仙丈ヶ岳

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,176m
• 下り: 1,184m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:10

7:40 北沢峠
8:38 8:38 薮沢大滝ノ頭
9:20 9:25 小仙丈ヶ岳
10:08 10:48 仙丈ヶ岳
11:46 11:47 仙丈小屋
12:20 12:23 馬の背ヒュッテ
13:10 13:10 薮沢大滝
13:36 13:37 大平山荘
13:50 北沢峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

南アルプス林道バス（仙流荘〜北沢峠・往復2680円（手廻り品料金込み））

その他周辺情報

仙流荘・仙人の湯（伊那市長谷黒河内・600円）

写真

9/27 7:40

紅葉に期待して仙丈ヶ岳へ。今回は小仙丈尾根を登って藪沢を下ることとします。北沢峠を出発し、

9/27 8:19

北沢長衛小屋からの道が合流する二合目を過ぎると、頭上に色づく木々が現れ始めます。

9/27 8:22

三合目では、ナナカマドの紅葉が青空に映え、鮮烈な印象を与えます。

9/27 8:38

四合目を過ぎると、頭上を覆い尽くすダケカンバの黄葉に、

9/27 8:39

思わず目を見張ります。

9/27 8:36

五合目の大滝ノ頭の手前から、ダケカンバの黄葉とナナカマドの紅葉に縁取られた北岳を望みます。

9/27 8:52

岩がごつごつとした急坂を登っていくと、しだいに周囲の木々の背が低くなって、振り返ると甲斐駒ヶ岳の雄姿。

9/27 8:57

六合目を通過。ハイマツの尾根にダケカンバの黄葉がアクセントを添えています。

9/27 9:16

ナナカマドの紅葉が目を引きます。

9/27 9:20

北岳の背後には富士山。

9/27 9:22

右手には、ダケカンバで黄色く染まる馬の背の尾根を望みます。

小仙丈ヶ岳の頂上から小仙丈沢カールを伴った仙丈ヶ岳と、野呂川を隔てて向き合う北岳、間ノ岳を見渡します。

振り返ると、鋸岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山が並びます。

9/27 9:44

ハイマツの稜線を進みます。岩場を下ってから、

9/27 10:03

ジグザグを切りながら登り返します。藪沢カールを右手に見下ろしながら進むと、

9/27 10:29

仙丈ヶ岳の頂上に到着します。頂上からの眺めは申し分なく、

富士山と北岳、間ノ岳をはじめとする南アルプスの山並みを見渡し、

藪沢カール越しに望むのは、白い花崗岩の頂稜部が印象的な甲斐駒ヶ岳。ギザギザの稜線が続く鋸岳の背後には八ヶ岳連峰が見通せます。

伊那谷を隔てて中央アルプス、右手には、雲が煩いもののアルプスの山並みが続きます。

9/27 12:03

頂上を後にすると、藪沢カールへ下ります。仙丈小屋を通過すると、ハイマツの緑とナナカマドの赤が眩しいコントラストを描きます。

9/27 12:02

ダケカンバ越しに仙丈ヶ岳を振り返ります。

9/27 12:12

甲斐駒ヶ岳と対面しながら稜線を下り、

9/27 12:08

ダケカンバ帯に入ります。

9/27 12:25

馬の背分岐点を過ぎると、頭上を覆うように黄葉が広がります。

9/27 12:27

ダケカンバの黄葉に包まれるようにして建つ馬の背ヒュッテ。

9/27 12:22

ダケカンバの黄葉で山肌が染め上げられて何とも見事ですが、

9/27 12:29

ナナカマドの紅葉も負けず劣らずです。

9/27 12:36

甲斐駒ヶ岳を望みながら藪沢を下っていくと、

9/27 12:37

この先はお花の出番です。ハクサンフウロや、

9/27 12:44

ウサギギク、

9/27 12:46

ミゾガワソウ、

9/27 12:47

マルバダケブキ、

9/27 12:48

タカネグンナイフウロ、

9/27 12:48

ハンゴンソウなどが咲いています。

9/27 13:08

左岸から右岸に渡り、樹林帯の中に入ると、幹越しに映る色づく木々を眺めながら下ります。

9/27 13:55

大平山荘から登り返し、北沢峠に戻り着きます。

撮影機器：

PowerShot S45 CANON

iPhone 5s Apple

感想

anappleaday

好天に恵まれ、素晴らしい紅葉を楽しむことができました。
下山後、その余韻に浸りながら仙流荘で寛いでいると、耳に飛び込んできたのは、御嶽山が噴火し、山頂で多数の登山者が取り残されているというニュース。御嶽山にはつい4日前に登ったばかりで、そんな兆候はまったく感じられなかったので驚きましたが、その後、被害の全容が明らかになるにつれて、大きな衝撃を受けることとなりました。犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。