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Yamareco

記録ID: 557060
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ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳 (金糞峠〜八雲が原〜八雲分岐〜山頂〜上林新道)

2014年12月03日(水) [日帰り]
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mesner その他1人
GPS
--:--
距離
10.4km
登り
1,026m
下り
1,013m

コースタイム

 イン谷駐車場発 8:40
 9:35−青ガレー9:40
 10:25−金糞峠ー10:30
 11:06−八雲が原ー11:11
 11:40−スキー場上ー11:45
12:00−八雲分岐ー12:00
 12:00−コヤマの分岐ー12:40
 12:55−山頂ー13:00
 13:22−コヤマノ岳ー13:27
 13:50−上林新道四辻ー13:55
 14:13−金糞峠ー14:18
 14:47−青ガレー14:52
 駐車場着 15:29
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

 ◆ 私が moto さんに3日に行こうと連絡したら、3日は天気が悪いので5日に行きたいとのことだったが、私が5日は都合が悪く、申し訳ない事に、moto さんが私に付き合ってくれる事になった。

 ◆ 今日の天気予報は晴れ、大津で1度〜10度だが、天気図からしても風が強く、1000m付近では15m以上はあるだろう。
 湖西道路から見る限り、蓬莱山は白くは無い。しかし、駐車場に着くと、moto さんから武奈の初冠雪が昨日だったと聞く。
 時雨の心配は無いが、多分山頂での弁当は寒くて無理だろう。何処で食べるかが問題だ。

 ◆ 出発しようとしてる時、京都の M さんが来た。挨拶して先に出る。しかし、青ガレで追い越されてしまう。今日も山頂まで行くのか・・と聞かれる。勿論です!
 M さんは、暗くなっての運転が嫌だからと言って、早く下りてきて私達より早く帰る。一年中で12月の初めが日没が最も早い時期だ。

 ◆ 金糞峠に着くと、moto さんが、毎回ヨキトゲ谷ばかりだなぁ・・と言ふので、八雲が原からスキー場跡を登る事にする。時間的には、どちらも殆ど変わらない。
 峠を下りてヨキトゲ谷は左だが、八雲が原は深谷源流を上流へ、右に行く。先日までは小さな支流を徒渉していたが、今は立派な丸木橋ができた。ほんとに有り難い。
 
 ◆ 沢沿いの道は、毎週土・日に泊まりがけで、武奈や八雲周辺の道路標識の整備や清掃に来てくれてる akiho さんが、観音様ロードと呼ぶように、八雲が原までの道路脇に、所々観音様が置いてある。綺麗な深谷源流に沿った気持ちよい道だ。
 ボランティアの皆さんのお陰で、昔は無かった橋を架けたり、流された橋を架け替えて貰ったり、湿地を整備してくれたりして、大変歩き易く気持ちのいい道になった。昔はほんとに悪路だった。
 ただ、私は下りには良く通る道だが、登りでは滅多に通らない道だ。記憶にあるのも、今までに数回だ。
 
 ◆ スキー場はダケ道を登った時にはよく使う道だが、このコースも圧倒的に下りで使うことが多い。
 ダケ道は長くてしんどいから、あまり登りには使わない。私は昔から金糞峠から中峠・わさび峠経由で山頂に行くのが好きだったが、最近はそれがしんどくなって、殆どがコヤマの岳経由になった。飽きもせずよく登れるものだと自分でも感心する。
 moto さんも呆れているのではないだろうか。

 ◆ 八雲が原もスキー場跡のススキも、花が咲いた頃はもっと背が高く、穂も大きかったと思うが、今は穂も風で吹き飛んで小さくなり、背も低くなった様に思うが、穂はともかく、背が縮む事はないだろうに。何故そんな気がするのだろう?

 ◆ コヤマノ岳の稜線に出ると凄い西風だ。想ったとおり山頂ではもっと強い風だろう。何処か風を避けて弁当を食べる所がないか。
 コヤマノ分岐まで来て、山頂方向ではなく、イブルキ方向へ少し下ると、尾根を背にして風をあまり受けない所があった。丁度そこに古い倒木があり、それに腰掛けて、道の傍で食べる。
 弁当を持った左手が冷たくなった。

 ◆ 山頂は南西の風が強かった。気温0度。
 雪は、スキー場から自然林に入ると、積雪が残っていた。日が当たる所は融けてべちゃべちゃだ。水溜りになった所もある。
 山頂直下の道はぬるぬるで、下るのに往生した。
 
 ◆ 下りは上林道にする。この道は上林さんがまだコヤマノ岳に笹が生えていた頃から数年かけて、笹を刈りブッシュを払って、ペンキを塗って完成させた道だ。その上林さんも病気で引退された。寂しい限りだ。
 今では踏み跡も大分はっきりして来て、皆んながよく利用するようになった事が伺える。上林さんも苦労の甲斐があったと思われている事だろう。

 ◆ 青ガレを下っていると、道の脇に新しい、岩が剥ぎ取られた跡がある。今しがた剥ぎ取ったばかりらしく、その跡が生々しい。最初は落石かとも思ったが、それらしき岩や石も見当たらない。不思議に思って段を下りてみると、何と其処の足場が低過ぎるので、剥ぎ取った石をそこへ置いて下り易くなるように石段を作って呉れたものと解った。
 びっくりした。朝登る時はそれは無かった。だから今日手直して呉れたものだ。その下の方にもあと2箇所、石を持ってきて石段を作った痕があった。何と言ふか、ほんとに頭が下がる。こんなボランティアの方々のお陰で、我々が安心して登れるのだと改めて感謝したい。

 

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コメント

青ガレの沢道
初めましてmasaike55と申します。

11月28〜29日とテン泊で蓬莱山から縦走し暴風雨の為、金糞峠から下山しました。下りながら「 登りにはこんな急登ヤダ! 」って思いましたが、いつもアソコを登られているんですね!スゴいですね。

29日の土曜日、パイプ水場近くでザックに大きなマット?(ザックカバ被ってたんでよく解らなかったのですが)を括り付けたバンダナ巻いた登山指導員の方とすれ違いました。「八雲ヶ原の清掃に行くんです〜」と言われてた方がレコ中の方だったのでしょうか。

武奈ヶ岳初冠雪したんですね。貴重な情報ありがとうございます。毎日、蓬莱山のライブカメラ映像見ながら雪を待っていました。
2014/12/5 16:12
Re: 青ガレの沢道
 masaike さん、今日は。 コメント有難うございます。

 私も masaike さんの記事は読ませて貰いました。
 比良山の縦走は水場がありませんよね。
 南比良峠は私も好きな所です。昔は此処から下ると、比良まで最も近い下山口だったのですが、水害で道が流されてしまいました。

 金糞峠は、初めてで、まして暴風雨だったらガスで下の方は良く見えず、こんな所下りれるのか・・と言ふ感じだったのでは・・。実際に下りだすとそれ程でもありませんがね。今年の台風で大変歩き難くなりました。

 水場で会った登山指導員方は多分私の知らない人です。私は平日ばかりで、土・日には行きませんから。

 山頂の雪は、日が当たる所はもう在りません。4日の雨も気温が高く、雪ではなかったようですね。今晩は降るような予報でしたので、明日は積もってるかも知れませんね。
2014/12/5 20:43
疲れました。
mesnerさん、こんばんは。
先日は、ありがとうございました。
3日は冬型の気圧配置で、特に北陸地方や近畿北部は強風注意報が出ていたので延期したらと思ったんですが。。行ってみれば、天気最高で風もそんなに強くなくて大正解でしたね。。ありがとうございました。。
しかし、疲れました。。家に帰って何時もより早く風呂に入って、8時には床に就いていました。。明くる日は、疲れが残ってなかなか起きられず、身体のそこらじゅうが今でも痛いです。。
mesnerさんは、どうもないみたいですね。おみそれしました。。
また、誘って下さいね。。
2014/12/5 20:24
Re: 疲れました。
 moto さん、今晩は。

 わざわざ私に付き合って頂き、恐縮しています。
 身体は奥さんにでも揉んで貰って下さい。
 しかし、天気は申し分有りませんでしたね。
 お陰で楽しい一日でした。有難うございました。

 こちらこそ、また宜しくお願いします。
2014/12/5 21:00
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