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Yamareco

記録ID: 572352
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雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

北蔵王 カケスガ峰 冬尾根からの周回

2015年01月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:27
距離
8.0km
登り
744m
下り
729m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:34
休憩
1:54
合計
5:28
9:59
108
関沢IC(冬期閉鎖ゲート)
11:47
12:01
33
12:34
12:45
38
13:23
14:52
35
山工高小屋
15:27
関沢IC(冬期閉鎖ゲート)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山形自動車道 関沢ICを降り右折。
笹谷峠方面へ向かった先の冬期閉鎖ゲート前に駐車場有り。
駐車場は除雪されており、10台位は駐車可。
コース状況/
危険箇所等
●登り(関沢 冬期閉鎖ゲート→カケスガ峰)
 冬期限定のルート。
 駐車場からカケスガ峰へ続く尾根を辿るルートで、尾根上に夏道は通っていないが
 雪で覆われた事で歩ける状態になっている。
 最短距離でカケスガ峰へ行けるルートだが、序盤から急登が続き、
 他のルートに比べると体力的には厳しい。
 行程の厳しさを考えると、この尾根を利用するメリットはあまり無い
 ようにも思えるが・・・
 尾根が痩せたり広まったり、密な樹林が続いたと思ったら突然開けたり、
 と、地形に変化があって面白いと思う。
 登山的なルートを求める人には良いルートかもしれない。
 利用者は少ないようで、トレースを見た事はこれまで一度も無し。
 リボン等の目印も無いので道迷い注意。
 序盤の急登帯は明瞭な尾根型なので進路は判りやすいが、
 中盤以降は広尾根になるので進路が判りにくくなる。
 ラッセルになるのは確実だが、今回はそれ程雪は深くなく、足はあまり沈まず。
 序盤の急登には辟易させられるが、ラッセル負荷は軽かった。

●下り(カケスガ峰→笹谷峠→冬期閉鎖ゲート)
 下山は一般ルートで下山。
 カケスガ峰から八丁平までは眺望の開けない樹林帯が続くので方向注意。
 例年であればリボン等の目印が付いている事が多いが、
 今回歩いたルート上では一つも無く、トレースも無し。
 人が踏み入った形跡は全く見られず、カケスガ峰方面への入山者は、
 今季はまだ少ないように思えた。
 笹谷峠から関沢 冬期閉鎖ゲート(駐車場)へはトレースがあり、
 道は判りやすく歩きやすい状態だった。
関沢の冬期閉鎖ゲート前。
駐車場正面から林道へ入る。
2015年01月10日 10:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/10 10:01
関沢の冬期閉鎖ゲート前。
駐車場正面から林道へ入る。
少し林道を進んだ先で尾根へ取り付く。
最初から急登。
2015年01月10日 10:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
1/10 10:05
少し林道を進んだ先で尾根へ取り付く。
最初から急登。
細い木が多く歩きにくい。
2015年01月10日 10:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/10 10:13
細い木が多く歩きにくい。
しばらく尾根を進むと林道に出た。
道路を横断し、再び尾根へ取り付く。
2015年01月10日 10:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/10 10:18
しばらく尾根を進むと林道に出た。
道路を横断し、再び尾根へ取り付く。
木々が白くなってきた。
2015年01月10日 10:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/10 10:33
木々が白くなってきた。
枝には刺のように雪が張り付いている。
何故このようになるのだろう?
自然は不思議。
2015年01月10日 10:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 10:38
枝には刺のように雪が張り付いている。
何故このようになるのだろう?
自然は不思議。
笹谷、と言えば鉄塔。
この尾根にも鉄塔がある。
2015年01月10日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 10:43
笹谷、と言えば鉄塔。
この尾根にも鉄塔がある。
正面にはピークが見える。
このピークへの登りが、この尾根一番の急登。
2015年01月10日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 10:46
正面にはピークが見える。
このピークへの登りが、この尾根一番の急登。
雪庇が出来ている。
2015年01月10日 10:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 10:52
雪庇が出来ている。
急登を登りきると地形はなだらかになり楽になった。
2015年01月10日 11:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 11:24
急登を登りきると地形はなだらかになり楽になった。
雰囲気の良い森の道。
2015年01月10日 11:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 11:30
雰囲気の良い森の道。
一応、これも樹氷かな。
雪洞のようになっており、風を凌げる良い休憩所だった。
2015年01月10日 11:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 11:54
一応、これも樹氷かな。
雪洞のようになっており、風を凌げる良い休憩所だった。
カケスガ峰の手前。
振り返って歩いてきた道を撮影
2015年01月10日 12:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 12:23
カケスガ峰の手前。
振り返って歩いてきた道を撮影
カケスガ峰の樹氷。
この辺の樹氷は、高さは低いが幅広の壁のように発達する。
2015年01月10日 12:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 12:37
カケスガ峰の樹氷。
この辺の樹氷は、高さは低いが幅広の壁のように発達する。
カケスガ峰の廃屋
中は雪まみれ。
2015年01月10日 12:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 12:39
カケスガ峰の廃屋
中は雪まみれ。
一人佇む樹氷。
良い感じに成長してる。
2015年01月10日 12:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 12:46
一人佇む樹氷。
良い感じに成長してる。
カケスガ峰を後にし、八丁平へ下山する。
2015年01月10日 12:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 12:48
カケスガ峰を後にし、八丁平へ下山する。
ここの森も真っ白。
2015年01月10日 13:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 13:04
ここの森も真っ白。
八丁平に到着。
2015年01月10日 13:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 13:13
八丁平に到着。
八丁平の鉄塔。
電波塔かな?
2015年01月10日 13:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 13:18
八丁平の鉄塔。
電波塔かな?
山工高小屋。
雪で埋もれているが、入口は除雪されていた。
2015年01月10日 13:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 13:24
山工高小屋。
雪で埋もれているが、入口は除雪されていた。
小屋は無人。
2015年01月10日 13:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/10 13:26
小屋は無人。
午前中に訪問者が居られたようだ。
火が残っており小屋内は温かかった。
2015年01月10日 13:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 13:36
午前中に訪問者が居られたようだ。
火が残っており小屋内は温かかった。
茂吉の歌碑と笹谷峠
2015年01月10日 14:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/10 14:55
茂吉の歌碑と笹谷峠
笹谷峠を後にし、関沢ICへ帰る。
2015年01月10日 14:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/10 14:55
笹谷峠を後にし、関沢ICへ帰る。
関沢ICの冬期閉鎖ゲートへ帰ってきた。
2015年01月10日 15:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/10 15:25
関沢ICの冬期閉鎖ゲートへ帰ってきた。

感想

天気の優れない週末。
カケスガ峰から眺める景色は真っ白けで、風は強かった。
雁戸山の好展望地であるカケスガ峰であるが、今日は雁戸山は全く見えず。
風が弱まり視界が良くなれば雁戸山まで行ってみるか、
と思っていたが、この天候では・・・
雁戸山は止めて、今日の行程はカケスガ峰までとした。

下山途中、時間があったので山工高小屋で休憩していく事にした。
午前中に小屋を訪問した方が居られたようで、小屋の薪ストーブには
まだ火が残っており、小屋内はとても温かい。
しばらく小屋で休憩していると、一人の登山者が訪れた。
記録をUPなさるかは確認しなかったので、お名前は伏せておくが、
以前お会いした事があるヤマレコユーザーさんだった。
本日は小屋泊まりとの事で、しばらくお話させて頂いた。
今日、明日は悪天候になりそうだが、
なるほど、そんな日は山工高小屋に泊まってみるのも悪くない。
ここからであれば全天候で下山可能だし、ストーブも備えてある山工高小屋は
いくら冷え込んでも安心して過ごす事が出来るだろう。
今日の天気は悪く、景色はさっぱりだったが、温かい小屋での団欒は楽しかった。
快適な山工高小屋は離れがたく、下山する気がなかなか起きない。
私も小屋に泊まりたくなったが・・・
今日は日帰りなのでお泊まりセットは持参しておらず。
最初から山工高小屋泊まりにしておけば良かったなぁ、
と、少し後悔しつつ小屋を後にした。

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訪問者数:742人

コメント

小屋ではお世話になりました
るすけさん、こんばんわ。
小屋ではお世話になりました、駐車場で車を見かけたのでもしかしたら会えるかな?と思っていたところ小屋でお会いすることが出来て良かったです。
南アルプスの裏話面白かったです

小屋泊暖かくて良かったですよ〜次回は小屋泊でも!

レコ見ましたがカケスガ峰へ直登ルートはきつそうですね、やはり潅木を掻き分けていくのでしょうか?
八丁平〜カケスガ峰への樹林帯はルート見失いそうで中々行く気力が起きないのが現状です
2015/1/11 18:34
manimaniさん、こんばんは
昨日はどうもお世話になりました。
もしかしたら、秘密訓練かも・・・?
なんて余計な心配してしまったので、レコ内ではお名前を伏せさせて頂きました^^;
小屋でのお話は楽しく、私もこの日は山工高小屋泊まりにしたくなりました
小生、この時期はよく笹谷峠に行きますので、お会いする機会は多々あるかと思います。
またお会いしたら宜しくお願いします。

カケスガ峰へ直登ルートは面白いルートだとは思いますが、オススメはしないです^^;
前半の急登帯が曲者でして、御想像の通り、灌木を掻き分ける箇所も多いです。
ハードな登りが続く尾根ですので、笹谷峠を経由してカケスガ峰を目指した方がずっと楽だと思います。
とは言え、八丁平〜カケスガ峰への樹林帯も曲者ですねぇ。。。
眺望の利かない樹林帯が延々と続きますので、初見だと薄気味悪さや不安を感じるかと思います。
目印のリボンやトレースが無いと、ちょっと厳しいルートかもしれません。
2015/1/11 20:21
プロフィール画像
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