日白山は上越、越後の山々の素晴らしい展望台でした

2023年03月20日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 906m
• 下り: 893m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宿場の湯の向かい側の駐車場を利用しました。
朝7時到着時点で5台止まっていました。

コース状況／危険箇所等

⑴前日が好天の日曜日で入山者が多かったようで、トレースがしっかり残っていました。
⑵私はキックステップで通しましたが、同行者は初心者なのでアイゼンを装着させました。
⑶日白山南尾根の下降点からしばらくは急斜面で、ブロック雪崩を警戒しなるべく樹林の中を歩きました。（トレースもそのようについていました）
⑷その他に危険な個所はありません。

写真

平日でしたので、宿場の湯向かいの駐車場はすいていました。ここからスタート。

二居の集落を5分ほど歩いて登山口。
ここから雪の上を歩きます。

二居峠に着きました。
ここから東に転じ、緩やかな明瞭な尾根を進みます。

まずはあの鉄塔を目指します。

途中雪がとけた所で階段が現れました。
2.5万図では二居峠から先は登山道がないはずなのに・・・。

「東電」の標柱があります。
どうやらこれは送電線の鉄塔までの東京電力の作業道のようです。

鉄塔の下を通過。

雪の回廊が続きます。

振り返ると苗場山が見えてきました。

この雪の回廊、実は雪庇そのものなのです。右の方はまだ庇状が残っているので、樹林寄りを歩きます。

しばらく登ると緩やかなブナ林となります。
東谷山の山頂はすぐそこです。

東谷山に着きました。
ここで一休み、素晴らしい眺望です。

さらに日白山に向かって進みます。
気持ちのいい雪稜です。

日白山が見えてきました。
右が山頂です。

最後の雪の斜面を登って・・・。

日白山の頂上に着きました。
素晴らしい眺望です。
パノラマ動画を張り付けておきますので、興味のある方はご覧ください。

頂上でのんびり過ごして、そろそろ下山。
南に延びる尾根を下降点めざして進みます。

下降点からの下り始めは急傾斜なので、ブロック雪崩に気をつけて樹林帯を進みます。

ダケカンバ林まで来れば傾斜は緩やかに。

地王堂川はまだ雪に覆われていて難なく横断。
ここからは林道を歩いて40分ほどでゴールに到着しました。

感想

kimura0723

日白山は40年以上前から私の登りたい山リストに載っていたのですが、ついつい谷川岳や仙ノ倉山、平標山、巻機山など主稜線の山に目が行ってなかなか登る機会がありませんでした。
しかし私も今年70歳となりもう登れなくなるかも、との思いからシーズン終了間際でしたが行ってみました。
結果はとてもいい山でした。
東谷山から日白山へ続く気持ちのいい雪稜、頂上からの展望、ともに素晴らしく、今シーズン最高の雪山歩きとなりました。

＊山頂からの眺望の動画を誤って2つ張り付けてしまいました。削除の方法がわからないのでそのままになっていますが、同じ動画です。
　失礼しました。