超過酷!富士山一周ウルトラウォーキング
- GPS
- 30:49
- 距離
- 126km
- 登り
- 1,808m
- 下り
- 1,790m
コースタイム
- 山行
- 14:10
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 14:47
- 山行
- 15:41
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 15:48
天候 | 1日目 曇り / 2日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・富士宮駅近くの富士宮グリーンホテルに3人で宿泊(一人3800円くらい)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇スタート〜ファミリーマート白糸の滝店(指定コンビニ1) ・参加者約370人が5分刻みで100ずつ一斉スタートのため、最初は大きな集団ができていました。 ・序盤からずっと緩やかな坂道のため集団は徐々に間延びしていき、指定コンビニを出るときにはだいぶ周りの人も減っていました。 ・ゼッケン付けた集団がぞろぞろと歩いているので、とにかく注目を浴びます。 〇〜あさぎりフードパーク(第1エイド) ・田貫湖周辺のアップダウンは地味に体力を削りました。とにかく序盤はなるべく体力を使わないようにすべきだったと反省。 ・林の中を歩く区間が長く、割と涼しく歩くことができました。 ・第1エイドではサンドイッチとお菓子が支給されました。 〇〜県営本栖湖駐車場(第2エイド) ・この区間は立った6キロしかないので、このエイドの間隔が普通だと思ってしまうと後で痛い目を見ます。 ・第2エイドではお菓子が支給されました。 〇〜ファミリーマート河口湖(第3エイド) ・18kmの距離、だんだんと暗くなる時間、樹海など、一人で歩くには不安な要素がたくさんありました。 ・第3エイドでは稲荷寿司と豚汁、お菓子が支給されました。 〇〜セブンイレブン山中湖畔(第4エイド) ・実はこの区間で「富士山溶岩の湯 泉水」に立ち寄りました。入浴することで足の裏の疲労感がかなり軽減し、汗もスッキリリセットすることで、精神的な疲労からも解放といいこと尽くしでした。(入浴800円+レンタルタオル100円) ・第4エイドではカップ麺とお菓子が支給されました。 〇〜ローソン富士小山町須走口店(指定コンビニ2) ・最高地点篭坂峠を越えるため激しい登りがあります。 ・篭坂峠は歩道も狭く、車が来るたびに歩道の内側に避難しました。(深夜なので幸い交通量少な目) ・峠越えの最中は雨宿り休憩をとれる場所がなく、ストレスがどんどん溜まっていきました。 〇〜セブンイレブン御殿場板妻西店(第5エイド) ・街中を歩く安心感があります。 ・第5エイドではスープデリとお菓子が支給されました。 〇〜こどもの国C駐車場(第6エイド) ・エイドを出るとすぐに登り、しばらく平坦を進み、本命の登り。登りの終点目印は富士サファリパーク。 ・ただし登りが終わってからの平坦・下りがとにかく長く感じました。 ・第6エイドでは春雨スープとお菓子が支給されました。 〇〜ファミリーマート富士宮山宮店(指定コンビニ3) ・歩道がないところが多く、大型車両もビュンビュン通るのでかなり怖いです。 ・基本下りとフラットなので楽なはずなのですが、蓄積された疲労のせいでしんどく、見える景色も変わらないので精神的にきつい区間でした。 〇〜ゴール ・最後の3kmがつらいといろんな人に聞いていましたが、下りだけしかないからか、この6km区間はあっという間な気がしました。 |
その他周辺情報 | ・ゴールから1.7kmのところに「富嶽温泉花の湯」があるが、往復する気力が残っていなかったため、熱海駅まで移動してから近くの温泉に入浴しました。 |
写真
装備
個人装備 |
レインジャケット(montbell-トレントフライヤージャケット)
レインパンツ(バーサライトパンツ)
グローブ(ジャージテムレス)
ポケットストーブ&固形燃料
チタンマグ300ml
Tシャツ(行動着)
コンプレッションタイツ(行動着)
アームカバー
ノースリーブシャツ(着替え)
インナー長袖(厚手/着替え)
メリノウールタイツ(着替え)
ハーフパンツ(行動着)
靴下(薄手)
パンツ(着替え)
帽子
靴(asics-GelTrabuco)
ザック(Salomon-8L)
ストック
ファーストエイド
保険証
手ぬぐい
地図
マスク
飲料0.5L
モバイルバッテリー
バックライト
|
---|---|
備考 | モバイルバッテリー5000mAhでは足りませんでした。 |
感想
ウルトラウォーキング(100km)に参加してきました!と後輩から報告を受け、
興味が沸いたので他にどんなウルトラウォーキングがあるのかな?と調べると、
富士山一周125kmという魅力的ワードを見つけてしまったのが参加の発端でした。
その後輩と職場のラン仲間おやじの三人で参加を決意し、毎週木曜日は作戦会議。
本番があまりにも過酷だったので、思い返せば作戦会議をしているときが一番楽しかったです(笑)
(申し込んでからウルトラウォーキングの最高難度★★★★★イベントだと知りました...)
作戦会議では区間どのくらいかかって、エイドで何分休憩してというランおやじが作成したスケジュール表や持ち物リストを確認。このスケジュールは当日にとてつもない威力を発揮しました。
他の参加者が、「何時に関門だからこの区間を何時間で...」と逆算して不安そうにしているのを横目に、「スケジュールに対して何分の貯金があるからここでは最悪これだけ遅れても大丈夫」と余裕な気持ちでいられました。
途中からは同じペースで歩き続ける他参加者と抜きつ抜かれつを繰り返し、すっかり顔なじみになっていました。また、安定したスピードで歩いている人を裏で「ペースメーカー君」と呼び、勝手に助けになってもらっていました。
日付が変わってからは心に余裕がなくなり、無言になりました。そんな中でも60歳越えのランおやじは常に話しかけてくるのですっかりまいってしまいましたが、反面、化け物じみた体力に尊敬の念を覚えました。
一方の後輩君は御殿場あたりで限界を迎えて後半戦は常にひきつった顔で歩いていました(鎮痛剤を計4回も摂取したそうです..)。
リタイアも何回も頭をよぎったようですが、持ち前の根性で乗り切ってくれました。
31時間の長いウォーキングを乗り越え、無事に3人でゴールできて本当に良かったです。
帰りの電車ではスイッチが切れたように眠りに落ち、翌日は膝裏の筋肉痛に悩みましたが、有意義な体験ができました。
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