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Yamareco

記録ID: 542076
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

冬の気配、静かさの和名倉山へ。

2014年11月02日(日) 〜 2014年11月03日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.9km
登り
1,380m
下り
1,380m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
1:16
合計
3:16
11:38
29
12:07
0:00
62
牛王院分岐
13:09
14:20
6
将監小屋
14:26
14:31
14
将監峠
14:45
0:00
9
分岐
14:54
2日目
山行
6:17
休憩
1:36
合計
7:53
5:44
5
5:49
5:52
10
6:10
0:00
57
7:07
0:00
16
7:23
7:23
54
8:17
0:00
12
川又分岐
8:29
8:40
4
水場
8:44
0:00
3
稜線に戻る
9:03
9:06
11
10:37
10:48
12
11:00
0:00
43
11:43
0:00
5
11:48
0:00
2
11:50
12:36
36
昼食
13:12
0:00
23
牛王院分岐
13:35
0:00
2
13:37
駐車場
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三ノ瀬、民宿見晴らしの駐車場 一日500円。
右へ、将監小屋へ林道を直接向かう。左は牛王院平へ直接向かう尾根道。
1
右へ、将監小屋へ林道を直接向かう。左は牛王院平へ直接向かう尾根道。
大菩薩と富士山。富士山にはレンズ雲がかかる。
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大菩薩と富士山。富士山にはレンズ雲がかかる。
飛龍山への稜線が見えるようになると、小屋も近い。
飛龍山への稜線が見えるようになると、小屋も近い。
将監小屋。煙突から上がる煙が、ストーブの温かさを連想させる。
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将監小屋。煙突から上がる煙が、ストーブの温かさを連想させる。
大部屋。入口に大きな薪ストーブ。
大部屋。入口に大きな薪ストーブ。
将監峠に散歩に。
将監峠に散歩に。
ストーブの上にコッヘルを置くと、ほどなくお湯が沸く。
缶詰のカレーを温める。
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ストーブの上にコッヘルを置くと、ほどなくお湯が沸く。
缶詰のカレーを温める。
未明に峠へ登る。
未明に峠へ登る。
牛王院平へて山の神土で、和名倉山への分岐。
牛王院平へて山の神土で、和名倉山への分岐。
しばらくはスズタケをかき分けていくので、夜露で濡れる。そのため、雨具をつける。
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しばらくはスズタケをかき分けていくので、夜露で濡れる。そのため、雨具をつける。
振り返る。巻き終わると、スズタケも終わる。
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振り返る。巻き終わると、スズタケも終わる。
石楠花のトンネル。
石楠花のトンネル。
西仙波 顕著なピークではない。
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西仙波 顕著なピークではない。
右奥、御座山が見える。
2
右奥、御座山が見える。
大きく、国師岳と北奥千丈岳が見える。
2
大きく、国師岳と北奥千丈岳が見える。
富士山遠望。
東仙波へ。
和名倉山を望む。
3
和名倉山を望む。
正面、唐松尾山。
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正面、唐松尾山。
飛龍山と奥秩父主稜。そして富士山。
2
飛龍山と奥秩父主稜。そして富士山。
川又分岐。
道ははっきりしている。
2
道ははっきりしている。
倒木にも、赤テープが。
倒木にも、赤テープが。
二瀬分岐
頂上へ。
火事場の跡とか。
2
火事場の跡とか。
唐松の幼木も色付いている。
唐松の幼木も色付いている。
林業用ワイヤーか。
林業用ワイヤーか。
和名倉山頂上。
白石山の札も。
仁田小屋への道はわからない。
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仁田小屋への道はわからない。
唐松尾山。
北岳と間の岳。もう白い。
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北岳と間の岳。もう白い。
見事な節理。
雁坂嶺と黒岩尾根が顕著。甲武信岳は雁坂嶺に重なって高く見えている。
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雁坂嶺と黒岩尾根が顕著。甲武信岳は雁坂嶺に重なって高く見えている。
真正面が唐松尾山。
真正面が唐松尾山。
真正面は飛龍山。
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真正面は飛龍山。
雲取山。
雲取山から飛龍山。
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雲取山から飛龍山。
遠く、奥武蔵。尖がった武甲山から、左に笠山、大霧山も。
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遠く、奥武蔵。尖がった武甲山から、左に笠山、大霧山も。
東仙波へ登り返す。
東仙波へ登り返す。
木々の間から、雲取山。
木々の間から、雲取山。
和名倉山を振り返る。
2
和名倉山を振り返る。
大菩薩が遠く。
山の神土に戻ってきた。
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山の神土に戻ってきた。
牛王院平で昼食。
牛王院平で昼食。
パスタ。
林道に戻ってきた。
林道に戻ってきた。
駐車場に戻ってきた。
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駐車場に戻ってきた。

感想

三連休だが、天気予報は思わしくなく、初日は実際雨。決断しかねていて、翌日も朝を迎えると、埼玉北部は良い天気。
二日間もちそうなのは奥秩父あたりと思っていたが、初日に出遅れているので、小屋に入るだけのところを考えた。小屋のストーブでのんびりする感じ。
機会あればと思っていた和名倉山なら、将監小屋に午後からでも入れる。

いいお天気も埼玉北部だけだったらしく、車を走らせるとすっかり曇りに。
奥多摩を抜け、三ノ瀬の民宿みはらしの駐車場に二日間の料金を支払い、身支度して登りはじめる。木々の色付きはこの辺りが最盛期のようだが、曇天で残念。
厚くなった落ち葉を踏み、小屋まで1時間半ほど。
ストーブに当たって、のんびりするが、ほどなく、8名ほどの団体が到着。にぎやかになる。年輩のご夫婦が二組と8名の団体が同宿の客。素泊まりはこちらのみ。
ストーブの上のやかんの湯は使い放題。コッヘルに水を汲んでストーブの上に置くだけで、ほどなく湯は沸く。
一時間ほど、将監峠から飛龍山の稜線に散歩に行くが、戻ってきてしばらくで飯にする。

夜空に星のきれいな夜。
翌朝、暗い内から泊り客の全員が始動。この季節、5時半過ぎてもまだ暗い。
和名倉から秩父湖に降りるというご夫婦と前後して出発。
山の神土から和名倉山の道に入る。最初はスズタケをかき分けていく。朝露で濡れた葉で、ズボンが濡れる。合羽の下を着る。
天気はよい。
巻き道が終わるとスズタケも終わる。
冬型になっているのか、風が木々をならし、冬の気配がする。葉を落とした木々、風の音、冬も近い。思い出すこの雰囲気。日が雲に翳ると、その気配は強くなる。
富士山が見え、大菩薩が見え、そして奥秩父の主稜の山々も姿を現す。
展望の良いのが、この山のいいところか。明るい稜線を行く。
道はよい。ふみ跡ははっきりしている。
東仙波は、大変展望がよいピークだ。雲取山から飛龍山、そして西には顕著に唐松尾山から雁坂嶺、甲武信岳、国師、北奥千丈とひろがる。
東仙波から北へとルートは角度を変え、一旦かなり下る。
この辺りから、露岩の展望が開けるところが断続的に続く。南アルプスが、北岳、間の岳の白い姿が見える。南アルプスも天気よいみたい。
わりとあっけなく、川又分岐を過ぎ、油断していると、すぐに右へとトラバースのふみ跡にはぃってしまう。全然地図と違う。当たらかに水場へのルートだ。
一応、その先を見てみる。すぐに水場の沢に出た。
五分ほどかけて戻る。指導標もあり、水場へのルートの書き込みがあった。
二瀬の分岐は、そのすぐ上だった。
頂上へ、右に折れる。落葉松の幼木が映えている火事場跡を過ぎ、せっかくの明るい拓けたと斜面から、暗い苔むした森に入ると、ほどなく頂上。平らなところだ。
写真だけとって、戻る。
初めて雲取山に登った時、大きな白石山(和名倉山)の山容に驚いたが、やっとここに来た。今では、バリエーションではなくなっている。
ちなみに、将監小屋の人に聞いたが、小屋の利用者の多くが和名倉山を目指す人という。
二瀬分岐でザックを下し、軽食を取る。明るい朝の光だ。
二瀬へ向かうテント泊の人が一人休んでいた。

この後、数人とすれ違いながら、来た道を戻る。日が高くなり、明るさを増し、木々の色が光り輝いていて、歩いていても、飽きない。こんなお天気だったら、季節だったら、いい稜線だ。
山の神土にお昼前に戻り、牛王院の近くで昼食にした。
下山は青空に映える落葉松の黄色の名残を楽しみながら、暑い落ち葉を踏み踏み、尾根を下り、一時半ころ、お客さんでにぎわう「みはらし」に戻ってきた。

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コメント

いいところですよね。
自分たちも本当は奥秩父と思っていたのですが、違う所に行ってしまいました。
和奈倉山は静かでいい山ですよね。秋色が似合います。
仙波の稜線も好きなとこです。
秩父湖へ抜けるのも楽しいですが、お車でしたら回収が大変ですよね。
本当にこの辺りがよい季節ですね
2014/11/5 21:24
Re: いいところですよね。
ステーキ鍋のご経験、笑えるけど、うまそうでしたね。

この季節、冬に向かって、奥秩父や奥多摩はよくなってきましたね。
雰囲気が、ほんとうにいいです。
特に、この日は本当に快晴、大展望で、満喫できました。

おっしゃる通り、車の回収を考えると、和名倉山は悩ましいです。
秩父湖の川又か、三峰のどこかにおいて、バスも利用して回収とかしないと、難しいですね。まず、秩父湖からピストンして、作戦考えたいですね。
2014/11/5 23:42
プロフィール画像
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