青森県/梵珠山・馬ノ神山
- GPS
- 06:47
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 677m
- 下り
- 723m
コースタイム
天候 | 曇→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
06:39 弘前駅 07:00 大釈迦駅 (登山) JR 五能線→奥羽本線 510円 14:33 五所川原駅 15:21 弘前駅 |
写真
感想
GW連休前の最後の平日。
列車の中には通勤通学する方々や帰省や旅行に向かう為キャリーケースを持つ方が大変多い。しかし私一人だけは登山装備を身につけて、お出かけ気分を丸出しにしていた。
大釈迦周辺は奥羽山脈と津軽山地に挟まれた土地になっている。そこを縫う様に奥羽本線と国道7号線は青森方面に進んだ先にある峠を越えていく。
物流の多い国道7号線は信号の間隔が広く、速度をつけた車両が行き交う為、旧道を経由して梵珠山登山口へと向かうことにした。
大釈迦駅から登山口まで徒歩で30分程度かかる。その間に5台の梵珠山へ向かう車に追い越された。
その内の1人に、登山口まで乗っていくかと提案してくれた方もいらっしゃった。此度は固辞したもののお気持ちはとてもありがたい。
梵珠山は「県民の森」として整備されており、陥没や浮き石といった障害が全くなく、初心者でもとても登りやすい登山道だった。
全日未明まで続いた影響で登山道がしっとりしていたが、それ以外の危険性はあまり無い。
釈迦堂山や梵珠山の山頂はある程度の面積のある広場になっている。その為、周辺の木々よりも高低差が生まれないことで、展望は枝葉によって良くはない。
梵珠山山頂から笹山・馬ノ神山へと向かうルートに進むと、幅員があり整備が行き届いた登山道が一変する。
170cm程度まで伸びた笹が登山道と思しき空間の両端から盛大に伸びていたのである。
先駆者の山行記録を見て覚悟を決めていたものの、写真と実物を見るとでは受ける印象が全く異なる。
大抵の山行記録は「藪へ突入!」などとおっとりしたコメントと共に写真があるので、困惑の方が大きい。「私の登山者レベルが低いだけなんだろうな…」などと思いながら笹をかき分けて行った。
藪は数百メートルも続いているわけではなく、20〜30mの薮こきと障害のない道のりが交互にあるイメージだ。
指抜き手袋の上に手袋をして、帽子の上にウィンドブレーカーのフードを被って、笹による切り傷やダニ等の侵入を防ぐ。
山名は、麓の地名や山体の特徴、伝説、登った人の名前や役職などに因んで名付けられるが、「笹山」は山体の特徴をよく反映されている。
文字通り笹で覆われているからだ。
写真を撮ること無く、無心で登り続けて1時間。
進行方向が直角に曲がった登山道を進むと、視界が晴れて急に電波塔が現れる。
男鹿三山の本山でもこんなことあったなと既視感を覚えながら笹山山頂に到着。
ここから先は自動車によってできた轍と、電波塔に繋がる電線と電柱がある道を進む。
人工物が身近にあること、それだけで心が落ち着く。
馬ノ神山にはテレビ局のアンテナが設置されている。市街地が一望できる場所に電波塔を置くのは函館山と同じ理由なのだろう。
また、山頂からは青森市街地と陸奥湾が望むことができる。
馬ノ神山から五所川原へ続く道を少し歩くと、津軽平野と岩木山そして日本海が一望できる。
日本海海岸には風車が並んでいるのが目視できる。
(書き込み中…)
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