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記録ID: 58948
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳・・・烈風で朝日岳まで

2010年03月19日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.6km
登り
977m
下り
971m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年03月の天気図
アクセス
<8:40>

第三駐車場からゲレンデへ。
<8:40>

第三駐車場からゲレンデへ。
リフトを2本乗り継ぐ。
真っ白な乗鞍岳が見える!
リフトを2本乗り継ぐ。
真っ白な乗鞍岳が見える!
<9:05>

ゲレンデトップ。
ここからツアーコースへ。
<9:05>

ゲレンデトップ。
ここからツアーコースへ。
硬い雪面に新雪で歩きやすい。
つぼ足で進む。
硬い雪面に新雪で歩きやすい。
つぼ足で進む。
<10:30>

ツアーコース終点。
右が位ヶ原山荘。
真っ直ぐが肩の小屋。
<10:30>

ツアーコース終点。
右が位ヶ原山荘。
真っ直ぐが肩の小屋。
ツアーコースを振り返る。
八ヶ岳方向は雲の中。
ツアーコースを振り返る。
八ヶ岳方向は雲の中。
位ヶ原への急斜面。
位ヶ原への急斜面。
雷鳥発見!
真っ白なこの時期の雷鳥を初めて見た!
1
雷鳥発見!
真っ白なこの時期の雷鳥を初めて見た!
剣が峰が近くなってきた。
剣が峰が近くなってきた。
快適な雪原。
穂高方向も雲の中。
穂高方向も雲の中。
剣が峰は雪煙が・・・。
剣が峰は雪煙が・・・。
ズームにすると・・・吹き荒れている。
ズームにすると・・・吹き荒れている。
<11:10>

まもなく森林限界。
<11:10>

まもなく森林限界。
広々とした大雪原が気持ちいい!
広々とした大雪原が気持ちいい!
肩の小屋を目指して大雪原を進む。
肩の小屋を目指して大雪原を進む。
快適快適。
エコーラインのガードレールが見える。
エコーラインのガードレールが見える。
肩の小屋は目の前なのに、烈風で前進できない。
肩の小屋は目の前なのに、烈風で前進できない。
<12:45>

小屋直前でかなり苦労し、時間がかかったが到着。
<12:45>

小屋直前でかなり苦労し、時間がかかったが到着。
烈風が凄まじい・・・。
烈風が凄まじい・・・。
風の緩い小屋の陰を発見。
それでも吹き込む風はかなり冷たい。
風の緩い小屋の陰を発見。
それでも吹き込む風はかなり冷たい。
剣が峰への稜線は、さらに猛烈な烈風なはず。
今日はここまでにしよう。
剣が峰への稜線は、さらに猛烈な烈風なはず。
今日はここまでにしよう。
<13:15>

おっ!一人登っている。
なんか行きたくなってきた!
<13:15>

おっ!一人登っている。
なんか行きたくなってきた!
とりあえず、朝日岳まで行ってみようかな。
無理なら諦めて降りよう。
とりあえず、朝日岳まで行ってみようかな。
無理なら諦めて降りよう。
高度が高くなると、今日初めて穂高連峰が見えた!
素晴らしい絶景!
高度が高くなると、今日初めて穂高連峰が見えた!
素晴らしい絶景!
奥穂高岳はまだガスの中。
奥穂高岳はまだガスの中。
八ヶ岳も雲が取れた。
八ヶ岳も雲が取れた。
見事に輝いて、テカテカにクラスト。
見事に輝いて、テカテカにクラスト。
<14:00>

朝日岳に到着!
<14:00>

朝日岳に到着!
さっきの先行者に1枚撮ってもらった。
さっきの先行者に1枚撮ってもらった。
剣が峰が迫力満点!
剣が峰が迫力満点!
屏風岳の向こうには御嶽山が見える!
屏風岳の向こうには御嶽山が見える!
真っ白な御嶽山をズーム。
真っ白な御嶽山をズーム。
登って良かったー!
登って良かったー!
山頂剣が峰は・・・
山頂剣が峰は・・・
山頂ズーム。
振り返ると北アルプスの大パノラマ!
振り返ると北アルプスの大パノラマ!
槍〜穂高
槍ズーム
奥穂高岳〜前穂高岳
奥穂高岳〜前穂高岳
奥穂ズーム
西には遠くに白山が!
西には遠くに白山が!
白山ズーム
さらにズーム!
素晴らしい絶景!
ただ烈風でゆっくり見れないのが残念。
素晴らしい絶景!
ただ烈風でゆっくり見れないのが残念。
コロナ観測所と北アルプス
コロナ観測所と北アルプス
この絶景、名残惜しいが時間も無いのでそろそろ下山。
この絶景、名残惜しいが時間も無いのでそろそろ下山。
<14:20>

位ヶ原目指して最短ルートで下る。
<14:20>

位ヶ原目指して最短ルートで下る。
あっという間に風の緩やかな雪原に到着。
あっという間に風の緩やかな雪原に到着。
振り返ると、剣が峰がピカピカに輝いている。
振り返ると、剣が峰がピカピカに輝いている。
森林限界を後にする。
森林限界を後にする。
<15:15>

ここからはツアーコース。
やっと軽く昼飯。
<15:15>

ここからはツアーコース。
やっと軽く昼飯。
<16:00>

ゲレンデトップに戻ってきた。
<16:00>

ゲレンデトップに戻ってきた。
リフト2本分のゲレンデ歩きは長く辛い。。。
リフト2本分のゲレンデ歩きは長く辛い。。。
<16:50>

駐車場に到着。
今度は位ヶ原山荘に泊まって、ゆっくりのんびりと乗鞍岳周遊を満喫したい。
<16:50>

駐車場に到着。
今度は位ヶ原山荘に泊まって、ゆっくりのんびりと乗鞍岳周遊を満喫したい。

感想

早朝4時過ぎに大阪から到着。
乗鞍高原スキー場の第三駐車場で仮眠。

7時過ぎに起きたら雪がちらついている。
でも東からは朝日が差し込んでいたからひと安心。

朝食と準備に時間がかかり8時40分出発。
ゲレンデを10分ほど歩いて、リフトを2本乗る。
ちなみにリフト1回400円。
この頃には雪もやみ青空と真っ白な乗鞍岳が見えだす。

そしてゲレンデ最上部からツアーコースが始まる。
雪の状態は、硬い雪面に10cm前後の新雪。
トレースはないが歩きやすい。
スノーシューは履かずにしばらくつぼ足で様子をみることに。

途中でスノーシューのボーダーとシール歩行のスキーヤーに抜かれた。
ここからはありがたくトレースを踏ませていただくことに。

雪の状態は変わらず、位ヶ原山荘の分岐まで来た。
なかなか快調。さらにつぼ足で進むことに。

急斜面を登ると、目の前に主峰剣が峰が大きく見える。
天気は快晴で青空と真っ白な乗鞍岳が素晴らしい。
テンションが上がる!

途中で雷鳥発見!
チョコチョコと歩いて可愛らしい。
初めて冬の時期の真っ白な雷鳥を見て感動!


森林限界になると目の前は大雪原。
剣が峰から魔利支天岳までドーンと見えて大迫力!
真っ白な世界が目の前に広がる。
でも稜線は雪煙が凄まじい!吹き荒れている・・・。

大雪原を快適に、肩の小屋を目指して歩くが・・・
小屋が近くになると鞍部を抜ける風が強くなってくる。
まともに前は見れない状態に・・・。

アイゼンを付けるタイミングを失い、小屋直前のクラストした緩やかな雪面でアタフタ・・・。
少しでも新雪がある所を探して歩く。

小屋付近は凄まじい烈風!
歩いては止まるの繰り返しでなんとか到着。

風を避けて小屋の陰で休憩するが、吹き込む風が冷たい。
グローブを外したとたんに、一気に手が痺れて痛くなってきた!
慌ててインナーグローブに。
さらにオーバーグローブを付けたら・・・痛い!痛い!
ザックの上に付けていたから、完全に凍り付いていた・・・。

この冷たい烈風の中、剣が峰までの稜線を歩く気がなくなった。。。
昼飯も食べれないので、ここで下山しようとアイゼンを付ける。

ふと、剣が峰の手前の朝日岳を見ると、一人登っている。
位ヶ原からここまで他に誰もいなかったからなんかホッとした。
俺も朝日岳まで行こうかな・・・。
登れば北アルプスも見えるはず。

とりあえずちょっとだけ行ってみようと出発。
でも斜面はテカテカに輝いてクラスト。
アイゼンの爪を全て突き刺してゆっくり登る。
・・・が、両手にはストック、ピッケルはザック・・・
まっいいか、慎重に直登しよう。

高度を上げると、北アルプスの穂高連峰が今日初めて見えた!
真っ白な岩峰が美しい!

急斜面を息を整え休憩しながらやっと朝日岳に到着。
目の前に存在感抜群の剣が峰が現れた!

権現池を取り囲む大日岳と屏風岳も真っ白。
その向こうには真っ白な御嶽山。
振り返れば北アルプスの山々が大パノラマ!
まさに登って良かったと思える瞬間!

でも烈風は一段と凄まじい!
カメラを構える手が揺れる揺れる・・・。
時間は2時過ぎ、あまりゆっくりはしていられない。。。
山頂は届かなかったけど、この絶景を見れたので大満足!

下山は肩の小屋をパスし、位ヶ原へ最短ルートで。
あっという間に位ヶ原の大雪原に着いた。
振り返ると太陽に照らされて、斜面が眩しいぐらいに輝いている。

位ヶ原の大雪原はテープも目印も何もない。
しかも登りのトレースは烈風で消えている。
大体の方向感覚で登ったルートを進んだつもりが・・・
一つ先の尾根を下りかけて、間違いに気が付いた。
ここはガスった時はかなり危険。

さすがに腹が減ったので山荘分岐でパンを食べる。
この先はツアーコースなのでもう迷うことは無いので安心。

そして下りはリフトに乗せてもらえない・・・。
トボトボとゲレンデを下る。
リフト2本分のゲレンデ歩きは長い。
ヒップソリをもってくるべきだった。。。

なんとか5時前に駐車場に着いた。
のんびり乗鞍岳を周遊して、満喫するなら山荘泊まりがいい。
山頂はまた次回の楽しみにしてまた来たい。
もう少し風がない気温が高い日を選んで・・・。

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