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Yamareco

記録ID: 5690254
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

常念岳から蝶ヶ岳周回(三股起点)

2023年07月07日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.4km
登り
2,034m
下り
2,018m

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
1:07
合計
9:06
4:19
11
4:30
4:31
75
5:46
5:50
61
2160m付近尾根平場
6:51
6:57
37
7:34
7:36
6
常念小屋分岐
7:42
7:57
72
9:09
9:12
47
9:59
10:07
15
10:22
10:22
22
横尾分岐
10:44
10:44
4
10:48
11:09
8
11:17
11:19
69
12:28
12:32
25
12:57
12:57
17
13:14
13:15
10
天候
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股駐車場利用
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
日の出前、ライトがいらなくなった三股Pから出発。奥に見えるのは蝶槍あたりかな。
2023年07月07日 04:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/7 4:19
日の出前、ライトがいらなくなった三股Pから出発。奥に見えるのは蝶槍あたりかな。
ゲートから800mほど林道を進むと登山指導所。すぐ先に常念と蝶の分岐があるので、常念岳への道に入る。ここから2160mくらいまでの樹林の登り。気温がそれなりに低かったので汗はかくが順調に登って、尾根の平場で休憩していく。ここから前常念まで途中まで緩い登りの樹林を進むが、傾斜がますと木の間から前常念の登りが見えてくる。
2023年07月07日 06:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:03
ゲートから800mほど林道を進むと登山指導所。すぐ先に常念と蝶の分岐があるので、常念岳への道に入る。ここから2160mくらいまでの樹林の登り。気温がそれなりに低かったので汗はかくが順調に登って、尾根の平場で休憩していく。ここから前常念まで途中まで緩い登りの樹林を進むが、傾斜がますと木の間から前常念の登りが見えてくる。
樹林から潅木に変わると朝日当たる前常念への斜面
2023年07月07日 06:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:17
樹林から潅木に変わると朝日当たる前常念への斜面
いつものハシゴを越えると急に展望が開け、花崗岩にハイマツが混ざった斜面を登るようになる。
2023年07月07日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:18
いつものハシゴを越えると急に展望が開け、花崗岩にハイマツが混ざった斜面を登るようになる。
左手にはぐるっと回る予定の蝶ヶ岳が良く見える。
2023年07月07日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:18
左手にはぐるっと回る予定の蝶ヶ岳が良く見える。
前常念までは歩きにくい急登り、時々景色を眺めながら登っていく。
2023年07月07日 06:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:22
前常念までは歩きにくい急登り、時々景色を眺めながら登っていく。
黄砂が大気中に残っているので東方向の遠くは霞が濃くて見えない。
2023年07月07日 06:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:41
黄砂が大気中に残っているので東方向の遠くは霞が濃くて見えない。
急登を終えると石室へ到着
2023年07月07日 06:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:51
急登を終えると石室へ到着
石室上で腰を下し展望を楽しみながら休憩していく。ここまでくれば常念岳は稜線の先。この先、左に穂高、右には大天井を見ながら進むようになる。
2023年07月07日 06:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 6:53
石室上で腰を下し展望を楽しみながら休憩していく。ここまでくれば常念岳は稜線の先。この先、左に穂高、右には大天井を見ながら進むようになる。
時々花を愛でながら進んでいくのでペースが落ちる。
2023年07月07日 07:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 7:24
時々花を愛でながら進んでいくのでペースが落ちる。
常念岳山頂が近くなると槍ヶ岳が右にぽっと現れる。
2023年07月07日 07:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/7 7:30
常念岳山頂が近くなると槍ヶ岳が右にぽっと現れる。
常念小屋からの道分岐から山頂まではわずかな登り。でも久しぶりの花を見つけるとついじっと観察してしまう。
2023年07月07日 07:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/7 7:35
常念小屋からの道分岐から山頂まではわずかな登り。でも久しぶりの花を見つけるとついじっと観察してしまう。
青空の常念岳へ到着、ここへくるのは3年ぶりくらいかな。ここにくると遮るもののない、槍穂高の素晴らしい展望が待っている。
2023年07月07日 07:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/7 7:42
青空の常念岳へ到着、ここへくるのは3年ぶりくらいかな。ここにくると遮るもののない、槍穂高の素晴らしい展望が待っている。
槍と大天井の間、黄砂に霞んで見えているのは鷲羽、水晶、野口五郎。
2023年07月07日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
7/7 7:49
槍と大天井の間、黄砂に霞んで見えているのは鷲羽、水晶、野口五郎。
大天井の右奥をズームすると立山が確認できた。
2023年07月07日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
7/7 7:50
大天井の右奥をズームすると立山が確認できた。
槍の穂先をズーム。素晴らしい展望を楽しんだら長丁場なので出発。
2023年07月07日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
3
7/7 7:50
槍の穂先をズーム。素晴らしい展望を楽しんだら長丁場なので出発。
蝶ヶ岳へ向かいます。気温が上がってきたので蝶槍までのアップダウンが大変そう。
2023年07月07日 07:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/7 7:57
蝶ヶ岳へ向かいます。気温が上がってきたので蝶槍までのアップダウンが大変そう。
常念から大分下って、1つ目のピークの登り返し。その後また下り、樹林の中を登って2592mピーク。ここもまた下っていよいよ蝶槍への登りになる。
2023年07月07日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 9:16
常念から大分下って、1つ目のピークの登り返し。その後また下り、樹林の中を登って2592mピーク。ここもまた下っていよいよ蝶槍への登りになる。
疲労を感じる足で、汗かきかき登ってやっと蝶槍へ到着。ここでも槍穂高の大展望を楽しむ。
2023年07月07日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
7/7 10:00
疲労を感じる足で、汗かきかき登ってやっと蝶槍へ到着。ここでも槍穂高の大展望を楽しむ。
常念岳から歩いてきた稜線景色
2023年07月07日 10:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 10:02
常念岳から歩いてきた稜線景色
一休みしたら蝶ヶ岳までの雲上散策へ
2023年07月07日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/7 10:08
一休みしたら蝶ヶ岳までの雲上散策へ
三角点にタッチしていく
2023年07月07日 10:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 10:13
三角点にタッチしていく
こんないい日に雷鳥は出てこないかなと思ってたら、ハイマツの下に気配を感じ。じっとしてたら1羽だけ姿を見せてくれた。
2023年07月07日 10:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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7/7 10:17
こんないい日に雷鳥は出てこないかなと思ってたら、ハイマツの下に気配を感じ。じっとしてたら1羽だけ姿を見せてくれた。
花と山岳景色は目の癒し
2023年07月07日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 10:43
花と山岳景色は目の癒し
ヒュッテはそのまま通過し、蝶ヶ岳山頂。ここで腰を下して景色を見ながら休憩していく。
2023年07月07日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/7 10:48
ヒュッテはそのまま通過し、蝶ヶ岳山頂。ここで腰を下して景色を見ながら休憩していく。
蝶ヶ岳ヒュッテ、その奥に歩いてきた常念岳。さらに奥に大天井が見える。
2023年07月07日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
1
7/7 11:00
蝶ヶ岳ヒュッテ、その奥に歩いてきた常念岳。さらに奥に大天井が見える。
東の霞も少し薄くなり、かすかに故郷の浅間山が見えていた。
2023年07月07日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX530 HS, Canon
7/7 11:04
東の霞も少し薄くなり、かすかに故郷の浅間山が見えていた。
下りも長いので、最後にもう一度槍穂高を目に焼き付けて下山する。
2023年07月07日 11:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/7 11:08
下りも長いので、最後にもう一度槍穂高を目に焼き付けて下山する。
下山始めから常念岳、右に前常念、前常念へと続く登った尾根
2023年07月07日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 11:10
下山始めから常念岳、右に前常念、前常念へと続く登った尾根
下る途中も楽しませてくれる花達
2023年07月07日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 11:27
下る途中も楽しませてくれる花達
階段状に整備され歩きやすい道。
2023年07月07日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 11:35
階段状に整備され歩きやすい道。
雪渓がまだ残っていました。
2023年07月07日 12:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 12:01
雪渓がまだ残っていました。
急な下りが一旦終わるとまめうち平は近い。まめうち平で最後の休憩してから沢までの下り。
2023年07月07日 12:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 12:12
急な下りが一旦終わるとまめうち平は近い。まめうち平で最後の休憩してから沢までの下り。
ゴジラのような木がありました。
2023年07月07日 12:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 12:58
ゴジラのような木がありました。
冷たい水を飲んで
2023年07月07日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/7 13:02
冷たい水を飲んで
吊橋を渡って、沢の左岸を下っていけば常念岳への分岐、すぐ先で登山指導所。ここから林道を10分ちょい歩いて
2023年07月07日 13:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 13:10
吊橋を渡って、沢の左岸を下っていけば常念岳への分岐、すぐ先で登山指導所。ここから林道を10分ちょい歩いて
三股Pに無事帰着。
2023年07月07日 13:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/7 13:25
三股Pに無事帰着。

感想

週末の予報は悪そうなので、金曜に休みをもらって、槍穂高の展望台、常念岳へ登ることにし、ついでに蝶ヶ岳も回ることにした。黄砂が残っていても近くなら見えるでしょう。

夜中に家を出て下道で三股へ。ちょうどランプがいらなくなったくらいで出発。朝の気温が14℃くらいだったので、林道、常念への最初の林間登りも汗はかいたが順調にこなす。急登が終わった平場で休んだら。針葉樹林の尾根歩き、最初は緩く、途中から傾斜が増すと、林間を抜けて、花崗岩とハイマツなどの急斜面を登る。急な登りは寝不足と足の疲れできついが、蝶ヶ岳への稜線を眺めることができ、合間から穂高が顔を出していた。急な斜面が終わると石室、岩の上で腰を下し、常念から北へ続く稜線先の大天井など、南へ続く蝶ヶ岳向かう稜線、わずか穂高をじっくり眺めていく。ここから常念岳までは花崗岩の尾根歩き、何度か歩いているがガスっているとマークがわかりににくいとこだ。左に穂高、右に大天井を見ながら進んでいくと、山頂がちかくなり突然も右に槍ヶ岳が見えてくれる。常念小屋への分岐に出れば山頂はすぐ上。朝の涼しいうちに出発したので、花撮るのに時間はかかったが早い時間に常念岳へ到着。ここでやっと槍穂高の素晴らしい展望を見ることができた。

ほんとなら1泊で楽しみたいとこだが、日帰りは忙しい。しばらく展望を見ながら休んだら、蝶ヶ岳へ向かう。常念岳からかなり下って、いよいよ蝶槍までのアップダウンにかかる。気温も上がってきたので樹林でないとこは暑くて大変。樹林は意外と涼しいのでよかった。最後に長めの登りで蝶槍に出る。ここも槍穂高の素晴らしい展望、常念と位置が違うので少し山の表情が変わっている。一息入れたら、ルンルン気分でなるい稜線を蝶ヶ岳へ向かう。途中、岩間に咲く花達につい足を止めてしまう。人が多かったり、天気が悪い日には何羽も雷鳥が見られる場所だが、やっと1羽に出会えたのでよかった。

蝶ヶ岳の山頂でも休憩。角度の変わった槍穂高や歩いてきた常念、その先に見える大天井などの眺めを楽しむ。南には焼岳や、霞んで乗鞍。その左に霞んで御嶽が確認できた。下りもあるので休憩後は三股へ下る。下り始めて色んな花が咲いていて、ここも足が止まってペースが遅くなる。雪渓を越えて、花が少なくなってやっとペースが上がってくる。まめうち平で最後の休憩したら沢までの下り、途中にあるゴジラのような木は久しぶり。力清水の冷たい水で喉をうるおしたら沢の吊橋を渡り、左岸側を下って登山者指導所へ。あとは、林道を戻って無事三股Pに戻って終了

やや長丁場なルートは朝の涼しいうちに前常念まで登って正解。黄砂の影響でと遠くの山はダメだったが、槍穂高はもちろん有名処の山は見えてくれたのでいいでしょう。この時期ははじめて登ったので、色んな花も楽しめて、いい常念になりました。

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体力レベル
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3/5
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