白山 加賀禅定道から楽々新道ぐるり。
- GPS
- 32:31
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 2,755m
- 下り
- 2,757m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:54
天候 | 1日は曇り。 2日は雨。風雨。暴風雨。寒い。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
加賀禅定道 草も刈られており、整備されており、ところどころロープ等もある。良い道。 これといった難しい場所もない。 尾根は切り立っており、滑って転んだりしたら、アウトな場所はチラホラ。 岩間道 分岐にて通行止の表示。岩間温泉へは下れるらしいが、元湯から新岩間温泉までの間の林道で大崩落、通行不可らしいので、泣く泣く諦めた。是非とも行ってみたい。 楽々新道 夏道が、川で、というか、川が夏道で、というくらい雨水が流れていた。 落ち葉等もあり、泥も滑り、非常に滑る道であった。 避難小屋はそれぞれ冬支度に入っていた。 特に、楽々新道の方の避難小屋は、小屋に渡る沢の橋が外されており、ジャンプ。 小屋で休憩している間に水かさが10cm以上増えて、結構頑張って飛んだ。 |
その他周辺情報 | 新岩間温泉は、良い雰囲気の露天風呂です。内湯はお湯も出が悪いしあれですが、混浴の露天風呂は腰巻きタオル等が支給されることもあり、ライトも暗めで男性女性混ざってゆったり疲れるいい温泉でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ツェルト
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感想
三連休は最悪の天気だと知りつつ、せっかくの三連休になにもしないのもあれだし、意外と天気は保つんじゃね!?とか言いながら白山へ。
金曜日に地図を買って食料を準備するというバタバタな感じで白山付近へ。スキー場の駐車場で車中泊。
朝起きて、ここからの入山ではないな。ということに気づき、少し車を進め、送電線の巡視路のような夏道から入山開始。その近くのお地蔵さんの近くに車は停めさせてもらう。水はその近くで溝の水をホースで引っ張っていたのでそれを2リットルほど汲んで出発。
送電線巡視路は非常に急。朝で、寝不足だということもあるのかもしれないが、それを差し引いても急。所々あるロープ等を使いながらひーこら登ってスキー場のゴンドラ終点。山頂へ。
ゴンドラはやっていなかったが、レストランか、事務所のような所に車はあり、人はいる模様。トイレも空いており、水も汲めた。ありがたや〜。
大きな看板の横から、階段を登って加賀禅定道スタート。整備された良い道。
ところどころ、細いところや、滑るところ、などあるが、ロープ等もあり問題はない。転んだらダメっぽいけれども。
檜の巨木が尾根上生えていたのが印象的だった。
天候は風も強く、少々雨もあり、上部はガスっているのが見え、悪かったが、特に悪化することもなく、強風の音かとおもいきや、百四丈滝などの音なような気もしつつと言った感じだった。
夕方にはまだ程遠かったが、避難小屋について、眠かったのもあり、本日はこれまで。小屋は雨戸が閉まっており、冬支度済み。2階建ての良い小屋だが、トイレの個室のドアが閉まらなかったのが残念。雨戸を開ければ光も入り、非常に快適な小屋であった。
夜はそこまで雨音もせず、朝起きてみれば下界の明かりも見え、意外と天気はいいんじゃないかとか思いながら出発。きちんと戸締まり等を行い、雪が降っても大丈夫なように戻すことは忘れない。
小屋に書いてあった水場は無理そうだった。というか、ムリだろう。このルートは、天池や油池のあたり以外は水がない。
美女坂は、地図に危険マークがついていたが、それまでの細いところより細いかと思っていたらそうではなく、ただの急な夏道。下山時には一歩一歩が多いこともあり、それまでがお花畑のような整備された木道だったりすることもあり、急になって細い尾根なので、転んだら危ないかもしれないが、そんなに危険な場所ではない。というか、これを危険というならば、これまでも危険な場所はある。
その後は若干平坦になり、木道があったり、池塘があったり。途中一瞬晴れて非常にいい景色が見られるが、それが最初で最後の景色だった。
加賀室は、思っていた以上にでかい。天池のあたりで日が差し込み、お天道様に感謝。
その後は太陽を見れることはなく、雨具がバタバタなるような強風の中、飴に打ち付けられながらもくもくと歩いて行く。
七倉山から先に行き、大汝に登る予定で居たのだが、寒いし、行く意味を感じないし、そもそもなんでこんな日に山に登ってんの?みたいな気分になったので、岩間道方面へ下山開始。
登りは非常に長く感じたが、下りは一瞬。すぐに凍てつく風の吹く地帯は抜ける。
だらだら下って行くと、岩間道と楽々新道の分岐。岩間道に降りて、噴泉塔を見、岩間温泉元湯の辺りで一泊して帰ろうかといっていたのに、通行止の表示。林道が大崩落しており、岩間温泉元湯から新岩間温泉までの道が歩けないらしい。マジか!?
どれほどの崩落かは分からなかったが、帰れなかった時のことを考え、リスクを考慮した結果、新岩間温泉方面へ下山することへ。下山後、新岩間温泉からの林道ゲートで崩落写真を見て、その判断は正しかったことを確認。
なんでこんなに夏道上に水流れてんの?昨日までの渇水地獄は何だったの?と思うくらいの川の中を下って行き、小桜平避難小屋。小屋のすぐ脇を流れる川にかかる丸太橋が取り外されており、ジャンプ!
小屋は、木の香りもし、トイレも臭くなく、非常に快適。超綺麗。感動した。ここで泊まることも考えたが、明日の天気が良いという保証はどこにもなく、とりあえず昼飯などを食って出発。昼飯を炊いている間にも風雨は次第に強くなっていっていた。
小屋を出て、先ほどジャンプした川を渡ろうと思うと、1,2時間ほど前のきた時よりも水かさが10cm以上増えている!川幅も増えている!さっきよりも勢いをつけて飛ぶが、ちょいと水に浸かる。
それから先も、道なのか、川なのかよくわからない道をひたすら下っていく。ここに本当に定水がないのか疑わしいほどの水の中を延々と下る。因みに、小清水平の沼地の木道は非常に質素。微沢の渡渉も何度もあったが、あんなに良い小屋を作るくらいならば、ここに木道を整備して欲しい。
楽々新道は本当にグダグダだらだらと川のように水が流れており、非常にどろどろで滑る道を延々と下るだけ。
夏道の木の階段の作りには夏道への思いが感じられ、感動。こういう階段をもっと普及していくべきだと思う。
最後林道を歩いて、新岩間温泉。上から露天風呂が覗けるが、そもそも皆腰巻きなど巻いているため問題ない。(問題ないのか!?)
ちょっとその辺りにザックを置いて車をとりに2時間ほどあるこうかと歩いていたら、岩間温泉までお客さんを載せてきた送迎車が拾ってくれ、一瞬で車まで。本当にありがとうございました。
あとは、新岩間温泉で700円払って日帰り入浴をし、帰宅。お疲れ様でした。
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