リベンジの谷川岳 〜 またまた激ラッセル (T T)
体力度について
- GPS
- 06:01
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 951m
- 下り
- 982m
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| 天候 | 雪、午前中は風弱く、午後は風が強まる |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
水上ICから谷川岳ベースプラザPへ駐車（駐車料金￥1,000/日）。 ICから半分は融雪設備（水による融雪）で、路面に雪はほとんどありません。後の残り半分は圧雪です。 朝早くは除雪車が除雪作業を行っていますが、除雪直後は路面がミラーのようになっていて、タイヤのグリップが効きません。除雪車が見えたら止まらない、もしくは傾斜のないところで待機する、といった対応が必要かと。実際に1台の車がスタックしていました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは、ベースプラザ6階のロープウエイの発券所近くにあります。 前日が大雪のため、ロープウエイの運転開始が8:30まで延期されました。登山道は下から山頂までノートレースでした。 【ロープウエイ山頂駅 〜 ゲレンデ上部】 ロープで区切られた外側（右側）を登ります。上部は夏道は全く使えません。真っ直ぐ上へ直登したくなりますが、雪がとても深くなっているので、左へ巻いて一旦ゲレンデの最上部の尾根に出てから右へルートをとります。 【ゲレンデ上部 〜 熊穴沢】 尾根づたいに行きます。最初はゆったりとした尾根ですが、途中からやせ尾根になります。左側は雪庇がありますから、あまり近寄らないで行きます。 熊穴沢の手前に夏は鎖場になっている箇所があります。右側は落ちていますが、気をつけながら右から巻いてルートを作ると、下山が楽です。前回は真っ直ぐ下りてしまい、下山時にここを登るのにとても苦労しましたので（苦笑）。 【熊穴沢 〜 天狗の留まり場】 熊穴沢からも尾根づたいに行きます。どこかの山岳会さんが立てた赤い旗が目印になります。最初のピークを左から巻きましたが、以外と雪が深かったので直登でも良いかも知れません。 【天狗の留まり場 〜 トマノ耳】 森林限界を超えてからは目印がなくなります。稜線もなだらかなので天候不良時には注意です。コンパスとGPSで方向を確かめながら進みました。 この辺りから風が強いためか積雪量は少なくなり、膝までのラッセルはあまりなくなりました。風雪が強まって来たので赤い旗も見えなくなり、肩の広場のケルン道標が見えた時はホッとしました。 【トマノ耳 〜 オキノ耳】 東側は雪庇が大きくせり出しています。寄らないように西側を行きます。大きな岩がありますが、西側から巻いて行きます。 |
| その他周辺情報 | 前回同様、鈴森の湯で汗を流して帰ろうと思ったのですが、駐車場が満車＋路駐も多数という状況で諦めました。スキーシーズンの週末、水上で日帰り温泉は難しいのかもですね・・・。 |
写真
この頃は風もなく青空も覗いていたので、それでも気分は上々でした。
熊穴沢の手前を行きます。ラッセルは膝から腿あたりで、前回のような胸までのラッセルは無いです。でも、決して楽じゃないですけど (u_u)
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熊穴沢を超えると、あとは真っ白な世界。ホワイトアウトしないことだけ祈っていました。積雪は前回より浅いし、空洞で落とされることは無いけど、やはり雪は重いです （ーー；）
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肩の小屋からの斜面、1時間前に7人でラッセルしたのに、もうトレースが消えています（早っ！）。下りでラッセルするとは思っていなかった (>_<)
8
天神平スキー場に戻ってきました。ここまで来ると天候も穏やかですね。おなか空いた〜〜、だってまともに休憩すら取っていないんだもん。
5
感想
ゲスト
今年の目標どおり、この週末は近場の低山でマッタリか、ユルユルのスノーハイクで山に同化する予定でした。でも、神のお告げか魔が差したのか、前日の夜にヤマテンの谷川岳の予報を見てしまったのです、11日の午前中は晴れ間が出ると。。。
昨年末の敗退以来リベンジを夢見て来た谷川岳・・・「よし、行こう！」
と決めて自宅を3時半に出て水上ICへ向かいます。「でも、昨日までは連日風雪模様だったみたいだから、前回同様トレース無しの激ラッセルかも・・・」「いやいや、3連休だから昨日も誰か入っているだろうし、今日だって沢山の登山者が来るはず」などと葛藤しながらベースプラザに6時半過ぎに到着。7時のロープウエイ運転開始に乗るべく準備をして、いざ・・・・・・え、大雪で運転時間が・・・・・・8時半からですか。。。出ばなを挫かれたのも前回同様です (T T)（いや〜な予感）
8時半過ぎのロープウエイに乗って山頂駅へ。ソロの方お二人と一緒でした。山頂駅が近づき見えてくるゲレンデ。おおっ、トレースがあるじゃん。昨日のだとしても無いよりはずっとましだしね。明るい気分でワカンを付け、お二人と一緒に登りはじめます。
あれれ・・・トレースは確かにトレースだけど、ボードのトレース（滑走跡）でした (~ ~;)。「は〜い、登山者の方はコースの外側を登って下さいね〜」と係員に促され、ラッセル開始です。前回のような胸までのラッセルじゃないけど、膝から腿まではあって、しかも雪が重いのでキツい。。。今日も敗退かな・・・と正直観念しましたね。
でも、天候は明るくなって来て新潟側の空の一部に青空も見えてきました。ゲレンデ頂上付近でもう一人の方が追いついて来て、4人になりました。熊穴沢避難小屋はすっかり雪の下です。その辺りでもう二人追いついて来られ、BCスキーヤーの方も追いついて来て、7人体制で雪を漕いで行きます。熊穴沢から天狗の留まり場までが一番雪も深くて辛かったですね、場所によっては腰までのラッセルで、これが3人のままだったら途中で敗退してました。BCスキーヤーが抜け、もう一人のソロの方が合流し、7人でトマノ耳を目指します。
天狗の留まり場の手前あたりから天候が悪くなり、風雪で視界も限られてきました。今まで見えていた赤い旗も確認できなくなり、コンパスとGPSが頼りです。ただ、肩の広場が近づくと雪面がクラストしていたり、積雪量自体が少ないので歩きやすくなりました。いよいよ視界が悪くなったとき、目の前に肩の広場の道標が現れ、心からホッとしました。もうトマノ耳はすぐそこです。
「何とか7人でトマノ耳まで辿り着こう！」と頑張って来たので、着いた時の嬉しさはひとしおでした。
でも、私はオキノ耳まで行きたい。ロープウエイの時間を考えるとあまり余裕が無い（このとき16時が最終だと皆で勘違いしていました）ので、トマノ耳で折り返す方も。私の後に3名の方々が続いてきました。視界は何とか確保できているので、慎重にでも頑張って早く・・・。最後の小さな岩を登りオキノ耳に到着。やった〜、ミッション・コンプリート！！
登頂の余韻に浸るには寒くて天候も悪いので、さっさと下ります。
後はトレースの後を下るだけ〜〜っと・・・・・あれれ、1時間前のトレースが無い。。。肩の広場から熊穴沢の手前までの吹きさらし区間は、下りもラッセルでした (T T)。ここをずっと先頭で漕いだので、ロープウエイ山頂駅に着いた頃にはもうヘロヘロ。思えば休憩らしい休憩も取っていないし、行動食しか口にしていなかった。完全にシャリばてで、ロープウエイを下る元気も無いので、ビューテラスへゴー！味噌バターラーメンを食べました (^ ^)/。
今回の谷川岳もラッセル地獄。でも、6人の仲間がいて良かった！キツかったし、苦しかったけど、皆で励まし合って「絶対にトマノ耳まで行くぞ！」と言いながら歯を食いしばった結果、皆で山頂に立てて良かった！周りの景色というご褒美は無かったけどね。もう谷川岳のラッセルはお腹いっぱいなので、次はトレースのある時にのんびりと景色を見に来たいです。写真ももっと撮りたいし。
一緒にラッセル漕いだ皆さん、本当にお疲れさまでした。そうして、ありがとうございました！またどこかの山でお会いしましょうね〜。
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vino_rossoさん、おはようございます♪
名前書くの大変だから、今度からonikorosiさんでいいですか？(笑)
私がビール＆温泉三昧の間に谷川岳行かれてたんですね
遅い訪問で失礼いたしました！
オキまで行けてよかったですね〜
こちらの山ってあまり行ったことがなく、谷川も初冬の頃に一度登っただけなんですが、その時の展望が最高すぎて、しかも素敵な一日で思い出が濃すぎて、なんかもう中途半端な気持ちじゃ登れないですよね〜
夏に歩こうとしていた主脈もやめたし、今シーズンの冬の谷川も、行かずじまいになると思いますわ〜
山で出会った人達とのラッセル、すごくいい思い出になりますよね！
大変だけどすごく充実した気持ちになります。
いつか山で再会できるかな〜って考えるのも楽しいですね
新年２発目もガッツリお疲れ様でした！
superdryさん、まいどです♪
本当はゆるふわのマッタリハイクの予定だったんですけど、何かに導かれて谷川岳行っちゃいました
でも、当分深雪のラッセルはご馳走さまって感じです
晴れてトレースのある時に景色を堪能しに行きたいです。天神尾根を登っているときに見える、マナイタグラから万太郎あたりの稜線が凄く綺麗なので
次こそダラっとゆるゆるハイクしようと思っています
そうそう、名前はお任せします
私からもsuperdryさんで良いでしょうか？
ではまた〜
ラッセル仲間（といっても後半はついてくだけ）のオレンジジャケットです。
本当にお疲れさまでした。
負け惜しみですが、最終ロープウェイが17時と分かっていたら私もオキにいきましたよ〜（その前に山頂泊装備一式持って登ったんだから泊まれよって言われそう）。
良い山行でした。またいつかどこかでお会いしましょう！
いやぁ、ホントにお疲れさまでした
私が20kg担いでいたら、あんな頑張れないですよ。尊敬します
bmwさんとかがいらっしゃって、辛いラッセルも楽しく頑張れました
視界が無い中、道標が見えた時の嬉しさって無かったですよね
是非またどこかでご一緒できればと思います。
これからもお気をつけてくださいね〜
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