安達太良山
- GPS
- 05:37
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 770m
- 下り
- 751m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日が御用始めのところが多いが、我が社は今日まで休み。
連休最終日に安達太良へ。
下山する時間帯から、天気が回復する予報だったので、悪化することは無いだろうと出発した。
登山口付近の上空は綺麗な青空だが、山頂付近は雲に覆われ、風も強そう。
行ける所まで行って見んべ。と快調に歩く。
今日は、スタートからチェーンアイゼンを使用。旧道の坂道も快適だ。
勢至平に出ると、さすがに風が強く、吹きだまりになってトレースはあっという間に消えてしまう。
スノーシューに履き替え、峰の辻を目指す。
標高が上がるにつれ、ガスが濃くなる。
峰の辻手前から、時折ホワイトアウトする。
幸い風が強いので、暫く待っていると視界が開けるので、慌てずに慎重に進む。
峰の辻からは直登ルートを採る。
ここも風が強く、ルートを失わない様に慎重に歩く。
登り返せば、奥岳からの道と合流し、山頂はすぐそこ。
山頂直下の標識の写真だけ撮って、帰ろうかとも思ったのだが、足は山頂に向かっていた。
吹きだまりの歩きにくい雪を登り切れば、山頂だが、当然ながら何も見えない。
お地蔵様に挨拶し、下山することに。
帰りは薬師岳から五葉松平を経由して奥岳へ。
風下に当たるので、さほど強い風は無いが、吹きだまりに足を取られる。
新しい赤布がたくさん着いていたので、安心して歩ける。有り難いことだ。
薬師岳からの下りは、思いの外雪が深い。
スノーシューで浮力は十分だが、ブレーキがきかず、何度も滑って転んだ。
ゲレンデトップでチェーンアイゼンに履き替え、ゲレンデを下る。
車で麓に降りてきた頃には、山頂もはっきり見え、風もおさまってきた様だ。
予報通りとはいえ、こんなものなんだなぁ、と思う。
今回の山行は、強風、ガスと悪条件も多かったが、反面気温は高く天気も回復傾向と、良い条件もあった。
体調も含め、何か一つでも条件が悪かったら、迷わず撤退すべき環境だったと思う。
強行か、撤退かを判断する一つの目安となる、貴重な山行となったと思う。
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