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Yamareco

記録ID: 535500
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

アサヨ峰

2014年10月18日(土) 〜 2014年10月19日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
28:53
距離
13.8km
登り
1,596m
下り
1,085m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:14
休憩
0:18
合計
3:32
8:38
23
広河原
9:01
9:01
135
広河原峠入り口
11:16
11:34
36
広河原峠
12:10
早川尾根小屋
2日目
山行
6:10
休憩
2:07
合計
8:17
5:07
134
早川尾根小屋
7:21
7:27
46
ミヨシノ頭
8:13
9:55
55
アサヨ峰
10:50
11:09
60
栗沢山
12:09
12:09
75
仙水峠
13:24
北沢峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
芦安第3駐車場 7:20で半分くらい
芦安→広河原は乗り合いのタクシーであまり待たずに行けました。
北沢峠→広河原 13:30は2台 ほぼ満車
広河原→芦安は乗り合いのタクシー利用
コース状況/
危険箇所等
野呂川広河原インフォメーションセンター(2F)にて登山届けを提出
早川尾根小屋は10/12でクローズの情報入手
標識は少ないですが、迷いそうなところはありませんでした。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
野呂川広河原インフォメーションセンター2Fにて登山届け提出。”早川小屋は10/12に閉まりました”と言われ、今夜はビール無しかと少しがっかり。
野呂川広河原インフォメーションセンター2Fにて登山届け提出。”早川小屋は10/12に閉まりました”と言われ、今夜はビール無しかと少しがっかり。
気を取り直して、出発。
北岳は雪の薄化粧。
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気を取り直して、出発。
北岳は雪の薄化粧。
鳳凰峠への入り口を過ぎ、工事関係の建物を過ぎてしばらく行くと沢のそばに広河原峠への入り口があります。
鳳凰峠への入り口を過ぎ、工事関係の建物を過ぎてしばらく行くと沢のそばに広河原峠への入り口があります。
しばらくすると先ほどの沢を渡ります。
登りだしは枯葉が多く、踏み跡が薄い感じでしたが枯葉も少なくなり、ピンクのリボンもしっかりついているので迷うことは無さそうです。
しばらくすると先ほどの沢を渡ります。
登りだしは枯葉が多く、踏み跡が薄い感じでしたが枯葉も少なくなり、ピンクのリボンもしっかりついているので迷うことは無さそうです。
小さな尾根に入ったところ。展望の良い場所はありません。ひたすら登ります。
小さな尾根に入ったところ。展望の良い場所はありません。ひたすら登ります。
入り口-広河原峠の間で見つけた、唯一の標識。
広河原峠よりのところにありました。
入り口-広河原峠の間で見つけた、唯一の標識。
広河原峠よりのところにありました。
木々の間から、北岳があることは分かるのですが、このように見えるのは峠に近づいてからになります。
木々の間から、北岳があることは分かるのですが、このように見えるのは峠に近づいてからになります。
このコースでは紅葉はあまりありませんでした。
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このコースでは紅葉はあまりありませんでした。
ようやく、広河原峠へ到着。
八ヶ岳が見えるかと期待していましたが、雲で確認することができませんでした。
ようやく、広河原峠へ到着。
八ヶ岳が見えるかと期待していましたが、雲で確認することができませんでした。
鳳凰峠方面はこんな看板がつけられています。
鳳凰峠方面はこんな看板がつけられています。
広河原峠からひと登りで、開けた場所に出ました。
左からアサヨ峰、ミヨシノ頭、日の出をみたところ、甲斐駒。
北岳、仙丈ケ岳も見えていました。
広河原峠からひと登りで、開けた場所に出ました。
左からアサヨ峰、ミヨシノ頭、日の出をみたところ、甲斐駒。
北岳、仙丈ケ岳も見えていました。
小屋までは比較的平坦な道。
木々の間から仙丈ケ岳が見えます。
小屋までは比較的平坦な道。
木々の間から仙丈ケ岳が見えます。
早川尾根小屋へ到着。
小屋の方が小屋じまいをなさっていました。
早川尾根小屋へ到着。
小屋の方が小屋じまいをなさっていました。
入り口は反対側。
小屋の営業は終わっているので掃除をすれば小屋を使って良いとのこと。ずぼらしてテント張らずに、貸切で使わせていただきました。
入り口は反対側。
小屋の営業は終わっているので掃除をすれば小屋を使って良いとのこと。ずぼらしてテント張らずに、貸切で使わせていただきました。
伺ってみるとつり銭がないように払うことができるならとビールもゲットできました。
伺ってみるとつり銭がないように払うことができるならとビールもゲットできました。
ずぼらしたおかげで、日の出を目指して暗いうちからのスタートです。
ずぼらしたおかげで、日の出を目指して暗いうちからのスタートです。
10分ほどで早川尾根の頭の三角点。
10分ほどで早川尾根の頭の三角点。
1時間弱で見晴らしの良いところまで行き、3分ほどでオベリスクの北側から日が昇ってきました。
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1時間弱で見晴らしの良いところまで行き、3分ほどでオベリスクの北側から日が昇ってきました。
八ヶ岳が薄雲の上に浮いています。
八ヶ岳が薄雲の上に浮いています。
甲斐駒も、
アサヨ峰、仙丈ケ岳も、
アサヨ峰、仙丈ケ岳も、
北岳も、
富士山も 赤く染まっていました。
富士山も 赤く染まっていました。
ミヨシノ頭から甲斐駒、黒戸尾根、八ヶ岳、
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ミヨシノ頭から甲斐駒、黒戸尾根、八ヶ岳、
駒津峰と栗沢山の間から乗鞍-槍ヶ岳が見えていました。
駒津峰と栗沢山の間から乗鞍-槍ヶ岳が見えていました。
アサヨ峰まではなだらかなです。
しかし、この区間はハイマツが道を塞ぐように生えているので、すねのあたりで掻き分けるように進みます。
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アサヨ峰まではなだらかなです。
しかし、この区間はハイマツが道を塞ぐように生えているので、すねのあたりで掻き分けるように進みます。
アサヨ峰に到着。
アサヨ峰に到着。
甲斐駒、摩利支天が目立ちません。
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甲斐駒、摩利支天が目立ちません。
仙丈ケ岳。甲斐駒から見た仙丈が一番と思っていましたが、こちらの方が良いかも。
右端には御嶽山も。
仙丈ケ岳。甲斐駒から見た仙丈が一番と思っていましたが、こちらの方が良いかも。
右端には御嶽山も。
北岳。右に間ノ岳、赤石岳、塩見岳も見えています。
北岳。右に間ノ岳、赤石岳、塩見岳も見えています。
富士山も雪がついています。
富士山も雪がついています。
野呂川を挟んで北岳の向かいに鳳凰山。
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野呂川を挟んで北岳の向かいに鳳凰山。
景色を堪能し、お茶を飲んだりしてゆっくりできました。
景色を堪能し、お茶を飲んだりしてゆっくりできました。
アサヨ峰の北側にはうっすらと雪がついていました。
上り下りにはあまり影響はありませんでした。
アサヨ峰の北側にはうっすらと雪がついていました。
上り下りにはあまり影響はありませんでした。
栗沢山までもなだらかな感じ。
この区間は岩場でした。
栗沢山までもなだらかな感じ。
この区間は岩場でした。
このピークを超えたら、鎖が欲しい岩場かなと思っていると。
このピークを超えたら、鎖が欲しい岩場かなと思っていると。
すぐに現れました。上から見たところです。
中央から下の様子が分かり難かったです。足場を探しながら降りました。
すぐに現れました。上から見たところです。
中央から下の様子が分かり難かったです。足場を探しながら降りました。
下から見たところ。
のぼりは問題なさそう。
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下から見たところ。
のぼりは問題なさそう。
3枚前のピークから見た画像。
この画像の中央右が難所です。
3枚前のピークから見た画像。
この画像の中央右が難所です。
栗沢山は人でいっぱいでした。
それでも、20人ほどです。
栗沢山は人でいっぱいでした。
それでも、20人ほどです。
ここからの甲斐駒は摩利支天も良く分かり、一番かっこいいですね。
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ここからの甲斐駒は摩利支天も良く分かり、一番かっこいいですね。
光学アップ。
さらに、デジタルアップ。
甲斐駒の頂上も人でいっぱいです。
さらに、デジタルアップ。
甲斐駒の頂上も人でいっぱいです。
北岳方面。こちらからは赤石岳は塩見に隠れて、荒川三山が見えています。
北岳方面。こちらからは赤石岳は塩見に隠れて、荒川三山が見えています。
仙丈ヶ岳。
鳳凰山の方では雲が出てきました。
鳳凰山の方では雲が出てきました。
栗沢山から下りる途中から、御嶽山。
今も噴煙が上がっています。広範囲に雲のように漂っているのも噴煙の影響かもしれません。
栗沢山から下りる途中から、御嶽山。
今も噴煙が上がっています。広範囲に雲のように漂っているのも噴煙の影響かもしれません。
栗沢山から仙水峠では甲斐駒頂上と摩利支天のバランスが変化して面白いです。
これは栗沢山頂上から。
栗沢山から仙水峠では甲斐駒頂上と摩利支天のバランスが変化して面白いです。
これは栗沢山頂上から。
これは中間点。だいぶ、摩利支天が大きくなってきました。
これは中間点。だいぶ、摩利支天が大きくなってきました。
仙水峠からは摩利支天のほうが大きくなってしまいました。
仙水峠からは摩利支天のほうが大きくなってしまいました。
北沢峠へ向けて降りて行きます。
北沢峠へ向けて降りて行きます。
北沢峠です。広河原行きのバス乗り場は工事しているためか、戸台側(奥のバスのところ)に移動していました。
北沢峠です。広河原行きのバス乗り場は工事しているためか、戸台側(奥のバスのところ)に移動していました。

感想

天候の巡り会わせと夏風邪が長引いて80日も山から離れてしまいました。
静かでゆっくりな行程を考え、早川尾根1泊山行を計画しました。

広河原で登山届けを提出したときも、静かな山歩きができますよと言われました。
ただ、早川尾根小屋がクローズになっていることも知らされ、予定外でした。
頭をかすめたのは”今夜のビールがない”でした。ビールのことは諦めて、スタートしたのでした。

峠への入り口から広河原峠までで会ったのは、小屋の方1名のみでした。小屋までの間で5人、小屋で4人(小屋の方別の1人含む)でした。

小屋の方に、小屋を無料(掃除をすること)で利用できることを確認し、ビールもつり銭が無いように支払うことで入手できました。テントの予定でしたが、小屋を利用すると早立ちが容易になり、日の出を見に行けるかもと考え、利用させていただくことにしました。もちろん、閉鎖中なので、ライト、調理道具、シュラフは自前のものを使用します。

ずぼらをしたために、予定通り5時に出発することができました。
1時間弱で見晴らしの良いピーク(ミヨシノ頭のひとつ東のピーク)へ到着、日の出に間に合うことができました。ここからも360度の展望が楽しめました。

アサヨ峰では誰も来ないことをいいことに長居してしまいました。1:30以上も居たとはここで時間チェックをしてびっくりです。
北岳、鳳凰山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳に囲まれ、晴天で風もなく、堪能できました。ここにきてはじめて御嶽山の噴煙を目にすることができました。

この日に会ったのはアサヨ峰と栗沢山の中間あたりで2名、栗沢山頂上で20名弱、栗沢山ー仙水峠は無しで仙水峠からはぱらぱらと言った感じで行動中は静かな山行となりました。

面白かったのは摩利支天の見え方でした。
アサヨ峰までは摩利支天は縦位置のためはっきりしていません。栗沢山では摩利支天がポコンとつきだしてバランスの良い姿を見せてくれました。栗沢山から下ると、だんだん摩利支天の存在感がましてきて、仙水峠では摩利支天のほうが主役になってしまいました。

栗沢山を出るときは余裕でバスに間に合うだろうと思っていました。
しかし、仙水峠、仙水小屋と北沢峠に近づくにしたがって、おやおやおやっと心配になってきました。北沢峠には5分前の到着でした。脚力の衰えを感じます。

今回は晴天で風も無く、静かな山行を楽しむことができました。
小屋も無料で使わせていただけたし、ビールも入手することができ本当にラッキーでした。

崩壊中の広河原峠ー鳳凰峠も公式の道が復活すれば、夜叉神までの周遊も楽しみやすいのですけど、静か=利用者が少ないですからね、無理はいえません。

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