姿になるだろう

3/11 15:05

西方　日本海と風力プロペラ

3/11 15:05

最後にもう一度　どこを通ったかワカリマセ〜ン！2

3/11 15:10

赤倉の下は急斜面　シールつけたまま転ばないよう進みます

3/11 17:15

前写真から2時間以上　夕焼けまでかかってしまった　5分後に車に戻りました

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

mametan3

　以前は縦走路だったようだが廃道といっていい状況の袴腰岳への道。全国の分水嶺を歩くyukitsubasaさんがこの地を訪れた2016秋の記録を興味深く拝見した。笹藪に阻まれ大倉・赤倉分岐側と袴腰側の2回に分けて登り一本につなげることとされたようだ。私も2020.11に袴腰側からチャレンジしたが、スマホGPSの不調で断念。「いつか歩いてみたい…」と考えていました。

　結果、なかなか厳しくもなんとか歩くことができました。以下は難儀したこと。
1　阿弥陀川の流路が地形図とは異なるうえ、結構な水量の川を渡る必要があった。
2　取り付き尾根前にも川があり渡れない。上流に行き雪がかかっているところをそっと渡り、夏道と異なる所を急登し尾根に取り付きました。大倉岳まででかなり体力消耗しました。
3　分岐から袴腰岳への縦走路は標識やテープ等皆無で、ブナ樹間から見通すことは難しくスマホGPSを確認しながら進みます。7〜8個の小ピークのアップダウンで体力を奪われました。この点は電波塔のある蓬田口からの袴腰岳ルートと似ています。

　今後、夏道が復活することはまずありえないと思います。数年来の目標をようやく実現できました。低山ながら常にルート探索しながら小ピークをアップダウンで進むのはかなり疲れました。和賀岳往復以上かも…。全身筋肉痛です。