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Yamareco

記録ID: 5915016
全員に公開
沢登り
祖母・傾

「疾風のハヤテ」と初めての鹿納谷

2023年09月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
その他5人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
09:31
距離
10.8km
登り
996m
下り
1,020m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:32
休憩
0:00
合計
9:32
7:21
572
スタート地点
16:53
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅青雲橋5:30
前の日飲み会だったのでジュースを五杯くらい飲んでやった。しかも食べ放題が会社のお金、しかし若いころと違い量が食べられなくなっている、、、

感想

ヤマップから文章転載です。写真ご覧になりたい方、すみませんヤマップへ。
https://yamap.com/activities/26642828

最初のログ少し取れて無かった、ゴールが正しい位置です。

 飲み会でジュースをいっぱい飲んだので、飲み会後の移動での車中泊はトイレに行きたくなるだろうと止めといた。
しかし自宅で寝てもトイレには行かなかったなぁ。

 自宅から青雲橋まで90分で到着したが早すぎた、ひと眠りする。
オームさんと合流して青雲橋から左に入って近道したら良かった。比叡山の奥に行くならお勧め、クライミングならの曲がらずに真っすぐ進め、だ。

 いろり庵に到着するとMTさん、大分の高ちゃんまるちゃんに挨拶して二台でクルマのデポ地へ。

 到着して用意している一匹のワンちゃんが挨拶に来てくれた。。。
しかしなつっこい、パンを少しあげた、股間のニオイを嗅いでいる、、、なんか危ない体勢を取るなぁと思ったら発情してた。。。ごめん俺は男だ。

 さて時間は07:00位、ここから小一時間歩くとのこと。後から調べたら2.5km50分。

 歩いている途中ワンちゃんが俺らの間を真ん中からぶち抜いていく、、、なんで真ん中を、しかも音もたてずに。
彼の名を名をつけた
『疾風のハヤテ』・・・疾風とハヤテは同義語ですが。
※白土三平氏のマンガ「カムイ外伝」の忍犬は「あか」でしたが、今回はみんなにわかりやすく「ハヤテ」と。
カムイ外伝 第一部(漫画)- マンガペディア
https://mangapedia.com/カムイ外伝第一部-yomfrk923
俺が生まれる前の発表だ、1967年。

装備装着して靴を対岸の木にデポして

結果はこちら
入渓08:14
脱渓14:46
入渓水温:18度
脱渓水温:19度
遡行距離:4.5km
入渓時間:6.5h

いつも思うが九州の競技人口は少なく、そりゃスケールは本州とは違うかも知れない、雪もほとんどない。
がしかし、こんなに自由にできる沢登り、クライミング、、、たいぎゃよかよかよね(とても良いよね)

08:35
 あ、入渓してほどなく登ったらクルマの所に来てくれたワンちゃんが、、、おいおい沢ラー、いやサワードッグか、、、

08:40「最初のトラバース」
 最初の核心、以前オームさんと若竹屋が挑戦したときにメガネレンチを落として、最後の方が肉離れで撤退したところ、、、
オームさんがリードでFixしに行くと、、、
おっハヤテが二回目の登場!
また来てくれている、、、どこからだ、、、匂いか沢登らーを学習したのか、風下はどっちだ???
オームさんが渡るところで離脱していった。
後続はアッセンダー登り、俺はラストでロープ末端にてトラバースした。

09:01「ラダートライの滝」
 小さな滝の左岸のエイド用のハシゴの支点から、上に行くのかと思ったら引き返しだった。

09:23「飛び石の滝」
 ハヤテが左岸から3回目の登場、仕方ない軌跡を追うか。

10:03「長い緩やかな斜瀑」
 右岸スラブを歩いて進む、コケを避けると簡単だがロープを出した。
オームさんが上の方で確保、後続はアッセンダー登り。最後は俺で末端結んで上がっていった。
最初の出だしに近いところに、支点の跡があった。降雨が多いとナットが緩んでハンガーは流失するんだろう、ネジも曲がってらせんネジ部は磨かれていた。

10:37 勝手に命名「見守るハヤテの滝」
 今日最大の核心にやってきた、と思ってたら『ハヤテ、キターーーーーー』
俺がDOMOするなら何個付けようかと思ってアレクサに聞いてみた、、、
「アレクサ、ハヤテを数字にすると?」
「ハヤテは忍者であり、デッドオアアライブシリーズの霧幻天神一族の18番目のマスターです。」
https://www.gamecity.ne.jp/doa6/chara_hayate.html
読んだ人よろしく。

 オームさんがリードで俺がビレイする。
30mと50mのダブルロープ、30mでは手前の対岸からでは届かなかった。
ま、核心の取り付きからでは30mで足りた。
ロープFixされたようだ、あつこねーとMTさんが続き、その後高ちゃんとまるちゃんが続く。
俺はしんがりだ。

 登るのは難しくない、頭上にルーフが張り出している右岸を8メートル程をトラバースで進む。
左には支点が連打されているのでクイックドローが15個と言ってたか?、、、
この滝は「連打、連打」と名付けた。元ネタは当然山本リンダさんの歌だ。
あと少しのところで気を抜いてしまい、ツルっと滑ってテンション入れた。
気を取り直してあと3つと、足元にはハンガーがある、、、今気が付いたが足元に?、、、ここだけはトラバースラインはもう少し下だったのだろうか?
「手に足」を3回ほどトライして、やっとこさハンガーに右足を掛けることが出来た。
と思って次の一歩を踏み出したら1メートルくらい落ちた。。。その時「右肘」を擦って上着のネオプレーンを破ってしまった(笑)
最後は右にある岩に一歩を踏み出すのだが、なかなか足が出ない。体力もメンタルも消耗してきた、覚悟を決めて何とか着地した。
 あとから聞くと2nd以降は掴めるところは掴んでいた様だ、何かっこつけてるんだろうね、ハンガーも踏んでたのに掴むのは控えて核心で落ちるとは、トホホ(笑)
※トホホなんて久しぶりにつぶやいた(大きな声で)

11:44〜12:06
 昼食ポイントに到着して、飛び込み撮影して遊んだ後にご飯に。
まるちゃんが朝から作ってくれた炊き込みご飯のおにぎりを頂いた「力が出た」
でも昨晩3割引きのヒライの弁当「爆弾おにぎり」どうしよーーー、続く。

12:10「ヘツリ練習の滝」
 次は左岸に「ヘツリ練習の滝」
俺は腹が使えてすぐに落ちた。
オームさん、途中で足を下げたときに落ちた、でも奥まで様子見に行ったが最後まで行って戻ってきた。ここの淵の白い泡はかなり浮力が無くなりそうだが、、、実験したかった。

12:49「ツルっとムリポスラブ小岩」
 3人トライしたが無理だった。。。

12:56「晴れたらインスタ映えの滝」
 まるちゃんがみんなの写真を撮ってくれた、、、この時の写真は?

13:21「どいてよチョックストーン」
 高ちゃんがFixロープ、その後MTさん、あつこねー、オーム、まるとアッセンダーで遡行して続き、最後はやっぱり俺だ。。。
実は今回最後の担当はロープ末端係りなので、一人残されて見えなくなった後に一人で行くことが多かった。
おしゃべりくそ野郎と言った芸人が居たが今日の俺はそうだったのだろう(うそ、そんなこと思ってないですよ)
この「どいてよチョックストーン」の淵の水中写真があるが、6メートルくらい(写真より推定)あった、、、こんな淵は見たことなかった、というより水深測るやついないし。

13:55「左岸でカムの練習小滝」
 なんと俺のブラックダイヤモンド社のキャメロット#1の出番だった。(笑)
オームさんがあつこねーさんに「さばいて整理しているロープの上下が逆だ。」とのこと、、、
俺は合ってると言ったが、正確にはオームさんが正しかった、その本意は、
「ビレイヤーの下に続くロープは上になって取り出しやすくする」
 「リードの方向とロープの末端方向があっている」だけの俺の返答は50点だった。
あつこねーさん、理解できましたでしょうか?
さばいて重ねていたロープは、さばけばさばくほどMTさんに近くなるのが本来のさばきです。
「リードが進むたび重ねた下から出てはいけない。」
俺も理解はしていたのですが、既に用意が住んでいるクライマーがいるので時間短縮の意図もあり、途中で結び目が無ければ末端からする必要も低く、50点のそれで良かろう、と合っていると伝えてしまいました。
動画をご覧ください。
 誰かがチャレンジしている時、可能な限り下でスポットするのが俺の流儀、今回は動画を撮影してたので高ちゃんにスポットの指示をする、ありがとう。
この流儀は滝の時も同じだ、万が一水中に落ちてもすぐに回収できるように水中で待機しています。そのため最近はネオプレーンを切るようになった、、、ただし上着だが、ほんとは下だろうけどズボンのネオプレーンは動きにくそう、破れそうなので敬遠している。
 まるちゃんが1つ目のカムをセットすると高ちゃんはスッと下がる、分かってる証拠。
 まるちゃんがカムを2個使って抜けて行った。

14:30「最後の巻きと懸垂下降」
 右岸を林を抜けて最後は懸垂下降で降りる。
 最近滝のフェイバリットデバイスはSMC社「SPIRE」だ、細径ロープのガイドモードでテンションが掛かっても、溝が細いのでロープは食い込まない。。。
またこいつは市販ビレイデバイスで唯一の機能がある。それはガイドモードでテンションが掛かったときのテンション緩めるためのリリース方向が通常のデバイスとは90度異なる使い方をする(動画あるんだけど、ちょっと後ろに人が映り込んでるのでアップできない)、をまるちゃんに説明してポイントを稼ごうとしている(笑)

14:46「ズルズル斜面」
 MTさんのいつもの脱渓でいいですかとのこと、「勿論です」
左岸の開けた斜面を登って行こうとした瞬間最後の水を撮影して思い出す、もう1度最後に水温測定だ、、、途中でやった19度と変わりなかった。
 さ登ろう最後だ、、、途中途中かなりスリッピー、土がズルっとするタイプ。

14:50「林道に出た」
 「レイバックのクラック」
 「みんなバイクが通ってるばい」

装備を外して下山に備える。
15:16「史上初なんとこんな下山道」
 docomo通信可能の立て杭からの下山開始、のっけから木の根を掴んでそれで正解なのだが、、、
 水が通って削った谷筋に沿って行っていたが「迷ったら谷筋に降りるな」の言葉がふとよぎる。
今回は迷ってないんですが、言葉に出してみるとMTさん「ちょっと戻りましょう」とのこと、ここも降雨の影響で悪くなっているようです。
登り開始20mくらいかな?ほどなく下山方向の右側方向に踏み跡を発見しルート(?)に戻ることができた。
15:28 また古いトラテープが木に巻いてあるのを使い降ります。トラテープで降りたところに、とてつもなく長い一本のアルミはしごが2つ置いてあった、どうやらルート構築中のようですね。このアルミはしごはとても高いと思います。

15:44「過去の生活の跡」
所々に平坦な土地が出始めると以前の林業従事者の生活の跡だろう、、、20年前オームさんこの跡地に来たらしい。

16:10
 入渓地に戻ってきた、靴を回収して履き替える。
もうハヤテ君は来てないようだ、、、最後に見たのはあの核心か11時前だ。
そこから45分後のクルマデポ地歩いたがハヤテ君は居なかった、残しのパン1つを置いて帰る。
最後にいろり庵に寄って着替えとシャワーをさせて頂き帰路についた。

『皆さんありがとう、ハヤテ君もね』

※帰り道、頭痛がするようになり自宅についてもしてたので、次の日の八女津媛整備は中止させてもらった。おかげでこの長文を書く気になりました。

●今日の命名「疾風のハヤテ」
●今日の格言・・・オームさん絡みだったはず、、、あつこねーさん思い出したよ、動画に残ってました!これです。
「イヌとオウム」
「オームのカエル泳ぎ(平泳ぎ)」

●今日の一句
「彼岸前 沢に飛び込み 秋を知る」

●今日の1テク「懸垂下降時、ブレーキ用にビレイループにカラビナ1個追加」
●今日のウンチク
・シーボルトミミズ:生息地域での周期性がある。
・ムカシトンボ:翼を閉じて止まる。
ムカシトンボ - 大分県ホームページ
https://www.pref.oita.jp/site/archive/201139.html
説明の訂正:「翼を閉じる一部にムカシトンボ」は正しい説明でしたが、イトトンボのことと勘違いしていました。
・「ひがしむらやーまー、にわさきゃたまこ」志村けんの東村山音頭。
●今日の熊本弁「あとぜき」「**たい」などなど。
●今日の言葉「かどわかし」


●今日の一曲
Taylor Swift - Shake It Off
https://youtu.be/nfWlot6h_JM?si=1buUSQGHw0ehKMNb

[[YT:]]

【携帯電波】楽天モバイル格安SIMスマホ(Docomo回線)脱渓後直ぐの林道にはDocomo通話可能立て札あり。
【飲料】0.7L消費【食料】:ロールパン一袋食べず。炊き込みご飯おにぎり1つ(まるちゃん)、爆弾おにぎり食べず。
【ウェア】
サイズメモ:WorldPeace!:SSブログ
https://chu813.blog.ss-blog.jp/2009-09-30
■上半身:
ユニクロ「ドライTシャツ(赤)」
WORKMAN「ZERODRY+遮熱-5℃トレッキング長袖ハーフジップLブルー」最後まで着なかった。

■下半身:ワークマン「AERO STRETCH クライミングパンツ」(062ネイビー)

■下着パンツ:モンベル「ジオライン L.W. トランクス」

■レインウェア:ネオプレーン上着着たので持って行かず。

■手袋:ワークマン「N-360巧3タッチアドバンス(199円)」

■沢登りセット
モンベル
「サワークライマー リールアジャスト25.5cm(#1125114)」
「ライトネオプレン サワークライムソックス、M、0.5mm厚の極薄クリマプレン(#1125116)」
「ストリームレッグガード」
「サワークライム パック 40(2020年6月アウトレット品)」(#1223369)
「ライトドライバッグ 15L(2012年)、灰色」
「ドライバッグチューブ 20L(2020年6月)透明」

finetrack「パワーメッシュ Tシャツ/ボクサー」

MORGEN SKY「ウェットスーツ 長袖ジャケット 2mm フロントジッパー、Lサイズ」
アストロプロダクツ「防水バッグ 2L」

■靴下:林道でショート丈

■ブーツ:
・モンベル「クラッグホッパー Men's25.5cm」

■ロープ:持参したが使わず。
ロカ社「トレックセーフ30 オレンジrc06010.030(8mm×30m、1390グラム)」
エーデルワイス(11mm×6m、黒系、スーパーエブリィドライ)

所有ロープ - chusakaiさんの日記 - ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/diary/9108-detail-226331

■帽子:忘れた!

■ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」

【体重】0.5Kg減量
【装備】10Kg
【筋肉痛】
当日:足首と指、膝
翌日:同様
筋肉名称を覚えよう!|筋肉名称,筋肉,名前,筋肉図,イラスト
https://muscle-guide.info/

頭痛もした。

2023/10/26、以下GPS測位についての考察まとめを本文と最後の写真コメントに追記。 

今回の遡行では、ロープ出してるゴルジュ帯(GPS測位が難しい)で最後の待ちが時間的に多かったのでより軌跡が暴れて飛んだか、格安スマホ(三万円程度のAQUOS)のGPSチップ性能(チップメーカーは国産のラピスセミコンダクタ社、型式などは未調査)かのいずれか、と思われる。

こちら参考に。
こんなに違うGPS性能!Androidスマホの位置情報精度、ハイエンドと廉価モデルでは8倍の差 | スマホダイジェスト
https://sumahodigest.com/?p=16776

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