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Yamareco

記録ID: 545332
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア白峰南嶺 藪々の水無峠山〜青笹山〜青薙山〜無岳山(峠尾根、ムタケ尾根)

2014年11月05日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:04
距離
22.4km
登り
2,302m
下り
2,300m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:46
休憩
2:01
合計
10:47
6:13
26
6:39
6:44
95
横断道
8:19
8:35
47
9:22
9:35
15
9:50
9:54
26
10:20
10:36
17
10:53
11:10
12
日影沢崩れ源頭
11:22
11:42
32
12:14
12:20
12
12:32
12:32
82
13:54
14:07
72
15:19
15:30
68
16:38
16:38
22
17:00
17:00
0
17:00
ゴール地点
天候 晴れ曇り
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東河内温泉 手前のスペースの方に止めてとのこと。
コース状況/
危険箇所等
●東河内温泉〜水無峠山(峠尾根)
標高1050m辺りまで作業道があるが、その先は殆どないorあっても薄い。標高差1000m以上は道ないとこを登ることになる、テープというかところどころ木にビニール紐が巻いてある。鹿の子池(1770m)はよい水場。
●水無峠山〜三ノ沢山〜青枯山〜青笹山
慣れていれば笹薮はそこまで厄介ではない。標高差もあまりなく飛ばせるが、早川町側を意識してないと支尾根に吸い込まれる。青笹山山頂付近は笹が高い。
●青笹山〜イタドリ山〜小笹平
これまでに比べるとやや歩きにくく藪が少し濃い、マークも減る。イタドリ山から小笹平はこれまでとは異なり東河内側を意識してないと早川町の民になってしまう。小笹平へは尾根を直接下らずにやや東河内側へ鹿道を利用して巻いた方がよい。
●小笹平〜青薙山
標高2137m点までかなりの急坂な上に踏跡薄く体力的にキツい。次のピーク後に両側が完全に切れていて特に下りの場合には通行に注意が必要。その後笹の中を登って行くが急坂のため道を外すと死ぬ思いをする。青薙山山頂は稜線から少し外れたとこにある。
●青薙山〜タル沢ノ頭〜無岳山
青薙山〜タル沢ノ頭が複雑地形で非常に難しい。標高2100mで池の平へのルートを外れて南の尾根に入る。その先の地形がこれまでみたことがないような複雑地形で尾根から沢への乗り換えを繰り返してタル沢ノ頭へ。目印はない。タル沢ノ頭〜無岳山はとても歩きやすい。
●無岳山〜東河内林道(ムタケ尾根)
上部はかなり薄い踏跡ができているが、あまり使えない。上部は急坂注意。目印が比較的多いのでそれを知っていれば迷うことはないだろう。標高1500m辺りからははっきりとした作業道がある。
その他周辺情報 赤石温泉 白樺荘
※東河内温泉は源泉に入るには沢歩き必要&風呂場洗い必要。
東河内林道ゲート
この写真では開いていますが、工事車両のみ通行可能で、工事車両が出てくと閉まるので外に止めるよう。
2014年11月05日 06:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 6:25
東河内林道ゲート
この写真では開いていますが、工事車両のみ通行可能で、工事車両が出てくと閉まるので外に止めるよう。
ここを左に曲がった先から取り付いた方が速いようだが、右に伸びている林道が気になったので行ってみた。
2014年11月05日 06:29撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/5 6:29
ここを左に曲がった先から取り付いた方が速いようだが、右に伸びている林道が気になったので行ってみた。
林道はこのような感じ。ジープなら行けそうですね。でもゲートあり。
2014年11月05日 06:35撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 6:35
林道はこのような感じ。ジープなら行けそうですね。でもゲートあり。
林道終点と思われるところ。標高差100mくらいは林道を利用して登れました。
2014年11月05日 06:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 6:38
林道終点と思われるところ。標高差100mくらいは林道を利用して登れました。
ところどころ踏跡があり、利用しながらジグザグ登ると楽です。ただし当てにはしない方がいい程度の踏跡です。
2014年11月05日 06:44撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 6:44
ところどころ踏跡があり、利用しながらジグザグ登ると楽です。ただし当てにはしない方がいい程度の踏跡です。
1243mピークは北側に明瞭な巻道がついている。
2014年11月05日 07:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:08
1243mピークは北側に明瞭な巻道がついている。
巻ききった1210mコルには熊の捕獲檻が。
2014年11月05日 07:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:12
巻ききった1210mコルには熊の捕獲檻が。
踏み跡の殆どない藪尾根の始まりです。
2014年11月05日 07:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 7:26
踏み跡の殆どない藪尾根の始まりです。
まぁそんなに藪はないですが。
2014年11月05日 07:32撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 7:32
まぁそんなに藪はないですが。
1700m辺りまで基本的に尾根を登っていくだけ。林業関係者が結構上まで入っているようです。
2014年11月05日 07:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:33
1700m辺りまで基本的に尾根を登っていくだけ。林業関係者が結構上まで入っているようです。
この辺はワイヤーだらけでした。
2014年11月05日 07:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:38
この辺はワイヤーだらけでした。
不思議な感じです。
2014年11月05日 07:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 7:40
不思議な感じです。
こういうのなんか好きです。
2014年11月05日 07:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:50
こういうのなんか好きです。
笹薮を警戒していたのですがね。
2014年11月05日 07:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:52
笹薮を警戒していたのですがね。
1518m標高点辺りかな?
2014年11月05日 07:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 7:52
1518m標高点辺りかな?
少しは視界が出てきました。
2014年11月05日 08:02撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 8:02
少しは視界が出てきました。
1700m辺りからは地形図で明瞭な沢に入り、1801mピーク西のコルを目指しました。
2014年11月05日 08:18撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 8:18
1700m辺りからは地形図で明瞭な沢に入り、1801mピーク西のコルを目指しました。
コルを越えると鹿の子池です。
2014年11月05日 08:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 8:27
コルを越えると鹿の子池です。
鹿の子池は日もそれなりにあたり、いい雰囲気です。
2014年11月05日 08:31撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 8:31
鹿の子池は日もそれなりにあたり、いい雰囲気です。
標高差300m近く下ることになりますが、所ノ沢越〜山伏縦走時のいいテント場になると思います。
2014年11月05日 08:32撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 8:32
標高差300m近く下ることになりますが、所ノ沢越〜山伏縦走時のいいテント場になると思います。
鹿の子池は地形図で見てもわかるように流れがあるので、ここで水を汲むことができます。
2014年11月05日 08:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 8:45
鹿の子池は地形図で見てもわかるように流れがあるので、ここで水を汲むことができます。
鹿の子池からは枯れ笹の急坂。
2014年11月05日 08:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 8:53
鹿の子池からは枯れ笹の急坂。
稜線が近づいてくるとちょっと雰囲気が伝付峠辺りに似てきました。
2014年11月05日 09:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 9:21
稜線が近づいてくるとちょっと雰囲気が伝付峠辺りに似てきました。
平和ですね。誰もいなくて非常によいです。
2014年11月05日 09:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 9:25
平和ですね。誰もいなくて非常によいです。
縦走路は比較的明瞭で驚く。昔よりも笹薮の酷さが軽減されているようです。
2014年11月05日 09:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 9:28
縦走路は比較的明瞭で驚く。昔よりも笹薮の酷さが軽減されているようです。
水無峠山。山頂を越す峠です。ただし何処へ向かう峠なのかは不明。
2014年11月05日 09:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 9:38
水無峠山。山頂を越す峠です。ただし何処へ向かう峠なのかは不明。
縦走路には時折ヌタ場が。
2014年11月05日 09:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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縦走路には時折ヌタ場が。
大無間山は本当にカッコいいし、凄く威厳がある。本当は上旬の連休で無間地獄に向かいたかったのですが、生憎天気がね。
2014年11月05日 09:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 9:52
大無間山は本当にカッコいいし、凄く威厳がある。本当は上旬の連休で無間地獄に向かいたかったのですが、生憎天気がね。
三ノ沢山は標識が折れてますね。
2014年11月05日 10:01撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 10:01
三ノ沢山は標識が折れてますね。
三ノ沢山付近は比較的笹藪が濃い。北西に伸びる三ノ沢尾根に入らないよう注意が必要ですが、早川町側を意識していれば問題ないでしょう。因みに分かっていれば三ノ沢尾根はエスケープルートとして使えますが、下部が複雑なのでGPSがないと厳しいでしょうね。
2014年11月05日 10:04撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 10:04
三ノ沢山付近は比較的笹藪が濃い。北西に伸びる三ノ沢尾根に入らないよう注意が必要ですが、早川町側を意識していれば問題ないでしょう。因みに分かっていれば三ノ沢尾根はエスケープルートとして使えますが、下部が複雑なのでGPSがないと厳しいでしょうね。
静岡山岳?いったいいつの道標でしょうね。
2014年11月05日 10:11撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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静岡山岳?いったいいつの道標でしょうね。
青枯山に向かうと、再び笹薮の背は低くなる。
2014年11月05日 10:23撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 10:23
青枯山に向かうと、再び笹薮の背は低くなる。
青枯山手前から富士山が美しい。七面山越しでしょうか?
2014年11月05日 10:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 10:27
青枯山手前から富士山が美しい。七面山越しでしょうか?
青枯山の標識は見つけることができなかった。
2014年11月05日 10:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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青枯山の標識は見つけることができなかった。
藪の海もある。
2014年11月05日 10:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 10:46
藪の海もある。
早川町の標識キタ━(゜∀゜)━!
2014年11月05日 10:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 10:52
早川町の標識キタ━(゜∀゜)━!
東河内山域最大の展望地「日影沢崩れ」からの南アルプスの展望
場所は青笹山のやや南で、北上する稜線、青薙山〜稲又山〜布引山が確認できます。
2014年11月05日 11:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:03
東河内山域最大の展望地「日影沢崩れ」からの南アルプスの展望
場所は青笹山のやや南で、北上する稜線、青薙山〜稲又山〜布引山が確認できます。
こちらは手前は毛無山〜無岳山の稜線
奥は左から双耳峰が信濃俣、どっしりとした光岳、小ピークの茶臼岳、BIG4の一角上河内岳、最南の3000m聖岳。
2014年11月05日 11:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:09
こちらは手前は毛無山〜無岳山の稜線
奥は左から双耳峰が信濃俣、どっしりとした光岳、小ピークの茶臼岳、BIG4の一角上河内岳、最南の3000m聖岳。
上河内岳は聖岳に劣らぬ風格を備えている。
2014年11月05日 11:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:12
上河内岳は聖岳に劣らぬ風格を備えている。
眼前に聳える青薙山と南ア南部の3000m峰全山。
左に上河内岳と聖岳、青薙山と重なって右に赤石岳、稲又山の左肩に悪沢岳・荒川岳、右肩に塩見岳〜蝙蝠岳
2014年11月05日 11:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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眼前に聳える青薙山と南ア南部の3000m峰全山。
左に上河内岳と聖岳、青薙山と重なって右に赤石岳、稲又山の左肩に悪沢岳・荒川岳、右肩に塩見岳〜蝙蝠岳
こっちからみると荒川岳の方がいい感じ?
2014年11月05日 11:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:13
こっちからみると荒川岳の方がいい感じ?
塩見岳〜蝙蝠岳の稜線がこんなによく見えるとは思いませんでした。中々このように見えるところはないのではないでしょうか。
2014年11月05日 11:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:13
塩見岳〜蝙蝠岳の稜線がこんなによく見えるとは思いませんでした。中々このように見えるところはないのではないでしょうか。
青笹山
俗界から遠く離れ、雑音も人影もない深奥の地に憩う快楽がこみ上げてくる。
2014年11月05日 11:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:20
青笹山
俗界から遠く離れ、雑音も人影もない深奥の地に憩う快楽がこみ上げてくる。
ホントいいところです。
2014年11月05日 11:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:21
ホントいいところです。
青笹山にて。水無峠山から歩行時間70分でした。ここで時間的にエスケープ下山しようかどうか迷いましたが、青薙山に向かうことに決めました。青笹山は二重山稜気味で、東側の稜線上に標識があります。
2014年11月05日 11:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 11:36
青笹山にて。水無峠山から歩行時間70分でした。ここで時間的にエスケープ下山しようかどうか迷いましたが、青薙山に向かうことに決めました。青笹山は二重山稜気味で、東側の稜線上に標識があります。
イタドリ山の標識は通り過ぎやすいので注意。またイタドリ山からはこれまでと打って変わって東河内側を意識しないと稲又谷へ向かう尾根に吸い込まれるので注意。
2014年11月05日 12:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 12:25
イタドリ山の標識は通り過ぎやすいので注意。またイタドリ山からはこれまでと打って変わって東河内側を意識しないと稲又谷へ向かう尾根に吸い込まれるので注意。
密度の濃い樹林を避けて東河内側に少し巻きつつ進むと視界が開けました。小笹平です。
2014年11月05日 12:35撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 12:35
密度の濃い樹林を避けて東河内側に少し巻きつつ進むと視界が開けました。小笹平です。
東河内の先に聳える大無間山。
2014年11月05日 12:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 12:38
東河内の先に聳える大無間山。
小笹平とイタドリ山、青笹山。小笹平は東河内側に下れば水が取れるようなのでここの辺りもよいテント場になるかと思います。
2014年11月05日 12:42撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 12:42
小笹平とイタドリ山、青笹山。小笹平は東河内側に下れば水が取れるようなのでここの辺りもよいテント場になるかと思います。
小笹平から青薙山は基本的に稜線通しですが、2137mピークまでは樹林の濃い急坂で厳しいアルバイトとなります。
2014年11月05日 12:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 12:45
小笹平から青薙山は基本的に稜線通しですが、2137mピークまでは樹林の濃い急坂で厳しいアルバイトとなります。
稲又山と布引山。布引山は布引崩れのおかげでカッコいいねぇ。
2014年11月05日 12:49撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 12:49
稲又山と布引山。布引山は布引崩れのおかげでカッコいいねぇ。
東河内の風景
2014年11月05日 13:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:06
東河内の風景
青薙山と核心部「青薙崩れ」
2137mピークの次の2200m程度のピークを越えた先のコル辺りが両側切れ落ちています。
2014年11月05日 13:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:21
青薙山と核心部「青薙崩れ」
2137mピークの次の2200m程度のピークを越えた先のコル辺りが両側切れ落ちています。
東河内側はこの様子。コルは早川町側に巻けば大丈夫。
2014年11月05日 13:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:22
東河内側はこの様子。コルは早川町側に巻けば大丈夫。
コルからの上がり始めが足を置いたところが崩れていったりもするし、完全に両側崖なので危険です。ここは落ちたらさようならでしょう。
2014年11月05日 13:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:25
コルからの上がり始めが足を置いたところが崩れていったりもするし、完全に両側崖なので危険です。ここは落ちたらさようならでしょう。
東河内側に落ちたらこんな感じです。
2014年11月05日 13:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:25
東河内側に落ちたらこんな感じです。
ここらへんはマシですが、まだ核心部の一部。
2014年11月05日 13:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:25
ここらへんはマシですが、まだ核心部の一部。
下りだと怖いなぁ。
2014年11月05日 13:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:27
下りだと怖いなぁ。
青薙山の登りからこの日歩いてきた稜線が見通せました。
2014年11月05日 13:44撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:44
青薙山の登りからこの日歩いてきた稜線が見通せました。
徐々に展望が消えていき藪に飲み込まれます。危険地帯を越えた先の登りも藪濃く急坂で結構キツめです。
2014年11月05日 13:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 13:47
徐々に展望が消えていき藪に飲み込まれます。危険地帯を越えた先の登りも藪濃く急坂で結構キツめです。
青薙山〜稲又山の稜線に出ると縦走路が現れました。
2014年11月05日 13:57撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 13:57
青薙山〜稲又山の稜線に出ると縦走路が現れました。
青薙山。本日の最高峰。縦走路から少し離れたところにピークがあります。青笹山から126分でした。これは山伏から5時間くらいで青薙山に抜けられそうですね。
2014年11月05日 14:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 14:06
青薙山。本日の最高峰。縦走路から少し離れたところにピークがあります。青笹山から126分でした。これは山伏から5時間くらいで青薙山に抜けられそうですね。
しばらくは池ノ平方面への標識に従います。かなり分かりにくいですが、標高2100mで尾根が池ノ平方面と無岳山方面で分かれるので、ここで南の尾根をとります。標識・踏跡ともにありません。
2014年11月05日 14:23撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 14:23
しばらくは池ノ平方面への標識に従います。かなり分かりにくいですが、標高2100mで尾根が池ノ平方面と無岳山方面で分かれるので、ここで南の尾根をとります。標識・踏跡ともにありません。
その後地形図で見た通り、いやそれよりも酷い複雑地形をGPSを見ながら突破し、タル沢の頭まで抜けるとその先の稜線は明瞭です。踏跡も出てきます。
2014年11月05日 15:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 15:13
その後地形図で見た通り、いやそれよりも酷い複雑地形をGPSを見ながら突破し、タル沢の頭まで抜けるとその先の稜線は明瞭です。踏跡も出てきます。
ヤッタゼ!
2014年11月05日 15:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 15:24
ヤッタゼ!
謎の小屋。無岳山の少し南にあります。山の高原地図で作業道(灰色点線)が池ノ平からここに向かって書かれています。
2014年11月05日 15:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 15:25
謎の小屋。無岳山の少し南にあります。山の高原地図で作業道(灰色点線)が池ノ平からここに向かって書かれています。
無岳山も登る人がそれなりに増えたためか標識が。
2014年11月05日 15:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 15:30
無岳山も登る人がそれなりに増えたためか標識が。
西ムタケ沢崩れが凄まじい。
2014年11月05日 15:31撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 15:31
西ムタケ沢崩れが凄まじい。
青笹山〜水無峠山の稜線。日帰りで対面の稜線に立てるとはね。
2014年11月05日 15:32撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 15:32
青笹山〜水無峠山の稜線。日帰りで対面の稜線に立てるとはね。
ムタケ尾根はところどころマークがある。無岳山から東河内へ伸びる明瞭な尾根です。ただし時々分岐があるので適当に下るとミスるかも。
2014年11月05日 16:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/5 16:24
ムタケ尾根はところどころマークがある。無岳山から東河内へ伸びる明瞭な尾根です。ただし時々分岐があるので適当に下るとミスるかも。
紅葉は大分おりてきている。
2014年11月05日 16:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 16:24
紅葉は大分おりてきている。
標高1500m辺りからははっきりとした作業道がある。
2014年11月05日 16:43撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 16:43
標高1500m辺りからははっきりとした作業道がある。
吊橋を渡り林道へ。ここから4kmの林道歩きのはずが砂防工事関係者に助けられました。感謝です。
2014年11月05日 16:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/5 16:46
吊橋を渡り林道へ。ここから4kmの林道歩きのはずが砂防工事関係者に助けられました。感謝です。

感想

白峰南嶺の東河内山域を日帰り周回するという無謀な計画。計画では東河内温泉〜水無峠山〜青笹山〜青薙山〜無岳山〜毛無山〜東河内温泉でした。何が無謀かというと8割形道がなく、またあっても道が薄いところしかないからです。また藪が酷いとの報告もあります。

結果的にいえば本山行はほぼ成功で、東河内山域をほぼ周回しきることができました。水無峠山〜青薙山をこれまでの記録にはない速さで抜けることができたのが大きいでしょうか。正直予想していたよりも笹薮が薄かったので道迷いになりうる箇所が少なく、個人的にはサクサクと歩いて行くことができました。

この山域は昔よりも人の入りが増えているとはいえ、標高も1500mを越えると殆どの作業道は消え入り、殆ど手付かずの静寂な世界が待っています。僕はこの殆ど手付かずのというのが非常に好きで、全く手付かずというのには何故か興味があまり湧きません。恐らく人の入った形跡に喜びを見出だす種なのでしょう。勿論南ア東河内山域の静寂な世界にも大きな感慨を覚えました。

展望が全くないと自分の歩いているところがよく分からず微妙ですが、この山域がいいのは時折ちらちらと周辺の山々が見えるからでしょうね。完全な藪山だと何もわからないでしょう。また好展望地もいくつかあり、特に日影沢崩れはその展望のために訪れる価値のある場所だと思いました。このような展望が得られる場所は他にはないでしょう。

ある呪縛から解き放たれ、私が向かう先はやはり南アのバリエーションルートでした。これからこういった山行がどんどん増えていくことと思います。これからの僕の山行の序章となる山行となったことと考えています。

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コメント

うらやましい
冬になると北陸に住んでいる自分には行き先が限られます。南アルプスのこの辺りは冬でもそこそこ行けそうですね。関東に住んでいる方はうらやましいです。
2014/11/15 14:10
いいですねー!
100の頂の達成後の、新たな一歩目が東河内ですか!いいですね
自分もいつかテント担いで行きたいと思っていました。
これからどんどん増えていくEvergreenさんの山行を楽しみに参考にさせていただきたいと思います。
CTは全然参考になりませんが(笑)

ところで、よろしければ下記ご教示いただけますでしょうか?
・写真には雪が無いように見えますが、2000m越えても雪は全然無かったですか?
 今週末の山行で雪をあてにしているので、担ぐとなるとちょっと
・東河内林道ゲート前の駐車ポイントはどこに問い合わせればよいのでしょうか?
 工事スケジュールもあるでしょうし、山行前に確認したほうがいいのかなと思いました。
2014/11/17 23:25
RE: うらやましい
usukinさん

そうですね。山を選べば冬でも気軽に登れる山は多いです。ただ北陸は北陸で残雪期にうらやましい面もあります。
2014/11/18 0:09
RE: いいですねー!
ebi0813さん

実は毎週山には登っているので新たな一歩ではなく三歩目くらいだったのですが笑
水無峠山〜青薙山〜毛無山はいい周回ルートを描けるのでとてもオススメできますね。

雪は全くありませんでした。ただし、実際に歩いたのは11/5です。すみません。
他の方の記録を参考にされた方がよいとは思いますが、11/16に毛無山から見た感じで明らかに去年一昨年よりも雪が少なく、また今週末の気温上昇もあるので雪は期待しない方がいいかもしれません。
仁田南尾根?なら会う可能性はゼロではないかもしれませんw 今のところ深南部西稜を歩く予定ですが。
東河内の初めのゲート前ですが、停められるスペースは加藤商事の東河内温泉の建物前しかありません。加藤商事によるとこの建物の奥のちょっと上がったところ(バックで入れるとこ)に停められると温泉を汲む入口があるから困るらしく、建物前の手前の2台くらい停められるスペースに停めてほしいそうです。そもそも自由に停めていいかは不明ですが、ここに停められないと橋より大分手前に停めることになります。因みに工事と停める場所には関係はありません。工事はここより5kmは奥ですので。
2014/11/18 0:16
加藤商事
質問へのご回答どうもありがとうございます!

地主さんに直接尋ねてみるのがいちばんですね!有益な情報ありがとうございます。
地主さんは今でも温泉を利用しているのでしょうか!?湯船には懸垂下降で、という情報を目にしたことがあるので驚きです

井川情報ステーションの上河内岳画像や赤石岳ウェブカメラを見るかぎり、3000mちかくは真っ白なのですが、2500m弱あたりの積雪は期待しないほうがよさそうですね。たしかに週末頃は気温上昇の予報ですし・・・
深南部西稜で仁田岳とはどんなルートなんだろうw
自分は今回はヤレヤレ峠コースとなりそうですが、Evergreenさんの奇想天外な記録を楽しみにしておりますよ
2014/11/18 23:11
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